あすぱむ徒然草

 日本ハム VS 楽天 at 仙台 game1観戦リポート(9/5)
 青森では約20年間、プロ野球公式戦が開催されず(1988年の広島対ヤクルト戦が最後。しかも5回終了後、降雨コールドでヤクルトの勝利。自分はボブ・ホーナーや長島一茂を目当てに、このゲームを観戦)野球好きはもはや地元での観戦をあきらめて関東へ見に行く。
 今回は楽天のゲームを見たいというM氏のリクエストに応える形で、一泊二日の「高速1000円記念デーゲーム2試合観戦格安ツアー」を計画した。

 かつて仙台では中日対ヤクルト戦を見ているが、出発の前日にまだ幼かった長男が高熱を出したにもかかわらず、カミサンに任せて家を後にしたことが今でも「非情なパパ」として語り継がれている。あれから20年、熱を出しそうな者は居なくなり、気兼ねなく、仙台へ出発することが出来た。

 予報では仙台市、曇り時々雨。用心するに越したことはないと、傘とカッパをバッグに詰めて出たが、盛岡を過ぎた辺りから、晴れ間が顔を覗かせ、到着の頃にはカンカン照りに。「雨」が外れて喜んだものの、陣取った三塁側上部席は真正面から陽を浴びる「天然日焼けサロン状態」。しかも風は背中側から吹いているらしく、スタンドがちょうど壁になって遮り、ほぼ無風状態だった。慌てて、タオルとウチワを購入し、ビールで水分補給をして脱水症状にならないよう注意した(注:実際は逆。アルコールは脱水を促進します。ジョークです、ジョーク)。
 この暑さにも関わらず、新型インフル対策でマスクをした人が多いのには驚いた。席を立つ人のお尻周りが汗で染みているのを見るにつけ、よくまぁ、マスクなんぞしてられるものだと感心する。

 午後2時。試合開始。楽天先発は、かつてのアイドルグループ、フォーリーブスの青山孝と北公次を足して2で割ったような青山浩二。あまり楽天の選手の情報を持ち合わせてなくて、後から知ったのだが、この投手、青森県の八戸大学からドラフトされた投手だという。もっと早く知ってたら、もう少し気持ちを込めて応援したのに〜。
 今日は野村監督曰く「投手ローテが谷間」のゲームだそうで、どうりで序盤から大量失点なのに良く130球、6イニングスも投げさせるわけだと思った。
 ただ、土日に人を呼べる投手を持ってくるのが興行的にも大事なのではないだろうか?メジャーのように中4日できっちり回すなら曜日がズレるのは当然だが、マー君をどうして毎週金曜日にきっちり投げさせるのか?土日だとたくさんのお客さんが見られるはず。岩隈は火曜日。なんでやねん?

 両チーム合わせて4本の柵越えが見られたのは楽しかった。やはりホームランは野球の華である。入った瞬間、場内がどっと沸く、あの雰囲気は大好きだ。

 試合中、釣友からの歓迎メールが携帯に入る。釣りの最中で、爆釣モードに突入したとの一報に腰が浮きかける。また、レフト外野の芝生席で観戦中だという釣友からのメールも入り、目を凝らして探してみるが発見には至らず。この時、双眼鏡を忘れたことに気がついた。バッターボックス、ネット裏、ダグアウト、観客の状況を観察するには双眼鏡が必須。また、携帯ラジオも忘れた。情報を取得しながら楽しく見るアイテムの一つがラジオである。

 ゲームは日本ハムが10対3で勝利。先発武田が完投で7勝目。スレッジ、稲葉(日ハム)、山崎、憲史(楽天)にホームラン。両チーム合わせて20安打。帰りは仙台駅まで歩いたが、皆さん、元気がなかったネ。

 観戦後は釣友KaSさんのエスコートによる仙台国分町飲んだくれグルメツアー。夜遅くまでお付き合いしてもらい、楽しいひとときを過ごすことが出来た。地酒とシャンパンが忘れられない。

↑クリネックス・スタジアム宮城の正面
↑3番センター鉄平 ↑この中に釣友SIBUさんが居るらしい、どこだろ?
↑バッター4番山崎武司、ピッチャー武田勝
↑3回表、日ハム6点で勝負あり ↑勝利に沸く日本ハムベンチ
↑試合終了後、同行のM氏と記念写真 ↑サイン入り巨大ボールのモニュメント

 日本ハム VS 楽天 at 仙台 game2観戦リポート(9/6)
 前日に引き続き、この日も好天。観戦席は一塁側やや外野寄り。陽は右斜めから差し込み、少し楽。前日より内野にかなり近付いたが、ネットを支えるポールがちょうどピッチャーとバッターに重なるのがちょっと辛い。

 鷲がセンター方向からマウンド上で待つ女性の元へ飛んでくる試合前のセレモニーは前日と同じ。国歌斉唱も。だが、始球式に松居一代が登場したのには驚いた。滋賀県出身の彼女がどのようないきさつで第一球を投じたのか不明。もしかしたら、松島でドラマのロケがあり、来仙中だったからか?

 午後1時、試合開始。八木(日ハム)、長谷部(楽天)の先発対決。日ハムのバント5個には失望。高校野球じゃないんだから、初回からのバントはヤメにして欲しいものだ。また、先発の八木投手が勝利投手の権利を目前にして4回1/3、85球で降板したのが不思議。何かアクシデントでもあったのか?こんな時にラジオがあれば。

 この日は前日とはうって変わってホームランが1本も出ず、競った揚げ句、最終回に代打中村真人のサヨナラ打で決着するという願ってもない展開。非常に面白い内容であった。

 サヨナラのあと、マウンド上にバギーがいるので何事かと思ってたら、いきなり花火がドッカァ〜ンと打ち上げられ、肝を冷やした。あれは心臓に悪い。次回から気を付けよう(笑)。

 2試合を見た感想。デーゲームは暑い。見るならナイトゲーム。どうしようもなくデーゲームを見るなら、一塁側がイイ。イジョ。

↑大賑わいのショップ ↑球団キャラ?でも大阪弁
↑一塁側(ビジターチーム側)からの眺め
↑試合開始前のファンサービス ↑始球式に松居一代が登場
↑座席からはネットとポールが邪魔である ↑ご覧のプラカードも(上)
ゴールデンエンジェルスとキャラクター(下)

ファウルボールが飛んできました

↑サヨナラ勝利にファン総立ち ↑あっ、野村監督もいたのか(笑)
↑本日のヒーロー、背番号00の中村真人。
「どんな球を打ったのか?」には「白い球だった」。場内、バカ受け、やるなぁ〜、こいつ

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