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採点は100点満点。平均の50点以下は青い★、60点以上から赤い★になります。 満点は★★★★★★★★★★。 |
米軍極秘部隊ウォー・ピッグス
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1944年9月、ベルギー。ドイツとの国境では総力戦を辞さない覚悟のナチス・ドイツが連合軍を待ち受けていた。ジャックら米陸軍歩兵科の兵士からなる精鋭部隊「ウォー・ピッグス」に、敵陣を突破してドイツに侵攻せよという命令が下される。ジャックたちは、フランス外人部隊のハンスからドイツ軍などについて学ぶことに。ドイツ軍は最新兵器の導入を予定しており、ジャックたちはそれを諜報する任務を受ける。
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採 点 | ★★★★ |
出演者など | ルーク・ゴス、ドルフ・ラングレン 2015 米 |
寸 評 | 精鋭部隊に選ばれたのに上官への忠誠心が薄く、反抗する。口の割に体力も技術も無い。ハンスが大勢の敵に向かって仁王立ちしてのライフル乱射は無茶だろ。基地に侵入後、人質救出のため、堂々と戦車内で待機するなんてことも有り得ない。ラングレンのアクション、キレが無くなったねぇ。やっぱ歳だな。 |
鑑賞日 | 2016年1月 |
ペイチェック 消された記憶 |
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フリーのコンピューター・エンジニア、ジェニングス。彼はハイテク企業を渡り歩いて極秘プロジェクトに参加し、多額の報酬を受け取るのと引き替えに一定期間の記憶を消されるという仕事を引き受けていた。ある日、彼は破格の報酬を提示したオールコム社のプロジェクトに関わることになるが、その代償は3年間の記憶。しかし、彼が報酬として実際に受け取ったのは19個のガラクタが入った封筒だった。さらに、追われる身となった彼は、やがて、一連の出来事が元雇い主の起業家レスリックによる陰謀に関係していると知り、事態の真相を暴くとともに失われた記憶を取り戻すべく孤独な戦いを開始するが…。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ベン・アフレック、アーロン・エッカート 2003 米 |
寸 評 | 面白い。初めは話がややこしそうだなと思って見たが、わかりやすくてスリリングな展開に引きずり込まれた。BMWのバイクで逃げるシーンはカッコ良かった。「俺の好きな球団は?」偽物は「???」本物は「レッドソックス」う〜ん、いいねぇ〜、このフレーズ。 |
鑑賞日 | 2007年2月 |
ベイビー・ドライバー | |
幼い頃の交通事故で耳鳴りの後遺症が残るベイビーは、かつて犯罪組織のボスの車を盗み、その時の損失の穴埋めをするために驚異的なドライブテクニックで強盗の逃がし屋をやっていた。仕事の際、iPodに入ったお気に入りの音楽を掛けると集中力が増し、どんな状況でも警察の追跡から逃れることができた。最後の仕事を終えて足を洗おうと入った店でウェイトレスのデボラと運命的な出会いをして恋に落ちる。 | |
採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ 2017 米&英 |
寸 評 | カーチェイスが非常にカッコいい。BGMがまたノリノリな曲が多く、連続して楽しめた。簡単に人を殺す仲間とは一線を画し、決して自らは相手の血を流すことをしないベイビーがイイ。そんなところにデボラが登場して、さらに危機が迫ることで手にジワジワと汗を握る展開になるのがまたイイ。「ベイビー」がタイトルの頭に付くのと、冒頭で音楽に合わせて楽しそうにシャウトするベイビーを見て、気楽な感じで見始めたが、全く違っていた。最後は、それまで見せたことがない憎悪に満ちたベイビーの表情が凄くて、ポイントアップに繋がった(笑)。 |
鑑賞日 | 2019年1月 |
ペイ・フォワード 可能の王国
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一人の少年が始めた“親切運動”が周囲の人々を動かしていく姿を描いた感動のヒューマンドラマ。
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採 点
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★★★★★★★★★★
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出演者など
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ハーレイ・J・オスメント 2000 米
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寸 評
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目頭が熱くなった。先生と生徒の母親がアッチッチになるというストーリーが見る者を実にハラハラさせてイイ。先生のヤケドの原因がわかるシーンがまた心打たれる。そして、最後。まさかあんな終わり方に話が進むとは思わなかった。少年がインタビューの中で答えた内容に少なからず勇気を持った人が出ても不思議でないほど良い映画だった。パチパチパチ。
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鑑賞日
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2003年1月
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ベオウルフ/呪われし勇者 | |
6世紀初頭のデンマーク。国王の城を襲った巨大な怪物グレンデルを見事に倒した勇者ベオウルフ。だが翌朝、グレンデルの母親によって部下たちが皆殺しにされてしまう。ベオウルフは報復のため、彼女が棲む洞窟へと向かうが、そこで彼を待っていたのは妖しくも美しい全裸の女だった。 |
