シネマ・ページ
採点は100点満点。平均の50点以下は青い★、60点以上から赤い★になります。 満点は★★★★★★★★★★。 |
アイ・アム・レジェンド
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2012年。人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビルだけが生き残る。彼は究極の孤独と闘いながら愛犬サムとともに3年間もの間、ほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続け、人類再生の道を探ってきたが、彼に謎の敵が迫っていた。
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ウィル・スミス、サリー・リチャードソン 2007 米 |
寸 評 | スリルの連続で面白かった。人が消え、車がたくさん乗り捨てられ、その間を鹿が逃げ惑い、草が生い茂るタイムズ・スクウェアの絵は凄い。世界でたった一人になったにしては、電気が使える事に疑問を抱いたが、そこは目をつむろう。映画館ではロード・オブ・ザ・リング以来の多い人出にちょっと驚いた。 |
鑑賞日 | 2007年12月、映画館で鑑賞 |
アイアン・イーグル
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18歳の高校生ダグは、空軍大佐の父のように大空を飛ぶことを夢見て空軍士官学校を志望していた。そんなある日、彼の父は中東上空をテスト飛行中に領空侵犯で撃墜され捕虜となり、軍事裁判で死刑を言い渡されてしまう。自ら父を助けることを決意した息子のダグは、退役した元空軍将校のチャッピーや父の友人たちの協力を得て猛特訓に励む。そして、空軍のF-16戦闘機を無断借用した彼は、ついに救出作戦を実行すべく敵地へと飛び立つが…。
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採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ルイス・ゴセットJr.、ジェイソン・ゲドリック 1986 米&カナダ |
寸 評 | 音楽を聴く手段が小型カセットとは時代を感じさせるねぇ。子供達の浅知恵で米空軍から戦闘機をちゃっかり借りてしまうとは、なんともはや。そんなことで国防を行なえるのか?まぁ騙され方もワザとらしかった。当初、厳しい事を言ってたチャッピーが手の平返したように協力し、更に打ち合わせでは音楽スタートと共に腰振りダンスを踊ってしまうんだから、あれにはマイッタなぁ。でも時代を懐かしむという面で50点上げちゃう。 |
鑑賞日 | 2006年11月 |
アイアンマン
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軍事企業CEOにして天才発明家のトニー・スタークは、武器のデモで訪れたアフガンで武装集団に拉致され、兵器開発を強要される。彼は医師インセンと共に兵器開発をするフリをしながら脱出用のパワードスーツを製作し、命からがらの脱出を果たす。帰国後トニーは自社の軍事産業からの撤退を発表。自らは自宅の作業部屋に篭って、新型パワードスーツの開発に没頭する。
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ロバート・ダウニーJr. 、テレンス・ハワード、ジェフ・ブリッジス 2008 米 |
寸 評 | 単純明快、わかりやすい。ちょっとHな会話があるので小さい子供には教育上、良くないが(笑)、そこまで理解出来ないだろうから、親子一緒に観てもイイだろう。日本も漫画を映画化したモノが多いが、出来栄えには大きな差が出る。普通のヒーローなら有りえない、自ら正体をバラす、ラストが実に痛快だ。 |
鑑賞日 | 2012年2月 |
アイアンマン2
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自らが“アイアンマン”であることを明かしたトニー・スタークであったが、彼の勝手なヒーロー行為は問題視され、国からパワードスーツの受け渡しを命じられる。そのニュースを憎悪に満ちた目で見つめる男“ウィップラッシュ”は、一撃で金属を真っ二つにする武器を身に付けトニーの前に現れる。一方、レザースーツに身を包んだ謎の美女“ブラック・ウィドー”も出現。正体を明かしたヒーローの前に、次々と危機が迫る。
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採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ロバート・ダウニーJr. 、グウィネス・パルトロウ 2010 米 |
寸 評 | 中盤までダルい。もっとテンポが欲しい。一作目に比べると、かなり見劣りする。あまりにもあっさり決着がつき、拍子抜けしてしまった。 |
鑑賞日 | 2012年2月 |
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 | |
英・米・ケニア合同軍は、アル・シャバブ(ナイロビのテログループ)をドローンで偵察中に隠れ家で大規模な自爆テロ計画を今まさに実行しようとしている状況を確認した。これを見たイギリス軍諜報機関のパウエル大佐は、当初、捕獲する作戦だったものをミサイルによる一網打尽攻撃に変更するようロンドンの本部に求める。その時、少女が現れて隠れ家の塀を背にしてパンを売る準備を始めたため、民間人の犠牲を避けたい政治家と軍人の間で攻撃か否かの激論が起こる。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ヘレン・ミレン、アラン・リックマン 2015 英 |
寸 評 | 手に汗握るスリルが良かった。爆弾をベストに仕組み、実行の準備が完全に整った状況を見せられると、あまりのやばさにすぐ片付けたほうがイイと思ってしまう。そんなところに可愛い少女がすぐそばに来てしまうシナリオがうまい。ただ、ミサイルの着弾点をあのたいして広いとも思えない隠れ家の中でズラしたところで少女の死亡率が50%を切るかどうかっていう目安にするのは、いかがなものか。また、この映画は民間人の犠牲が大きな問題になる、このような攻撃を、作戦本部も実際は悩みつつ実行してるんですぅ〜みたいな言い訳めいた匂いを感じてしまい、素直に「仕方なかった」では済まされない気分になった。「少女」だと悩むが、大人の民間人なら悩まないの?ってツッコミたくなる。あと、ミサイル発車後の結果もアレで良かったのだと思う。逆のエンディングなら自分達に都合良い映画だとの批判が噴出したのではないか。 |
