そんな状況にも関わらず、27日は船の予約をして、2012年最後の雄叫びを上げようとした釣りバカがいました。ところが、まるで、この日を狙ったかのような大荒れとなって、出船中止＝ジ・エンド。その釣りバカ、よっぽど普段の行いが悪いんだねぇ。

　この大荒れ天候、ハンパじゃなくて、北海道・室蘭市では、瞬間最大風速39.7mの暴風が、なんと！送電線の鉄塔を倒壊させ、2〜3日、停電する被害を出しました。ちなみに青森県内では、八戸市が29.9mを、青森市でも午前6時37分に26.2mを記録し、もし船が予定通りの6時に出ていれば、浅虫の湯の島付近でひっくり返り、荒波にもまれて「ヘルプ・ミー」と叫んでいたことでしょう。中止は妥当。そもそも、前夜の時点で警報が出ており、海に出るバカはいませんよね。でも釣りバカだから、未練がましく、もしかして？と諦めきれないまま、寝床に入り、朝起きて「やっぱりな」と大きく頷いた者がいたんですねぇ。

　さて、翌28日は前日の荒天から一転して、青空が広がる良い天気になりました。
　ご覧ください、上の八甲田連峰の写真。稜線が良く見えてます。

　中央にポツンと黒く見えるのは田茂萢岳の八甲田ロープウェイ山頂駅。30年ほど前の若かりし頃、ココに通って、オリンピック選手のようにダイナミック、かつ、華麗なスキーをしていました（自分で言うか？）。ダイレクトコースはスピードが出て、スリルがあったなぁ〜。さすがに今は無理。何しろ、竿はあれども、乗っかるスキー板が無い。

　しっかし、若かったねぇ。こんな時もあったんですよ。あの頃に戻りたい・・・けど、今も楽しい人生。

　話戻って、良い天気は半日しか持たず、すぐ次の低気圧が近づき、夜からは再び崩れて、ドシャ降りに。おまけに雷まで参加して今はゴロゴロ鳴ってます。こうして、冬本番を迎えるのが北日本に住む者の宿命なのです。負けないぞぉ〜、ふゆ！

　明け方は気温が6〜8℃ほどもあって、暖かさを感じるほどでしたが、次第にブルッと身震いするような西風が強まって、時々、雷も鳴る怪しい空に。
　そして来ました、天からの贈り物。一時、地面がうっすらと白くなり、曇る窓をこすって冬を実感しましたが、積もるまでに至らず、翌19日朝は、ご覧のように、片隅にちょっとだけ残る、おしとやかな初雪デビューでした。

　平年より12日、昨年から3日遅い雪は、9月の残暑が多いに影響したんでしょうかねぇ。なお、気象台は3カ月予報で「平年と同様」と、当たり障りのないことを発表しています。う〜ん、もっと踏み込んだ予報で見事に的中させ「さすが気象台！」と唸らせて欲しいもんですなぁ〜。

　ウチの番犬・コロが一時行方不明になりました。

　本日朝、ジャンプして大喜びする朝食を持って、そばまで近づいたんですが、気配がないんです。ってゆ〜か、そもそも居ない。カミサンと二人で大慌てデス。
　ん？　なんかおかしい。チェーンが壊れた様子はなく、丁寧に丸めて地面に置かれた状態です。昔、飼っていた犬に良く似ているってんで、ウチの犬をかわいがってくれる方がいるんですが、その方がまた散歩に連れ出したのかな？と思いつつ、仕事に出ました。
　今日は時折、雨が降る、散歩には不向きな天気なので、腑に落ちないまま、仕事に就きました。もしかして、おなかを空かせて、ひょっこり帰ってくるかな？と考えて。

　昼前、携帯に登録外のナンバーから着信があり、出てみると、交番からの電話。

　「お宅さんのワンチャンが、側溝に落ちて這い上がれずに苦しんでいるところを通りがかった人が通報してくれました」と。

　春の予防接種時に貰う認識表を首輪に着けていたのが決め手となって、連絡が来たと知り、ほっと一安心。

　我が家にきて、もう14年目（人間にして約75歳）になるベテラン犬は、かなり耳が弱くなりました。そんな状態なんだから、脱走だなんて冒険しなくてもイイのにネ。

　いやぁ〜、戻ってきて、ホント、良かったです。
　発見時は側溝から這い上がれない恐怖心からか？足が震えており、噛み付いたり激しく抵抗するような業務威力妨害する事なく、素直にお縄ちょうだいしたそうです。婦警さんには、随分、なついていた、とか（誰ですか？そこで「飼い主に似てるなぁ〜」と言ってるシトは）。ただ、パトカーが赤色灯を点けて我が家に来たそうで、そのため近所の人が集まってきて、ちょっとした騒動になったらしい。お騒がせしました。

　上記写真、犬だけに「ワンてっど」ての、作ってみましたが、つまらないですか（笑）？