ついこの前まで「暑い、暑い」と言ってたのに、18日頃から突然、涼しくなり、今ではもうすっかり秋になってしまいました。半袖だとブルブルッと震えがくるほど肌寒い日々が続いています。まだ八月なんですけどねぇ〜。

　今年の夏は完全に終わりました。と同時に（いまいち、盛り上がりに欠けた感のする）北京オリンピックは本日24日の閉会式で幕を閉じ、そしてまた、同じくサザンオールスターズも激しい雨の中、日産スタジアムでラストライブを行い、30年の歴史にひとまずの終止符を打ちました。あとは冬を待つばかり・・・あっ、やめて、冬はイヤ。

　さて、せっかくの土日もご覧のように天気が悪くて、どこかに出かける事もなく、近場で何か話題になるものはないかと探したところ、海を見たかったのでフェリー埠頭に車を走らせてみました。どんよりとした曇り空で今にも雨が落ちてきそうでしたが、タイミング良く、ナッチャンReraが函館から到着したので写真を撮りました。欲を言えば、今年から新たに仲間入りした「ナッチャンWorld」のほうを見たかったのですが、そこまでは贅沢を言わずに次回へのお楽しみとします。

　巨大な船体がこちらのほうへ近付くにつれて、威圧感が増し、折りからの強風によってスクリューが起こす波しぶきが飛ばされてきて、パラパラと体に当ります。海は辺り一面が白い泡だらけになってジェット風呂のようになってしまいました。もっと簡単に早く接岸するのかと思ってたら、結構、微妙なコントロールを何度も行い、時間がかかりました。

　赤いアプローチが降ろされ、中から一斉に車が出てくるのを見て、いつかナッチャンに乗って北海道に渡ってみたいなぁ〜と思いました・・・・あぁ〜、なんだか小学一年生の作文みたいになってしまったなぁ〜。ま、いっか。

　このアップをしてから約一週間後、衝撃的なニュースが青森県内に流れました。フェリーを運航する東日本フェリーが経営不振から撤退するというものでした。つまりナッチャンReraもナッチャンWorldも見られなくなるわけで、デビューしたばっかりなのに「どうして？」と、皆、一様に驚いています。2008年10月現在、関係機関が継続のためにいろいろと策を練っていますが、なかなか厳しそうです。

　13日午後、弘前市に墓参りしてきました。
　墓参りといえばいつも気になるのがお天気。雨が降れば傘を持ち歩くのが面倒だし、かといって晴れると暑くて暑くて歩くのが大変になるしで、曇ってくれるのが一番の希望なんですが、今年は願い叶わず良く晴れました。

　青森市を出発する頃は気温28度（車に搭載された外気温計）だったものが、わずか１時間後には34度を表示したため、この数字が信じられないながらも、多少の怖さを感じつつ、車の外に出たところ、コンマ３秒でナットクしました。
　地面から来る熱気がブワァァァ〜と体を包み、背中と腹から汗がドゥワァァァ〜〜と噴き出るじゃないですか。
　弘前市は内陸部の都市なので、海から吹きつける風というものがありません。ほぼ無風の状態は、まさにサウナ風呂に入っているようで、辛い、辛い。

　ともあれ、今後の健康の継続をご先祖様にお願いしてきました。

　９万カウントも達成し、青森ねぶた祭りも開幕したので、このトップページを更新しなければならなかったのですが、なんとなんと夏風邪を引いてしまって、大変なメに遭っていました。

　先月24日、エアコンの弱い風を首筋に受けるという環境下に２〜３時間ほど置かれたところ、なんだか背筋がゾクゾクし始めまして、イヤぁ〜な感じがしてました。
　それが翌日から扁桃腺に腫れを感じ、声が少しハスキー気味に・・・。市販の風邪薬を勝手に飲むことが禁止されているため、悩んでいるうちに週末を迎えてしまって、病院も休みに入ってしまいました。

　月曜の朝になって熱と咳が突然襲い、食欲も無く、だるくて動けない状態に。
　意識もうろうとしたまま、病院に行って、点滴を繋がれました。薬が入ると一旦は回復するのですが、切れる頃になるとまた熱が出る繰り返しで、先週はほぼ寝たきりで過ごしました。入院しての治療も提案されましたが、どうしてもそれだけは避けたかったので、最後の手段としてステロイド増量と強力な抗生剤の投与で様子を見ることにしたところ、ようやく変化が起き、ゴールが見えてきました。
　自分自身では90％回復したと感じてますが、主治医からは今週一杯、点滴治療を続けるとのことで、病院通いは続きそうです。

　いやぁ〜、ホント、しんどかったです。
　エアコン風邪でまだ良かったのかも知れません。もしインフルエンザなどのウィルス性だったらと思うとゾッとします。免疫力の無さを痛感しました。たかが風邪に２週間近くの時間を費やすとは、弱い体なんだなぁと思い知りました。

　今冬に向けての良い予行演習にしたいと思います。職場の皆さんには大変な迷惑をかけてしまいました。この場を借りて謝りたいと思います。すみませんでした。

　今回、以前、移植の時に点滴で使った事はあるものの、内服薬では当時無かったザイボックスという抗生剤を使いました。ネットで調べてみると、切り札的なクスリなんて書かれてたりして、かなり思い切る時に使うモノらしいんです。主治医は（患者は）入院は避けたがっているし、通院でうまく症状を抑えるにはどうするか？でいろいろ考えたのでしょう。そこで切り札のジョーカーを使ったんでしょな、ハイ。ただ、この時点では薬価に関して一切、無頓着。

　１年も経つと大体の医療費が計算できますが、今回はなんといつもの２倍にあたる６万円の請求書が切られ、ぶっくら仰天、青天のへきれき、寝耳に水・・・。
　エッ？ろくまんえん？もちろん、手持ちが無く、慌ててATMに走ったわけですが、医療費高騰の主原因がザイボックスにあるということは明らかでした。帰宅後、すぐ薬価を調べてみました。調べてナットク。
　こりゃ、高いわ。１錠で 13454円！これ１錠でコンタック10箱買えますよ（笑）。朝晩１錠ずつなので、１日分はしめて27000円也。本人負担３割のため実際は8100円ですが、やっぱ高い！
　今回の風邪、さまざまな教訓を得る良い機会となりました。　　　　　　　　　　　（08/07　追記）