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採点は100点満点。平均の50点以下は青い、60点以上から赤いになります。
満点は★★★★★★★★★★

 マーシャル・ロー
 FBIのハバード・テロ対策本部長はNYの市民生活を脅かす爆弾テロに忙しい毎日だった。そんな中、ブルックリンでバスジャックがあり、要求を語らず無言のアラブ系犯人グループと交渉するが自爆し多大な犠牲者が出る。頻発するテロにNYはついにマーシャル・ロー(戒厳令)が発令される。
採  点 ★★★★★
出演者など デンゼル・ワシントン、アネット・ベニング、ブルース・ウィリス 1998 米
寸  評 93年に起きた世界貿易センタービル爆破テロをヒントに作られた映画のようだが、01年9月のあの同時テロが起こった今、すごく現実的な映画に思えた。NYに戦車や戦闘機が違和感なく溶け込む時代が来たらどうしようという怖さを感じた。B.ウィリスにもっと印象深い役柄を期待してたが、わき役に近い存在。ややガッカリ。
鑑賞日 2002年2月

 マイティ・ハート/愛と絆
 共にジャーナリストとして活動し、深い絆で結ばれた夫婦ダニエルとマリアンヌは2002年1月、パキスタンのカラチへとやって来た。ある日、ダニエルは妊娠5ヵ月になるマリアンヌとディナーの約束をしたあと、帰国前の最後の取材へと向かう。しかし、彼はそのまま行方不明となってしまった。やがて彼が人質としてテロ組織に誘拐されたことが判明。マリアンヌは気丈に振る舞い、夫の潔白と事件の早期解決を訴えていく。しかし捜索活動は一向に進展せず、その一方で次第に事件の経緯が明らかになっていく。
採  点 ★★★★★
出演者など アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン 2007 米&英
寸  評 実話ということもあって腰を据えて見たが、最終的に結論が出ず、中途半端な感じがした。公平な視点から記事にするのがジャーナリストの原則とはいえ、イスラム社会と欧米との間に公平は存在しない。無実の犠牲者が双方にどれだけ出たことか。このような映画が無くなることを祈るばかりだ。
鑑賞日 2009年1月

 マイノリティー・リポート
 西暦2054年、ワシントンDC。政府は度重なる凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を開発し、大きな成果をあげていた。それは、“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者によって未来に起こる犯罪を事前に察知し、事件が実際に起きる前に犯人を捕まえてしまうというものだった。ジョン・アンダートンはその犯罪予防局のチーフとして活躍する若き精鋭。しかしある日、彼は自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予言されたことを知り愕然とする。そんなことはあり得ないと心の中で否定する彼だったが、一転して追われる立場になった今や、彼にできることはとにかく逃げることだけだった…。
採  点 ★★★★★★★
出演者など トム・クルーズ、コリン・ファレル 2002 米
寸  評 シルバーメタリック系の近未来映像からは、犯罪がなくて平和だが、どこか冷たさを感じる世界が伝わってきた。この映画、もしかしたらハズレかなと思いつつ、少し引き気味にして鑑賞してみたら、意外に面白かった。ただ、終盤でストーリーがややこしくなり、頭を抱える状態になった。“プリコグ”を“プルコギ(韓国料理)”と読んでしまうのは私だけだろうか?犯人捜査マシンこと“スパイダー”は、スピルバーグらしくて楽しめた。
鑑賞日 2005年11月

 マイ・ボディガード
 米軍の対テロ部隊で16年間も暗殺の仕事を続けてきたために次第に心を閉ざし、もはや生きる希望を見失っていたクリーシー。彼はある日、メキシコで護衛の仕事をしている部隊の先輩レイバーンから新しい仕事を請け負うことになる。それは、誘拐多発地域メキシコ・シティに住む実業家の9歳になる娘ピタのボディガード。心優しい彼女と接するうち人間らしさを取り戻していくクリーシーだったが、ある日事件が起こる。ピタが彼の目の前で誘拐され、彼も重傷を負ってしまったのだ。やがてピタの死を知らされたクリーシーはにわかに復讐を誓う。だがその先には巨大な陰謀と驚きの真相が待ち受けていた。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ディンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング 2004 米&英&メキシコ
寸  評 影のある男の正体が徐々に判明するにつれ、面白くなっていった。冷酷なまでの殺し方はD・ワシントンに似合わない感じがするが、迫力は十分あった。ラストでは、あんなに復習に燃えたクリーシーだから、犯人達と派手に戦うのかと思ってたら、素直に彼らの車に乗り込んでしまう。自分の命が残り少ないと覚悟したからか?だとしたら面白くない。
鑑賞日 2006年4月

