シネマ・ページ
採点は100点満点。平均の50点以下は青い★、60点以上から赤い★になります。 満点は★★★★★★★★★★。 |
デアデビル
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全米で大人気のコミックの映画化。盲目の主人公、マット・マードックは昼は法で悪を就く弁護士。夜は正義の復讐者デアデビル(恐れを知らぬ男)に変身。
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採 点
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★★★★★
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出演者など
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ベン・アフレック、ジェニファー・ガーナー 2002 米
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寸 評
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スパイダーマン、バットマン…、ほとんど似たキャラクターで新鮮味がない。有効期間が残り30日を切った優待券を何とかして使わないと無駄になるので、本当に見たかった映画ではなかった。子供達が読むマンガ本から作られたとあってストーリーそのものは分かりやすかった。
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鑑賞日
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2003年4月(劇場で鑑賞)
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ティアーズ・オブ・ザ・サン
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クーデターがナイジェリアで発生、反乱軍によって大統領一家が殺され、同国は深刻な内戦状態に突入する。アメリカ政府は、ナイジェリア国内にいるアメリカ人全員の速やかな救出を指示。ジャングルの奥深くで難民の治療に当たっている女医リーナの救助には、米海軍特殊部隊SEALSのウォーターズ大尉が向かった。任務遂行率100%を誇るウォーターズは、7人の精鋭と共に苦もなくリーナのもとに到着。ところが、リーナは難民を見捨てて自分だけ助かることはできないと、その場を離れることを頑なに拒否する。そして、ウォーターズは苦慮の末にひとつの決断をするのだった…。
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採 点
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★★★★★
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出演者など
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ブルース・ウィリス、モニカ・ベルッチ 2003 米
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寸 評
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序盤はリーナのみ救出するか、他のみんなか、で悩み訴えかけるモノがあったが、ラストで、ただ単に銃を構えて突撃する全く無策の戦闘シーンを見せられ、ポイントダウン。それで、オーラスでは劣勢を一気に跳ね返す戦闘機の登場だもんな。ちょっとズルくない。上官が任務外だとして救援要請に応じなかったのは何だったの?それにしても最後のみんなの顔、冴えなかったね〜。
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鑑賞日
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2006年2月
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デイ・アフター・トゥモロー
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二酸化炭素の大量排出で、地球は温暖化が深刻となり、確実に崩壊へ向かっていた。古代気象学者ホールは、いち早く地球規模の聞きを察知したが副大統領に受け入れて貰えなかった。その4ヶ月後、世界各国で異常気象が発生、ニューヨークは水没、LAは竜巻が襲い、やがて北半球は凍りついた。
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採 点
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★★★★★★★★
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出演者など
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デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール 2004 米
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寸 評
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スケールの大きい映像に圧倒された。充分、あり得るストーリーなので見入ってしまった。CGで作られた数々の怖いシーンは迫力満点。ニューヨークが高波に呑み込まれるシーンなんかは声が出ない。結末がどうなるのかといろいろ考えた。ハリウッド映画らしく、ドッカァ〜ンとハデにロケットなどを打ち込むなどして事態収拾するかもしれないなとも考えたが(笑)、この映画はまともな終わり方をした。コレでイイ。人類は決して自然に逆らえないんだから。
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鑑賞日
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2004年6月、映画館で鑑賞
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テイキング・ライブス
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1983年、ひとりの少年が家を出たまま行方不明となり、数日後、母親のもとに交通事故死の知らせが届く。?そして現在。ある日、工事現場で白骨死体が発見された。解決困難と判断したモントリオール警察はFBIに捜査協力を要請。そしてやって来たのは女性特別捜査官イリアナ。実は彼女は、現場や死体の状況からあらゆる情報を読み取り、犯人像を特定し事件を解決していく“プロファイル”の天才だった。やがて、彼女の分析で捜査は進展を見せ始めるが、その矢先、新たな殺人事件が発生。イリアナは目撃者の男コスタの尋問を開始するが、一方時同じくして、とうに死んだはずの息子を目撃したと、ある老婦人が警察に届け出てくる…。
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採 点
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★★★★★★★
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出演者など
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アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク 2004 米&カナダ
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寸 評
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二度、ビックリさせられた。始まってまもなく衝撃的なシーンを見せられ、期待感を持った。その後もテンポが良く、悪くなかった。が、腑に落ちないのが捜査官と犯人(どう見ても犯人だとバレバレ)のベッドイン。結局は女の武器を使って犯人を7ヶ月後に仕留めるわけだが、犯人もバカだねぇ〜(笑)。でもま、そこそこ楽しめた。
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鑑賞日
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2006年11月
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ディック&ジェーン 復讐は最高!