鑑賞日 | 2018年2月 |
アイス・エイジ
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感動のアドベンチャーアニメ。2万年前の地球。氷河期を生き延びようと動物が南へ大移動する中、マンモスのマニーとナマケモノのシドは、道中見つけた人間の赤ちゃんを両親のもとに送り届けることを決意。そんな2頭の前にサーベルタイガーが現れる。
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採 点
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★★★★★★★
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出演者など
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声 レイ・ロマーノ、ジョン・レグイザモ 2002 米
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寸 評
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イイ。子供だけでなく大人が見ても楽しめるアニメである。3Dアニメは最近始まったことではないが、実にリアルで迫力がある。
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鑑賞日
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2003年11月
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アイ・スパイ
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肉眼でもレーダーでも捉えられない、透明になる高性能戦闘機がテロリストに渡ってしまい、国家保安局のエージェントと現役のボクシング・世界チャンピオンが、ハンガリーのブダペストで奪還作戦をする。
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採 点
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★★★★★★★
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出演者など
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エディー・マーフィー、オーウェン・ウィルソン 2002 米
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寸 評
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スパイ映画というとカッコ良さを売りにしているが、この映画は逆の路線を行って、ドジを踏む落ちこぼれのスパイを主役にした。テンポが良くて、よく笑える楽しい映画だった。二人のコンビもイイ。
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鑑賞日
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2004年9月
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アイスブレイカー 超巨大氷山崩落 | |
1985年3月、南極観測員たちを乗せたソ連の砕氷船ミハイル・グロモフ号が氷山の崩落に巻き込まれ、身動きが取れなくなる。政府はペトロフ船長にこの事故の責任を取らせて新しい船長セフチェンコをヘリで送り込む。しかし、火事でヘリが飛べなくなり、二人の船長が残ることになる。100日経っても救助が来ないため、物資が不足した船内では堅物の新船長と乗組員との間に一触即発の緊張が高まっていく。実話 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ピョートル・フョードロフ 、 セルゲイ・プスケパリス 2016 露 |
寸 評 | ロシア映画は初めて。あまり期待していないのが良かったか、意外に楽しめた。軍の指揮官のような振る舞いをする新船長と乗組員との微妙なトラブル。いつ爆発するか、ハラハラさせられる。そこに取ってつけたような二人の船長の妻が登場し、モスクワでのバタバタがまたずっこける(笑)。見終わったあとにネットの評価を見たら、思いの外、低いのでちょっと気が引けたが、ブレることなく70点を付けたいと思う。 |
鑑賞日 | 2017年11月 |
アイデンティティー
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ある時、ある一室で、既に死刑判決の下った事件について再審理が行われようとしている。ポイントとなっているのは、その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった…。嵐の夜に一軒のモーテルで身動きのとれない11人の男女がひとりずつ謎の死を遂げていく恐怖を描いたサイコ・スリラー。
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採 点 | ★★★ |
出演者など | ジョン・キューザック、レイ・リオッタ 2003 米 |
寸 評 | 途中までは非常にスリル満点で、ハラハラしながら結末を楽しみにみたのだが、急にストーリーがややこしくなり、何がなんだかさっぱりわからない終わり方。失望した。 |
鑑賞日 | 2005年3月 |
アイランド
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近未来のアメリカ。大気汚染で生命が死に絶えたという外界から隔絶され、徹底的に管理された安全なコロニーで暮らす青年リンカーン。彼ら住人にとって、汚染されていない地上最後の楽園“アイランド”へ行くことだけが唯一の夢で、毎日のように行なわれる抽選会で当選することを首を長くして待っていた。だがある日、リンカーンは、コロニーの中に迷い込んで来た蛾のような昆虫を発見、外界が汚染されているという話に疑いを抱く。そんな中、彼が親しくしていた女性ジョーダンが抽選会で当選、彼女は喜び勇んで荷造りを始めるが…。
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン 2005 米 |
