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採点は100点満点。平均の50点以下は青い、60点以上から赤いになります。
満点は★★★★★★★★★★

 ザ・アウトロー

 ロサンゼルスで多発する銀行強盗事件を追う刑事のニックは、ある銀行襲撃計画の情報をつかむ。それは、他人を巻き込まずに鮮やかな手口で強奪を成功させているメリーメン一味が、銀行から3,000万ドルを盗み出そうとしているというものだった。綿密な計画を立てていく一味と、彼らの動向をチェックするニックたちの攻防が始まる。

採  点 ★★★★★
出演者など ジェラルド・バトラー、パブロ・シュレイバー 2018 米
寸  評

うむ〜。あんなに悪党どもに対しては強いのに、カミさんには弱くなるニック刑事の対照的な姿に興醒めしてしまった。

鑑賞日 2020年3月

 最強のふたり
 不慮の事故で全身麻痺になってしまった大富豪のフィリップは、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリスは生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいく。
採  点
★★★★★★★★★★
出演者など
フランソワ・クリュゼ、オマール・シー 2011 仏
寸  評
息子から、少しだけあらすじを聞いて、そんなに乗り気でなかったが、初っぱなでアースウィンド&ファイヤのセプテンバーを聴かされて、引きずり込まれた。障害者に対して全く遠慮のない元受刑者ドリスには観る側がハラハラさせられる。が、徐々にタイトル通りの最強の二人になっていくのが素晴らしい。実話には勝てない。フィリップが想いを寄せた文通女性との出会いが○○○で実現するとは・・・泣かせるねぇ〜。是非、観て欲しい映画デス。なお、冒頭でスピード違反で捕まるも、うまく警官を丸め込むシーンが出てくるが、この映画でそれがバレれて問題にならないだろうか心配だ(笑)。
鑑賞日
2013年8月

 最後の恋のはじめ方
 ニューヨークでデートコンサルタントを営むヒッチ。恋愛下手な男性たちに独自の理論から成る恋愛術を伝授し、多くの男性たちを幸せにしてきた。小太りの男、アルバートから依頼を受け、美人セレブ、アレグラとのデートのアドバイスをしていた。その仕事と同じ頃、バーで出会った新聞記者のサラにひとめぼれしたのだが…。
採  点
★★★★★★★
出演者など
ウィル・スミス、エヴァ・メンデス 2005 米
寸  評
大人の恋のほのぼのした感じがイイんでないの?うだつの上がらない男がセレブな女社長のハートを射止めようと必死に努力する様がコミカルで面白かった。ラブ・コメディーとしては結構楽しめる。でも、ウィル・スミスにはアクションが似合うな。
鑑賞日
2006年7月

 最終絶叫計画
 「スクリーム」や「マトリックス」など、話題作をふんだんに盛り込んだホラーコメディー。ハロウィンの夜、ハイスクールの美少女ドリューが、ハロウィンマスクを被った殺人鬼に殺されるが「スクリーム」を見ていなかった人々は犯人に気付かず……。
採  点
出演者など
アンナ・ファリス 2000 米
寸  評
う〜ん、パロディーなのはわかるんだけど、面白くない。イジョ。
鑑賞日
2001年12月

 サイダーハウス・ルール
 孤児院で生まれ育った少年が成長し、青年として自立していく姿を描いたヒューマンドラマ。
採  点
★★★★★
出演者など
トビー・マグワイア、マイケル・ケイン、シャーリーズ・セロン 1999 米
寸  評
主人公ホーマー・ウエルズが好意を持つ女性キャンディ役(シャーリーズ・セロン)が気になった。容姿がM.モンローに似てるなと思ったのだが……。75年生まれとまだ若い彼女の今後に注目してみたい。映画は地味だが、仕上がりはなかなか良いと思った。
鑑賞日
2002年1月

 ザ・インターネット2
 仕事の変化を求めていたコンピュータ・アナリストのホープ・キャシディは、ある日トルコの一流企業にヘッドハンティングされ、イスタンブールへ行くことに。ところが現地へ着くと、なぜか身元が全て抹消され、ケリーという別の人間になっていた。そして何者かの陰謀によって本当の自分を証明できる手段がことごとく消し去られてしまったことに気づいた彼女は、さらに警官殺害事件の容疑者に仕立て上げられてしまう。やがて彼女は刑務所に収容され、厳しい尋問を受けることになるのだが…。
採  点
★★★★★★★
出演者など
ニッキー・デローチ、デメット・アクバッグ 2006 米
寸  評
なぜ追われるのか?謎が多いまま、ずっと展開していくだけに引きずり込まれていった。スリルがあってなかなか面白かった。そしてクライマックスでズトンと打たれて、あららと思ったら、なんとまぁ〜、そうゆ〜ことだったのねと納得。あまり期待してなかった割には良かった。
鑑賞日
2007年11月

 ザ・ウォーカー
 世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ。本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らず、「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続けている。そんな中、彼の前に、本を探し続ける独裁者カーネギーが現れる。
採  点
★★★★★
出演者など
デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン 2010 米
寸  評
東日本大震災の後に観ただけに、劇中の廃虚と化した街が、津波後の映像と非常に似ているなとの印象を持った。何が起こって世界が廃虚化したのかが一切説明されず、想像力を持たせるのは珍しいシナリオだ。本が聖書だと容易に想像できたが、これがどれだけの力を持つのかが仏教徒の自分には理解できない。
鑑賞日
2011年4月

