あすぱむ徒然草

 仙台・松島 一泊旅行
 退院後、二回目の仙台詣で(通算ではちょうど30回目の記念すべき旅行)に行ってきました。
 すっかり春とはいえ、この時期、忘れかけていた雪に見舞われ、肝を冷やす事もあるため、タイヤ交換をしないままにしておきましたが、それが大正解の旅になりました。出発の3月30日は青空が覗く、とても良い天気になりました。ところが帰りの31日は松島でも小雪がチラつき、風も冷たく非常に肌寒い一日。そして東北自動車道で青森に戻る行程では、盛岡を過ぎた辺りからちょっとした吹雪模様となり、慎重な運転を強いられました。

 岩手山SAでは「熊カレー」の缶詰めをみつけ、買ってしまいました。ラベルには「北海道の雄大な大地に生息するヒグマをカレーにしました。北海道ならではのカレーをお楽しみください」と書かれており、さまざまな疑問と興味を持たせた缶詰めについ手が伸びてしまいました。
 ヒグマの肉というのには大きな魅力を感じます。生まれてこのかた、熊肉はまだ口にしたことがなく、また、そのようなチャンスもなかったので、赤字で大きく「熊カレー」と書かれた缶詰めにはものすごい好奇心がはたらき、ついつい手に取ってしまいました。
 ただ疑問も・・・。北海道産の熊肉なのに、なぜ、岩手県の加工業者が生産・販売をしてるのか?不思議だと思いませんか?
 ちなみに1缶1050円。まだ食べていないので味に関しての評価は出来ません。悪しからず。

 今回、宿泊の「松島センチュリーホテル」はリーズナブルな料金と意外においしいバイキング夕食が魅力です。この日ばかりはカロリー計算のことを忘れて、腹一杯、牛タンやステーキ、ズワイガニなどを食べました。

 ホテルではノートPC持参でダイヤルアップ接続することも考えたのですが、わずか一晩、それも1時間もない通信時間のためにわざわざ持って歩くのも面白くないなと思ったので、インターネットを忘れて過ごそうと思ってました。ところが、フロントでチェックインを済ませて、部屋へ通される途中に一風変わった機械を見つけたために、心ウキウキ。
 よく見ると、パソコン。またまた良く見ると「インターネット10分100円」の文字が目に入ってきました。
 一気に心が晴れやかになり、部屋に通されてから数分でこの機械の前に“いつのまにか”立っていました。
 ネット中毒と言えるほど立派な身分じゃないですけど、一日最低一度はパソコンの前に立たないと不眠症になりそうです。

 娘の病気の検査のために仙台まで来たものの、自分の体調には充分気をつけないといけません。
 ちょうど、数週間前からステロイド剤の減量に入り、順調に経過してきたのですが、この時期になって、若干の違和感が出てきました。
 主治医も旅行の事を考えて配慮してくれたのですが、ドライアイが少し強く感じられることがあり、目の中のコリコリ感が絶えずある中での往復の運転。いつもよりペースを早く目薬を差して、なんとかしのぎました。ただ、時折出る軽めの咳、だるさ、足の疲れなどはどうしようもなく、いつもであれば、長時間ドライブによる疲労だろうと片づけていたものが、微妙に体調の変化がからんでいると考えていたら、帰宅してから翌々日に受けた診察では、やはり正解でした。どうやらステロイドで押さえつけられていたGVHDが首をもたげ始めていたいたようです。無事に今回の旅行も済んだので、心置きなく、自分の治療に専念しようと思います。

岩手県を通過中、巨大なスイカ型のガスタンク発見 岩手山SAで興味を引いた熊カレーを購入
ホテルから臨む松島湾の風景
♪もしもピアノが弾けたなぁ〜ら・・ 牛タン食い放題!ズワイガニもおいしい
フロント前には有料インターネットマシンが ウチの娘です

Go Back