2003年6月の「How Are You!」

掲載日
 6/29
 ここ三年ほど恒例行事化した“下北参り”が今年も始まりました。
 青森市から脇野沢村までは
直線距離(下図参照:青い線)だと、わずか40キロしかありませんが、陸路(赤い線)となると約150キロにもなり、なかなかこの村に辿り着くのは大変です。よほどの物好きしか行かないため、有名な他の釣り場のように人がたくさん押しかける事もなく、黒鯛は自由奔放に泳ぎまくってスクスク大きく育つというパラダイス化現象が起きています(笑)。まぁ、本来、釣りの世界では150キロなどというのは屁みたいなもので、それほど気にする距離ではないと思うのですが、前述のようにわざわざ遠回りするコースを取らざるを得ないそんな不便さが嫌われる原因なのかもしれません。
 釣れると聞いて黙っていられない私に下北はうってつけでした。それだけでも十分なのに、加えて景観の素晴らしさも味わえるのですから「下北の虜」になるのは当たり前かもしれません。

 そんな不便さを歓迎(脇野沢村の方には申し訳ないが…)していたところへ、最近、村の西側に位置する津軽半島との間に約10キロに及ぶ大きな橋を架けて“便利にしよう”という話題が県議会で持ち上がり、困惑しています。近くなるのは嬉しいんだけど、海がすっかり変わってしまうのは困ります。また、莫大な投資のツケを払わされるのも割が合わないというか、普段から払っているのだから、もう十分です。恐らく、構想だけで、この話しは終わりそうですが、七月中旬まで5〜6回ほど通うことになりそうな下北のことを常に思いながら、今季は釣行したいと思います。


 

掲載日
 6/13
 昨日12日、平年並みの梅雨入りをした本県。梅雨と言っても、青森の場合、関東以南の本格的な高温多湿の梅雨とはちょっと違います。梅雨期間中の月別降水量をみても、雪が降る12月〜2月頃の量のほうがグ〜ンと多いし、むしろ一年の中でも降水量が少ないのが4〜6月なためピンと来ません。
 「梅雨入り」という言葉自体、昔は青森になかったのではないか?と思ったので、チョイと調べたところ、青森地方気象台のほうから昭和26年以来ずっと発表されてました。少なくとも私が生まれてからはずっとそのようなモノがあったんだということがわかり、驚きました。ただ、最近では一昨年の2001年のように梅雨入りはしたものの梅雨明け宣言が出せなかった年がいくつかあり、もしかしたら地方気象台泣かせの梅雨なのかもしれません。とりあえず梅雨が明ける来月27日頃までは「梅雨なんだ」と自覚したいと思います。

 さて、上の写真。梅雨とは関係なさそうですが、今日の天気予報が雨だったので昨日の釣りで使用した道具を慌てて水洗しているところです。朝起きると曇り空、外はまだ地面が濡れていなかったので、今がチャンスとばかり支度を始めました。結構、時間がかかり普通にやっても一時間はかかります。家の中でできるわけもなく、一応、天気が気になる掃除なんです。今のように暖かい時期はイイとして寒クロ期(11月から1月頃に掛けて黒鯛を釣る時期)は大変。水が冷たくて、風もサブイし、鼻水ぶったらしての掃除は「なんでこんなことしてまで釣りをしなきゃなんないんだぁ〜」と言いたくなるぐらい(笑)。でも、楽しいから、また出かけてしまうんですよね。
 さぁ〜、そこのアナタ、私と一緒に釣りしません?

 

掲載日
 6/10
 前回、ココでお伝えした「連絡路のドッキング間近か?」が、あれからまもなくドッキングし、本日、約10日ぶりに徒歩出勤したのでマジマジと観察してきました。先日、見たTVのニュースでは「市内の中央部にインターチェンジが作られるのは珍しく、このような高架橋もまた全国的にも珍しい」と伝えてました。確かにそうかもしれません。県庁からわずか3キロちょっとでICというのは、そんなにないでしょうね。官庁街付近の地価は高過ぎて用地買収が難しいはずですし、ICともなると広大な土地を必要とするわけで莫大な経費がかかるので敬遠します。それを青森市が可能にしたのは、「田舎で幸いした」ってこと?
 途中、交通整理の旗振りオジサンがあちこちに立っていて、黙って脇を通り過ぎるのも悪いんで挨拶すると、妙に歯だけが白く、顔は真っ黒な笑みでお返ししてくれるのが嬉しいです。

 ようやく会社に到着すると、お出迎えしてくれるのが、右写真のブロンズ像。名も無き新聞配達員。コレに向かって「オイッス!」と一声かけて、階段を登り(エレベーターには乗らず)部署に到着すると、万歩計は、ほぼ3500カウントになるのでしたぁ〜。
 往復で7000歩。社内で3000歩ほど歩くので、ちょうど家に着くと1万歩って計算。理想的な徒歩通勤距離ですぅ〜(笑)。

 

掲載日
 6/02
 青森市中心部を東西に横切る高速道路の工事が、今、急ピッチで行われています。左写真は仮称・青森中央ICでして、御覧のようにあともう少しで本線から抜ける支線がドッキングしそうです。今年中の完成だそうで非常に楽しみにしております。なにしろ、我が家のすぐ近くなもので、完成すると3分ほどで高速に乗れるってのが魅力です。そんなに頻繁に利用するわけではないですが、年2回の仙台、年○回の男鹿、年○回の上京には是非とも利用させていただきたいと思っとります。
 一方、右写真。突如、市の真ん中に出没した大きな湖・・いや池・・沼? でも、釣り糸を垂れている人はいません。そりゃ、そーです。だって、ココ、雪解け水が溜まってるだけなんですから。画面真ん中付近にある黒いモノ。アレ、雪です。今年2月の「
How Are You(6日掲載)」で紹介した、あの雪なんです。なんのために積み上げた雪山だったのか、いまだに不明ですが、現在はこのように“不忍池となって市民の憩いの場として親しまれている”と・・・・・・・・なってるわきゃ、ないじゃないかぁ〜!!
 

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