 ザ・ウォール
 イラク戦争も終盤の2007年、石油パイプライン建設現場に派遣されたアイザックとマシューズは頭を撃ち抜かれて死んだ作業員と兵士を見つける。安全のため遠い位置から長時間、偵察したが、何事も起こらず危険は去ったと判断して遺体に近づいた時、マシューズが狙撃される。驚いたアイザックが救出に向かうが自分も撃たれ、しかも無線機が撃たれて本部との連絡手段を失い孤立してしまう。砂漠の中、わずかに残って今にも崩れそうな壁に身を潜め、見えない狙撃手と相対する。
採  点 ★★★★★★★★
出演者など アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョン・シナ 2017 米
寸  評 1500mも離れた位置にいながら、ピンポイントで撃ち抜く超腕のいい狙撃手が実に不気味。足の急所を狙い撃ちされ「お前は失血死する」との死刑宣告がドキドキさせる。頭のいい狙撃手と無線交信することになり、断片的な情報が伝えられ、それらをつなぎ合わせていくことで、観客がこの映画の骨格を作成していくシナリオが面白い。何も無い砂漠、たった2人しか居ないキャストは相当少ない予算で完成しただろうが、映画そのものは緊迫感あって、とても味の濃い映画だった。
鑑賞日 2018年2月

 ザ・ウォッチャー
 ジョエルはFBI捜査官。彼はロサンゼルスで孤独な女性ばかりを襲う連続殺人犯グリフィンを3年半追っていたが、自分に挑戦するかのように繰り返される予告殺人を阻止することができなかった。あげくに恋人まで殺され、彼女を救えなかったことで心に傷を負ってしまったジョエルは、グリフィンから逃れるように異動願いを出しシカゴへ転任する。だがジョエルこそ自分の一番の理解者だと信じて疑わないグリフィンは彼を追ってシカゴヘと移り、再びジョエルに連続殺人の罠を仕掛けてくるのだった…。
採  点
★★★★★
出演者など
ジェームズ・スペイダー、キアヌ・リーヴス 2000 米
寸  評
まあまあ。キアヌ・リーブスが殺人犯という設定が面白かった。殺し方は残虐だが、彼のイメージを損なわない程度に演出したのが悪かったらしく、あまり怖さを感じなかった。最後は意外にあっさりと片が付き、ガッカリした。もっとも、グリフィンは本気でジョエルを打つつもりはなかったのかもしれない。ジョエルの銃弾を甘んじて受けたのかな?
鑑賞日
2006年8月

 サウスランド・テイルズ
 テキサス州が核攻撃を受けたことから第三次世界大戦が勃発、それから3年経った2008年のアメリカは未だ混迷を極めていた。政府の特務機関“US認証”によって個人の行動は徹底管理され、他方では反対勢力であるレジスタンス集団“ネオ・マルキスト”の暴動が激化。そんな中、行方不明になっていた大統領候補の娘婿でアクション・スターのボクサーが姿を現わす。彼は記憶を失っていたが、代わりに“世界の終わり”への筋書き“ザ・パワー”が脳内に埋め込まれていた。やがてボクサーは、大統領選が行なわれる7月4日に向けて恐るべき巨大な陰謀が迫っていることを知るが…。
採  点
出演者など
ドウェイン・ジョンソン、サラ・ミシェル・ゲラー 2006 独&米&仏
寸  評
全くつまらない。話がゴチャゴチャし過ぎて、ストーリーも理解できない。時間の無駄。
鑑賞日
2009年3月

 サウンド・オブ・サイレンス
 N.Y.の精神科医ネイサンの娘が誘拐された。犯人の要求は、ネイサンの患者エリザベスからある数字を聞きだすこと。患者の心を開こうと奮闘する彼は、やがて彼女が過去に経験した事件に鍵が隠されていることを知る。
採  点
★★★★★
出演者など
マイケル・ダグラス、ショーン・ビーン 2001 米
寸  評
かつてサイモン&ガーファンクルが歌った曲目と同じなので、そのイメージが強く、恋愛モノかと思って見たら、なんと誘拐事件。英語のタイトルは「DON'T SAY A WORD」。こちらのほうが映画の中身からして的確。なぜ、邦題がそうなったのか疑問だ。内容もいたって平凡。
鑑賞日
2003年11月

 サウンド・オブ・サンダー
 2055年、人類はついにタイムトラベルの技術を手に入れた。シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社は高額所得者を対象に、タイムマシンを使った白亜紀恐竜ハンティングツアーを売りにしていた。ある夜、ツアー参加者を招いたパーティーにタイムマシンの開発者ソニア・ランド博士が乱入、ツアーの危険性を指摘する。ツアーの引率者ライヤー博士は彼女から真相を聞きだすが、危惧する事態はほどなく現実となってしまう。
採  点
★★★★★★★
出演者など
エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック 2005 米&独
寸  評
序盤はかなり冷めた目で見ていたが、途中から面白くなっていった。古代からの進化した怪物は、なかなか良い出来栄えだった。特に水中のドラゴンのようなモンスターは気に入った。ヒヒにシッポのついたモンスターも面白い。ストーリー的には誰がルールを破って過去からモノを持ち帰ってしまったのかがわかったほうがヨカッタように思う。なお、天井にヒヒが眠ってて、そこに隠れていた仲間が主人公達に「静かに」というシーンがあるが、いいだけ話したあとに今更、そんな事言っても遅いだろう〜と思った。
鑑賞日
2006年4月、映画館で鑑賞