寸 評 | まさかクローンだったとはなぁ〜。さほど現実離れしてなくて、実際に起こり得る話で大変、面白かった。移植を心待ちにする病人にとって、他人事とは思えない面もあった。 |
鑑賞日 | 2006年7月 |
アイ,ロボット
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2035年、シカゴ。街には至る所に家庭用ロボットが普及し、“ロボット三原則”によって人間とロボットは平和に共存している。そんなある日、デル・スプーナー刑事に事件発生の知らせが入る。巨大企業USロボティックス社に勤務するロボット工学の第一人者ラニング博士が謎の死を遂げたのだ。過去のトラウマからロボットを毛嫌いしているスプーナーは早速捜査を開始、博士が開発した新世代の家庭用NS-5型ロボット“サニー”に疑いの目を向けた。そして詳しい検査の結果、サニーはロボット3原則に従ってプログラムされていないという欠陥が発覚するが…。
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン 2004 米 |
寸 評 | 息つかせぬアクションは楽しかった。30年後はまさしくロボットが生活に深く入り込んでいる時代なのかなと思わせた。毎度のことだが、アメリカのSF映画はどうしてこんなにリアルな映像を作れるんだろ。ロボットを毛嫌いするスプーナーがロボットだったというのは笑える。 |
鑑賞日 | 2006年2月 |
アウェイクン 監禁島 | |
ロシア特殊部隊所属の女兵士ビリーが目を覚ますと、そこは見知らぬ島の浜辺だった。突如、失踪した姉の捜索中、何者かに襲われ意識を失い、ココに連れて来られたらしい。島には他にも同じような人がいたが、誰もなぜここにいるのか知らない。お互いの境遇を確認し合う中、謎の兵士たちが襲い掛かって来た。いくつもの謎が明らかになるにつれ、次第にこの島に姉の失踪の手掛かりがあることをビリーは気付き始める。 | |
採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ナタリー・バーン、ダリル・ハンナ 2015 米 |
寸 評 | 予め映画情報を見てしまった。なので期待感は高くならなかったが、他のプレビューで星1〜3というほどひどいものでもなかった。むしろ低予算でそこそこの役者を揃えて、これだけの作品にしたのは評価して良いのではないか。ビリーの格闘シーンは目をつぶる。臓器の闇ブレイカーというシナリオは面白いんじゃない? |
鑑賞日 | 2017年11月 |
アウトロー | |
ピッツバーグ郊外でPNCパークの対岸から6発の銃弾で5名が命を落とすという無差別殺人事件が発生する。警察はわずか1時間という早さで元軍人で腕利きスナイパーだったジェームズを逮捕した。だが彼は容疑を否認し、メモ帳に「ジャック・リーチャーを呼べ」と書く。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | トム・クルーズ 、 ロザムンド・パイク 2012 米 |
寸 評 | リーチャー、強い。いや強すぎる。リーチャー殺害に失敗したジェブがボスから指を噛み切って償えってのは見てられなかったなぁ。少しカッコ良すぎるキライはあるが、まずまず楽しめた。 |
鑑賞日 | 2017年12月 |
アクアマン | |
1985年、灯台守であるトム・カリーは、海底国アトランティスから逃亡し、息絶え絶えの女王アトランナを岩場の海岸で発見する。トムの看護によって回復したアトランナは、その後、恋が芽生え、トムとの間にアーサーを儲ける。数年後、アトランティスの追手に捕まりアトランナは連れ戻されてしまう。やがてたくましく成長したアーサーは海を守るべきか地上を守るべきかの選択を迫られる。 | |
採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | ジェイソン・モモア、アンバー・ハード 2018 米 |
寸 評 | エイリアンもどき、遮光土偶もどき、ホンダのロボット「アシモ」みたいなのとか、自分にとって笑えるキャラが出て来たのは楽しかった。CGがふんだんで凄いんだが、多過ぎるのもちょっと。ともすればアーサーの素晴らしい筋肉もCGなのでは?子どもが見ると面白いかもしれない。大人の私には「まぁまぁ」。続編を匂わす終わり方に苦笑。絶対、有りですな。 |
鑑賞日 | 2019年12月 |
アクシデンタル・スパイ | |
実の父親を捜し求める旅に出た平凡な中年男が国際的陰謀に巻き込まれていく姿を描いたスパイ・アクション。 | |
採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ジャッキー・チェン、ビビアン・スー、キム・ミン 2001 香港 |
寸 評 | ジャッキー・チェンの映画は面白い!ユーモアがあって、息つかせぬアクションがあって、実にイイ。テンポの良いアクション映画は大好きだ。新聞記者役のキム・ミンの美しさには目がテンになった。ビューティフル!! |
鑑賞日 | 2003年1月 |
悪魔の棲む家 | |
1974年、ニューヨーク州ロングアイランドの小さな町アミティビルのとある大邸宅。一家の長男ロナルドは家の中の“声”に操られるように両親と4人の兄弟たちをライフルで次々と射殺する。?1年後、ジョージとキャシーの夫婦は破格の値段で売りに出されたこの邸宅を購入、さっそく子どもたちと共に引っ越してくる。しかし、その直後から彼らは家の中で次々と不気味な現象に遭遇し、ジョージも取り憑かれたように挙動不審になっていくのだった。やがて、この家には邪悪な何かが棲みついていると気づくのだが…。 | |
採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | ライアン・レイノルズ、メリッサ・ジョージ 2005 米 |
寸 評 | 怖かった。小さな子が亡霊の子とお話してるシーンなんて、ゾッとするね。最終的に人間の手によって悪霊を退治し、めでたしめでたしというのでなく、家から逃げて助かるという本来の行動で終わっているのが、いかにも実話らしい。あんまり霊は信じない性質だが、家が安いからといって積極的に購入しようとは思わないな。 |
鑑賞日 | 2007年3月 |
明日に向かって撃て! | |
名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督がアメリカン・ニュー・シネマの存在を世界に知らしめた新感覚ウェスタン。実在の強盗ブッチとサンダンスを題材に作られたこの映画、その後、TVなどでも彼らを取り上げるなど随分話題になった。 | |