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IT開発企業グローバダイン社に勤めるディック。彼は部長への昇進も決定し、順風満帆な人生を歩もうとしていた。ところが事態は急変、社長のマカリスターが自社株を売り払い自分だけ大儲けする一方、会社は倒産し社員全員失業という事態に陥ってしまう。全てを失い再就職もままならず思いあまったディックは、妻ジェーンの制止を振り切りコンビニ強盗を決行。これが意外にも成功して味を占めたふたりは、強盗稼業に全力を注いでいく。やがて彼らは、優雅な暮らしを満喫するマカリスターから大金を奪う復讐計画を実行するのだが…。
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採 点
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★★★★★
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出演者など
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ジム・キャリー、ティア・レオーニ 2005 米
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寸 評
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欧米のコメディー・ドラマ等で、たいして可笑しいと思えないのに結構笑ってたりするシーンがあったりするが、この映画もそうだった。マカリスターを罠にハメるのなんかも、笑えないし、スリルもないし、楽しいと思えなかった。過去の映画のリメイクらしいが、元祖が面白かったからリメイクになったのか? だとしたら、今作は失敗ということになる。
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鑑賞日
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2007年11月
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ディファイアンス
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第二次世界大戦さ中の1941年。ナチス・ドイツの迫害はポーランドの小さな田舎町まで迫っていた。両親を殺されたユダヤ人の、トゥヴィア、ズシュ、アザエルのビエルスキ兄弟は、復讐を胸にポーランドに隣接するベラルーシの森に身を隠す。やがて森には、ドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人が次々と助けを求めて集まってくる…。食料難、寒さの中、人間らしく生き抜くことを心に決め、肉体も精神も極限状態の日々を過ごしていた。
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー 2008 米 |
寸 評 | 実話には弱い。ユダヤ人コミュニティーのリーダー、長兄トゥヴィアには果たしてリーダーとしての資質があったのだろうか?と思う。大事な時に風邪を引くわ、空襲を受けて一時的に指揮が出来なくなるわで頼りなさを感じた。むしろズシュやアザエルのほうが、向いていたのかも。例えば、川に行く手を拒まれ、トゥヴィアは躊躇したが、さあ渡れ!と即決で導いたアザエルには拍手した。わずか2時間ほどの上映時間で彼は一気に大人になった。エンディングで「このキャンプは最後に1200人にも及んだ」には驚いた。 |
鑑賞日 | 2011年10月 |
デイブレイカー
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人類のほとんどがバンパイアと化した近未来、食糧源である人間の数は減少する一方だった。バンパイアは不老不死である代わりに、人間の血液を取り込まないと理性を失い凶暴化してしまう。そんな中、自らもバンパイアである血液研究者のエドワードは、絶滅寸前の人間に危害を与えずに済む代用血液の開発に奮闘するが……。
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採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー 2009 米&豪 |
寸 評 | 人間が絶滅危惧種となり、バンパイアの主食である血液が不足するってのが面白い。人間に戻る治療法が、実験室を使うわけでもなく、あまりにもあっさりしてて、興醒め。R-15指定だけあり、かなりグロく、しかめっ面になるシーンも多かったので、この手の映画が苦手な方はやめた方がいい。 |
鑑賞日 | 2012年12月 |
ティム・バートンのコープスブライド
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19世紀ヨーロッパのとある小さな村。ビクトリアとの結婚を間近に控えたビクターは、森の中で地面から突き出た人の指のような小枝を発見し、それを練習台に結婚指輪をはめた。すると、突然、地面から花嫁衣装の白骨女性が姿を現わす。なんと彼女はビクターと結婚の誓いを交わしたと思い込み、死者の世界から蘇ってしまったのだ。そして彼女はビクターを無理矢理に死者の世界へと連れ去ってしまったから大変。ところがそこは、欲望や苦しみに満ちた憂鬱な生者の世界とは対照的に、死者たちが陽気な人生を謳歌する楽しい世界。だが一方、生者の世界ではビクターとビクトリアとの挙式の日が刻一刻と迫っていた…。
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採 点
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★★★★★★
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出演者など
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声:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター 2005 米&英
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寸 評
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キャラクターの表情が豊かでなかなか楽しい映画だった。動きが激し過ぎて目が疲れる面も。ビクトリアの両親がかなりの欲張りでワルっぽい感じだが、そのようにする意味があったのか、疑問に思う。ビクターは無事に生者の世界に戻るが、ビクトリアとの結婚生活が本当に幸せなモノになったか心配だ。むしろ白骨と一緒になったほうが幸せだったかも?