 ザ・エージェント
 ジェリー・マクガイアは、一流スポーツ・エージェンシーSMIに属し、多くのスポーツ選手を抱える有能エージェント。だがある日、自分のやり方に疑問を感じた彼は理想を記した提言書を会社に提出し、その1週間後に解雇されてしまう…。
採  点
★★★★★
出演者など
トム・クルーズ 1996 米
寸  評
もっとエージェント同士の激しいやり取りがあるのかと思ってたが、期待外れに終わり、ガッカリ。途中からは恋愛映画かと思うほど、脱線気味になった。たった一人の契約選手ロッドがタッチダウン後、しばらく起き上がらず周りを心配させるが、何事もなかったかのように復活してフィールドを走り回るなんてのは考えられない。一気に興ざめした。カウボーイズの名QBエイクマンを出したが、なんの効果も発揮していない。
鑑賞日
2004年10月

 ザ・ギャンブラー/熱い賭け
 ギャンブル依存症の大学教授ジムは、無謀な賭けを繰り返してマフィアに莫大な借金を負う。1週間で全額を返済するよう脅迫を受けるジムだったが、裕福な母親が用意してくれた返済金さえもギャンブルに注ぎ込んでしまう。命まで狙われるようになった彼は、教え子のエイミーと親密になったことをきっかけに、人生の再出発を図るべく大きな勝負に打って出る。
採  点
★★
出演者など

マーク・ウォールバーグ、スティーブン・レビンソン 2014 米

寸  評
途中で観るのをやめたくなるほど酷いギャンブラー映画だった。黒人マフィアの顔が優しくてあんまり怖さを感じなかった。大学教授であれば26万ドル(約3000万円)ぐらいなら真面目にやれば返せるのでは?ま、病気なのでそれも無理だろうが。
鑑賞日
2016年12月

 ザ・グラビティ(前編、後編)
 スイス・ジュネーヴの粒子加速器研究所では、ビッグバンを再現して宇宙を生成する計画が進行中。ドイツの建築士マルクは、妹アンドレアに娘のヤナを預け、研究所見学に行かせていた。だが研究者たちがタブーを犯して地球の重力を変えたため、粒子加速器はブラックホールを生み出してしまう!
採  点 ★★★★
出演者など ハンネス・イェーニッケ、クリスティアーネ・パウル 2013 ドイツ&オーストリア
寸  評

緊迫感がない。ノートPCが吸い込まれたのになぜ加速器が止まるのか?核爆弾の制御が効かないと言いながら、最後は拍手で終わるのは、なぜ?都合良く作り過ぎている。女性が会議の席上で堂々とタバコを手にするシーンはヤバくないか?

鑑賞日 2015年11月

 ザ・コア
 ある日、ボストンでは心臓ペースメーカーを身に付けていた人々が同時刻に突然死を遂げた。翌日のロンドンでは、鳩の大群が突然方向感覚を失って暴れ始めた。またその2日後、スペースシャトルが地球へ帰還途中、突如として制御不能に陥る。シカゴ大学の地球物理学者ジョシュは一連の異常現象を分析するが…。
採  点 ★★★★★
出演者など アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク 2003 英&米
寸  評

通常のSFモノとは目のつけ所が違って、地球の中心部が舞台というのは面白い発想だ。常識的な矛盾はいくつかあるが、それを否定すればSF映画そのものが否定されてしまうので、知識の浅い子供の感覚で見たほうが面白く見れる。

鑑賞日 2004年10月

 ザ・サークル
 世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業「サークル」に採用された24歳の新人メイは、ある事件がきっかけでカリスマ経営者ベイリーの目に留まり、新しいサービス「シーチェンジ」の実験モデルに大抜擢される。超小型カメラによって自分のプライバシーを全世界に24時間公開することとなったメイは、あっという間に1000万人を超えるフォロワーを獲得し、一躍、人気者になる。
採  点 ★★★★★
出演者など トム・ハンクス、エマ・ワトソン 2017 米
寸  評

インターネットのライブカメラは便利な面もあるが、非常に怖いモノにもなるんだよという映画。将来の監視社会を予告するような怖さがあった。悪いことを見つけるにはイイ道具になりそうだが、プライベートが覗かれるとなれば問題だ。面白い展開だったのに、終わり方がスッキリしなくてモヤモヤが残った。

鑑賞日 2019年2月

 ザ・シューター/極大射程
 元海兵隊の名狙撃手スワガー。軍を退いて山奥で暮らしていた彼の元を、退役したジョンソン大佐らが訪ねてきた。彼は大統領暗殺の動きがあることをスワガーに話し、その阻止を要請する。スワガーは大統領の遊説先を狙撃手としての経験を活かして調査し、唯一と思われる狙撃ポイントを発見。演説当日も大佐らとともに、現場の見張りについた。すると銃声が鳴り響き、一帯は大混乱に見舞われる。
採  点 ★★★★★★★
出演者など マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローヴァー 2006 米
寸  評

イイんじゃなぁ〜い。一方的にやられてばかりでコンニャロメと悔しい思いを散々させて、後半は仕返しに転ずるという快感。単純明快で最後にはスカッとするのが一番面白いネ。事件が起こった町はフィラデルフィア。スワガーが再び潜入した際に着ていたのが、NFLのフィラデルフィア・イーグルスのスタジャン。映画製作者の意図が伝わってきてイイねぇ〜。