 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
 恋愛とは無縁の毎日を過ごすギリシャ系アメリカ人のトゥーラ、30歳。両親にとって、男っ気のない娘の将来は最大の心配の種だった。しかし一方、ギリシャ人男性以外との結婚は許さないという頑固な父親のもとでは、自由な恋などままならないのも事実だった。そんなある日、いつものように父親が経営するレストランで働いていたトゥーラは、店に来たハンサムな男性イアンに一目惚れ。これをきっかけに彼女は一念発起、見違えるように女らしく大変身する。
採  点 ★★★★★
出演者など ニア・ヴァルダロス、ジョン・コーベット 2002 米&カナダ
寸  評

二人の出会いのシーンが「会いました→好きになりました」とあまりにも簡単すぎる。また、トゥーラをくどく言葉がクサ過ぎる(笑:あばたもえくぼになってしまっている)。父親に結婚を反対され、駆け落ちしようと、授業中の教師イアンを訪れ、自習にさせるのだが、生徒の事を考えれば実に迷惑なことで教育上許されないと思った(笑)。しかも廊下でキッスですよ、キッス。許せん!!!メメメ!!!。でも、ほのぼのしてて面白かった。

鑑賞日 2005年1月

 マイル22
 放射性物質セシウムが、何者かに奪われ、その行方を知るリー・ノアが、セシウムの所在情報と引き換えに亡命を求めてインドカーのアメリカ大使館に保護される。しかし、これを知った武装勢力が彼の命を狙って迫り、ノアを無事に国外へ脱出させるため、ジェームズ・シルバ率いるCIAの機密特殊部隊が、大使館から空港までの22マイルを護衛することになる。
採  点 ★★★★★
出演者など マーク・ウォールバーグ、イコ・ウワイス 2018 米
寸  評

ウォルバーグ主演なので期待を込めて観たが、ピンと来なかった。フラッシュバックされるアクションシーンが何がどう起きているのか、わかりづらい。部下に対するシルバの心無い態度もあまり印象が良くない。エンディングがまた欲求不満が残るモノで、これは最初から次のシリーズを狙った映画なのだと思ったら腹が立ってきた。イジョ。ノア役を演じたイコがちょっと気になった。今後、売れそうな気がする。

鑑賞日 2019年11月

 マギー
 未知のウイルスによって世界は崩壊の危機を迎えていた。ある日、ヴォーゲル家の16歳の娘マギーがウイルスに感染し、隔離病棟へ収容されてしまう。これを受け入れることが出来ない父ウェイドは、隔離病棟へ乗り込み、娘を捜し出して連れ戻す。人々が次々とゾンビ化していく中、マギーも時間の問題となりウェイドは決断を迫られる。
採  点 ★★★
出演者など A・シュワルツェネッガー、アビゲイル・ブレスリン 2015 米
寸  評

何か良い方法で蘇るのかと期待したのに裏切られた。キツネを食べた時に、もしかしたらと思ったが無駄な推理だった。特に盛り上がるシーンは無い。上映時間は短め。これ以上長ければブーイングだろう。シュワちゃんが出ているからと思って見始めたのは間違い。演技は悪く無いが、シュワちゃんでなくてもイイんじゃね?