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鑑賞日
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2006年11月
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ディール・ブレイク | |
伝説的な名警察官を父親に持ち、アイスランド警察で武装警察に志願したハンネスだったが、テスト代わりの訓練で悪い結果を残し、内務調査室に配属される。麻薬ディーラーのグンナーは商売敵であるセルゲイの家に乗り込む事件を起こすが、グンナーはハンネスに警察の麻薬課のトップであるマルゲールがかつて自分と結託し、今はセルゲイとつながっていると密告を受ける。ハンネスはマルゲールの身辺を調べる。 | |
採 点 | ★★★★ |
出演者など | ダリ・インゴルフソン、シグルヅル・シグルヨンソン 2014 アイスランド |
寸 評 | 単調でピンとこない。警察もギャングも捕まえてすぐ殴って自白させようとする。マルゲールがあれだけの悪事をしたのに罪に問われないのが意味わからない。 |
鑑賞日 | 2019年4月 |
テキサス・チェーンソー
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1973年8月18日。ワゴン車でメキシコへ旅した5人の若者が、その帰り道、テキサスのとある片田舎を走っていた。その時、彼らは道端を呆然と歩くひとりの少女に出くわす。何か様子がおかしい彼女を車に乗せ再び走り出すが、異常に怯え錯乱した彼女は突如ピストル自殺を遂げてしまう。5人はこの事態を保安官に通報。彼の指示で、何故か近くの製粉所へ死体を運ぶことになるのだが…。
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採 点
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★★★★★★★
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出演者など
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ジェシカ・ビール、エリック・バルフォー 2003 米
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寸 評
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ホラー映画に高い点数を付けたくはないが、低い点を付けるとチェーンソーを持った大男に追いかけられそうなので70点!(笑)…と言うのは冗談で、久々に手に汗握る怖い映画を見た。13日の金曜日シリーズに出てくるジェイソンと非常に似てはいるが、こちらのほうが迫力を感じた。生々しい殺人シーンは年齢制限を受けるのももっともだ。「悪魔のいけにえ」のリメイク版だと知り、納得。女性にはちょっと刺激が強すぎるかもしれない。
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鑑賞日
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2006年1月
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テキサス・チェーンソー ビギニング
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1939年、とある食肉処理工場で奇形の男の赤ん坊が生まれた。生肉の包装紙に包まれゴミ箱に棄てられたその赤ん坊は、ヒューイット一家に拾われ、トーマスと名付けられて育てられる。やがて、一家と成長したトーマスは異常性を露わにし、凄惨な殺人を犯し始めるー。1969年。エリックとディーンの兄弟は、それぞれのガールフレンド、クリッシーとベイリーを連れてテキサス縦断の旅に繰り出した。しかしその道中、凶暴的なバイカーに追われた彼らは事故を起こし、車外に投げ出されたクリッシー以外の3人はバイカーに脅される羽目に。しかし間もなく、そこへ保安官が現れ、なんとバイカーを射殺するや、3人を連れ去ってしまう。保安官が向った先はほかでもない、あのヒューイット家だった…。
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採 点
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★★★★★★★
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出演者など
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ジョーダナ・ブリュースター、マット・ボーマー 2006 米
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寸 評