鑑賞日 2007年12月

 ザ・シューター 孤高のテロリスト
 デンマーク。「国内の会社による石油掘削は禁止する」と環境破壊を考慮した公約を掲げて当選した新首相がわずか二ヶ月後、米国、グリーンランドらとの3カ国で新たな原油生産の拠点を設ける批准書に署名すると発表し、国内は騒然となる。新聞記者のミアは外務大臣とのTV討論で公約違反だと厳しく追求するが、これを観た男ラスムスは軍隊時代に得た能力を使い、関係する閣僚の周辺に抗議の銃弾を撃ち始める。
採  点 ★★★★★
出演者など トリーヌ・ディルホム、キム・ボドゥニア 2013 デンマーク
寸  評

公約と真逆なことが起きるってことがまずは不思議。あからさま過ぎる。また、ミアが公約違反は有権者の激しい反発を招くのでは?と詰め寄った時に、大臣(友人でもあるが)からその言い方はテロを誘発すると逆返しされてたじろぐのはジャーナリストらしくない。ラスムスに強面感が無いのが悔やまれる。元々、凶暴な人間ではないのだから仕方ないか。デンマーク語のmandag(月)、tirsdag(火)、onsdag(水)、torsdag(木)が良い勉強になった。こんなに英語と似てるだけに欧州の人は英語も簡単に話せるわけだ。

鑑賞日 2018年7月

 ザ・スナイパー
 元警官で体育教師のレイは、不良息子と絆を深めようと森へキャンプに出かけたところ、FBIから逃れようとするプロの暗殺者カーデンを見つける。正義感からレイはカーデンを連行するが、彼の仲間の殺し屋たちが追いかけてきていた。彼らはある重要人物の暗殺を任命されていた。果たしてレイたちは無事、逃げ切れるのか?!
採  点 ★★★★★
出演者など モーガン・フリーマン、ジョン・キューザック 2006 米
寸  評

あらすじを確認しないで観た自分も悪いが、M.フリーマンが殺し屋だと知ってビックリ。てっきり刑事かと期待していた(笑)。怖い殺し屋をやるにしては歳が行き過ぎる。キャストミスじゃないか?追っ手達もドジばっかり踏むし、強者っぽいキャラが一人もいないので迫力が無かった。

鑑賞日 2015年3月

 サスペクト・ゼロ
 FBI捜査官マッケルウェイは、連続殺人犯の不当逮捕がもとでニューメキシコ州の片田舎アルバカーキに左遷された。そして赴任初日から殺人事件に遭遇、やがてそれは3件の連続無差別殺人事件へと発展する。いずれの死体も、まぶたが切り取られ、0(ゼロ)のマークが残されていた。原因不明の頭痛に悩まされながら捜査を続けるマッケルウェイ。そんな時、捜査線上にベンジャミン・オライアンという一人の男が浮上、さらに被害者たちの恐るべき共通点も次第に明らかになっていく。また、マッケルウェイは謎の国家プロジェクト“イカロス計画”の存在を知るのだが…。
採  点
★★★★★
出演者など
アーロン・エッカート、ベン・キングスレー 2004 米
寸  評
殺しの謎解きがされた時、なぁ〜るほど〜と、面白みが増したが、そのあとの透視による捜査ってとこから話がつまらなくなってきた。それにしても渋滞に巻き込まれたマッケルウェイの前を疑惑のトレーラーがちょうど通過するもんかね?
鑑賞日
2006年11月

 ザ・セル
 犯罪捜査のため、心理学者が連続異常殺人犯の意識下に侵入していく姿を描いたサスペンス。心理学者のキャサリンは最先端の技術を使って患者の脳の潜在意識に入り込む治療法を行なっていた。
採  点
★★
出演者など
ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン 1999 米
寸  評
ふ〜んむむ、どうも抽象的な映画は苦手である。SFなら完全に現実離れしたモノが好き。この映画はゴッチャになってるので私には不向きな映画あった。ただ、主演のJ.ロペスが美貌溢れる女性で興味を惹いた。
鑑賞日
2002年5月

 ザ・センチネル/陰謀の星条旗
 かつてレーガン大統領を暗殺の危機から救った伝説のシークレット・サービス、ギャリソン。実は、彼は今ファースト・レディのサラと不倫関係にあった。そんな中、シークレット・サービス内部の人間が大統領暗殺計画に関係しているという情報がもたらされる。さっそくギャリソンの教え子ブレッキンリッジが捜査を開始。ところが、第一容疑者に挙げられたのはなんとギャリソンだった。真犯人に罠にはめられたと知った彼は、独自に調査を開始、やがて誤解の解けた彼はブレッキンリッジと共に容疑者を絞り出す。そして暗殺の実行現場となりうる大統領の演説会場へ急行するのだが…。
採  点
★★★★★
出演者など
マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド 2006 米
寸  評
ファースト・レディーとシークレット・サービスの究極の不倫をストーリーにしてしまうとは恐れ入った。他に教え子のカミサンをも過去に食い物にした、実にけしからんボスである。ウソ発見器を使って内部の人間の洗い出しをするという発想はキツイ。しかも、この結果でギャリソンが疑われるというのもこじつけの感がする。なかなか見つからない犯人だったが、突然「あいつだ!」って答えが出るのも、変。
鑑賞日
2007年11月

