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採点は100点満点。平均の50点以下は青い、60点以上から赤いになります。
満点は★★★★★★★★★★

 杉原千畝 スギハラチウネ
 1935年、満洲国外交部勤務の杉原千畝は高い語学力と情報網を武器に、ソ連との北満鉄道譲渡交渉を成立させた。ところがその後、彼を警戒するソ連から入国を拒否され、念願の在モスクワ日本大使館赴任が叶わなくなる。杉原は、リトアニア・カウナスの日本領事館への勤務を命じられる。同地で情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を日本に発信し続けていた中、第2次世界大戦が勃発した。
採  点
★★★★★
出演者など
唐沢寿明、小雪 2015 日本
寸  評
日本のオスカー・シンドラー、杉原千畝という素材だけに注目して鑑賞した。評価が微妙に難しい映画である。リトアニアやポーランド、東プロイセンなどの位置関係が良くわからなくてイマイチ、ピンとこない部分があった。当時、ユダヤ人の評判は良くなかったが、大量虐殺となると少し話は違ってくる。
鑑賞日
2016年12月

 スキップ・トレース
 香港の刑事ベニー・チャンは相棒のユンを殺した犯罪王ウォンを9年間追い続けていた。犯罪に巻き込まれたユンの娘サマンサを救うため、事件の鍵を握るアメリカ人詐欺師ワッツを追ってロシアへ向かう。ところが、ワッツはマフィアに捕らえられており、解放と同時に二人は追われる羽目になる。
採  点 ★★★★★
出演者など ジャッキー・チェン、ファン・ビンビン 2016 米&中国&香港
寸  評

ジャッキーに昔ほどのキレは無くなったが、殺陣は相変わらずアイデア豊富で楽しめた。実は、この映画、録り貯めしていたものを3ヶ月後に鑑賞したのだが、WOWOWの電波状況が悪くなって肝心のクライマックスがザラザラ画面になって尻切れとんぼに。再放送を探したがすぐには見つからず、正月にやっと見つけて最後を観ることができた。ただ、間隔が空き過ぎたためにストーリーが飛んでしまい、イマイチ、ピンとこなくなってしまった。アクション映画ゆえ、最後に悪者を退治して終わりだから、コレでいっか。

鑑賞日 2019年1月

 スクランブル(2017)
 異母兄弟の兄アンドリューと弟ギャレットは、高級クラシックカーばかりを狙う泥棒。オークションで世界でたった2台しかないブガッティを落札したのが凶悪なマフィアと知らず、移送中のトレーラーを急襲して盗んだ結果、捕まってしまう。命の危険を感じた兄弟は敵対関係にあるマフィアのフェラーリを盗んでくると取引し、仲間を集めて作戦を実行に移す。
採  点 ★★★★
出演者など スコット・イーストウッド、フレディ・ソープ 2017 米&仏
寸  評

登場するクラシックカーはマニア垂涎のモノなのだろうが、年代モノの車ゆえカーチェイスシーンの迫力はイマイチ感じられない。もっとも派手にぶつけたりして破壊するわけにいかない事情があったのだろうが。マフィアに追われ、少し余裕が出来たからってんで、車を停めて助手席の彼女にプロポーズするのはドン臭すぎる。そもそもマフィアのボス自身がハンドルを握って追いかけるのもいかがなものか。

鑑賞日 2018年12月

 スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
 大ヒットSFシリーズの第5作。師匠オビ=ワンの元で修業を続けるアナキンは、元ナブー女王アミダラの警護のため彼女と久しぶりの再会を果たす。
採  点
★★★
出演者など
ユアン・マクレガー 2002 米
寸  評
元祖「スターウォーズ」は確かに大ヒットしたのだが、この作品はブランクが空きすぎた。当時、驚きをもって迎えられた特撮シーンが今ではあまりにも当たり前になり過ぎてしまい、平凡に見えてしまう。かといってストーリーがイイかと思えば、これまた平凡。アナキンがしばらく会っていなかった母に会う感動的シーンが、ジャストタイミングで息を引き取るのなんか、あんまりだなぁ〜と感じ、女王の重大な警護中にも関わらず、私的な行動をするところなぞは、かなり無理があると思った。更に2時間オーバーという上映時間にも関わらず、無情にも「続く」。流行なのか知らないが、一話完結の原則を守らない映画は嫌いダ。
鑑賞日
2003年11月