鑑賞日 2017年8月

 マクファーランド 栄光への疾走
 高校のアメフトコーチをしていた高校教師ジムは、やる気のない選手に体罰をして失職する。ようやくカリフォルニア州マクファーランドの高校に再就職が決まるが、そこはヒスパニック系が多く住む貧困地域で、治安も良いとは言えず、生徒も親も学業やスポーツに関心が薄かった。ある日、体育の授業中に生徒の足が速いことに気付き、彼らの能力を伸ばすためクロスカントリー部の立ち上げるが、指導経験の無いジムは様々な困難に突き当たる。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ケヴィン・コスナー、マリア・ベロ 2015 米
寸  評

実話に弱い自分。15歳の娘の誕生日パーティーで、実際あんなに派手にやったのだろうかと疑問を持ったが(まるで結婚式だ)多少の演出があったとしても許す。スポーツ映画の第一人者コスナーらしさが良く出ている映画だ。五輪種目にも無いので、あまり良く知らない陸上クロスカントリー競技だが楽しめた。見事、州大会の優勝を飾るシーンは感動した。コスナー演じるジム・ホワイトの功績が素晴らしいの一言に尽きる。14年間で9度の州大会制覇。7人の選手のその後がエンドロールに流れ、皆、大学に進学し、立派な大人になっていたが、ジョニーだけが服役したのち社会復帰したというのが気になる。

鑑賞日 2018年12月

 マシニスト
 工場で機械工として働くトレヴァーは原因不明の不眠症で365日眠っておらず、体も生ける屍のように痩せ細っている。彼がアイヴァンという大男と出会った日から、次々と奇妙な事件が起き、工場では同僚が片腕を失う事故に遭う。だがトレヴァー以外、誰もアイヴァンの存在を認識しておらず・・・。
採  点 ★★
出演者など クリスチャン・ベイル、ジェニファー・ジェイソン・リー 2004 米&スペイン
寸  評

結局はひき逃げ死亡事故を起こしたことで精神的にやられてしまったわけネ。終わってみれば単純だけど、そんなのに2時間弱も付き合わされたことに腹が立つ。最初から最後まで暗く、色もほとんど無くて、つまらない作品だ。

鑑賞日 2013年9月

 マダムのおかしな晩餐会
 パリに引っ越してきた裕福なアメリカ人夫婦アンとボブはセレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとするが、手違いから招待客の数が不吉な13人になる。急遽、スペイン人のメイド、マリアを神秘的なレディに仕立て上げ、晩餐会に同席させるが、彼女は緊張のあまりワインを飲み過ぎて下品なジョークを連発してしまう。
採  点 ★★★
出演者など トニ・コレット、ハーヴェイ・カイテル、ロッシ・デ・パルマ 2016 仏
寸  評

下品なジョークってのが日本人の感覚からすれば笑えないモノばかりだった。盛り上がりもイマイチで自分には退屈な映画。マリアの顔やスタイルがとても特徴があってキャラ的には面白い。ラストには期待していたのであんな終わり方が残念だ。あれ?そうなの?ってのは欲求不満が溜まって良くないだろ。悲しすぎる。身分の違いじゃないんだってのを示して欲しかった。

鑑賞日 2019年12月

 マチェーテ
 メキシコの連邦捜査官のマチェーテは、短剣を愛用して犯罪者を狩る凄腕の男だった。だが、その強い正義感ゆえに麻薬王トーレスと衝突し、妻娘を惨殺される。それから3年後、マチェーテはアメリカテキサスで不法移民の日雇い労働者をしていた。ある日、マチェーテはブースという男から不法移民嫌いで知られるマクラフリン議員の暗殺を依頼される。
採  点 ★★★★
出演者など ダニー・トレホ、ジェシカ・アルバ、ロバート・デ・ニーロ 2010 米
寸  評

首は激しくすっ飛ぶわ、腹を剣が貫通するわ、年齢制限確実のB級映画だが、役者が凄い。極悪の面構えのトレホが正義の味方で、デ・ニーロ、セガールが悪者というシナリオが笑える。暇つぶしで観るにはまずまずだが、家族と一緒に観る映画とは言えない。