 ザ・ダイバー
 アフリカ系アメリカ人のカールの家は貧しい小作農民。父親はカールに自分と同じ道を歩ませたくないと願い、カールを海軍に入隊させる。だが明るい未来が待っているという徴兵官の誘い文句は無残にも打ち砕かれる。米艦に乗り込んだ彼を待っていたのは、黒人の仕事はコックか雑用係という厳しい現実だった。だがある日、カールの泳ぎの才能を知った大佐は彼を甲板兵に転属させる。そして作業中にヘリコプターが海に墜落し、ダイバーが決死の乗員救助に当たる姿を目撃して胸を打たれたカールは、自らもダイバーになることを志願する…。
採  点
★★★★★★★
出演者など
ロバート・デ・ニーロ、キューバ・グッディングJr. 2000 米
寸  評
人種差別へ果敢に挑戦した黒人の辛さは良くわかる。さりげなくジャッキー・ロビンソンの話題が出てくるところなんかは、十分意識しているようだ。カールの恋人が突然、登場したが、あれは変だ。
鑑賞日
2006年11月

 ザ・タウン
 綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグは、思わぬ事態から支店長のクレアを人質に。その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ベン・アフレック、レベッカ・ホール 2010 米
寸  評 ダグとクレアのデート中に相棒のジェムが現れ、危うくクレアに正体がバレそうになるシーンはハラハラした。舞台はボストン、しかもクライマックスは、あのフェンウェイパークで銃撃戦を繰り広げるところなんざ、そんなに派手に爆薬使っちゃ、文化遺産が壊れるだろぉ〜と叫びたくなった。ラストでクレアが「晴れの日・・・」と言って、警察が張っている部屋に来させない暗号を発したが、なぜ、ソレだったのか?が、わからない。
鑑賞日 2012年11月

 ザ・ハリケーン
 実在の黒人ボクサー、ルーベン“ハリケーン”カーターの半生を描いた映画。1966年、全米ウェルター級チャンピオンに輝くなど順風満帆だった彼に不幸が襲いかかる。人種偏見に満ちた刑事の策略によって殺人事件の犯人に仕立て上げられる。必死に無実を訴えたが無情にも終身刑が下され、長い獄中闘争が始まった。
採  点
★★★★★★★★
出演者など
デンゼル・ワシントン、ヴィセラス・レオン・シャノン 1999 米
寸  評
主役D・ワシントンにはインテリっぽい黒人役のイメージが強いので、当初、スキンヘッド&ボクサーという役回りに戸惑ったが、ストーリーの展開に引きずり込まれいつのまにか忘れていた。ボブ・ディランの曲には懐かしさも覚えた(注:その時代と私の時代はギャップがあるため、ハッキリ言ってこの表現は正しくない)。
鑑賞日
2002年3月

 サバイバー
 ロンドンのアメリカ大使館に着任したケイトは、テロリストのアメリカへの入国を事前に食い止める任務を受ける。ある日、彼女は不審な人物の入国を察知するが、そのことが原因でテロリストの時計屋に狙われる。その後、ケイトは爆弾テロの巻き添えを食った上に、テロの実行犯に仕立て上げられ、時計屋のみならずアメリカ国家やイギリス警察からも追われる身になる。
採  点
★★★★★★★
出演者など
ミラ・ジョボビッチ、ピアース・ブロスナン 2015 米&英
寸  評
バイオハザードでは強くてたくましかったミラが、この映画はひたすら逃げ回ってハラハラさせられ、そんなに上映時間も長くないためテンポが良く、十分楽しめた。一方、悪役「時計屋」が007のブロスナン。衰えを感じさせたものの、イイ仕事をしていた。
鑑賞日
2017年1月

 サバイバーズ
 トルコにはお金を納付すれば大卒者は兵役を免れる制度があるにも関わらず、オーズは自分を鍛えたいという信念から恋人に別れを告げて5ヶ月の短期兵役に就く。オーズら4人は反政府武装組織が潜む高原地帯の最前線に送り込まれるが、20人以上に包囲されて班長と軍曹は戦死してしまう。生き残ったベキールとは育ちの違いから険悪な仲だったが、仕方なくアンテナを修理するため通信基地へ向かう。
採  点 ★★★★★★★
出演者など カグラー・アートグルール、ウフク・バイラクター 2012 トルコ
寸  評 最初はゲリラがなかなか姿を現さず、弾は飛んでくるのに緊迫感がなかったが、前方に見えた瞬間、ピンと張り詰めた。ヘリによる救援を要請してもすぐに来てくれず、仲が悪い二人だけで打開しなければ生きて戻れない微妙な展開が、どんどん引きずり込ませてくれる。ストーリーは非常にシンプル。ハリウッドみたいに派手な戦闘シーンは無いが、出来は悪くない。イイ映画だと思う。
鑑賞日 2018年1月

 ザ・ファイター

 1980年代のマサチューセッツ州ローウェル。米ボクシング界のスター、シュガー・レイ・レナードと拳を交わしたことのあるディッキーは街の英雄だったが、戦いに敗れたことから麻薬に手を染め、投獄される。そんな兄の陰でミッキーは早くからアマチュアボクサーとして実績を積み、頭角を現すが、なかなか勝ち星を上げられなかった。

採  点 ★★★★★
出演者など マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベイル 2010 米
寸  評

喧嘩したり仲直りしたりと、スイッチのオンオフが激しくて、じれったかった。自分だったら、とっくに兄やヒステリックママや叔母軍団と縁を切るだろう。兄の荒廃ぶりを見せる時間が多過ぎて、中盤までだらけた印象がある。残念ながらWBUというボクシング団体を知らない。あのレナードをダウンさせたディッキーだそうだが、WHO?

