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採点は100点満点。平均の50点以下は青い、60点以上から赤いになります。
満点は★★★★★★★★★★

 ローン・サバイバー
 2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯で、ある特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズは200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、猛攻撃を浴びてしまう。それは世界最強の戦闘能力を持つ精鋭部隊といえども、死に等しい絶望的な状況だった。そんな想像を絶する極限状況の中、一人の兵士が生き延び奇跡的に生還する。
採  点
★★★★★★★★★
出演者など
マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ 2013 米
寸  評
凄い!鍛え抜かれた4人でもさすがに敵の数が多過ぎる。無線が繋がらず孤立無援という極限状態で粘りの闘いをするが、一人二人と殺られていく時のマーカスの辛さは観るほうにも伝わってきた。いつもならポップコーン袋のガサゴソ音がするのに、今日はシーンとしてて、それだけ観客も緊張しつつ観ていたのだということがわかる。救助ヘリが来て乗り込む際「ありがとう」と礼を言うシーンにはグッとさせられた。ウォールバーグ、映画「テッド」で演じたジョンとはあまりにもかけ離れた演技で、そのギャップに困ってしまった(笑)。
鑑賞日
2014年3月(劇場鑑賞)

 ロード・オブ・ウォー
 ソ連崩壊前のウクライナに生まれ、少年時代に家族とともにアメリカに渡ったユーリー。彼はギャング同士の銃撃戦を目撃した時、武器を必要としている者に武器を提供する仕事が求められていると気づき、弟のヴィタリーと共に武器売買事業を始める。そしてその仕事に天性の才覚を発揮した彼は、やがて世界有数の武器商人へと成り上がっていく。ソ連崩壊によって大量に余った武器をアフリカへ売りさばき莫大な富を築いていった彼は、反面、商売に伴う危険も増し、さらにインターポール(国際警察機構)のバレンタイン刑事から執拗に付け狙われるようになるが…。
採  点
★★★★★
出演者など
ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク 2005 米&仏
寸  評
オープニングで、弾丸が作られてアフリカに送られ、少年に打ち込まれるまでを追うシーンは印象的だ。単純にドンパチものかと思ってたら、武器輸出の裏世界を訴える真面目な映画だった。インターポールもやることは派手なクセにホシを目の前にして手も足も出ないのが情けない。そもそもバレンタイン刑事の手に負えるヤマじゃなかったということか。タイトルをカタカナにすると「戦争の道」と訳してしまいそうだが、ROADじゃなくて、統治者とか領主の意味のLORDなんだねぇ〜。でも実際の話だというし、単純に「へぇ〜、そうなの?」って片づけるわけにもいかない映画ではある。
鑑賞日
2007年5月

 ロード・オブ・ザ・リング
 冥王サウロンによって作られた指輪は世界を征服可能な強力なパワーを持っていた。その指輪も戦いを終えて湖底深く沈み、長い眠りにつくこととなる。しかし、それから数千年後、ふとしたことからホビット族の青年フロドの手に渡り、ドラマは始まった。
採  点
★★
出演者など
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン 2001 米
寸  評
上映時間内に完結するのが映画だと思ってたが、この映画はそれをくつがえした。今の時代、悠長に次の公開を待っていられるファンは果たして何人いるのだろうか?このスタイルに抗議の意味を込めて第二話、第三話は絶対見ない。
鑑賞日
2002年3月(劇場鑑賞)

 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
 三部作中の第二部。指輪を捨てにいく「旅の仲間」は3つにわかれながらも、それぞれの旅をつづける。それに対し、闇の勢力も各地で勢力を強め、「中つ国」のあちこちで戦闘がはじまり……。
採  点
★★★★
出演者など
イライジャ・ウッド、ショーン・アースティン 2002 米
寸  評
二話は見ないと言っていたが、レンタルで見てしまった。マラソンで言えば折り返しを過ぎたというんで、多少は終わりが見える第二部なんだろうと期待を込めて見たが、話がゴッチャでややこしかった。登場人物もこれだけの大作だと多くなるのは当たり前だが、時々、誰が誰なのか混乱する。ヘルム峡谷の戦いがあれほど長いのに最後はあっさりと決着付き、唖然としてしまった。う〜ん、第三話は絶対に見ないぞ!(笑)しかし、三部作にして9時間もかけるほどの映画の価値があるのだろうかと疑問を感じる。
鑑賞日
2004年2月