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ううう、実に恐ろしい映画である。これほどまでに悪党に対して憎悪を感じた映画はない。猟奇的な殺人シーンに刺激を受けた、精神的に不安定な若者がマネをしないかと不安にかられるほど、すさまじい。エンディングで実話だったというテロップが流れ、しばし動けなくなってしまった。前作同様、心臓の弱い人は見ないほうがイイ。
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鑑賞日
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2008年2月
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デジャヴ
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乗客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場でひとりの女性の死体が発見されるが、捜査官のダグ・カーリンは、どこか見覚えのある顔に思えてならなかった。ダグはクレアというその女性と会うのは初めてだったが、彼女の部屋を調べるとダグの指紋をはじめ、さまざまな彼の痕跡(こんせき)が残されていた。
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採 点
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★★★
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出演者など
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デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン 2006 米
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寸 評
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4日と6時間前の出来事を再生出来ると言う監視システムってのが、あまりにも突飛すぎて冷めてしまった。そんな超ハイテクなのに記録は出来ないし、たった一度しか見られないだなんて都合が良すぎる。
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鑑賞日
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2013年9月
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デス・ゾーン/奇跡の生還 | |
不動産会社を経営するトムは、家族のことは妻のアンに任せきりで、子供達との会話も減っていた。そんな中、自家用機による家族旅行を計画されるが、悪天候のため、冬山に不時着する。出発に遅れて乗り合わせなかった次女は捜索活動に関わる。 |
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採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ウィリアム・ディヴェイン 2000 米 |
寸 評 | イマイチ、迫力不足。どこの国にも頑固オヤジはいるものだが、中盤以降、家族に詫びる展開になるのが読めた。ごく普通の遭難救出ドラマだと思って見たほうがイイ。 |
鑑賞日 | 2003年7月 |
デス・レース | |
民間が刑務所を運営する近未来。殺人などの凶悪な犯罪者を収容するターミナル島では“デス・レース”と呼ばれる生死を賭けた残酷なカーレースが行われ全世界にTV中継されていた。元レーサーのエイムズは親子三人で細々と生活していたが、ある日、何者かに襲われ、最愛の妻が殺され、濡れ衣を着せられた結果、有罪となり、ターミナル島へ収容されてしまう。彼は冷酷な女刑務所長ヘネシーから“デス・レース”への出場を持ちかけられた。 |
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採 点 | ★★★★ |
出演者など | ジェイソン・ステイサム 、ナタリー・マルティネス 2008 米 |
寸 評 | 最悪の民間刑務所だね。自分たちの利益追求のためなら塀の外にいる善良な人間に殺人の汚名を着せて、ムショの中に引きずり込み、レースをさせるというシナリオは大胆すぎる。刑務所の所長が女ってのも気にくわない。迫力が全く感じられない。ココは強面のいかにも憎たらしく感じられる男が演じるべき。レースで5勝したら塀の外に出られるというのも納得できない。誰がそんなこと決めたの?殺人犯をそんなに簡単に出しちゃダメでしょが。 |
鑑賞日 | 2008年11月、映画館で鑑賞 |