採 点 | ★★★★★★★★★ |
出演者など | ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード 1969 米 |
寸 評 | 実に懐かしい気分で見たが、昔の感動が再び甦り、心が熱くなった。表現のしようがないほど最上級の名作ですね。警察に囲まれどうしようもなくなり、最後は二人が飛び出して銃撃の音と共にストップモーションで終わるシーンは永遠に心の中に刻まれる名場面である。 |
鑑賞日 | 2002年1月&1970年頃、映画館でも鑑賞 |
アド・アストラ | |
巨大な電気嵐(サージ)が近未来の地球を襲い、各地で不慮の災害や事故が発生。自らもそのせいで危うく命を落としかけた宇宙飛行士のロイは、ある極秘情報を聞かされて驚く。かつて初の太陽系外有人探査計画の司令官として宇宙へ旅立ち、その後消息を絶った父のクリフォードが実はまだ生きていて、彼が今なお続行中の実験のせいでサージが生じ、このままでは太陽系に壊滅的危機が訪れるというのだ。かくしてロイは父に会うため宇宙へと旅立つ。 |
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採 点 | ★★★★ |
出演者など | ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ 2019 米 |
寸 評 | 豪華なキャストにつられて期待して観たのだが、盛り上がりがなくてガッカリした。ん〜、地味だねぇ。 |
鑑賞日 | 2020年7月 |
アドレナリン | |
殺し屋・シェブはある朝目覚めると、宿敵リッキーに毒を注射されていた。1時間で命を奪うという毒に意識がもうろうとなりながらも、怒るシェブはヴェローナの行方を追う。日頃ドラッグを手配してもらっているなじみの医者から「アドレナリンを出し続ければ毒の作用を止められる」とアドバイスを受け、興奮を求めながら街中を走り回るシェブ。そして友人カイロの助けを借りて、ヴェローナの弟に復讐を果たすが…。 |
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採 点 | ★★ |
出演者など | ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート 2006 米&英 |
寸 評 | つまらない。品がない。 |
鑑賞日 | 2013年2月 |
あなたのママになるために | |
幼い息子を女手ひとつで育てる失業中の教師マグダは、乳がんと診断され右胸を切除することに。そんな折、息子を応援しにサッカー場を訪れたマグダは、交通事故で妻子を亡くした男性アルトゥーロと出会い、互いに惹かれ合っていく。アルトゥーロや息子と一緒に幸せな時間を過ごすマグダだったが、やがて乳がんが再発する。 |
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採 点 | ★★ |
出演者など | ペネロペ・クルス、ルイス・トサル 2015 スペイン&仏 |
寸 評 | アルトゥーロとの出会いが「いかにも」って感じで、その後の展開も理解不能なシーンが連続し、冷ややかな目で観てしまった。たった今、妻が死んだというのに別の女性の手術に付き添うか?主治医が患者のリクエストに応えて手術前に歌うか?主治医たるもの完全に治ったと大喜びするか?転移していたと一緒に泣くか?スペイン人の恋愛感覚とは、こんなものなのか?乳がんという重いテーマを扱っているだけに感動した人は多いのかもしれないが、申し訳ない、私には無理。 |
鑑賞日 | 2017年2月 |
あなたを抱きしめる日まで | |
1952年アイルランド、未婚の母フィロミナは強引に修道院に入れられた上に、息子の行方を追わないことを誓約させられてしまう。その後、息子をアメリカに養子に出されてしまった。それから50年、イギリスで娘と暮らしながら常に手離した息子のことを案じ、ひそかにその消息を捜していたフィロミナは、娘の知り合いのジャーナリスト、マーティンと共にアメリカに旅出つ。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン 2013 英&米&仏 |
寸 評 | 序盤から、これは感動ものの映画だと予感させる展開。謎が一つずつ解き明かされてわかった現実が「まさか」の答え。そんな映画なのに性に関する露骨な言葉が突然出てきてドッキリしたりする。フィロミナのとぼけが所々で良い味を出している。 |
鑑賞日 | 2016年2月 |
アナライズ・ユー | |
命を狙われる緊張から精神が疲弊したマフィアのボスと彼の担当医が織りなすドタバタ劇。 |
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採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ロバート・デ・ニーロ 2002 米 |
寸 評 | 中途半端なコメディーである。面白い部分もあるのだが、アホらしいところもあって、素直に面白いと言えない。最後のNGシーンが笑えたので10点アップの合計50点になった。デ・ニーロのコメディー役が、しっくりこないという先入観が悪いのか? |
鑑賞日 | 2004年9月 |
アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜 | |
自分に自信がなく恋人のいないティムは21歳の誕生日に、父親から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリーと恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまう。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス 2013 英&米 |
寸 評 | コメディーのような、ファンタジーのような不思議な映画だった。自分にもタイムトラベル出来る能力が欲しい。どこかでつじつまが合わなくなるのではないかと勘ぐるが、あまり考えると頭が混乱するので素直な気持ちで観たほうが良さそうだ。ラストはほのぼのとして非常に良かった。 |
鑑賞日 | 2016年2月 |
アバター | |
戦場で負傷して以来、車イスに乗る生活を続けてきた元海兵隊員ジェイクは「アバター・プロジェクト」という事業への参加を誘われる。それは地球から遠く離れた星パンドラで希少鉱物を採掘する仕事。ジェイクはパンドラの先住民ナヴィと人間のDNAをかけ合わせた肉体アバターを与えられ、ジェイクの意識が乗るアバターはパンドラの森へ。そこでアバターはナヴィ族の美しい女性ネイティリと運命的な出会いをはたす。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ 2009 米 |