鑑賞日 2014年3月

 サブウェイ123 激突

 午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバーは、ペラム発1時23分の電車「ペラム123号」が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけ他の車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダーと名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。無線を通じて彼らと粘り強い交渉を続け、人質の解放と事件解決を図る。

採  点 ★★★★★
出演者など デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ 2009 米
寸  評

トラボルタの残忍さが際立ち、面白くしていた。またいつもであれば悪に敢然と立ち向かうワシントンが地下鉄職員という一般人のため、警察の指示されるがままに動くのがまた、ある意味でもどかしかった。奥さんに「帰りは牛乳を買ってきて」とか、舞台がNYなだけに市長へ「ヤンキース・ファン?」という会話がポロッと出てくるのが笑える。

鑑賞日 2015年3月

 ザ・フォーリナー/復讐者

クワンは、米特殊部隊に所属していた過去を封印し、ロンドンでレストランを経営していた。高校生になる娘の成長を見守っていたが、無差別テロによって彼女は命を落としてしまう。憤怒に駆られたクワンは、特殊部隊時代に培ったスキルを駆使して犯人を捜し出し、リベンジしようと決意する。調査を進めていくと、北アイルランドの副首相リアム・ヘネシーの存在が浮かび上がる。

採  点 ★★★★★
出演者など ジャッキー・チェン、ピアース・ブロスナン 2017 英&米&中
寸  評

ストーリーはごく普通の復讐モノ。ジャッキーと元007の共演はなかなか面白かった。これまでのジャッキー映画に見られなかった銃を使う殺しが新鮮だった。アクションシーンが相変わらず工夫されてて見ていて楽しい。ただちょっと年齢的な衰えも少し感じられる。

鑑賞日 2020年12月

 ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊
 国境警備隊員のフローレスは上司ホッブスと新人デービスの3人でメキシコ国境沿いの警備にあたっていた。ある日、検問をパスした車を感の鋭いホッブスが再び停めて調べると急発進する。窓に腕を挟まれたままホッブスは引きずられ、身の危険を感じて運転手を殺す。トランクからは大量のコカインが見つかるが、デービスは二人に銃を向けて、自分は組織に家族を殺すと脅迫され操られていることを白状する。
採  点 ★★★★
出演者など ジョニー・シモンズ、ガブリエル・ルナ 2016 アメリカ
寸  評 警備隊員が買収されたり脅迫される映画は多いので珍しくない。デービスが裏切ってから相当な時間が経過するのに本部の動きが遅過ぎる。一昼夜も隊員が戻って来なければすぐ捜索するはず。出血がひどくて持たないと言われながら、無事、生きて戻ることになるのはいかがなものか。臓器の損傷が激し過ぎて無理だと言われたホッブスはヘリを呼べば助かりそうに見えた。本人は救助を拒否したが、そんなのを尊重する場合じゃないだろ。とまぁ、ツッコミどころが多々ある映画だが暇つぶしにはなった。
鑑賞日 2018年3月

 ザ・ボディガード(2017)

 マフィアのボス、リチャードは組織の黒い金を密かに着服していた弁護士マーティンと妻を殺す。スイスへ留学中の娘エラは難を逃れたため、腕利きの殺し屋ルーカスを仕向ける。しかし妻子との平穏な生活を望んでいたルーカスは自分の娘とオーバーラップして殺せず、逆に命令に背いて一緒に逃げることになる。

採  点 ★★★★★
出演者など サム・ワーシントン、オデイア・ラッシュ 2017 米、スペイン、独
寸  評

ツッコミどころが沢山あったが、観ているうちにエラの可愛さに負けた(笑)。まだ21歳。今後の出演映画に注目したくなる女性だ。ワーシントンも渋い顔つきが気に入った。麻薬を打つためズボンずり下げ姿をエラに見られるシーンはカッコ悪いが。リチャードも馬鹿だね。ルーカスにわざわざ電話してエラが捕まったことを知らせたり、腕利きの殺し屋に真正面から銃で立ち向かおうとするなんて無謀すぎる。

鑑賞日 2018年7月

 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女

 イラクで反乱軍の拠点を空爆した際、アメリカ軍関係者のニックとヴェイルは偶然、アマネット王女の石棺を見つける。考古学者のジェニー達と共にその石棺はイギリスに空輸されることになる。ところが、フライト中にカラスの群れに襲撃されてロンドン郊外に墜落し、石棺は行方不明になってしまう。

採  点 ★★★★★
出演者など トム・クルーズ 、 アナベル・ウォーリス、ラッセル・クロウ 2017 米
寸  評

ハムナプトラみたいだし、ゾンビ映画にも見える。出演者が豪華なわりには中身が薄かった。ごく普通のありきたりのバケモノ映画として見るしか無い。

鑑賞日 2018年1月

 ザ・メキシカン

 ジェリーはある組織で働くドジな若者。恋人のサマンサはジェリーに組織から足を洗うよう説得するが、彼は最後のつもりだった仕事もしくじってしまい、もうひと働きすることになる。それはメキシコでベックという男に会い彼と彼の所持する拳銃“メキシカン”を運ぶという単純な仕事だった…。

採  点 ★★★★★
出演者など ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ 2001 米
寸  評

