あすぱむ徒然草

日 時
05/01
 「ドラゴンスクリュー」開幕戦 at 樹海ドーム
 野球愛好者チーム「ドラゴン・スクリュー」の今季開幕戦を見るために、お隣の秋田県は大館市にある樹海ドーム(かつて「SMAP」や「モーニング娘。」などがライブを行った事もある事で有名)に行ってきました。

 3チーム(ドラゴン・スクリュー、ドカターズ、ヨッツ)による総当たり戦。どのチームもギリギリの人数で苦しいながらも、ダブルヘッダーをこなしました。試合は、正午から行われ、新戦力を加えて投手力に優る「ヨッツ」が2戦とも危なげない試合運びで連勝してトップ。続いて、初戦を4対14で落としたものの、2戦目は驚異的な粘りでサヨナラ勝利(9対8)した「ドラゴン・スクリュー」が1勝1敗で2位、残念ながら連敗の「ドカターズ」(漢字では「土方ーズ」となる)が3位という結果が出ました。

 本来、野球は屋根のない青空の下でプレイするのが一番ですが、雨天中止になっては選手達の都合が付かなくなるというのと、樹海ドームは知名度がある程度高く、野球好きな者達にとっては普段以上のスーパープレイをしてしまいそうな魅力がある事から、こちらの会場に決まったようです。

 さて、この樹海ドーム(ホームページアドレス http://www.jukaidome.com/)、両翼が90m、センター最深部が120mとプロ並みのサイズ。楽天イーグルスが一時期、一軍の遠征試合の場として検討もしたみたいですが、内外野席で5000人くらいしか収容できず、少なすぎるというのがネックになって、スケジュールを組むまでにはいかなかったようです。とはいえ、一応、設備は整っており、草野球愛好者にとって魅力的なスタジアムなのは間違いありません。

 ドームの天井を支える梁は、秋田の県産木「秋田杉」で作られており、屋根部分には「四フッ化エチレンコーティングガラス繊維布」という素材が使われているそうで、古くからある素材と新素材をうまく使用した最新のドームと言えると思います。ただし、屋根膜の説明で「アストロドームでは25年経過したが、強度を現在も保ち続けている」と書かれていたのが気になりました。なぜなら、そのアストロドームは1999年にその役目を終え、すでに存在しません。それを説明文でいつまでも使うのはどんなものかと思いました。

 野球好きが集まっただけに、そのバッティングスタイルはさまざまです。ご贔屓のスター選手に少しでも近づこうと、十分、意識してバッターボックスに立っている選手が多かったように感じます。ユニフォームを着ると、みんなプロ野球選手に見えます。現在は比較的安い料金でユニフォームを作れるのだとか。昔、一度は野球のユニフォームを着てみたいと憧れた時期がありましたが、なにせ、野球は道具からその他一切を揃えると大変な金額がかかり、我が家の経済的な事情が許さず、断念した過去があります。よって比較的安価ですむ卓球を選んだわけですが(笑)。今の選手達がとてもうらやましく思ったのは言うまでもありません。

秋田県大館市の樹海ドーム
↑正午前、ドーム駐車場に続々と集合
↑平成9年6月に竣工した樹海ドーム
↑白い膜は二重になっており、強度抜群だが、フライボールが非常に見づらい
↑貴賓席。座る部分がもう少し綿入りの柔らかいモノにしてもイイと思う
↑一般の内野観客席。ベンチシート式はイイんじゃない?
↑かなり頑丈に見える梁。重量も相当ありそうで、落下しないよう祈りたい
↑「ヨッツ」(右)との試合で開幕
↑「ドラゴンスクリュー」は一塁側に陣取り、入念な打ち合わせを行った
↑一流の雰囲気を味わいながら、試合は進む
↑帽子のマークを覚えておいてください。ファンクラブも計画中……です
↑初戦の相手ヨッツは強くなっていた。昨年までの弱点がなかったのだ。(右へ続く)
↑新加入の若手投手の球が早く、15三振を喫してしまった。硬式経験者は強い!
 ガク選手、2番手でマウンドへ
(対ヨッツ戦)
オクセ選手のランニングHRシーン
(対ドカターズ戦)
本塁上でのクロスプレイ、セーフ!
(対ドカターズ戦)
ドラゴンスクリューの強力ラインナップ
 サカジュン選手 オクセ選手 オオヤ選手
アニ選手 テツ選手 ガク選手
ユキオ選手 ガマン選手 キクチ選手

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