 スターダスト
 イングランドのはずれにあるウォール村には、決して越えてはならない壁があった。ある夜、18歳の青年トリスタンは、村一番の美女ヴィクトリアに、壁の向こうに落ちた流れ星を愛の証としてプレゼントすると誓う。そして、彼はついに壁を越えて魔法の国“ストームホールド”へと足を踏み入れた。彼はそこでイヴェインと名乗る女性に姿を変えた流れ星に出会う。
採  点
★★★★★
出演者など
クレア・デインズ、チャーリー・コックス、ロバート・デ・ニーロ 2007 米&英
寸  評
SFファンタジーはあまり好みじゃないが、まぁまぁ楽しめた。ストーリーも複雑でなく、わかりやすいのが良かった。主人公の出世物語ってとこだな。しっかし、トリスタンのお父さんもまた随分と手の早い人だね。国王の娘に簡単に手を出すとは・・・。デ・ニーロの役回りが最高。
鑑賞日
2009年3月

 スターリングラード
 実在したロシア軍スナイパー、ヴァシリの半生を活写。ある将校を自慢の射撃で救ったことから、国民的英雄に祭り上げられてしまった男の生き様とは?
採  点
★★★★★★★★
出演者など
ジュード・ロウ 2001 米、独ほか
寸  評
戦争とは大多数の者同士の戦いばかりに注目してしまい、1対1の対決などというのを思い描かないモノだが、この映画はそれを打ち破った。旧ソビエトのヒーロー物語なのにエンターテイメント面に優れた演出力を持つ敵国ドイツが、この映画に関わっているのは興味深い。魅力的な女性ターニャに恋心を抱くダニロフとヴァリシの決着があっさりつくのが少し作為的だったが、これには目をつむる。しかし、いくら同志スターリンに命を捧げるとはいえ、2人で1つの銃を使え!とはあまりにも悲しい。よくもドイツ軍に勝ったものだ。
鑑賞日
2003年11月

 スタスキー&ハッチ
 優秀な秘密捜査官だが仕事に熱心な余り融通の利かないデヴィッド・スタスキーと、一方こちらも優秀でありながら要領よくお気楽に事を運ぶケン・ハッチンソン、通称“ハッチ”はある日、無理矢理コンビを組まされることに。そしてふたりは、謎に満ちた麻薬犯罪がらみの水死事件解明にむけて捜査を開始することになる。やがて彼らの捜査線上にある富豪のビジネスマンが浮上するが、ふたりの行く手には思わぬ危険が待ち構えていた…。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン 2004 米
寸  評 単純だけど、堪能した。70年代後半の懐かしい曲がたくさん聴けたのが最高。逃走するボスのボートに車で飛び移ろうと期待させときながら、裏切るとこなんざ、実にイイ。エンディングでかつてのスタスキーとハッチが出てきたのには、一番驚いた。心憎い演出だ。
鑑賞日 2006年1月

 スチュアート・リトル
 リトル一家の養子になったネズミのスチュアートの活躍を描いたファミリーピクチャー。ニューヨークに暮らすリトル夫妻は弟を欲しがる一人息子のジョージのために養子を取ろうとするが…。
採  点 ★★★★★
出演者など 声:M.J.フォックス 1999 米
寸  評 小さなお子さんと一緒に見ると、とっても楽しい映画。ドンパチやる賑やかな映画もイイけど、たまにはほのぼのする、このような映画もイイ。
鑑賞日 2002年1月

 スチュアート・リトル2
 人間の養子となったねずみのスチュアートの初恋と冒険を描くファンタジー。イジワルな鷹に傷つけられた小鳥マーガロを救い、家に連れ帰ったスチュアート。ところが、リトル家のママの指輪が紛失し、マーガロは失踪。スチュアートは彼女を捜しに出かけるが…。
採  点 ★★★★★★★
出演者など 声:M.J.フォックス 2002 米
寸  評 前作以上に面白い。スチュアートがゴミとともに船に乗ってしまい、万事休すと思いきや、映画冒頭で捨てたおもちゃの飛行機と巡り合って脱出するという展開は実に愉快である。キャラクターの表情もユニークで大人も子供も十分楽しめるのがイイ。
鑑賞日 2004年1月

