〒030-2208
青森県西津軽郡岩崎村大字大間越字筧6
管理棟 Tel 0173-78-2638
 

ちょっと見辛いかも知れませんが、図中の左下のターゲットマーク付近が、今回、御紹介する大間越オートキャンプ場です。右図は全体図。
8/9〜8/11、青森県と秋田県の県境にある岩崎村の大間越オートキャンプ場に行ってきました。青森市から約120キロ。ドライブ時間は約3時間にもなりますが、ココのキャンプ場を利用するようになって、早4年。通算で5回ほどの利用で、すっかり定番のオートキャンプ場になりました。

さて、当日の天気予報は「曇り」でしたが、現地に到着してテントを張る頃からにわか雨。
怪しい雲行きといいましょうか、暗雲立ちこめるといいましょうか、少し落ち着かないキャンプ初日がスタートしたのでしたぁ〜。
夜の焼き肉パーティーでは、皆が“ハイエナ”に変身し、牛一頭分?があっという間に胃袋に消え、午後11時頃、就寝。鈴虫の音と、時折、聞こえてくるプゥ〜ンという虫の羽音に神経を尖らせながら、次第に夢の世界へ……zzzzzz。(今回は冷夏の影響があるのでしょうか、虫刺されは全体で12ヶ所ほど。良く刺される次男でさえ、数ヶ所でした。逆に普段、虫に縁遠い長男が珍しく、被害甚大でして、テントをあちこち“テン(ト)テン(ト)”としてました。

二日目、朝。
いつもであれば、日の出と共にテントの中の温度は上昇し、とても無視して寝ていられないのに午前7時まで寝てしまった。つまり雨だったからなのです。風もなくシトシト降るため、安眠には最高。居室テントに向かうとラジオを聞いていた息子が「今日は大雨、洪水、雷注意報が出ている」と言う。
「う、う、う、なんてこった」
しかし、聞いているラジオはFM秋田だったため、希望を繋げるために公衆電話まで走り「青森県」の天気予報を確かめた(※このキャンプ場では青森のFMラジオが良く聞こえないのです)。すると青森では「曇り、所により濃霧」のみ。どっちを信じればいいか悩むが、取りあえず青森のラジオを信じることに。
昼、相変わらず降り続く雨の中、新しいお客さんが続々と到着し、ひとつ二つとテントも増えていきました。皆さん、御苦労さんです。降雨時の設営と撤収は辛いものです。

三日目。海にも入れず、思い出らしいものを作れず、撤収。恨めしく思ったのは、快晴の元、なんでテントを畳まなきゃならんのか!ってこと(怒!笑!)。残念だが「これがアウトドアなのだ」と言い聞かせて、あすぱむ合衆国へ帰国。このまま2001年の夏を終わりたくなかったので、帰国後、すぐに小泊村共和国の折腰内キャンプ場に電話して予約を取った。どうにか空きが見つかり「あぁ〜、良かった」と安堵。ヘタすりゃ、キャンセル待ちじゃないか?と他の手段を考えていたほど。

では、以下のフォト・ギャラリーによる大間越キャンプ場のリポートを御覧くださいませ。

←左のロッジ型テントは、97年、上2人の男の子がキャンプに連れていけるような年齢(上が小学5年、下が小学3年)になったので、一念発起して買った、初めてのテント。

こけら落としではドシャ降りに見舞われ、彼らは今でもあの時のことは忘れないと言う、ガハハ。

右のドーム型テントは、少し、テントに対する要求が高まったので、99年に購入されたモノ。

←昨年、一昨年と、このスクリーンテントには随分、お世話になった。このテントがなければ、全く味気なく、そして「キャンプなんか二度とイヤだ」と言う声が出ても不思議でないほど、雨&虫をよく凌いでくれている。

なお、隣の5番サイトには「FCAMP」のステッカーを貼った土浦ナンバーのキャンピングカーが泊まっていた。
 
←コレが管理棟です。
管理棟のおじいさん(70歳中盤?)は、とても人当たりの良い方で、それがココのキャンプ場の人気のひとつなのかなとも思っています。
岩崎村のゴミ分別はかなり細分化されており、おじいさんは缶とビンなどが混じって捨てられているゴミを奇麗に区分けしていました。
←衛生棟。
左側に見えるドアは男子用水洗トイレ&障害者用トイレ(奥)です。女子は反対側に有。
正面中央の入り口は洗面所(2セット)とコインシャワー4室が男女それぞれ有ります。温水シャワーは、ちょっと、出が悪いが、3分100円。
また裏側(海手)に回るとコインランドリーとコイン乾燥機も有ります。
 