ラブ・コメディー・アクション映画?これまで見たブラピのモノの中では一番間の抜けた役柄で楽しく鑑賞できた。最後にジーン・ハックマンが大事な役どころで出演しているが、少しもったいない感じもする。ギャラは結構高かったのではと気になる映画である(笑)。

鑑賞日 2003年1月

 サハラ 死の砂漠を脱出せよ

 海洋保全に務める米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のエージェント=ダーク・ピットは、世界中のあらゆる場所に眠っている秘宝を探し出す究極のトレジャーハンター。ある1枚の金貨が、南北戦争時に姿を消した戦艦の行方を暗示し、ダークを死のサハラ砂漠へ向かわせる。そこに待ち受ける危機の数々・・・そこには過去の歴史だけではなく、人類の未来さえも揺るがす巨大な陰謀が姿を現すのだった!

採  点 ★★★★★
出演者など マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス 2005 米&独&スペイン
寸  評

中だるみする映画だ。もうちょっとテンポよく作ると迫力が出ると思う。副題が言うほど、砂漠の怖さが映画に出てこない。のどが渇くわけでもないし、助けを必死に待つという内容でもないし、なぜこんな日本語の副題がついたのか疑問だ。

鑑賞日 2006年6月

 ザ・ビーチ

 孤島の楽園で生活を送っていた若者たちが、次第に狂気へと追いやられていく姿を描いたドラマ。

採  点 ★★★★
出演者など レオナルド・ディカプリオ 1999 米
寸  評

独身の立場で鑑賞するのであれば点数が高くなるかもしれない。妻も子供もいる身だと冒険心も持てず、また現実的に考えて見てしまい「あっ、そう〜」で評価が終わってしまう。4ポイントはかなりディカプリオ・ファンの目を意識した点数かも。もっと少なくても…。

鑑賞日 2002年1月

 サラマンダー

 永い眠りから覚醒した古代の巨大竜サラマンダーが、恐るべき繁殖力と攻撃力で瞬く間に世界を支配する。わずかに生き延びた人々は身を隠して暮らすが、平和を取り戻すためについに反撃する。巨大竜と人類との死闘を描くVFXアクション。

採  点 ★★★★★
出演者など マシュー・マコノヒー、クリスチャン・ベール 2002 米
寸  評

もう少し面白いかと期待したが、ハズレだった。ヘリから人が飛び降りて網で捕獲するなんて、バカにしてない?核攻撃でも滅ぼせなかった相手だよ。もっと竜の怖さを出すために、ただ炎を吐くだけじゃなくて、人間をムシャムシャ食べるどう猛さを持たせるべきだった。

鑑賞日 2004年9月

 ザ・リング

 雨の降り続くシアトル郊外。ケイティという名の少女がおぞましい変死体で発見された。少女のおばで新聞記者のレイチェルは、その死の謎を追ううち、ケイティを含む4人の少年少女たちが同日同時刻に不可解な死を遂げていたことを突き止める。

採  点 ★★★★
出演者など ナオミ・ワッツ 2002 米
寸  評

日本の「リング」同様、やはり最後が良くわからない。1本のビデオから謎解きが始まるのはシナリオとしては面白い。肝心の殺人が霊魂によるモノなのだろうが、殺すための動機が不明で、スッキリしない。最後に怖くなかった。宣伝先行の映画だ。

鑑賞日 2004年8月

 猿の惑星

 文明を持つ猿が人間を支配している星に紛れ込んだ、宇宙飛行士のサバイバルが展開。あまりに有名な結末は何度見直しても衝撃的。

採  点 ★★★★★★★
出演者など チャールトン・ヘストン 1968 米
寸  評

やっぱ名作だと実感した。当時の猿のメイキャップの素晴らしさに改めて驚嘆。CGの無い時代のほうが映画作りが丁寧だった、と言えばちょっと言い過ぎか?

鑑賞日 2002年12月

 猿の惑星:新世紀(ライジング)

 自らが生み出したウイルスによって、人類の90パーセントが死滅した2020年代の地球。サンフランシスコでは、かろうじて生存している人類と驚異的な遺伝子進化を遂げた猿たちのコミュニティーがゴールデンゲートブリッジを挟んで存在していた。人類のコミュニティーでは、衰退を食い止めるためにも、猿たちと対話すべきだとする者、再び人類が地球を支配するべきだとする者たちが、それぞれの考えに従って動き出す。一方、猿たちを率いるシーザーは、人類と接触しようとせずに文明を構築していた。

採  点 ★★★★★★★
出演者など アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク 2014 米
寸  評

人類と猿の両方へ同じように穏健派と過激派が存在するのが面白い。看板倒れした映画「GODZILLA」に比べると、シナリオもわかりやすくて描写も格段に良かった。次の最終章、2016年の公開が楽しみだ。

鑑賞日 2015年4月

 猿の惑星:創世記(ジェネシス)

 アルツハイマーの薬を研究しているウィルは、チンパンジーに新薬を投与する。目覚ましい知能の伸びを見せたメスのチンパンジーがいたが、彼女は暴れだし、射殺されてしまう。妊娠していた彼女が産み落とした赤ん坊チンパンジーを育てていたウィルは、シーザーと名付けた彼に高い知能があることに気付く。ある日、アルツハイマーを患うウィルの父親が隣人ともめているのを見たシーザーは、彼を守ろうと暴れ、霊長類保護施設に入れられてしまう。