 スティグマータ/聖痕
 キリストが磔(はりつけ)で負った5つの傷・聖痕“スティグマータ”現象に襲われた女性の恐怖を描いたオカルト・ホラー。
採  点
★★★★★
出演者など
パトリシア・アークエット、ガブリエル・バーン 1999 米
寸  評
いやぁ〜、なんとも聖母マリア像が血の涙を流すシーンで始まるのには思わずドキッとさせられた。あまり乗り気でなかったのにコレでTVのスイッチを切られなくなった。
女性が空中浮遊したり、男の声で威嚇したりと「エクソシスト」に似てる印象を受けた。“聖痕現象”は、あまりなじみがないがキリスト教徒にとってはものすごい関心事なのだろう。オカルト映画に高い採点をすると霊に取り憑かれたんじゃないか?と言われそうなので平均点を付けた。実際はもう15点ぐらいアップしたいところ…。
鑑賞日
2002年3月

 スティーブ・ジョブズ(2015)
 1984年、アップルの新製品発表会をわずか40分後に控えた中、スティーブ・ジョブズと部下のアンディは口論していた。Macintoshに「Hello」と挨拶させたいジョブズ。時間が無いとマーケティング担当のジョアンナは説得する。
採  点 ★★
出演者など マイケル・ファスベンダー、ケイト・ウィンスレット 2015 米
寸  評

しょっちゅう歩き回って口論の連続。娘の認知を巡って激しく口論するなど、観ていて楽しく無い話が多くて退屈した。半分、観たところでストップ。時間を無駄にした。ただ画面の隅に映る箱型Macintoshを観た時、あぁ〜、SE30を処分しなければ良かったと後悔した。インテリアでもイイ、残しておけば良かったなぁ。

鑑賞日 2019年1月

 スティング
 仲間の復讐のために暗黒街のボスから大金を奪おうとたくらむ二人の詐欺師の姿を描いた超大作。
採  点
★★★★★★★★★
出演者など
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード 1973 米
寸  評
四半世紀ぶりに見たが、昔の興奮そのままに感激した。今は亡きロバート・ショー扮するボスの演技にも大拍手。主役二人の黄金期を思い起こしながら懐かしさで胸が熱くなった(笑)。
鑑賞日
2002年1月&1975年?にも映画館で鑑賞

 ステルス
 海軍が極秘に進めているテロ対策プロジェクトにベン・ギャノン大尉、カーラ・ウェイド大尉、ヘンリー・パーセル大尉の3人がパイロットとして選抜された。さらにそのチームに新たな仲間が加わるが、その仲間とは最新鋭の人工頭脳を搭載した無人ステルス戦闘機だった。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ジョシュ・ルーカス 、ジェシカ・ビール 2005 米
寸  評 話がタイからロシア、アラスカと飛び、最後は北朝鮮へ飛ぶとはちょっと奇想天外だが、ステルスの迫力は存分に楽しめたので、点数をおまけしちゃおう。こうゆ〜撮影だと米空軍も協力を惜しまないそうで、そんな環境にあるアメリカがちょっぴり羨ましい。
鑑賞日 2006年7月

 ストーカー
 プリントショップに勤める独身の中年男がある家族に理想を抱いた挙げ句、独善的ストーカー行為に及ぶ様をスリリングに描いたサイコ・サスペンス。サイはディスカウントショップの写真現像カウンターに20年以上勤める仕事熱心な男。常連客ニーナとその家族は彼にとって特別な存在だった。彼女は家族3人で幸せに暮らしている。それは彼らの家族写真からも見て取れた…。
採  点 ★★★★★
出演者など ロビン・ウィリアムス、コニー・ニールセン 2002 米
寸  評

タイトルとは、ちょっと離れた内容だと思うんだが。ロビン・ウイリアムス演じる、サイ役は彼には合わない。ラストで家族とサイが一緒に写った写真でエンドとなるのだが、これが意味不明。ハッピーエンドを表すのか、過去を回想する意味でのモノなのか、判断に迷いを生じさせるのは良くない。