寸 評 | 映像の美しさは素晴らしい。アバターがアメリカの先住民インディアンに見える。ヨーロッパからの移民が彼らを追いやったことをストーリーにしているように思えた。宇宙映画に良くあることだが、酸素が無くても大爆発するのは、やはり見栄え良くするためか。地デジTVで初めて見た映画がコレ。そんなこともあって点数がちょっと甘いかも。 |
鑑賞日 | 2011年1月 |
アバンダンド 太平洋ディザスター119日 | |
男たち4人がヨットでニュージーランドからトンガまで2週間の航海に旅立つ。先を急ぐあまり危険な嵐を乗り越えようとしたが、ヨットは転覆してしまう。かろうじて生き残った彼らは、ヨット上で助けを待つことに。一方、連絡が無い事に不安を覚えた家族らは懸命の捜索活動を行う。長引く極限状態によって、お互いにいがみ合うようになってゆく。実話。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ドミニク・パーセル、ピーター・フィーニー 2015 ニュージーランド |
寸 評 | 釣り好きの身として、自分にも起こりうるような気持ちで観てしまった。映画の中では嵐は転覆した時だけで、他は至って穏やかな漂流生活のように見えたが、それが正しいとしたら、こんな漂流は結構楽しいかもと思った。魚やアホウドリを捕まえて食べたり、飲料水を貯める工夫をしたり、参考になった(笑)。なお、この映画を観るならトンガの位置を頭の中に入れておいたほうがイイかもしれない。NZの北北東がトンガ。漂流が終わってみれば「なぁ〜んだ!」ってのが面白い。 |
鑑賞日 | 2017年7月 |
アフター・アース | |
人類が地球を捨て他の惑星へ移住して1000年が経過した。ある宇宙遠征任務から帰路につく兵士サイファと息子のキタイを乗せた宇宙船にトラブルが発生して機体が破損、緊急シグナルを搭載した尾翼部が地球へ落下する。それを追って地球に宇宙船が不時着するが、他のクルーは死亡し、サイファも重傷を負ってしまう。帰還に必要な緊急シグナルを捜そうと大自然に足を踏み入れるキタイは、地球の生態系が人類を消し去るために進化していることを知る。 |
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採 点 | ★★★★ |
出演者など | ジェイデン・スミス、ウィル・スミス 2013 米 |
寸 評 | ウィル・スミスの名前で誘客を狙った映画だなと思ったら、なんと、ジェイデンはウィルの息子だった。な〜んか似てるなと思ったんだわ。地球に居るのになんで呼吸薬が必要なの?茶色のライフスーツやカメの甲羅みたいなバッグがダサい。やっと発見した尾翼部に必要なモノだけが無事だという都合良いシナリオに苦笑した。 |
鑑賞日 | 2015年12月 |
アフターマス | |
工事現場の監督ローマン・メルニックはNYから飛行機で会いにくる妻と娘を迎えに空港へ行く。遅延の案内に到着はいつ頃になるのかとフロントに尋ねると、別室に連れられ、やがて2機の衝突事故があったことを知る。管制官のジェイクは様々な要因が重なって自分が事故を引き起こしたことを理解し混乱する。ローマンは身分を偽って、事故現場を整理するボランティアに参加し、娘のブレスレットと二人の遺体を発見する。悲しみが増したローマンは補償を急ぐ航空会社には耳を貸さず正式な謝罪を要求する。 | |
採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | アーノルド・シュワルツェネッガー、スクート・マクネイリー 2016 米 |
寸 評 | 実にシリアスで終わったあともため息が出た。事故の被害者は当然辛いが、事故を起こした者の辛さも伝わってきた。良く考えれば両者とも被害者になるのだが、結末が悲しすぎる。執拗なマスコミの追っかけから逃れるべく名前や住所を変えたジェイクが、ある女記者のローマンへの個人情報漏出から、探し当てられて刺殺されるなんてひどい。ローマンも謝罪を求めると言いながら、凶器となるナイフを予めポケットに忍ばせていたとなれば計画的で、殺す意志があったわけで許しがたい。ラストでローマンがジェイクの息子に銃を突きつけられるシーンはしっかり見て欲しい。実話らしいが、ウィキを読むとローマンのモデルになった人物は事実と異なると話しているのも微妙である。 |
鑑賞日 | 2018年7月 |
アーマード 武装地帯
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タイはイーグル・シールド警備会社の新人警備員。メンバーのマイク以下、6人のチームで現金の輸送などを受け持っていた。ある日、マイクはタイに、現金強奪計画を打ち明ける。チーム6人で協力し、現金輸送車で運ぶことになっている4200万ドルをある所に隠し、強盗に襲われたことにしようというのだ。死んだ両親の残した家が差し押さえにあい、弟の養育にも金が必要なタイは無血強盗計画に乗るのだが…。
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | マット・ディロン、ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーン 2009 米 |
寸 評 | イイ兄貴分のはずだったマイクが鬼の形相でタイに詰め寄る様は天国と地獄。タイムリミットが迫る中、どんどん凶暴化し、スリルがあった。悪いヤツらに大物俳優を起用し、期待通りの演技をしていた。 |
鑑賞日 | 2012年2月 |
アメイジング・スパイダーマン2 |
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スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り、グウェンとの関係も好調なピーターだったが、旧友のハリー・オズボーンが戻ってきたのを機に、生活が微妙に変化していく。そんな折、サイ型パワードスーツを装着したライノ、人間発電機エレクトロという敵が出現。苦闘を強いられる中、追い打ちをかけるように怪人グリーン・ゴブリンとなったハリーが襲い掛かってくる。 |
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採 点 |
★★★★★★ |
出演者など |
アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン 2014 米 |
寸 評 |
