2005年の黒鯛釣果(7月4日)

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 納 竿 同行者 釣 果
7/4
悪天候 中潮 14:28 7:49 5:00頃 13:00 0 3

 家を出る時、現在の天気をネットで確認してみたら「東の風12m」だという。天気予報ではたいして強い風を伝えていなかっただけに暗雲立ち込める。車の窓越しに外を見ると結構な風が吹き、木を大きく揺らしている。今日は自分一人である。これじゃぁ〜、鯛島よりも屏風岩のほうが良さそうだなと考えながら運転していたら、白いテンがヒューッと道路を横切った。あっぶねぇ〜〜。ぶつくさ独り言を言い終えると、今度はキツネがコンコンと横切る。幸い、二匹とも天国に送るような事態にはならなかったが、神経を使う一日の始まりをこの時点で予告されていたのだろうか?このあと、苦労の連続を余儀なくされた。

 午前4時。船長が現れ、前日のフィッシングハウス「キヤ」主催の黒鯛釣り大会について話を聞く。27名の参加者があり、釣果は全体で13枚。最大サイズ48センチが優勝だったという。うむ、サイズはまずまずか。でも数がイマイチ少ないか?鯛島では一人で4枚上げた人が居るとの情報に目の色が変わりかけたが、この風では無理だろ。よって、屏風に行きたいとリクエストすると「どっちも今日は釣りづらいんではないか?条件は同じだ」という。しばし考える………、よっしゃ〜、鯛島へ行こう!ってんで、予定変更。久しぶりにバッカンスタンドも持参して、足下の波対策はオッケーのはず…だった。

 船は大きなウネリによって、まるで木の葉のように大揺れ。水をたっぷり被り、イイ男になったところで船着き場に到着。相変わらず、船着き場は足の踏み場もないほどカモメのフンで一杯だ。荷物を慎重に置いて、いざ上陸。カモメは早速、現れた侵略者をミャァ〜ミャァ〜と大勢で鳴き、威嚇している。潮回りは干潮に向かっているものの、目指すポイントまでの道のりはうっすらと水が浸り、良く足場を見て渡らないとスパイクブーツが水没してしまいそうだ。約50mの岩場の移動、神経を使う移動である。

 気温、水温ともに17℃。荷物を波の届かない場所に置き、準備を整えると、早く釣りたいとばかり、前方約10mの釣り座まで歩を進めた。

 すると、右手から物凄くパワーのある風が突然吹き、一瞬、たじろいだ。以前にも強風と荒波の日にココで釣りをした事があり、経験値はゼロではないのだが、今日のはちょっと違う。竿を支えるだけで精一杯。コマセ柄杓に手をかけようもんなら、吹き飛ばされそうなほど強い。また、波対策で持参のスタンドも予想を越えた大波が来る可能性もありそうで、一気に持っていかれそうな怖さも……。更に単独釣行という心細さもあって、仕掛けを3回流した時点で中断した。荷物置き場に戻って、良く考えてみた。このままココで釣りをしてて、無事に納竿まで事が済むだろうか?船長は「早く帰りたかったら携帯に電話しろ」と言っていた。つまり今日の状況は決して良いものではない、と暗示していた。うむむ、大いに悩む。

 近辺を少し歩いて観察してみることにする。風裏と思える場所はなさそうだ・・・ん?あ?あった。ついさっき降り立った船着き場が恐ろしいほど穏やかなのだ。白いフンが気になったが、背に腹は代えられない。フンを“踏ん”づけつつ、ココはあまり期待は出来ないが、第2ラウンド開始。フンの臭い匂いがプ〜ンと漂っている(笑)。バッカンも玉網もフンの上だぁ〜。もうこうなったら、ヤケクソ!

 午前6時半。意外にも、その瞬間は早めにやってきた。ココはウキ下2ヒロがせいぜい。それ以上、長くすると、ある場所で根掛かりする。アイナメ、ソイらが、遊びに来た後にグイグイと実に手ごたえの良い一匹がヒット。鯛島周辺は黒鯛がウヨウヨいるはずだから、運が良ければ釣れるかもなぁ〜とマイナス思考で釣り糸を垂れていた。水面に浮いてきた銀鱗を見て、小躍り。ウッヘェ〜!良く来たねぇ〜、大歓迎だ〜。思わず、オデコをナデナデしていた。
 この悪天候下、気分的にかなりブルーでボウズを覚悟していただけに、この一枚で「更にもう一枚」などと欲張りな自分にいつのまにか変身していた(笑)。釣り座はゆっくりウキが左から右に流れ、コレを見て、針をがまかつの「ひねくれチヌ・左ヒネリ」に変えてみる。
 午前9時10分(水温19℃)。勢い良く、ウキが消え、ドラグの鳴りを楽しみながら大事に取り込む。二枚目ゲットとは誰が想像しただろか?こんなところで黒鯛を上げたなんて誰も信じてはくれないだろな?でも、釣れた。こりゃ、サイコーだわい!
 時合い到来とばかり、急いでコマセと仕掛けを入れると、わずか15分後に、またまた同じ消し込み方をして三枚目が釣れてしまった。もはや頭の中では「あと1枚釣って、今季最多を更新したいなぁ〜」と欲が出る。

 そ〜して、迎えた午前10時。かなりの手応えを感じ、黒鯛間違いナシと思って、飛び跳ねながらハンドルを巻いた・・のだったが、現れたのはアイナメ(37センチ)。イイ引きをして、驚かせた彼には刺し身になって私の胃袋へ、という運命が待っていた(笑)。

 三枚の釣果に満足し、正午、船長に電話。「予定を1時間早めて、午後1時に迎えに来てケロ〜」

 サイズはトップが37、他は35、35と、3枚ともほぼ同サイズ。欲を言えば40センチ台が混じって欲しかったところだが、楽しい釣りが出来ただけでもイイ。迎えの船を待っている時に、道具の点検を行っていたら、白いポツポツがフィッシングバッグやロッドケースにある。むむむ、夢中になってて知らなかったが、空中からの攻撃を受けていたのだな〜。にゃろめ〜、覚えてやがれぇ〜〜〜(笑)。

フォトギャラリー
↑バッカンスタンドも危険な波が時折、押し寄せ、また、とんでもなく強い横風のため、この磯ポイントに見切りをつけた。 ↑たまらず引っ越したのが船着き場。風はマシだが、カモメのフンと匂いには、ちと辛いものが…。 ↑近くではカモメの夫婦が。左のメスの下には生まれたての小さなヒナが居る。この付近に荷物を置いた私が近づくと逃げた。
↑ん〜〜〜、絶好調でんなぁ〜。また少し、ピノキオになってしまいそう〜〜(笑)。 ↑荒波にもまれながら、ゆっくりと近付いてきた。こんな日に釣りするヤツって居るのかね〜?気が知れねぇ〜やぁ〜。