デッド | |
いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョンとテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリーは呆れ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。 |
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採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス 2012 米 |
寸 評 | 小さな子のアイドル、テディベアがスケベでワルなオッサンになるという設定が最高だ。どんな終わり方をするのかと思ってたら、ちゃんと最後にドラマが待っていた。シナリオはとても良いと思う。テッドの違和感ないスムーズな動きは、さすがだ。舞台がボストンのため、もしやと期待したら、やはりフェンウェイパークが出て来て、これで30点はアップした(笑)。 |
鑑賞日 | 2014年3月 |
デッドコースター ファイナル・デスティネーション2 | |
キンバリーはこの日、友人たちとドライブ旅行に出掛けた。しかし、車がハイウェイに差し掛かった時、彼女は突然恐ろしい予知夢を見る。それは、ハイウェイ上を疾走する大型トラックの荷台から落ちた巨大な丸太が後続車に激突したのを皮切りに、周囲の車が次々と衝突、炎上、最後にはキンバリーたちもその犠牲に遭うという凄惨な連鎖事故だった。そして、我に返ったキンバリーは事故を未然に防ぐため、周りを顧みずに突然自分の車でハイウェイの入り口を封鎖するのだが…。 |
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採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | アリ・ラーター 、A・J・クック 2003 米 |
寸 評 | 大ピンチをしのいだ後のグシャッ!ふふふ、やってくれるわい。だが、これも何度か繰り返すと次第に新鮮さが無くなってくる。どうやって打開するのかと注目したら、キンバリーが命を落とす事ですべて丸く収まるという、突然、意味不明な展開に。まぁ、90分でまとめようとすればこれしか方法がなかったのかも知れない。 |
鑑賞日 | 2007年10月 |
デッド・サイレンス | |
ある日、アーシェン夫妻のもとに差出人不明の腹話術人形が届く。そして、小用で出掛けた夫ジェイミーが帰宅すると、そこには妻が寝室で舌を切られ絶命している凄惨な姿があった。犯人の疑いをかけられる中、腹話術人形に不審を抱いたジェイミーは、故郷に古くから伝わる不気味な詩を思い出す。それは「メアリー・ショウにご用心。子のない彼女は人形が好き。夢で彼女に会っても叫んじゃだめだ。舌を抜かれるぞ」というものだった。ジェイミーは妻の葬儀を終えると、詩の謎を解くため故郷レイブンズ・フェアへと向かう。そこで彼は、父や葬儀屋のヘンリーから、詩の中に出てくる女腹話術師メアリー・ショウの忌まわしい事件について聞き出すのだが…。 |
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採 点 | ★★★★★ |
出演者など | ライアン・クワンテン、アンバー・ヴァレッタ 2007 米 |
寸 評 | 腹話術人形が大きなヒントになり、結末は「なぁ〜んだ。話をうまく繋いでるな」と関心させられた。しかし、あの犯人が残虐な殺人をするには、体力的にもかなり厳しいと思うが、これは映画だからそれでイイんだろう。 |
鑑賞日 | 2009年6月 |
デッドトリガー | |
感染した者をゾンビ化させるウイルスが発生し、それを根絶するために対ゾンビ特殊部隊CSUが組織される。格闘家や天才ゲーマーなど対ゾンビ戦に適した才能を持つ者がスカウトされ、ウォーカー大尉のもとで訓練を受ける。あるとき、ウイルスの発生源であるターミナル島でゾンビ化の治療を研究していたチームの消息がつかめなくなる。研究チームの捜索と救出を命じられたウォーカー大尉とCSUの隊員たちは島へ向かうが、すでに無数のゾンビによって支配されていた。 |
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採 点 | ★★★ |
出演者など | ドルフ・ラングレン、加賀美セイラ 2017 米 |
寸 評 | ゾンビものは飽きた。作りがほとんど同じ。スローモーな動き、両手を広げてただワーワー騒ぐだけ。迫力がない。部隊が前進中に突然、ゾンビに遭遇。敵はすぐ近くにいる。そんな近くなのになんで気付かないのか。あんなに沢山のゾンビ相手に銃を一発ずつ打つ意味がわからない。 |
鑑賞日 | 2020年3月 |
デッドプール | |
ウェイド・ウィルソンは、以前は優秀な特殊部隊の傭兵として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。 | |