←4番サイト付近から見た管理棟方面の写真です。画面右側のずっと先には世界遺産に認定された白神山地があり、まだ誰も足を踏み入れた事の無い原生林がまだ残っています。このキャンプ場も充分、その雰囲気を残しており、息子達は「山から熊が出てきても不思議じゃない」と良く言います。でも、そんな心配無用。熊も怖がるほどの急斜面ですから。
←炊事棟。
大きな流し場と炊事場が用意されており、主にフリーテントサイトの方達が利用している。
ただ、私自身、自分のサイトにも洗面所はあるが、こちらのほうが広くて気持ちいいのでお邪魔して利用させてもらっている。
 
←薪置き場。
薪(1束)150円。木炭(1kg)350円で販売しております、ハイ。
←オートキャンプサイトにある炊事場。
木製のベンチが各サイトに2つずつあり、必要に応じてレイアウトを変更すると楽しい。
ただし、人の通り道には絶対、置かないこと!!なぜなら、夜になって足下が見えなくなると必ず、ベンチに弁慶の泣き所をぶつける者が出没するから。
キャンプ場全体に響く悲鳴を上げそうなほど、あれは痛いデス、ハイ。
←冒頭の全体図に書かれている歩道橋です。コレを歩いて影の浜海水浴場へ行きます。

→右は生産物直売所に取り付けられている販売機の一群です。有名観光地などに良くありがちなボッタクリ値段じゃ、ありません。ジュース類は、ごく普通の値段。ビールはどうなんですかねぇ〜?少しだけ高い?

影の浜海水浴場 Part1。
前方に見える磯場がちょっとだけ気になりますが、普段、ココは海水浴を楽しむ方で賑わう場所ゆえ、釣りの事は忘れて観察するだけにとどめましょう(笑)。
でもネ、ココはシーバスやヒラメ、クロダイの有名ポイントでもあるんですって、ニャハハ。
毎年7月の最終日曜日にはビーチバレー大会が行われているそうですよ。一度、見てみるのも楽しいかも。
影の浜海水浴場 Part2。
以前、キャンプを張った時、この浜のものすごいビッグ・ウェーブに驚いた事がありました。荒れると、かなり高い波高になります。どこでも、そうか?
夜中、テントの中でドドォ〜ンと言うものすごい波音に不眠になったものです。まさかこっちまで波が来ないだろうなぁ〜とマジで考えてました。大丈夫、いくらなんでも、それは無理です。津波以外は……。
←ドォ〜ダ!怖いだろぉ〜〜!!

 ヒュードロドロドロドロ〜〜〜〜。
 (次男のトンキー、初登場)

「ギャァァ〜〜〜、ゴワイ〜〜〜」→
と思わずオ★ッコ、ちびる、あすぱむ大統領……なわきゃ、ないが、次男の演技力に勝るとも劣らない私のソレ。
相当のものがあるでしょ……、ぬ?ない?そうか、まだ修業が足りないか。


左から順に長男、ファーストレディー、長女です。

←2日目夜。日本海に沈む夕陽。
日中はあいにくの雨だったが、夕方から小降りになり、夕食時の午後6時半頃には御覧のような夕陽が突然現れました。
この付近一帯は「夕陽の沈む地域」として隣町の深浦町が「夕陽海岸」などと実に語呂のいい、キャッチフレーズを唱えております。まさしく、それが実証された瞬間でもあったのでした。
←すべてが終わり、撤収の時が来た。しかし、大統領は少し慌てふためいた。なぜなら、来た時よりも荷物が多いみたいで車に収まりきらなかったからだった。
あれほどたっぷり持ってきた食材を胃袋に詰め込み、荷物が軽くなったはずなのに詰め方が悪かったらしく、一部の荷物がはみ出て、やり直しすることとなった。

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