あすぱむ徒然草

日 時
01/01
 青龍寺初詣
 青森市郊外の青龍寺へ初詣に行ってきました。我が家から車で約25分ほど。国道7号バイパスを東方面へ走り、昭和大仏の頭が見えてきたため、青龍寺へ通ずる道路へ入ろうと右折しようとしたところ、通行止めの立て看板。あらら、深い雪と除雪の不備からか、道路が無くなっている。ぐるっと回り道して、ようやく到着した。
 交通整理員の誘導で比較的近い場所に停めて歩くと、気を張って歩かないとツルンと行きそうなくらい、滑っている。赤い建物の高野山青森別院本堂を右手に、少し進むと、入り口が見えてきた。いつもなら、ここで入場料を払うのだが、お正月三が日は無料開放だという。早速、入り口正面の金堂に入り、お賽銭を投げ入れてイッパツ目の新年の願い事。最終ゴールは、緩やかな上り坂になった小道の先の昭和大仏像である。まもなくして五重の塔、除夜の鐘などなどの賽銭入れポイントが間髪入れずにセッティングされ、見る見るうちに懐が軽くなっていった。

 大仏様にやっとのことで辿り着くと、お坊さんのお経が聞こえてきた。マイクを通した「南無阿弥陀仏…?」がスピーカーで流れている。あれほどの厚着をしてるし、中にはホッカイロをたっぷり貼ってるかも知れないが「坊様、この寒い中、お疲れさんです」と心の中で念じた。ココでまたお線香とロウソクを購入してお賽銭を箱に投入。多少、お祈り疲れ(笑)?

 売店に入り、破魔矢とお守りを買う。お守りは「大願成就」用お守り。大願と言っても、宝くじに当たって大金持ちになりたいなぁ〜んていう、凡人にありがちな願いではない。そんな不純な願いなど、みじんもした事など……ない、なければ、ないとき、なくなれ。
 では、何か?・・・そう、でかい魚を釣りたいとの大願である。どうだ!すごく純な願いではないか。そんな思いを込めて、大金500円をはたいて、お守り購入。この効果があったかどうかは、年末に振り返ってみたいと思う。

 最後におみくじを買って、運勢を占ってみた。カミサンは「小吉」。思わず「残念!」とギター侍のセリフを吐きながら、自分のモノをオープンした。・・・・ホゲッ!末吉・・・なんじゃこりゃ、人の名前じゃないだろな?と疑いつつ、現実であることに納得(笑)。
 「思い通りに事が運ばず、身動きが取れない時もあるので、十分、気を引き締めるように」とのメッセージが書かれてる。つい3分前に購入した「大願成就」お守りは無駄に終わるのかぁ〜〜?いや、このお守りに開運の願いをかけ、おみくじを見返してやるぞぉ〜と、気も新たにファイトが湧いてくるのであった・・・・。でもま、おみくじなどといった類いのモノはあんまり信用してないから、普段通りに人に迷惑をかけない生き方さえしてれば「吉」ぐらいの一年になるんじゃないのかな?と思ってます。

 なお、青龍寺の公式ホームページはこちらです。

高野山青森別院本堂。朱色がとても奇麗です。
↑五重の塔。平成8年に完成したということから、歴史も何もあったもんじゃありませんが、これからずっと先、青森の観光名所になると思われます。
 
↑鐘突き場。20名ほど並んで順番を待ってました。
↑大仏までのコース上にはいろんな観音がありますが、このボケ除観音もそのうちのひとつ。高齢化社会ゆえ、人気のスポット?
↑緩い上り坂を歩くと、まもなく大仏像が見えてきた。道が滑るため、我々夫婦は若いカップル同様、腕組みして歩いた(笑)。
 
↑大仏入口で、ご覧の小僧がお出迎え。胸元にはお賽銭が上がってました。
↑青銅座像仏で21mの高さは日本最大だという昭和大仏像。
↑大願成就お守り。この御利益に、今年は是非、授かりたいモノです。500円也。
 
↑燈篭の上には、年末からのドカ雪が残っていて、今にも落ちそうでした。
↑大仏様と正対した場所に読経所が作られ、心を込めてお経を読んでました。
↑読経所の後ろには小屋根のかかった賽銭所があり、皆さん、手を合わせてました。
 
↑おみくじは「末吉」。これを肝に銘じて、あまり目立たないよう静かぁ〜に一年を過ごしたいと思います。
↑しっかりおみくじを結んで、お祈りしてきました。もし、持って帰ればどうなるんだろ?大吉は見せたいと思いませんか?
↑帰り道の途中に、そばなどが食べられるお食事処があり、あったかいものが食べたくなったので“おでん”を買いました。

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