鑑賞日 2004年11月

 スナッチ
 ベルギーで86カラットのダイヤと小粒の宝石を手に入れた強盗は、NYのボスにダイヤを渡す前に、小粒の宝石をロンドンで売りさばくことにする。しかし、仲間のロシア人に裏切られ、彼の宝石はロンドンのギャングに狙われることになる。
採  点 ★★
出演者など ブラッド・ピット、ベネチオ・デル・トロ 2000 米
寸  評

話がすごくややこしくて、頭が混乱した。どんなにイイ役者が出てても、ストーリーが難解だとつまらない。隠語が何度も繰り返され、いいかげん、聞き飽きた。

鑑賞日 2005年1月

 スネーク・フライト
 ある日ハワイで大物ギャングのエディ・キムがロサンゼルスの著名な検事を殺害する現場を目撃してしまった青年ショーン。彼は大陪審で証言することを命じられ、FBI捜査官フリンの護衛のもと、さっそくロサンゼルス行きの飛行機に乗り込んだ。しかしその機には、キムがショーンの口を封じるために用意した大量の毒ヘビが積み込まれていた…。
採  点 ★★★★★★★
出演者など サミュエル・L・ジャクソン、ネイサン・フィリップス 2006 独&米
寸  評

面白い。ヘビは嫌いなので迫力満点だった。初っぱなから殺人事件が始まり、この映画へグッと惹きつけられた。その後もストーリーが次から次へと展開し、飽きさせなかったのは立派。クライマックスの着陸シーンだが、もう少し工夫があっても良かったと思うが、たいしてお金もかかっていないみたいだから良しとしよう。エンディングの曲はノリが良くて気に入った。

鑑賞日 2008年1月

 スノー・ロワイヤル
 ネルズ・コックスマンは雪深い田舎町キーホーで除雪業を営んでおり、模範市民賞を受賞するほどの働きぶりを見せていた。幸福な生活を送っていたが、ある日、息子が麻薬の過剰摂取で死んだように偽装されたことを疑問に思い、独自に捜査を行った結果、悪名高い地元の麻薬王バイキングの組織が関与していることを突き止める。素手や銃、さらには除雪車を用いて敵を追い詰めていく。
採  点 ★★★★★★★
出演者など リーアム・ニーソン、トム・ベイトマン 2019 米
寸  評

警察の捜査を一切気にせず、虫けらのように殺していくのには違和感を覚えるが、話がどんどん先に進むのはイイ。殺しのシーンが多いにも関わらず、ところどころにコメディーの要素があるのは面白かった。ツッコミたいところは多々ある。でも、L.ニーソンのクールさに免じて目をつぶろう。

鑑賞日 2019年12月

 スパイキッズ
 冷戦時代、互いに敵対する国家のスパイとして戦ってきたグレゴリオとイングリッドは、やがて禁断の恋に落ち結婚、スパイを引退し、いまは二人の子どもたちとともに静かな日々を過ごしていた。そんなある日、二人は悪の組織の陰謀にはまり捕まってしまう。両親がスパイだったことを初めて知った二人の子どもカルメンとジュニは、救出するため大活躍する。
採  点 ★★★★★
出演者など アントニオ・バンデラス、カーラ・グギーノ、アレクサ・ヴェガ 2001 米
寸  評

適度に笑える場面があったりして、まずまずの出来。小さなお子さんを対象に作られた映画としては合格点。

鑑賞日 2004年2月

 スパイダー
 M.フリーマンが「コレクター」に続き、犯罪心理捜査官アレックス・クロスを演じたクライムスリラー。厳重に警備された名門校に通っていた、上院議員の令嬢が誘拐された。2年間も教師になりすましていた犯人は捜査官クロスを執拗に挑発する。
採  点 ★★★★★★★
出演者など モーガン・フリーマン、モニカ・ポッター 2002 米
寸  評

見事にだまされた。二転三転する内容に十分満足した。キャストは地味だし、アクションもハデにあるわけでないが、中身が濃いため、それらを感じさせない。ホントの最後なんかはクロス捜査官も悪者なんじゃないか?と一瞬思いかけた。

