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採点は100点満点。平均の50点以下は青い、60点以上から赤いになります。
満点は★★★★★★★★★★

 gifted ギフテッド
 7歳の女の子メアリーは生まれてまもなく母が自殺したため、独身で叔父のフランクの元で片目の猫フレッドと共にフロリダの小さな町で過ごしていた。学校に通うようになったメアリーに天才的な数学の才能があるとわかり慌ただしくなる。疎遠だったフランクの母イブリンが現れ、孫に英才教育を受けさせるため、2人を引き離そうと裁判を起こす。
採  点 ★★★★★★★
出演者など クリス・エヴァンス、マッケンナ・グレイス、ジェニー・スレイト 2017 米
寸  評

実に良かった。ラストはグッときてしまった。小学1年生の算数問題に退屈し、高学年の掛け算を簡単に解くメアリーに学校の先生ボニーが驚くシーンは笑った。さらにボニーとフランクが一夜を共にし、メアリーに翌朝、現場を見られてしまうのは爆笑。ヤバイだろうと思ってたら案の定な展開。狙いがイイ。天才ゆえ、お高くとまったように見えるメアリーの仕草が、ちょっと鼻につくが、コレがまた可愛い。天才数学者になって欲しいと願う母と、自殺した姉の意志を守ろうとして普通の子供に育って欲しいとする息子が養育権を巡って裁判するというのも異常だが、結果的に「なるほど」というエンディングを迎えたのは良かった。メアリーことマッケナ・グレイスの今後が楽しみだ。

鑑賞日 2018年12月

 G.I.ジョー バック2リベンジ
 数々の危機を救ってきた機密部隊“G.I.ジョー”の暗殺命令が米大統領によって下され、数名を残してメンバーの命が奪われてしまう。一方、敵対するテロ組織“コブラ”は、最強の暗殺者ストームシャドーの復活によって勢力を取り戻しつつあった。そんな中、ロードブロック、レディ・ジェイら窮地に立たされた生き残りメンバーは、伝説の司令官ジョー・コルトンを新たなボスに迎え、世界征服を狙うコブラに立ち向かってゆく。
採  点 ★★★★★
出演者など ドウェイン・ジョンソン、ブルース・ウィリス 2013 米
寸  評

アメリカン・ジョークに酔い過ぎている感がある。東京のシーンがあるから忍者をイメージしてるんだろうが、韓国人のイ・ビョンホンが日本の忍者を演じるのは変。B.ウィリスの登場が1時間後とは酷い。絶壁でのワイヤーを使った格闘シーンはこれまでにないモノで悪くなかった。デュークは難を逃れてどこかでまた姿を現わすと思ってた。悪玉のボスが生き延びてることから3作目が出ること間違いなし。でも、もう観ないだろう。

鑑賞日 2014年6月

 GODZILLA ゴジラ
 1999年、日本。原子力発電所で働くジョーは、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラを亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォードは、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。
採  点 ★★
出演者など 渡辺謙、アーロン・テイラー=ジョンソン 2014 米
寸  評

なんじゃ、こりゃ、さっぱりつまらん&わからん。暗いシーンが多くて、目を凝らしてみると自分の姿がディスプレイに映る(笑)。軍が非力。あんなでかい奴相手に銃で立ち向かおうってのはバカにしている。赤い目をしたムートー?何あれ?カマキリとコウモリの合体怪獣?

鑑賞日 2015年3月

 HUNT/餌
 アムステルダム郊外で、ある家族の惨殺死体が発見される。警察から相談を受けた動物園の獣医リジーは獰猛なライオンの仕業と特定するが警察は信じなかった。やがて街中で猛獣に殺されたような死体が次々と見つかり、警察署長は狩りの経験のあるいとこを雇うが惨殺されてしまう。そこで一旦は相手にされなかったリジー推薦のイギリス人凄腕ハンター、ジャックに出番が回ってくる。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ソフィー・バン・ウィンデン、ジュリアン・ルーマン 2017 オランダ
寸  評

ライオンのリアルさが足りなくてフフッと笑ってしまったが、スムーズに展開するシナリオはまずまずだった。とはいえ、あんなに俊敏に人を襲うライオンが主人公達をなかなか仕留められず苦戦するのは納得いかない(笑)。血が生々しい。さすがR15+。ラストがまた、一粒で二度美味しいってヤツだった。飽きさせない映画。

鑑賞日 2020年1月

 ICHIGEKI/一撃
 政府機関のエージェントとして活躍していたが、過酷な任務の中で疲弊し、一人山中で暮らすようになった主人公が、ボランティア機関を通じて文通をしていた少女を人身売買組織から守るために再び犯罪組織に立ち向かう様を描いたアクションストーリー。
採  点 ★★★★★
出演者など スティーブン・セガール、マット・シュルツ 2004 米
寸  評

セガール作品は嫌いではないが、年齢とともに体がでかくなって、動きが鈍くなってきているような感じがする。

鑑賞日 2007年1月

 JFK
 オリバー・ストーン監督が、いまだに多くの謎を残しているケネディー暗殺事件の真相に迫った社会派サスペンス。
採  点 ★★★★★★★★
出演者など ケビィン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズ 1991 米
寸  評

 上映時間の長い映画が最近続き、それがハズレばかりだったもので、この作品(188分)も気が重かった。案の定、始めはかったるくて眠気も差してきたのだが、最後の60分、これは見入ってしまった。コスナー演じるギャリソン検事の「ケネディー暗殺は国家の陰謀」だと迫力たっぷりに追及する姿はスゴイ。真相は闇の中だが、この事件に非常に興味が湧いた。
 ただ、どうしても理解できないのが、検事の妻が「仕事ばかりで家庭を顧みない」と騒ぐシーン。必死な夫に対して、協力するのは愚か、子供じみた家庭愛を主張する妻が居ることに非常に腹が立った。確かに欧米社会では家庭を疎かにしてはいけないというのは良く知ってるつもりだが、ココまで妻の主張が強いと呆れてくる。
 この作品も豪華役者が勢揃いである。ウォルター・マッソー、ジャック・レモン、ドナルド・サザーランド、ケビィン・ベーコンなど淙々たるキャストも見応え有り。

鑑賞日 2003年1月

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