アメコミ、ヒーロー映画。普通に楽しむ感覚で鑑賞。腑に落ちないのがグウェンの最期。致命的な傷を負ってもいないのに、なぜ、あそこで死んじゃうの?正体を知る彼女が邪魔だったか、よって消された?(笑) |
鑑賞日 |
2016年2月 |
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う | |
デイヴィスは義父フィルが経営する投資銀行に務めており、リッチな生活をしていた。ある日、妻ジュリアが運転する車で事故に逢い、妻は死に自らも負傷する。妻を失った喪失感があるわけでもなく、無感覚な自分に気付いたデイヴィスは、本当に愛していたのかわからなくなってしまう。 | |
採 点 | ★★ |
出演者など | ジェイク・ギレンホール、ナオミ・ワッツ 2016 米 |
寸 評 | 良くわからない映画。ギレンホール主演なので観てみたが。ダラダラとした進行に飽きてしまった。盛り上がるところが全然ない。この傾向の映画は今後、観ないようにしたい。無駄な時間を過ごしてしまった。 |
鑑賞日 | 2018年8月 |
アメリ
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パリのカフェで働く内気な娘の恋をファンタスティックにつづる。お茶目なイタズラで人知れず他人を幸せにする喜びに目覚めたアメリは、心を閉ざした父親や恋した若者にもちょっとしたイタズラを仕掛ける。
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採 点
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出演者など
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オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ 2001 仏
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寸 評
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「幸福になりたい人は必見」との謳い文句につられて見たのだが、幸福どころか不幸になってしまった。盛り上がるところが何もない、つまらない映画だ。この映画が話題になり、ちょっとしたアメリ・ブームが起きたとTVで見たが、どこにそんな価値があるんだろ?主役アメリが「かわいい」と評判だそうだが、それにも賛成できない。無駄な時間を過ごしてしまった。
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鑑賞日
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2003年2月
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アメリカン・ギャングスター
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1968年ニューヨーク、ハーレムの大物ギャングの後継者フランクは東南アジアから直接仕入れた麻薬を「ブルーマジック」という名で安く売りさばき、成功を収めた。汚職警官がのさばる中、麻薬捜査班の責任者に任命された実直な刑事リッチーは「ブルーマジック」の裏にいる大物を探り始めるが、なかなか胴元にまでたどり着けないでいた。しかしある晩、偶然見かけたフランクに何かを感じたリッチーは彼のことを調べ始める。
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採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ 2007 米 |
寸 評 | 目立たない行動を心がけるフランクが、大勢の面前で敵対するチンピラを射殺するシーンがある。これで顔が割れないどころか、逮捕を免れるってのが不思議だ。アメリカの司法取引ってのは凄い。誰をムショ送りにしたほうがプラスかということか。ただ、時間が約160分と長いので観るためには気合いを入れなければならないのが辛い。 |
鑑賞日 | 2014年1月 |
アメリカン・スナイパー |
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イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル。スナイパーである彼は「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うように仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。実話。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー 2014 米 |
寸 評 | 腕の立つスナイパーの賞賛映画にあらず、悲惨な殺し合いを目の当たりにすることで、どんなに強く見える者でも心が壊れるという現実が良く描けていた。子供がロケットランチャーを構えて味方の戦車に狙いを定めるシーンはドキドキもんだった。敵スナイパー「ムスタファ」の存在がもの凄く緊迫感あり、上映時間132分は、あっという間に過ぎた。4度の派遣も無事に帰還したクリスが、平和な生活を取り戻すはずの本国で、戦争後遺症に悩まされる者の凶弾に倒れるとは何とも皮肉なことか。エンドロールの無音がまた考えさせられる。 |
鑑賞日 | 2015年2月、映画館で鑑賞 |
アラビアの女王 愛と宿命の日々 | |
英国の裕福な家庭に生まれたガートルード・ベルは女性としては珍しく大学進学を果たし、オックスフォード大を最優等成績で卒業した。しかし、社交界に馴染まず、叔父を頼ってアラビアへ旅立つ。さまざまな部族との交流やアラビア各地の旅を重ねるうち、アラブ世界を理解するには欠かせない存在になっていく。 | |
採 点 | ★★ |
出演者など | ニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコ 2015 米&モロッコ |
寸 評 | ガートルード・ベルを知らなかった。偉大な功績を残した人物らしいが、この映画を観た限りでは不倫もこなす恋多き女性としか伝わってこない。血気盛んなアラブ部族に捕まって運命はいかに?と心配するも、あっさり歓迎されるので拍子抜け。リーダーシップを発揮する強い女性のイメージを持って観たのに肩透かしだらけ。どこを一番見せたいのか?ピークが無く、つまらないシーンがダラダラと続くので途中で鑑賞をやめようと何度も思った。観終わって、もっと早くやめとけば良かったと反省している。 |