鑑賞日 2003年11月

 スパイダーマン

 ヒーローコミックの傑作を鬼才サム・ライミが実写化したVFXアクション。N.Y郊外のさえない高校生ピーターは、クモに咬まれたことで超人的な能力を獲得する。スパイダーマンとなり悪党グリーン・ゴブリンと戦う。摩天楼を舞台に驚異の映像が目に広がる。

採  点 ★★★★★★★
出演者など トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト 2002 米
寸  評

コミックだとバカにできない面白さだった。ウルトラマンのように関節部にシワがよるわけでもなく、アメリカンヒーローは実にスマート。「蜘蛛男」なんて邦題だったりしたらカッコ悪すぎるよなぁ〜と、つまらない事を考えながらつい見てしまった(笑)。これがカタカナ文字になるとカッチョ良く聞こえるんだから、頭がイカれてるよなぁ〜。

鑑賞日 2003年11月、映画館で鑑賞

 スパイダーマン2

 正義のために生きる事を決めたスパイダーマンだったが、スパイダーマンであるために、MJを愛することは敵からの危険にさらすことになると悩む。約束を破ってばかりのピーターに嫌気が差したMJは別の人との結婚を決意する。そんな時、憧れの天才科学者が実験ミスにより怪人ドック・オクになってしまい、対決することとなる。

採  点 ★★★★★★★
出演者など トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト 2004 米
寸  評

楽しい映画だった。摩天楼の間をサーカスのブランコ乗りのようにヒョイヒョイ飛び移る様は気分がイイ。今回は人間的な愛で悩むのがいじらしい。ただ、MJ(どうもマイケル・ジャクソンを連想してしまう:実際はメリー・ジェーン)とやり直そうと行動する時に流れた曲「雨にぬれても」はイメージが合致しなかった。この曲、70年代初頭に大ヒットした「明日に向って撃て」が元祖ゆえ、選曲ミスではないか。ドック・オクがもう少しスマートであって欲しかった。漫画家の蛭子能収みたいで怖さが足りなかった(笑)。でも映画の作りはグッド。

鑑賞日 2004年7月、映画館で鑑賞

 スパイダーマン3

 かつて暴漢に襲われて亡くなったベンおじさん殺害の真犯人、フリント・マルコが刑務所から脱獄した。その情報を知らされ激しい怒りに燃えるピーターは、メイおばさんの制止の言葉も聞かず犯人の行方を追う。今度はスパイダーマンがブラック・スパイダーマンに変ぼうし、新たなる敵サンドマンらとの死闘を繰り広げる。

採  点 ★★★★★
出演者など トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト 2007 米
寸  評

ヒーロー映画に恋愛が大きくウェイトを占めてくると興醒めしてしまう。3作目ともなるとマンネリ化なのか、感動が少なくなってくる。意外にもお客さんが前2作に比べてたくさん入っていたのが印象的だった。

鑑賞日 2007年6月、映画館で鑑賞

 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

 高校生のピーター・パーカーは夏休みを迎え、親友のネッドやMJたちとヨーロッパ旅行に行く。ところが、ピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーが現れ、彼にある任務を与える。

採  点 ★★★★★
出演者など トム・ホランド、ジェイク・ギレンホール 2019 米
寸  評

相変わらずCGは見応え有るし、ギレンホールが悪のボスだったのは面白かった。しかしシリーズ7作目ともなると、キャストもすっかり変わってしまい、ややマンネリさを感じずにはいられない。

鑑賞日 2020年8月

 スーパーマン リターンズ

 5年前、地球から忽然と姿を消したスーパーマンは、自分の過去を探して宇宙を旅していた。しかし、故郷の惑星、クリプトン星が放射能に汚染された廃墟になっていると知った彼は、第2の故郷であるスモールビルのケント農場に帰還。そのころ、スーパーマン不在のメトロポリスでは犯罪が急増していた。

採  点 ★★★★★
出演者など ブランドン・ラウス、 ケイト・ボスワース 2006 米&豪
寸  評

BGMは懐かしい思いで聴いた。だが中身は、かつての恋人の変貌ぶりに心傷めるという人間くさ過ぎて、スーパーならスーパーらしくしろ!とブツブツ文句を心の中で言いながら鑑賞した。悪役も怖さがない。致命的とも思えるダメージを負わせて追い込んだのはいいが、あれで息絶えるほどスーパーマンは簡単に死なないということぐらい知ってるだろうに。などとマジになっている自分が大人げないか?