 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
 最後の旅が始まる第三部。川で拾ったパランティアの石から、サウロンがミナス・ティリスを襲う事を知ったガンダルフは、戦いの準備を進める。一方、フロド達はゴラムの案内によって目的地・滅びの山へ着実に近づいていた。
採  点
★★★★★
出演者など
イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンソン 2003 米
寸  評
やっぱココまで来たら見るしかない。感動した人には辛い採点だと思う。まずミナス・ティリスの戦いだが、二部とかなり似通っている。城壁を破られて敵が入り込んでくるシーンは同じに見えた。登場する怪物キャラ(象みたいな巨大な生き物ムマキルや、空飛ぶ獣)の数が多すぎるのではないか?もっと少なくしてジックリ戦うのを見せて欲しかった。昔、見た「シンドバッド……」とかいう映画を思い出してしまった。また、強敵が案外アッサリと倒れたのには唖然。鉄兜がパーマンのお面に似てる。この作品、原作を読むなり、ネットでストーリーを頭に入れてから鑑賞すべし。事前に情報をたっぷり仕入れておかないと頭の中がグッチャグチャになってワケがわからなくなるほど、複雑である。
鑑賞日
2004年2月(劇場鑑賞)

 ローレライ
 1945年、ドイツ降伏後、日本により接収された戦利潜水艦<イ507>。海軍軍令部作戦課長・朝倉大佐の命を受け、絹見少佐はイ507で日本に向かう原子爆弾を積んだ輸送船を沈没させる任務に就く。そのイ507は"鋼鉄の魔女"として恐れられていた。その理由はイ507に搭載されている<ローレライ・システム>にあった。絹見少佐はそのローレライのシステムの真相を知り、驚愕することになる…。
採  点
★★★★
出演者など
役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇 2005 日本
寸  評
時は終戦の年1945年なのだが、パウラというナゾの少女の近未来的なスーツ姿や超能力に違和感を感じた。ここぞと言うときに手首を挟んで皆に迷惑をかけるなど、つまらないシーンも。出だしは面白そうだったので久々に日本映画に期待したのだが、やはりまた裏切られた。無理に感動シーンを用意して、さぁ〜泣け!といった押しつけがましいのがイヤだ。テレビのCMでは見終えて、インタビューに涙する女性の絵があったが、なんかなぁ〜って感じ。
鑑賞日
2006年7月

 ロスト・ソウルズ
 悪魔の降臨を防ごうとする女性と、悪魔崇拝の秘密教団との壮絶な戦いを描いたオカルトスリラー。
採  点
★★
出演者など
ウィノナ・ライダー 2000 米
寸  評
なぁ〜んか意味の良くわからない映画。もっと怖がらせてくれるかと期待したのにドロドロした人間模様が主題だったのにはガッカリ。結局は悪魔がいなかったってことになるの?かな?
鑑賞日
2002年8月

 ロスト・バケーション
 医学生のナンシーは病死した母が教えてくれた秘密のビーチを休暇で訪れ、思い出に浸りながらサーフィンを楽しんでいた。沖合でクジラの死骸を見つけ不思議に思ったその時、突然、何者かによって脚を負傷する。必死に近くの岩場にたどり着き、周囲を見渡すと恐ろしい巨大な人喰いザメが旋回していた。海岸まではかなりの距離があり、戻ることは困難だった。出血を処置し、サメから逃れようとするが、満潮で岩場が海面下に沈むのは時間の問題だった。ナンシーは絶体絶命の危機に追い込まれる。
採  点
★★★★★
出演者など
ブレイク・ライヴリー 2016 米
寸  評
約40年前(1975年)に観た映画「ジョーズ」にショックしたことを思い出した。当時、弘前の映画館で鑑賞後、新宿・歌舞伎町中心部の映画館(東宝だったかなぁ)で二度見したほどサメ物にハマった。この映画は当時より、映像的にもかなり進化しているが、モンスターシャークから逃げようと観客をハラハラさせるモノは変わらない。IQの高い医学生だけに生き延びるための様々な行動を起こすが、それをあざ笑うかのように次々と襲ってくる人食いザメがまた憎たらしい。やっつけた瞬間、ナンシーに思わず拍手。女性は強い。男ならすでに諦めているだろう。
鑑賞日
2017年4月