採  点 ★★★★★
出演者など ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント 2011 米
寸  評

猿の惑星というタイトルには引っ掛かる。大ヒット元祖の御利益に授かろうとする魂胆だろうが、その必要がない作品だと思う。猿の表情の細かさは凄い。すべてデジタルで作られたモノというんだから恐れ入る。ジャングルの中の木々を次から次へと動き回るシーンは素晴らしい。アルツハイマー治療薬の効果が猿と人では全く逆というのは不思議。

鑑賞日 2011年11月映画館で鑑賞

 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
 猿と人類の全面戦争に突入してから2年が経ち、猿たちを率いるシーザーは森の奥深くに砦を築き、身を隠していた。ところが、ある晩、人間の奇襲攻撃を受けて妻と息子を殺されてしまう。冷酷非道なリーダー、大佐に復讐するため、3匹の仲間を連れて旅に出る。
採  点 ★★★★
出演者など アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン 2017 米
寸  評

シナリオが単純。大佐の冷酷さが強く伝わってこない。収容所がまた、まさしく穴だらけ。簡単に脱走を許す仕組みになっている。檻の中にいくら銃を持っているとはいえ人間が一人で入ることが信じられない。侵入を防ぐための壁を猿達に築かせようとしたが、結局は敵対する人間達の空からの攻撃になんの役にも立たなかった。猿言葉やジェスチャーがゆっくりなので2時間20分も掛かってしまった。どっちの人間も死んだので、このシリーズも完結か?

鑑賞日 2018年12月

 サロゲート

 近未来、人類の98%は自らの身代わりとなる“サロゲート”というロボットを日常生活に使用していた。ある深夜、青年と若い女性がクラブ前で殺された。その二人は実はサロゲートで、眼球を破壊され、IDチップも黒こげになっている。FBI捜査官のグリアーとピータースが女性のサロゲートの持ち主を訪ねると、太った男が目から血を流し死んでいた。サロゲートの破壊により持ち主まで死んでしまうという、未曾有の事件が発生した。

採  点 ★★★★★
出演者など ブルース・ウイリス、ラダ・ミッチェル 2009 米
寸  評

まずまず。最後が少しややこしくなったが、NOボタンを押したことでパーマン2号が役目を終えたあとみたいにサロゲートがバタバタ倒れるのは面白かった。

鑑賞日 2010年2月(劇場で鑑賞)

 ザ・ワン

 125のパラレルワールドが存在する宇宙で別次元の“自分”が死ねばそのパワーが自分のものになることを知った捜査官ユーロウが暴走。だが、123番目の世界にいる“自分”を倒した彼の前に、最後の標的が立ちはだかる。

採  点 ★★★
出演者など ジェット・リー、カーラ・グジーノ 2001 米
寸  評

2台の白バイを軽々と両手でつかんで警官を挟み撃ちにする等、風変わりなアクションの連続に思わず苦笑。ストーリーも何が何やらさっぱりわからない。

鑑賞日 2004年1月

 サンキュー、ボーイズ

 波乱の半生を突っ走ってきた実在の女流作家のサクセスストーリー。15歳で妊娠し結婚、出産したビバリー。もの書きになる夢をかなえるべく大学進学を目指すが、怠け者のアル中夫や幼い息子に計画をことごとくぶち壊される。

採  点 ★★★★★
出演者など ドリュー・バリモア、スティーヴ・ザーン 2001 米
寸  評

実話モノはやっぱイイ。苦労をかけさせられた元夫を訪ね、出版への同意書署名を求めるシーンなんぞはグッとくる。見終わった後にタイトル(邦題)の持つ意味がよくわかる映画だ。

鑑賞日 2003年10月

 サンクタム

 南太平洋はパプアニューギニアにぽつりと浮かぶ島にある、熱帯雨林の奥地に広がる洞くつ。その地は、人が足を踏み入れてはいけない聖域(サンクタム)の様相を呈していた。そんな洞くつの謎に挑もうと探検隊がダイビングによる調査を試みるが、巨大なサイクロンが襲い掛かり、洞くつに閉じ込められてしまう。

採  点 ★★★★★
出演者など リチャード・ロクスバーグ、リース・ウェイクフィールド 2010 米&豪
寸  評

沢山流れ込む水の怖さがあまり感じられなかった。ライトと酸素だけが頼りになる心細さは伝わってはきたが、なのになんで皆が各自でライトを点灯させてるのか?という矛盾に気付いたら見方がだんだん冷めてきた。舞台が穴の中という地味さが私には合わなかったのかもしれない。

鑑賞日 2015年3月

 サンシャイン2057

 50年後の未来、地球上のすべて生命の源である太陽の活動が間もなく停止しようとしていた。人類はこの危機を回避すべく、太陽の活動を再開させるための核爆弾を積んだ宇宙船“イカロス2号”に全てを託す。宇宙船には船長カネダをはじめ、物理学者キャパら8人のエキスパートたちが乗り組み、まさに命がけのミッションを成功させるべく太陽へと向かって飛び立っていった。

採  点 ★★★
出演者など キリアン・マーフィ、真田 広之 2007 英&米
寸  評

面白くない。SF映画かと思ったら、ホラーになったり、何がなんだか良くわからない映画だ。最後などは何をやってるのか全く理解できなかった。それにしてもいつも不思議に思うのは宇宙船の中は地球と変わらず重力があって飛行士達が普通に歩き回ること。

鑑賞日 2009年3月

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