2016年3月の「How Are You!」

掲載日  3/23

 周囲がスマートフォン(略してスマホ)という“スタイルのいい本”にどんどん乗り換えする間も、自分は「うんにゃ、まだまだ。ガラケーとデータ通信端末のセットで安く出来ればイイや」と頑張ってきましたが、このたび、ひょんなことから、スマホにチェンジすることとなりました。

 長い間、docomoにお世話になり、恩恵も受けてきたので、この先もNTTとはずっとお付き合いするものとばかり思ってましたが、一年前に掛かってきた電話で「今、ご家庭の電話回線をauにすれば安くなってキャッシュバックも受けられる」との話に乗っかって変えたところ、今度は携帯もauにすれば更に安くなり、スマホも持てることがわかり、トントン拍子に話が進みました。

 実際、自宅で行なうインターネットや固定電話などの通信料と、家族が持つ携帯電話の月々の料金を合算すると悲しくなるほど高い。家計に占める通信料の比率がこんなに高くていいのか?どこかで安く出来ないのか?と、いつも思ってました。

 今回、自分のモバイル環境は一変しました。これまではガラケーとデータ通信端末とiPod touchの三つを持ち歩いてたのが、スマホ一つで済むようになったのは大きな進歩です。それに加えて支払いが安くなったのも大きい。

 写真は左から順に、2012年に使用していたiPod touch、15年からのiPod touch、そして今回スマホデビューとなったTORQUE 02(京セラ社製)、一番大きいのがタブレットQua tab。ま、タブレットはおまけのようなもので特に必要とはしていなかったのですが、魅力的な価格でモノに出来るというので購入を決断しました。

 たった4年の間にコロコロ変わる目まぐるしさは、かつてパソコンが普及し始めた頃にCPUのスピード競争が加熱し、次から次へと新製品が出た時のことを思い出します。
 そんな経験もあって、多少、自粛するようにしてたんですが、敵の攻略に陥落してしまいました(笑)。安くなって、豊かになるのなら投資してもイイでしょ。

 サイズがどんどん大きくなって、どこがモバイルなんだ?と言いたくなりますが、今回購入したTORQUE 02はかなり劣悪な環境(雨、海水、埃、衝撃等)でも耐えるというのがウリなので、期待しています。メーカーは海などで使用したあとに真水でジャブジャブ洗うメンテナンス動画を紹介しており大きなショックを受けました。マジ?ホントかよ〜?ってのが何度、口をついて出たことか。
 信じられないという方はココをクリックしてみて下さい。
 凄いよ、この動画。ただ、撮影された場所が京セラの社員寮の台所みたいで、ちょっと引いてしまいます(これが研究施設内みたいな絵なら、かなり信用度は高まるはず:笑)。
 こんな風に洗ってみろと言われると少し躊躇しそうです。

モバイル環境の変化

モバイル端末がどんどん巨大化。右の二つが新規に購入したモノです


掲載日  3/17

 ほぼ一ヶ月近く更新をサボりました。冬場はどぉ〜しても話題が無いもんで申し訳ありません。

 その罪滅ぼしに、13日、岩手県宮古市で鱈の初釣戦をしてきました(どこが罪滅ぼしなの?なんの脈絡もないわい)。鱈釣りの道具が無いのに釣りが出来る。不思議ですが、可能なんです・・・などと、とぼけたこと言うのは、もうヤメましょう。
 釣り仲間のトハナ君に「おんぶに抱っこ」。全部、貸して貰いました。そんな殿様釣りをした罰でしょか、開始からの3時間は見事なボウズ。一緒に乗った仲間、トハナ、ヒットマン、キヨカワの3氏がポンポン釣り上げるのを指加えて眺めてました。

 水深約90mまで未体験の重さ300gのジグを落とし、上下にシャクって誘う釣り。もうこれだけで体力の消耗が激しい。か〜な〜り、重いッス。そんな素人のシャクリを見破るのでしょう。鱈は「フン!」と、あざ笑いながら、あのとぼけた顔で無視(多分、そんな顔してるはず)。
 あまりのひどさに見かねたヒットマンさんが釣り座を交代、キヨカワさんは調子良く当たってるカラーのタコベイトを貸してくれました。
 すると「どうでしょ〜」。ついにヒット!!!
 ウレP〜〜と喜びの声を上げた数秒後、グ、グ、グルジィ〜に早変わり。いや、なんとまぁ〜重いったらありゃしない。90mを巻き上げるのに一苦労でした。鯛と違って激しく抵抗はしないんですが、全体重を乗せて釣り師が諦めるのを待つ作戦らしく(んなわけない)、とにかく重い。
 それまで一人坊主の私が気掛かりだったようで、優しい船長さんは釣れたことを喜んで写真を撮ってくれました。その写真が第二清瀧丸のホームページに載りました。 どぉ〜ぞ、ご覧下さい。

 このあと、3本追加(そのうち1本は80オーバー)の計4本で、正午終了。ちなみに他の3氏は合計30数本上げて、クーラーに収めきれずに私のクーラーを無断で使った人(ヒ●ト●ン)もいました。勿論、罰として没収、ワハハ。儲かった、儲かった。

 実釣中は指、ふくらはぎ、太ももが、こむら返りに見舞われ、身も心も打ち砕かれました、トホホ。日頃の運動不足と年齢を実感!(まだ9歳なのにね。あ、移植して生まれ変わってから9年だった)

 でも、青森に戻ってから、釣り友にお裾分けして歩いたところ、とても美味しかったと喜ばれ、かなり回復しました。とはいえ、翌日からの筋肉痛は当然のごとく襲ってきて、未だ湿布だらけの体です。

 さて、釣行のつい二日前が東日本大震災5年目で、それまで一度も被災地に足を運んでませんでした。というよりも「足を運べなかった」と言うのが正しい。安易な気持ちのまま、踏み入れることに抵抗があったのです。 5年を経て、多少、心の整理が付いたので、三陸海岸を訪れる決心がようやくつきました。

 朝の移動時はまだ真っ暗なため何も見えませんでしたが(午前3時59分に突然、非通知の電話が鳴り、魂を感じる不思議な現象も体験。あれは何だったのか?)、帰路は津波の爪痕を沢山、目の当たりにして、復興までの時間はまだまだ長いことを実感しました。
 今回、海上から見た宮古市の写真を載せましたが、大津波から逃れるには難しそうな地形をジッと見ながら、ただご冥福を祈ることしか出来ませんでした。
 頑張れ、宮古! 非力な私には、それしか出来ません。許して。

第二清龍丸1 第二清龍丸2
第二清龍丸の前面が釣り座 ポイントまでの移動時は後部へ
宮古を海上からのぞむ
朝焼けの宮古市。東日本大震災で亡くなった方に合掌。遠くに望むのは早池峰山
鱈ゲット 鱈の顔
午前9時過ぎ、ようやくゲット ナマズのようにグロテスクな顔立ち
デカ鱈

80cmオーバーのコイツは重かった


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