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採点は100点満点。平均の50点以下は青い、60点以上から赤いになります。
満点は★★★★★★★★★★

 容疑者
 ニューヨーク市警の敏腕刑事ビンセントはロング・ビーチで起こった殺人事件を追っていた。捜査を進めていくうちに、容疑者は離婚した妻との間にできた実の息子ジョーイであると知らされる。ビンセントは担当を外され、間もなく事件を追っていた同僚が殺された。またしてもジョーイに容疑がかかる。その矢先、ビンセントの父親が過去に幼児誘拐殺人犯として処刑されていることがマスコミによって明るみとなり、今度はビンセントまでもが窮地に立たされる。そんな中、彼のもとにジョーイから無実を訴える電話がかかってきた。
採  点 ★★★★★★★
出演者など ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・フランコ 2002 米
寸  評 殺人事件を起こした親と、そして子の両方を体験することになったビンセントの苦悩が良く伝わってきた。ジョーイにこれまで伝えられなかった思いを、告げるシーンは非常にイイ。てっきりジョーイは、最後に撃たれる、アンハッピーな終わり方を予想しただけに、意外な結末だった。
鑑賞日 2014年1月

 黄泉がえり
 阿蘇のある地域で死者が甦る現象が起こった。厚生労働省の川田は、故郷である現地に調査のため立ち寄るが、死んだ親友の恋人、葵と再会する。調査の結果、この死者は3週間だけ甦るのだとわかり、葵のために親友を甦らせようとするのだが…。
採  点 ★★★★★
出演者など 草薙剛、竹内結子 2002 日
寸  評 最愛の人があちこちで甦るという不思議な現象に、結末はどうなるのかと興味が涌いたが、科学的な調査を行なったあたりから妙に現実的になりチグハグになってしまった。RUIのライブ、長すぎる。フィルムコンサートなのか映画なのかわからなくなった。三角関係に敗れた男が、彼女のために必死で甦らせようとする切ない行動は、理解してあげたいのと、いいかげんにしろの両方の気持ちが起こった。とはいえ、近ごろ見た日本映画の中では悪くない点だと思う。
鑑賞日 2004年11月

 夜に生きる
 禁酒法時代末期のボストン。市警察幹部の父親にジョーは厳しく育てられたが、ギャングの世界に入り、銀行へ強盗に入るならず者になっていた。ある日、賭博場で強盗に入り美女エマと知り合い恋に落ちる。しかし、彼女は巨大組織のボスの娼婦だった。
採  点 ★★★★★
出演者など ベン・アフレック、マックス・カセラ、ゾーイ・サルダナ 2016 米
寸  評 クラシックカーのカーチェイスは見応えがあった。昔のギャングを知るにはイイ映画。ボストン、タンパの地域差も勉強になる。またKKKが微妙な関わり方をしてくるのも興味深かったが、ごく普通の感想「まぁまぁ」ですな。
鑑賞日 2018年4月

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