採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | ライアン・レイノルズ、エド・スクライン 2016 米 |
寸 評 | これまでの「ヒーロー=正義の味方&品行方正」というイメージから離れたニューヒーローがアメコミに増えてきているのか?中でもコレはアントマンよりも酷い。家族と一緒には絶対観れない。救いだったのはアクション。なかなかカッコ良く、合間のジョークで笑えるのが多かった。何となく忍者を思わせる出で立ちなのが親しみを感じる。 |
鑑賞日 | 2016年12月 |
デトネーター | |
元CIA捜査官だった国土安全保障省エージェント、グリフィス。彼は武器密輸組織を壊滅させるためルーマニアのブカレストに潜入していた。しかし捜査が失敗に終わり、彼は地元警察に逮捕されてしまう。そこへ現れたCIAの元同僚シェパードから、ナディアというロシア人女性をアメリカへ護送する仕事を依頼される。それはごく簡単な任務に思われた。しかし実はナディアは3000万ドルの隠し金のありかを知る人物で、その金を核爆弾を手に入れるための資金にしようと企む巨大犯罪組織に狙われていたのだ。そして彼女を護送するグリフィスもまた、組織による追撃にさらされることになるが…。 | |
採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | ウェズリー・スナイプス、シルヴィア・コロカ 2006 米&ルーマニア |
寸 評 | 肩を過激に露出し、胸の谷間も強調する服で逃げ惑うナディアに大いに違和感を覚えた。かと言って色気ムンムンの映画でもない。グリフィスとナディアの一夜は、ナディアの誘惑シーンののちにわずか3秒で朝がやってくるという超スピードで切り替わった。バイクでの追跡シーンもたいして迫力無いし、突然、子供が人質として捕らわれるなど、その場しのぎのストーリー展開はどんなものか? |
鑑賞日 | 2007年11月 |
デトロイト | |
1967年夏、権力や社会に対する不満を抱いた黒人達がデトロイトで暴動を起こす。ある夜、黒人客で賑わうアルジェ・モーテルの一室から、鎮圧のために集結していた州兵に向けて銃声が響く。すぐに市警と州兵が応戦し、やがて捜索のため押し入る。3人の白人警官が、宿泊客を集め、自白を強要する傍若無人の尋問を開始する。実話。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター 2017 米 |
寸 評 | 時間が少し長いのと暗いテーマなので大儀だったが、観て良かった。警官なのか、犯罪者なのか、わからないほど、容疑者に銃口を突きつけて自白させようとするシーンは迫力があったものの、ポールターの童顔がアンバランスに感じた。ザ・ドラマティックス、ラリー・リード、という実在人物の訴えが届かなかった裁判結果は無情だ。67年以降も黒人暴動が起きているように、この問題はアメリカの歴史から永遠に消えることがないのだろうな。 |
鑑賞日 | 2019年1月 |
デビル | |
8歳の時にIRAシンパだった父を眼前で殺されたフランシス・マグワイヤーはアイルランド独立運動に身を投じ、冷徹なテロリストに成長した。英国秘密調査局に襲撃され、仲間の大半を失った彼はローリー・ディヴァニーという偽名でアメリカに渡り、ニューヨークの警察官トムの家に、同居することになった。家族同様に迎えられたローリーだが、同志ショーンと共に英国軍への大規模な反撃の機会をうかがい、武器と資金調達のために動いていた。 | |
採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | ハリソン・フォード、ブラッド・ピット 1997 米 |
寸 評 | ネタバレです。こんなイイ作品だったのか!一つ屋根の下に暮らして、家族同然の関係になったトムとローリーが銃を向け合うラストは辛いものがある。24年間で4度しか銃を撃ったことがなく、容疑者を殺したことも無いトムが、ローリーに撃ち勝つなんて・・・。いや、ホントはローリーは殺せたんだけど、しなかったんだよねぇ。う〜ん、泣ける。ただ、ミサイルを積んだオンボロ船に乗って、たった一人で北大西洋を渡れるのかには大きな疑問を感じるが、そこは目をつむる。 |
鑑賞日 | 2013年1月 |
デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- | |
20世紀末、世界中の国家を敵にまわしたイラクの独裁者サダム・フセインの長男ウダイ・フセイン。“狂気の申し子”と悪名高く〈ブラック・プリンス〉と呼ばれていた。そのウダイに顔が似ているという理由で選ばれ、家族の命と引き換えにウダイの影武者を引き受けることとなった男、ラティフ・ヤヒア。ウダイの飽くなき狂気に寄り添い、生死を選ぶ自由さえ許されなかったラティフが、影武者として応え続けながら、闇の中で見たものとは? | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ドミニク・クーパー、リュディヴィーヌ・サニエ 2011 ベルギー |