鑑賞日 2013年12月

 マッチスティック・メン
 相棒のフランクと詐欺師稼業にいそしむ中年男ロイ。彼は、オフィスの電話を毎朝消毒したり、下着や靴下を小さくたたんできちんと積み重ねないと気が済まないほど極度の潔癖症。好物のツナ缶にしても、食器を汚したくなくて缶から直接食べる始末。そんなロイも、詐欺を実行している時だけはなぜか潔癖症を忘れ、芸術的な手腕を発揮するのだった。そんなある日、彼の前にアンジェラという名の14歳の少女が現れる。なんと彼女は離婚した妻との間に生まれたロイの実の娘だというのだ。そしてこれを機に娘と暮らすハメになり、困惑するロイ。やがて彼女はロイの詐欺師稼業に興味を持ち、仲間に加えてほしいとせがむのだが…。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ニコラス・ケイジ、アリソン・ローマン 2003 米
寸  評 うん、面白い!見事にハメられた。まさか、そんなぁ〜ってカンジ。詐欺師も人の子なんだねぇ。娘に会えるとわかると悪人の顔じゃなくなる。しかし、その娘に詐欺のテクニックを教えるというのはどうもいただけない。でも、お年寄り女性から奪い取った金をすぐに戻させたシーンではほっとした。ホコリが漂うだけで具合が悪くなる潔癖症なのにタバコの煙には全然平気ってのはおかしくない?
鑑賞日 2005年11月

 マッハ!
 のどかな村ノンブラドゥの守り神「オンバク」像の首が、この村の出身で悪の道に進んだドンによって切られて持ち去られてしまった。災いが起こると心配した村の長老達はムエタイの達人ティンに希望を託す。彼はオンバクを奪還すべく、ドンの住むバンコクへ向かう。
採  点
★★★★★★★★★
出演者など
トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオ 2003 タイ
寸  評
ファンタスティック!タイにこんな凄いアクションスターがいたのか?B.リー、J.チェンらとは一味違うアクションシーンに感動した。スローを別アングルで2回見せるワンパターンは、やや、しつこさを感じたが許す。主役のトニー・ジャーには今後も大注目だ。06年GWには新作が上陸するらしく、大ブレイクしそうな予感がする。
鑑賞日
2006年2月

 マッハ!弐
 15世紀頃の、アユタヤ王国による侵略が進むタイ。家臣ラーチャセーナによるクーデターで国王とその妻が殺害されるが、息子のティンは悪名高い山賊「ガルーダの翼峰」に救出され、彼らの暮らす山奥の村で生活を始める。そこでムエタイ、剣術、カンフーなどさまざまな格闘技の修行を積み、最強戦士へと成長したティンは、ラーチャセーナへの復讐を誓う。
採  点
★★★★★
出演者など
トニー・ジャー 2008 タイ
寸  評
忍者や侍が出てきたりと日本を意識した作りを感じる。ストーリー的には稚拙。エッ!この人が?っていうサプライズを用意したが、随分無謀である。アクションは相変わらず楽しいが、もっとキレとスピードが欲しいと思ったのは自分だけか?
鑑賞日
2010年8月

 マトリックス・リローデッド
 自分が暮らしていた世界が実はコンピュータが作り出した仮想現実の世界と知り、モーフィアス率いるゲリラ集団に加わり、やがて人類の救世主として覚醒したネオ。コンピュータの支配から人類を解放するための闘いを続けるネオとその仲間たちだったが、ある時ついに人類最後の都市ザイオンの位置がコンピュータに特定されてしまう。ザイオンを救うためには、マトリックスの全ての入り口にアクセスできるという人物“キー・メーカー”の存在が不可欠だった。そこでネオとトリニティー、モーフィアスは彼を求めて再びマトリックス世界へと足を踏み入れるのだったが…。
採  点 ★★★★★
出演者など キアヌ・リーブス 2003 米
寸  評 前作もあまりピンとこなかった。どうも仮想空間というのは苦手で、何が何やらさっぱり理解できず、頭の中が混乱してしまう。有名なワイヤー・アクションが今回も“売り”で、予め、メイキングを見てしまったのが悪かったか、凝視する真剣さが足りなくなってしまった。身の交わし方が物凄いトリニティーが、なぜ弾丸を急所の心臓に受けてしまうのか?不思議だ。避けるのなんて簡単なはず(笑)。
鑑賞日 2003年10月