 ロスト・フューチャー 10,000デイズ・アフター
 彗星との衝突で氷河期に突入した地球。生き残った人々は部族同士で資源を奪い合う、絶望的な戦いを続けていた。そして1万日が経過した頃。ロッキー山脈の天文台を根城にするルーカスたちは、氷に埋まった大統領専用機<エアフォースワン>の残骸を発見する。機内には米軍の全核兵器を制御するブリーフケースが残されていた。核を起爆すれば、氷河期を終わらせることが出来るのか?それは希望の光か、悪魔の選択か?地球の運命を賭け、彼らはある決断を下すが…。
採  点
★★
出演者など
ジョン・シュナイダー、ピーター・ウィングフィールド 2014 米
寸  評
いまいちピンとこない。名前と顔を一致させるのに半分の時間を費やしてしまった。一度、死んだ人間が突然息を吹き返したり、その後も元気よく走り回るなど常識が無い映画だ。ラストが尻切れトンボで終わっていて、何コレ?と腹が立ってきた。
鑑賞日
2015年2月

 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
 ジュラシック・パークでの事故から4年。コスタリカ沖に浮かぶ無人島で、少女が小型恐竜に襲われる事件が発生した。実はこの島は、ジュラシック・パーク計画で恐竜をクローン生産するための拠点となった“サイトB”で、長らく立ち入り禁止となった島内では生き延びた恐竜たちが密かに繁殖していたのだ。やがてジュラシック・パークの考案者ハモンドの依頼で、数学者マルコムや彼の恋人で古生物学者のサラたちが調査のために島に渡ることに。だが、彼らの行く手には想像をはるかに超える恐るべき事態が待ち受けていた。
採  点
★★★★★
出演者など
ジェフ・ゴールドブラム、ジュリアン・ムーア 1997 米
寸  評
10年ぶりにまた見てみた。当時は恐竜の動きにばかり目がいって、その印象が一番強かった。今回はだいぶ目もこなされてきたため、これぐらいでは驚かないぞ!って感じで点数も3割マイナス。
鑑賞日
2007年1月

 ロック・ユー!
 中世ヨーロッパの若い闘士の活躍をロックミュージックに乗せて描いた新感覚のスペクタクル時代劇。14世紀、上流階級の男だけが出場できる馬上槍大会に身分を偽って出場した平民の若者。トーナメントを勝ち進む彼は、ある難題を突きつけられる。
採  点
★★★
出演者など
ヒース・レジャー、ルーファス・シーウェル 2001 米
寸  評
最後ができ過ぎ。鎧を脱ぎ捨てて、強敵のライバルに立ち向かうのはいくらなんでも無謀というもの。また馬に乗って槍で突き合う競技そのものが単純すぎて、果たして命を懸けてまでやる価値があるのかと現実的な疑問を持った。そこに恋物語が入るもんだから、次第に鑑賞意欲が無くなってきた。
鑑賞日
2003年4月

 ロビン・フッド(2010)
 イギリスとフランスが激しく対立し合っていた戦乱の12世紀末。弓の名手ロビンは戦いに嫌気がさし、仲間と部隊を離れて帰国の途につく。その途中でロビンは瀕死の騎士ロバートと出会い、ノッティンガム領主の父の元へ剣を持ち帰ってほしいという頼みを引き受けてしまう。ノッティンガムに到着し、その領主と未亡人マリアンの歓待を受けたロビンは、今度は領地没収を免れるため、ロバートに成りすますよう頼まれる。
採  点
★★★★★
出演者など
ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット 2010 米&英
寸  評
悪役ゴドフリーがいいね。シンプルな武器しか無い中世期なので仕方ないのはわかるが、闇雲に敵対する軍同士が一騎打ちするってのがどうも納得いかない。崖の上から弓矢で狙い撃ちされてるのがわかってても突き進む闘い方。正直なところ、ロビン・フッドって、こんな英雄だったと知らなかった。140分と時間が長いのがちょっと辛い。
鑑賞日
2014年1月

 ロボッツ
 小さな田舎町で、皿洗いロボットの一家に生まれた男の子ロドニー。中古部品で作られていた彼はある日、偉大な発明家ビッグウェルド博士の“外見が何で作られていても、誰もが輝くことができる”という言葉に勇気と希望を抱く。やがて発明好きな青年へと成長したロドニーは、自分の発明品を手に、ビッグウェルド博士に会うため大都会“ロボット・シティ”へと向かった。しかし博士が社長を務める会社で門前払いにされたロドニーは、博士の姿がどこにも見当たらないことに疑問を抱く。その一方で、彼は街で知り合った愉快な中古ロボットの集団“ラスティーズ”の面々と仲良くなっていった。そんな中、彼は中古ロボットを一掃しようとする野心家の新型ロボット、ラチェットが恐ろしい計画を進めていることを知る…。
採  点
★★★★★★★
出演者など
ユアン・マクレガー、ハル・ベリー、ロビン・ウィリアムス 2005 米
寸  評
多少、ゴチャゴチャしてて見づらい部分もあったが、心が暖まるのがイイ。
鑑賞日
2006年10月

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