寸 評 | ウダイの残虐さはニュース等で知っていたが、映像になると、やっぱ人間らしさがひとかけらも無い奴だってのが良くわかった。サダム・フセインの方がイイ親父に見えてくるから不思議だ。ラストに流れるテロップ「ラティフは今、○○で暮らしている」にホッとした。やっぱ実録モノは目が離せない。 |
鑑賞日 | 2015年3月 |
天才作家の妻 40年目の真実 | |
米国のコネチカット州。現代文学の巨匠として名高いジョゼフは念願のノーベル文学賞を受賞し、授賞式に出席するため妻のジョーンと息子のデビッドがストックホルムへ同行する。有頂天になり、無遠慮な言動を繰り返す夫の世話に疲れホテルに戻ったジョーンは、記者のナサニエルに声をかけられる。ジョゼフの伝記本を執筆しようとするナサニエルは夫婦のことを事細かに調べていた。 |
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採 点 | ★★★★★★★★ |
出演者など | グレン・クローズ、ジョナサン・プライス 2017 スウェーデン、英、米 |
寸 評 | 男尊女卑だった昔のアメリカ文学界。作品を世に出したいジョーンが夫の名を借りてゴーストライターとなる姿には胸打たれる。なのに浮気性のジョゼフ。その代償はラストにやってくる。ジョゼフの経歴に傷がつかないエンディングに感動。ジョーンに拍手。 |
鑑賞日 | 2020年2月 |
天使のくれた時間 | |
ウォール街で成功し、豪華な暮らしをしていたジャックは、ある日突然、違う人生を送っていた! 目覚めるとそこは今まで見たことがない部屋。横には13年前に別れた恋人ケイトが眠り、2人の子供のパパになっていた。「その世界」でのジャックは現実とは全く違うタイヤセールスマンの平凡な夫。やがてジャックに現実の世界へ戻る時が近づいてくる。 | |
採 点 | ★★★★★★★ |
出演者など | ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ 2000 米 |
寸 評 | 途中から生活が一変して何が起こったのかと主人公同様に驚き、引きづりこまれていった。あまりN.ケイジの作品で面白いのに当たったことが無かったので、期待していなかったが、大外れだった。 |
鑑賞日 | 2015年3月 |
デンジャラス・ビューティー | |
連続殺人犯“シチズン”が次に狙うのはミス・アメリカの選出会場だと読んだFBIは、潜入捜査官を出場者の中に紛れ込ませることにした。ミス○○とは一切縁のないグレイシー・ハート捜査官に白羽の矢が立ち、美女への大変身作戦が始まった…。 | |
採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | サンドラ・ブロック、マイケル・ケイン、キャンデス・バーゲン 2000 米 |
寸 評 | 有名俳優の役回りに驚いた。映画「サイダーハウス・ルール」で2000年アカデミー助演男優賞のM.ケインがオカマの美容デザイナーだったり、往年の名女優C.バーゲンが悪役で出演してるなどビックリ。茶目っ気たっぷりのS.ブロックには大拍手。ブヒブヒと鼻を鳴らす笑い方は彼女ならではの演技。 |
鑑賞日 | 2002年3月 |
デンジャラス・ビューティー2 | |
ミス・アメリカ・コンテストの会場爆破事件をみごと解決したグレイシー。以来すっかり有名になった彼女だが、全国に顔が知れ渡ってしまったため本来の潜入捜査が出来なくなり、FBIの“顔”としてPR活動に従事するよう命じられる。10ヶ月後、テレビ出演に自伝本出版にと忙しく活動してすっかりセレブっぽくなったグレイシーのもとに、親友のミス・アメリカがラスベガスで何者かに誘拐されたとの情報が入る。いてもたってもいられなくなったグレイシーは、上司に内緒で独自捜査を開始しようと目論む。しかし、彼女に敵意剥き出しの同僚女性捜査官サムが、ボディガードとして彼女の行動を厳しくチェックしていた…。 | |
採 点 | ★★★★★ |
出演者など | サンドラ・ブロック、レジーナ・キング 2005 米 |
寸 評 | コメディーだから仕方がないのだが、ところどころにいかにも笑いを取ろうとするクサイ芝居があってちょっと冷めてしまった。グレイシーがドタバタしすぎ。 |
鑑賞日 | 2006年10月 |
デンジャラス・ラン | |
元CIA工作員トビン・フロストは組織を裏切ったため、世界36カ国で指名手配され、10年間逃亡を続けていたが、南アフリカ共和国のケープタウンで遂に捕まり、収容施設に収監される。しかし、直後に謎の傭兵部隊が施設を襲撃、トビンは施設の管理官で新人工作員のマットと共に逃避行に出る。 | |
採 点 | ★★★★★★ |
出演者など | デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ 2012 米&南ア |
寸 評 | なんのために逃げなければいけないのか?それが次第にわかってきて、また逃げる。最後は一番悪いヤツを仕留める。お決まりのパターンだが、デンゼル効果もあって、まずまず楽しめた。ただ、あんなに不死身だったデンゼルが意外にもあっさりやられるってのは、どんなものでしょうかねぇ〜。 |
鑑賞日 | 2015年3月 |