鑑賞日 2007年5月

 スペース カウボーイ

 通信衛星の修理のため、初めて宇宙へと旅立った壮年パイロットチームの活躍を描いたSFサスペンス。かつてアメリカ空軍のエースパイロットだったフランクの元にNASAから緊急要請が入る。ロシアの通信衛星アイコンが制御不能になったので治して欲しいというモノだった。

採  点 ★★★★★★★★
出演者など クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ 2000 米
寸  評

いやぁ〜、面白かった。熟年の元空軍パイロットが必死こいて飛行士の試験に挑む姿は滑稽で良く笑えた。そんな中、T.L.ジョーンズ演じるホークが膵臓ガンだと判明し、ドラマは人生について考えさせられる場面へと移行する。最初からキナ臭い通信衛星だとはわかってたが、スペースシャトルが通信衛星アイコンを捕獲した時点で新展開が起こり、映画のスケールが一段と大きくなった。うん、面白い映画に久々に出会った気分。ラストシーンがまた笑えます。

鑑賞日 2002年5月

 スピーシーズ3 禁断の種

 スピーシーズのイヴは死の直前、身ごもっていた女の赤ちゃんサラを産み落とす。サラは地球上で唯一純粋なスピーシーズの遺伝子を受け継ぐ完璧な種だった。功名心に目のくらんだ科学者アボットは彼女を誘拐し、秘かに育てていく。やがて、美しく危険な純粋種として成長したサラ。そんな彼女の行方を軍が懸命に追う。一方、抵抗力が弱いため地球上では長く生きられない人間とエイリアンの混合種たちも、サラとの交配でより優秀な子孫を残すことを目論み、彼女の捜索を開始。こうして様々な思惑が飛び交う中、サラの本能が目覚めようとしていた…。

採  点 ★★★★
出演者など サニー・メイブリー、ロバート・ネッパー 2004 米
寸  評

グロテスクな描写に目を背けたくなるシーンもあったが、その一方で、このシーンはどうやって撮ったんだろうと考えてしまった。いろんなアイディアを持ったスタッフを集めたんだろな。口とおなかから出る舌のようなモノ、気持ち悪いね。この手の映画は40点も出れば御の字でしょ。

鑑賞日 2006年10月

 スリー・キングス

 湾岸戦争直後、イラクが隠した金塊強奪をたくらむ3人の兵士の姿を描いた異色戦争アクション。

採  点 ★★★★★
出演者など ジョージ・クルーニー 1999 米
寸  評

コメディーなんだけど、シリアスなシーンもある変わった映画だった。

鑑賞日 2002年3月

 スリーデイズ

 大学教授のジョンは妻子と共に幸せな日々を過ごしていたが、ある日妻のララが殺人の容疑で逮捕される。それから3年、ジョンは妻の無実を証明するため懸命に奔走していたが、覆ることなく刑が確定してしまう。絶望した妻が獄中で自殺を図ったことを知り、彼は自らの手で妻を取り戻そうと決断する。

採  点 ★★★★★★★★
出演者など ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス 2010 米
寸  評

これは面白い!全くの素人が、脱獄を企てる異常さに引きずり込まれる。とても成功しそうにない計画だが、難問を一つずつクリアしていくスリルがたまらない。夫婦だけならまだしも、一人息子も一緒に逃げる困難をどうやって達成するのかにハラハラドキドキ。刑事が無実の証拠となるボタンを探すラストでは、寸前までいって結局は見落とす。観客だけに見せて「あぁ〜、見つけてれば3人がまた幸せに暮らせるのに〜」と地団駄踏ませる実に憎い演出だ。脱獄の指南役としてリーアム・ニーソンが数分出るのも面白い。

鑑賞日 2013年3月

 スリー・リバーズ

 刑事である父を殺された河岸警備隊員のトム。真犯人を追う中、彼はこの事件の裏に大きな陰謀が隠れている事を知る。三つの河を舞台に大立ち回りを繰り広げる水上アクション活劇。

採  点 ★★★★★
出演者など ブルース・ウィリス 199? 米
寸  評

可もなく不可もなく、ごく普通のアクション映画。

鑑賞日 2001年12月

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