鑑賞日 | 2018年1月 |
アラモ(2004) | |
1835年12月、メキシコ領テキサス、サン・アントニオ。独裁者サンタ・アナの圧政に苦しむ民衆が独立を目指し立ち上がった。彼らはアラモ砦を占領し、メキシコ軍を一旦は追撃することに成功したが、ヒューストン将軍が議会との対立から軍司令長官の任を解かれ、そこで彼は義勇兵ジムと若き指揮官トラヴィス中佐に後を託す。さらに伝説の英雄クロケットがテネシー州から加勢に駆けつけてきた。しかし翌年の2月、敗退から間もないサンタ・アナは、早くも数千の大軍勢を率いてアラモ砦に迫りつつあった…。 | |
採 点 | ★★★ |
出演者など | デニス・クエイド、ビリー・ボブ・ソーントン 2004 米 |
寸 評 | 緊迫感がない。戦法が単純すぎる。敵と対峙してるというのに砦の上には見張りがおらず、いとも簡単に奇襲を受け、あっさりと砦は攻め落とされた。そして、この映画の主役達が簡単に殺される。威勢の良かったジムは結核かなんかで重病になり、指揮をとるのはおろか、まともに戦う事もできなかっただなんて、映画に出す価値がない。ずっと昔、これと同じ映画を見た記憶があるが、そちらのほうがずっと面白かったような気がする。それだけに期待して見てしまったのだが、ガッカリさせられた。 |
鑑賞日 | 2005年12月 |
アルゴ | |
1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデスは、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった…… | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ベン・アフレック、アラン・アーキン 2012 米 |
寸 評 | 反日デモの映像がまだ記憶に新しいだけに、群衆が暴徒化した時の迫力が良く伝わった。大使館にまで侵入するとなると深刻である。機密書類を処分するドキドキ感、空港で出国手続きのドキドキ感、なかなかのものだった。刻一刻と迫るピンチがたまらない。 |
鑑賞日 | 2013年6月 |
アルファ 帰還りし者たち | |
2万年前のヨーロッパ。心優しい少年ケダは父の首長タウらと共に初めての狩りに出る。険しい道のりを越えて目的地に着くが、一頭のバイソンに襲われたケダは断崖絶壁から落とされてしまう。悲しむタウは仲間から、もう死んだと諭され、その場を離れる。絶壁途中のわずかな隙間に引っ掛かったケダは激しい痛みと寒さで目を覚まし、取り残されたことを知る。孤独の中で生還を試みる途中、一匹の狼と出会う。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | コディ・スミット=マクフィー、狼 2018 米 |
寸 評 | 前半部はあまり盛り上がらなかったので失敗したかなと思ったが、まだ未熟なケダが生還しようとする辺りから引きずり込まれた。実のところ、あまり期待をしていなかった。良い意味で裏切られた。ケダと狼の掛け合いもイイ。2020年初の鑑賞映画としてはハズレでなくて良かった。 |
鑑賞日 | 2020年1月 |
アルマゲドン | |
ある日突然ニューヨークに無数の隕石群が降り注ぐ。調査の結果、テキサス州に匹敵する大きさの巨大なアステロイド(小惑星)が地球に接近しており、18日後には地球に衝突することが判明した。人類滅亡を阻止するためNASA総指揮官トルーマンは、小惑星の表面に穴を開け、地中で核爆発を起こすことによって隕石の軌道を変える作戦を指揮することに。そして彼はその任務を石油採掘のプロであるハリーに託す。ハリーは長年共に仕事をしてきた仲間たちを世界中から呼び集め、限られた時間の中で作戦成功に向けて厳しい訓練を開始するが…。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ブルース・ウィリス、ベン・アフレック 1998 米 |
寸 評 | 惑星爆破のため、自らの命を賭けて起爆ボタンを押す姿に思わず、涙、ナミダ、なみだ(笑)。もし現実として、このようなことが起こったら参考になる危機回避の方法かもしれない。「I want to go to shoping」のセリフのみで出演の松田聖子が笑える。エアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーと娘のリヴが親子で出演しているのも興味を引く。評価がいろいろ分かれてる作品みたいだが、私は7点をつけたい。 |
鑑賞日 | 2001年1月 |
アルキメデスの大戦 | |
昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。進言を無視する軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直を軍に招き入れる。その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | 菅田将暉、舘ひろし、柄本佑 2019 日本 |
寸 評 | いきなり大和がアメリカ軍の集中砲火を浴びて海深く沈んでいくシーンに引きずり込まれた。日本のVFXも随分良くなったなとの印象。菅田将暉演じる櫂直少佐と田中正二郎少尉のコンビが見てて面白い。山本五十六が出てくることから一瞬、ノンフィクションかと錯覚したが、実在しない人物だと知ってホッとした。 |
鑑賞日 | 2020年5月 |
アルティメット | |
2010年のパリ。治安悪化により隔離された地区・バンリュー13は、タハ一味に支配されていた。レイトは街からドラッグを一掃しようとタハに立ち向かうが、逆に警察に拘束され、妹をタハに奪われてしまう。その6ヵ月後、タハによって時限爆弾が盗まれたことが明らかになった。政府は捜査官ダミアンを、レイトと共に爆弾解除の任務に就かせる。爆発までのタイムリミットは24時間。彼らは強引にバンリュー13へと乗り込むが…。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | シリル・ラファエリ、ダヴィッド・ベル 2004 仏 |
寸 評 | 「Taxi」シリーズのリュック・ベッソン監督らしく、とてもテンポ良いアクションがちりばめられて面白かった。前半部はジャッキー・チェンばりのカンフー映画を見ているようで楽しいシーンの連続。 |
鑑賞日 | 2009年1月 |
アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ | |
ある日、壁で隔離されたパリの犯罪多発地域・バンリュー13でパトカーが発砲される事件が発生。それはバンリュー13の解体をもくろむ秘密保安介入局長官・ガスマンの仕組んだものだった。しかし企みを暴ける映像データが3年前、捜査官のダミアンと共にパリを爆破の危機から救ったレイトの元に渡る。レイトはガスマンの謀略で投獄されたダミアンを助け出し、ガスマンの野望を打ち砕くべく行動を開始する。 | |
採 点 | ★★★★ |
出演者など | シリル・ラファエリ、ダヴィッド・ベル 2009 米 |
寸 評 | う〜ん、目新しさが無い。ジャッキー・チェン映画のコピー版みたいだ。無法地帯の解体にわざわざ軍まで出動させ、戦闘機でミサイルを打ち込むほどのことなんだろうか?あまりにも現実離れしすぎている。ダミアンのストリッパー姿も不気味過ぎる(笑)。ラストで再びボタンを押す意味がわからない。更にラストで出演者全員が雑談するシーンもなんの意味があるのか? |
鑑賞日 | 2011年12月 |
アンスピーカブル | |
ある夜、セザールという男が重症を負った女性警官を発見して車に乗せた。だが、女性警官は間もなく死亡、セザールは容疑者として逮捕され、殺人罪で死刑宣告されてしまう。この事件に興味を示した女性精神分析医ダイアナは、脳の記憶を映像化するブレインスキャンを使ってセザールの記憶を検証。その結果、セザールは無実と判定されるが…。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | パヴァン・グローヴァー、デニス・ホッパー 2002 米 |
寸 評 | 殺人犯モワットの怖さが良く出ている。バイオレンスなのか、ホラーなのか、オカルトなのか、わからない変わった映画だった。死刑になった所までは面白く見れたが、その後が拍子抜け。でも迫力があったから、許す。 |
鑑賞日 | 2004年10月 |
アンタッチャブル | |
禁酒法下の1930年シカゴ。密造酒の販売などで荒稼ぎする暗黒街のボス、アル・カポネを摘発するため、財務省から特別調査官エリオット・ネスが派遣される。カポネ一味の犯行現場を押さえようと張り切るネスだが、カポネは警察の上層部と癒着しているため苦戦を強いられる。信頼できるチームを組む必要性を悟ったネスは、初老の警官マローン、優秀な若手警官ストーン、そして会計士ウォーレスの4人で特別部隊を結成する。 |
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採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ケヴィン・コスナー 、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ 1987 米 |
寸 評 | 非常にシリアスな殺人シーンがあるのに、コミカルに思えるシーンもあったりと、アンバランスさが気になった。カポネとの熾烈な闘いにも関わらず、単純な不注意から仲間が死んだり、銃撃戦になったりするのはおかしい。S.コネリーの演技が印象に残った。ネスがロープを伝ってビルの屋上から逃げようとした殺人犯に銃口を向けながら撃たずに手助けし、その後に突き落として殺した意味は何だったのか?豪華キャストだけに期待したが、外れた。 |
鑑賞日 | 2014年2月 |
アントマン | |
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていく。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ポール・ラッド 、マイケル・ダグラス 2015 米 |
寸 評 | 意外と言っちゃ失礼かもしれないが楽しめた。娘のために頑張るお父さんってのがイイ。 |
鑑賞日 | 2016年11月 |
アンノウン | |
ベルリンで交通事故に遭ったマーティン・ハリスが意識を取り戻すと、妻が自分のことを忘れ、見知らぬ男が自分に成り済ましていた。異国の地で身元を証明する手だてがない中、彼は訳も分からぬまま何者かに命を狙われる羽目に。タクシー運転手ジーナの協力を得て、マーティンは真相究明に乗り出す。 |
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採 点 | ★★★★ |
出演者など | リーアム・ニーソン 、ダイアン・クルーガー 2011 米 |
寸 評 | 事故後、自分が自分でなくなり、ワケがわからないまま命を狙われる展開に「面白そ〜」と必死こいたら、ユルゲンが自殺した辺りから「自分が」ワケわからなくなった。結局、大きなウソが二つあって都合良く振り回されたって感じ。ホントは悪なのに事故ったら善人になった、だなんて、ふざけてる、いい加減にしろ〜!リーアム・ニーソンの映画ではサイテー! |
鑑賞日 | 2015年12月 |
アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場 | |
ソ連との戦いに敗北し領土の一部を奪われたフィンランドは、1941年、その奪還に挑むため同国への侵攻を開始する。さらに強大な軍事力を誇るソ連軍に対抗するため50万人の軍隊を組織し、歩兵戦を中心に戦いを進める。妊娠中の妻と家族を残してきたベテラン兵士、結婚式を挙げたばかりの若者など、それぞれ違った事情を持つ4人のフィンランド軍兵士が最前線へと送り出される。 |
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採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | エーロ・アホ、アク・ヒルヴィニエミ 2017 フィンランド |
寸 評 | フィンランドとソ連の間にそんな戦争があったとは知らなかった。功績があれば休暇が貰えて、ふるさとへ一時的に帰れるなんてのは、陸続きの戦争だからか。それに比べると日本の兵士はかわいそう。若干、手ゆるい感じがしたが、それでも戦争の悲惨さが良く伝わってきた。 |
鑑賞日 | 2020年12月 |
アンブレイカブル | |
悲惨な大事故から奇跡的に生還した男が体験する、衝撃の出来事を描いたサスペンススリラー。 |
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採 点 | ★★★ |
出演者など | ブルース・ウイリス 2000 米 |
寸 評 | よくわからない映画。最後に不思議な黒人は悪のヒーローで主人公は善のヒーローだと言うのがようやくわかったが、かといってハデに両者が戦い合うわけでもなく(何しろ、悪のヒーローは病弱である)消化不良映画となってしまった。違った展開を期待してただけに失望感が大きい。 |
鑑賞日 | 2002年10月 |