2015年11月の「How Are You!」

掲載日  11/30

 23日と24日の連チャン釣行で今シーズンの真鯛釣りは終わりのはずでした。

 23日の釣りが終わって、翌24日は荒れる予報のため、早々と中止が決まり、耳元に「蛍の光」が流れた。帰宅後に釣り道具を綺麗に後片付けしていた時、チリンチリンと携帯電話が鳴りました。
 ん?師匠からだ。どうしたんだろ?

 「24日が流れて、このままじゃ終われない。30日の釣りに付き合うよーに・・・いや、お願いします・・・付き合って?」

 なにょぉー?まだやるの?ピッカピカにクーラーボックスを精魂込めて磨いたのにぃ〜と返答に困っていると、もう一人の誘われ仲間(ヒ○キ)が「やる」と回答。これに引きずられる形で「オッケー」してしまった。ううう、何と言う意志の弱さ。ただ、荒天が当分続きそうだったので、中止8割ぐらいに考えていたら、まるで師匠の願いに応えるかのように天気予報が「晴天&穏やかな海」へと変化してしまったんです。

 これほどまでに好天となると、血が騒ぎ、気合いが入ってしまうのもまた悲しい(笑)。風邪を引くことは許されないので、ホッカイロを腰×2、太もも×2、足裏×2、ズボンのポケット×2、ハンドウォーマー×1、計9個と、いつもより増量して装備し、露出部を完璧にシャットアウトして臨んだところ(目鼻の回りと指先ぐらいしか外気に触れない素晴らしさ!きゃほぉ〜)、ところが逆に暑さと闘うハメになってしまいました。

 人は焼けそうなほど熱いのに、魚は凍えてました。ここ2〜3日の冷え込みで水温が一気に下がり、食い気が落ちたらしく、魚探に生体反応は出るものの、口を開けるのを嫌がり今年一番の美味しいエサを用意したにも関わらず興味を持ってくれませんでした。8時間、頑張りましたが、船中ゼロのまま「終了→2015年シーズン閉幕」。仕方ないですね。有終の美を飾りたいのは人間の都合でした。

 今季も安全な釣りが出来たことに感謝しつつ、久栗坂漁港に戻りました。明日以降は車から真鯛の道具を降ろし、ワカサギ道具への衣替えを行ないます。さみしぃ〜なぁ〜。

岩木山
 青森湾から見た岩木山。午前7時の気温0.5℃。防寒対策バッチシだったのと、陽が出たので、全然寒さを感じなかったが、肝心の釣果のほうが寒かった。お魚もコタツにこもったのかな?
鯛将 三人衆
 泣いても笑っても、今季最後の釣り。鯛将船長は、あちこちのポイントを探ってくれた  師匠(真ん中の人)に拝み倒しの「付き合って」と言われりゃ、断れない。後ろ姿はヒ○キ
八甲田連峰

 八甲田連峰はうっすらと雪化粧。青森市の代表的スキー場、モヤヒルズ(写真右方向)も白くなっているが、オープンは12/12。まだ滑れない



掲載日  11/26

 25日の夜勤を終え、帰宅しようとした26日午前1時過ぎ、フロントガラスが曇りガラスのように白くなっており、1分でも早く帰宅をしたいのにイジワルされました。でも気温0℃を目にして納得。しばらく寒い車内で過ごしたのち、ようやく霜が溶けて出来た丸い穴から覗き込むようにして発進させました。

 平年であれば、6日頃に降る初雪(青森市)が、まだ降りません。降れば降ったで嫌われ、降らなければ降らないで「どぉ〜した?」と心配される冬将軍には気の毒な状況が続いています。既に平年の初雪日から20日が経過し、このまま12月を迎えるのかなぁ〜と思ってたら、どうやら28日には初雪がありそうな予報。これまでで最も遅い初雪、11月26日(1960年に記録)を更新するのは、ほぼ間違いナシ。

 エルニーニョの影響で今年は暖冬が予想され、歓迎したいのは山々なのに、なぜかちょっと困ってます。今年2月に出来なかった氷上ワカサギ釣りが、今冬もダメとなれば2年連続。春まで何を楽しみにしていけばいいのか?

 青森市は暖冬少雪、ワカサギが釣れる小川原湖だけは酷寒の冬になってくれることを期待したい・・・なんて都合良過ぎますかね?そぉ〜だよねぇ〜。

フロントガラスが真っ白 気温0℃
 夜勤を終えて、車に辿り着いたら、ガラスが真っ白。あぁ〜ん、すぐ発進出来ないじゃないかぁ〜  外気温、0℃。冷風をフロントガラスに強く吹き付けるがイマイチ。気長に待つしかないと諦めた
雪が無い青森市内

 札幌は40cmを越える雪が降ったというのに青森市は初雪すらまだ降りません。過ごしやすい11月だわぁ〜(画像はドライブレコーダーから加工)



掲載日  11/23

 12月も近くなると、すっかり海は荒れ狂う冬モードになり、鯛釣りの中止が多くなるのが普通ですが、ラッキーなことに23日は7時から14時まで釣りすることが出来ました。

 朝5時半、青森マリーナに到着すると、いるわ、いるわ、釣りバカ達が。
 気温0℃、雪がチラツキそうと予想される中、 どこから集まってきたんでしょうか?ありゃ、県外のナンバーも多いじゃないですか?岩手、宮城・・・あら、秋田でも鯛釣れるのに、秋田ナンバーも。なんでやねん。