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採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | ミレイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス 2007 米 |
寸 評 | 出だしで何かが違うぞと思いつつ、しばらく観続けたが、やっぱり変なので途中で止めたままネットで調べた。そして納得。完全なCGだった。多少の違和感はどうしてもあるが、酷評されているほどのモノでもない。アンジェリーナ・ジョリーなんか本物かと思ってしまうほど良く出来ている。ストーリーも悪くない。英雄ってのは、いつの世も色には弱いんだね。 |
鑑賞日 | 2012年2月 |
ベスト・フレンズ・ウェディング | |
大学時代の元彼氏が結婚することになり、それまでハッキリしなかった自分の気持ちが明確になる。一週間後に迫った結婚式までに彼を心変わりさせようと必死になってあらゆる手を尽くすが……。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ジュリア・ロバーツ、キャメロン・ディアズ 1997 米 |
寸 評 | 男女間に恋愛感情のない親友関係が成立するか?「うんにゃ、この場合は成立しなかったのです」と映画は語っている。親友だった事が逆に告白を難しくして悩むジュリアン(J.ロバーツの役)。二人の仲を裂くためのイタズラがなんとも痛々しい。最後はやはり奪い取る事が出来ずガッカリで終わろうとするが、なんとやはりあの男が現れる……って展開は私にも読めたぞ(笑)。でも、果たしてその後結婚したのかどうか?はよくわからない。面白かった。 |
鑑賞日 | 2003年2月 |
ヘルボーイ | |
第二次大戦末期の1944年。スコットランドにある大修道院跡で、怪僧ラスプーチンの指揮のもと、敗色濃厚なナチスの起死回生をかけた恐るべき陰謀が実行に移されようとしていた。しかし、ラスプーチンが異界の門を開き、邪悪な神を召喚しようとしたまさにその時、ブルーム教授率いるアメリカ軍特殊部隊が現場を急襲。ラスプーチンは異界に呑み込まれ、あとには猿のような奇妙な生き物が生み落とされた。その小猿は“ヘルボーイ”と名付けられてブルーム教授のもとで大切に育てられ、やがて教授の設立した超常現象調査防衛局のトップ・エージェントとして魔物たちとの死闘を繰り広げていく。だが、そんなある日、ラスプーチンが異界から蘇る…。 |
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採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | ロン・パールマン、ジョン・ハート 2004 米 |
寸 評 | アメリカン・コミックの映画化とあってなかなか面白いストーリーになっている。日本の場合、ウルトラマンや仮面ライダーなどは一生懸命撮影してるにもかかわらず、陳腐でぎこちない動きのモンスターしか撮れないのに、どうしてアメリカが作るとあんなにもスムーズな動きになるのか?技術といえば、それまでですが……、やっぱそれですかね? |
鑑賞日 | 2006年1月 |
ヘルレイザー/ゲート・オブ・インフェルノ | |
持ち主を地獄へと導く謎の“パズルボックス”の恐怖を描いた大ヒットホラーシリーズ最新作。 |
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採 点 | ★ |
出演者など | クレイグ・シェイファー 2000 米 |
寸 評 | 全く何を考えて作ったのかさっぱりわからん。謳い文句ってアテにならない。 |
鑑賞日 | 2002年3月 |
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 | |
1918年のニューオーリンズ。80歳の姿で生まれた赤ん坊はある施設の階段に置き去りにされていた。黒人女性のクイニーはその赤ん坊を拾い、ベンジャミンと名付け、自身が働く老人施設でベンジャミンを育てる。ベンジャミンは成長するにつれ若返っていった。1930年の感謝祭でベンジャミンは少女デイジーと出会い、ふたりは心を通わせた。仲が親密になっていくにつれベンジャミンの若返りとデイジーの成長は進み、やがて同じぐらいの年格好となった。しかし、この後も普通に年をとっていくデイジーに待っているのは「老い」だった。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 2008 米 |
寸 評 | 一方は若返り、一方は老いていく、不思議なストーリーだ。ツッコミどころとしては、80歳の赤ちゃんなのに、なぜ、爺さんサイズじゃないのか?ってこと(笑)。そりゃ、1m以上もあれば産むのはムリだもんね。赤ちゃんになったベンジャミンがデイジーの胸に抱かれて最期の時を迎えるラストがイイ。 |
鑑賞日 | 2012年2月 |
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 | |
1971年。ベトナム戦争に関するアメリカ政府に不都合な事実が記された最高機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”が、その文書作成に関わった人物の手でリークされてNYタイムズがその一部をスクープし、社会的反響を呼ぶことになった。政府はすぐに記事の差し止め訴訟を起こす一方、他社に先を越されたワシントン・ポストの編集主幹ベンと女性発行人キャサリンは、報道の自由と真実のため、全貌を公表しようと奔走する。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | メリル・ストリープ、トム・ハンクス 2017 米 |
寸 評 | ウォーターゲート同様、報道精神を貫いたワシントン・ポストは凄いね。印刷にゴーサインを出すかどうかの場面が非常に緊迫して見応え有り。登場人物が多くて、名前と顔を覚えるのに苦労した。自分は新聞社で仕事していたので、特に印刷されるまでの工程に目がいったのだが、刷り上がりや配達のシーンは雑過ぎる。あれはひどい。 |
鑑賞日 | 2020年3月 |