 マネートレーダー銀行崩壊
 1995年2月27日,イギリスの名門,ベアリングス銀行が倒産した。デリバティブ(金融派生商品)取引で約8.6億ポンド,日本円にして1380億円の損失を出して,この英国王室御用達の銀行を,たった1人で倒産に至らしめた男・ニック・リーソンの獄中手記を映画化した作品。
採  点
★★★★★
出演者など
ユアン・マクレガー、アンナ・フリール 1998 英
寸  評
先物取引という難しい内容なので少し億劫だったが、時間が経過するにつれてあまり気にはならなくなった。大きな損失が出ると更にギャンブル的な投資をしてどんどん泥沼に落ちていくさまはハラハラさせられた。上層部には優秀な部下として紹介され、内心はビクビクの毎日。映画では嘔吐するシーンもあったが、そんな気持ちもよくわかる。6年の刑に服したニック・リーソンは、その後早めの仮釈放になったそうで、今どうしてるのか気になる。
鑑賞日
2002年12月

 マネーボール
 元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーンは、アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。あるとき、ピーター・ブランドというデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、「マネーボール理論」を作り上げる。しかし「マネーボール理論」に対し選手や監督からは反発を受けてしまい、思い通りのゲーム展開が描けないまま低迷を続けた。
採  点 ★★★★★★★★★
出演者など ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル 2011 米
寸  評 原作(日本語版は2004年3月発行)も読んだし、MLBファンを自負する身として非常に興味深い鑑賞だった。統計的な数値で選手を集めるというのは受け入れにくい面もあるが、一方で、さほどアテにならないスカウト達の「スターになりそうな感じがする」には時間と投資が大量に使われ、無駄が多かったのも事実。古い体質を改める困難さは強く伝わってきた。ピーターの頭の回転の速さには、まさにプロを実感。こんな部下を持つ上司は、仕事しやすいだろうな。ハッテバーグ、実物に似ていたねぇ〜。
鑑賞日 2011年11月映画館で鑑賞

 マネーモンスター
 財テク番組「マネーモンスター」は、人気司会リー・ゲイツの巧みな話術や株価の予想で高視聴率を維持していた。生放送が始まってまもなく、男がスタジオに乱入して銃を発砲し、リーに爆弾のついたジャケットを着せる。男は番組がアイビス株を意図的に操作し、暴落した結果、全財産を失ったと主張してスタジオジャックする。
採  点 ★★★★★★★★
出演者など ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネル 2016 米
寸  評 一瞬たりとも目を離せない展開が良かった。2大俳優とジョディー・フォスター監督の息はピッタリである。視聴者へアイビス株を上げて自分の命を救ってくれと呼びかけドンと期待を裏切られるシーンがイイ。犯人カイルの熱演が良かった(今、わかったが、高得点をつけた「不屈の男アンブロークンの主演だった。彼、イイ)。
鑑賞日 2018年2月

 マンデラ 自由への長い道
 人種隔離政策アパルトヘイトによって、白人たちが優位に立ち、黒人たちが迫害されていた、南アフリカ共和国。弁護士として働いていたネルソン・マンデラは、そんな差別や偏見が当然のように存在している状況に疑問と怒りを感じられずにはいられなかった。その思いを強くするあまり、彼は反アパルトヘイトを訴えた政治活動に身を投じていくが、それと同時に当局から目を付けられるようになっていく。活動は熱を帯び、ついには国家反逆罪で逮捕され、終身刑という重い判決を下されてしまう。
採  点 ★★★★★★★★★
出演者など イドリス・エルバ、ナオミ・ハリス 2013 英&南ア
寸  評 マンデラはやはり凄い人だと改めて思った。離婚を二度繰り返すなどといった私生活面の意外な部分を知ることが出来た。長い投獄から開放後も決してスムーズに事が進んだわけではない。70歳、静穏な生活を過ごすことを考える年齢だが、マンデラはそこから国のために強い力を発揮した。
鑑賞日 2016年2月

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