 遠征釣行なんで1台に複数乗っており、もしかしたら地元青森の人間よりも多いんじゃないですかね?
 今日はブルーウッズ船長が「現地解散も有り。それでも良ければ来て」と言うほど、超難しい予報にも関わらず、これだけ集まるんですから、やっぱ青森の真鯛は魅力があるんですね。これは誇ってイイと思います。

 凍死リミットの気温でしたが、私はこうして生きています、ナハハ。
 上の写真を見ていただければ、おわかりかと思いますが、厳冬用ウエア、ヒートテック上下、アメフト用のハンドウォーマー、ホッカイロの爆貼などを身にまとい、まるで不審者のような出で立ちでチャレンジしました。結果、船の揺れと、あまりの快適さに鼻音たてて居眠りすることも多く、期待する釣果にならなかったのが悔やまれます(と書いといて、釣れなかった言い訳をしとこ・・・)。

 ウチの船長、客が釣れなかった時「申し訳なかったです」が口癖ですが、こんなことでストレスを溜めてもいけません。魚探の情報はこと細かく伝えてくれるし、タモ入れは上手いし、魚の〆めもやってくれるし、イイ船長です。釣れないのはテクニックってのも勿論ありますが、運が少なからずあると思っています。

 でもなぁ〜、船長、今日の竿頭ですぜ。許せん(笑)。それに親しくなったら、最近、バラした時、罰として、タモの柄で背中を突つくんです。あっぶねぇ〜の、なんの。これまた許せんのダ(笑)。ま、こんな感じで楽しくやってます。来年までお預けなのが寂しいなぁ〜。

気温1.4℃ ゴムボ
出港時の気温1.4℃ ゴムボが居たのにはビックリ、怖っ!
ウッズ船長1 釣果・チビ助

 ここ1〜2年でキャラが変わったブルーウッズ船長。何があったのか?そう言えばこの前、頭に異常が・・・

 事故で孫針が腹に掛かってきたチビ鯛。ジサマを連れてこいとリリースしました。このあと、礼に来たジサマをラインブレイクで逃した(悲)
青森ウォーターフロント
 今回で一応、今季の鯛釣りは終了。青森港ウォーターフロントの海からの景色も今回で見納め、サヨォ〜〜ナラァ〜〜


掲載日  11/18

 17日、今季残り3回となった鯛釣りに行ってきました。下の動画をご覧下さい。竿の曲がり方とドラグの鳴りで、間違いなくデカイと想像出来たので、撮影してみました。数分の格闘ののち、ようやく見えてきたところで思わぬハウニングが起こりました。鯛が船の反対側に走ったため、ラインが船縁にこすれて切れたんです。
 一同「アァァァ〜〜〜」

 そこで、鯛多ニック船長は、プカプカ浮かぶ鯛をネットで掬おうとしました。獲れそうで獲れない。何度か必死に試みた結果、見事にミラクルキャッチ!

 これには大笑いしました。鯛は海底50mほどから引き揚げられてきたので、浮き袋に空気が入り、すぐ逃げようにも沈めなかったようです。

 この模様も含めて釣行記をのちほどUPします。ご期待下さい。

 釣行記をUPしました。ココをクリックして入るか、真鯛のページからお入り下さい。(11/19追記)




掲載日  11/07

 11月1日、我が家の番犬コロが17年(人間に例えれば約85歳)の生涯に幕を閉じました。
 1998年のバレンタインデー生まれ。

 当時、マイホームを建ててから数年経ち、外で飼うスペースに余裕が出来たのと、子ども達も小学生となって情操教育にはタイミングもイイかな?ってんで、新聞の「ペット上げます」コーナーで調べたところ、青森市内のあるお宅から頂くことになりました。

 ご自宅に伺うと3匹の子犬(オス1、メス2)が居ました。最も犬を欲しがった次男に選ばせたところ、オスがイイとのことですぐ決定。ポッチャリして小熊のような犬を段ボール箱に入れて車で運びましたが、車酔いしてしまい、涙目で嘔吐し、慌てました。家に着いてからは、居間のあちこちでオシッコするなど、犬を飼ったことが無い私たちなので頭を抱えたものです。

 名前はごく普通ですが「コロ(前述のように小熊並みにコロコロしていたのが決め手)」に決まり、我々にとって初めてとなる犬との生活がスタートしました。娘が障害を持つため、万が一、犬から病気を貰っては困ると、当初から屋外で飼う犬にするつもりでした。数日だけ居間で飼ったのち、外に出したところ、夜通し、クンクンと寂しげに鳴かれて、みんな、胸が締め付けられました。

 徐々に環境に慣れたコロは、次第に番犬の役割を果たすことになります。見知らぬ人が玄関に近付くとワンワン吠え、誰かが来たことを察知できました。近所のお子さん達には懐いていたようで、頭を撫でられているのを二階から見ると、ホッとしたものです。

 ところが、ここ1年ほどの間に、一気に視力が落ちて、足腰も立たなくなり、急速に衰えが見え始めたので心配していました。ワン!という声を聞かなくなってから、随分、経ちましたが、亡くなる三日前から、切なそうな声をずっと出すようになって、終わりが近いのかな?と悟りました。

 1日朝、カミサンが朝ご飯を出した時、冷たくなっていたそうで、17年に及んだコロとの共同生活が、この日をもって終幕となりました。翌2日に火葬して自宅庭に埋葬され、この先も我々と一緒に過ごすことになります。安らかに眠れ、コロ。

2006年
1998年(貰ってきてまもなく) 2003年
コロ1 コロ2
2005年 2007年
コロ3 コロ4
2008年 2014年(晩年)

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