あすぱむ徒然草

日 時
07/26
ねぶたラッセランド
 2日の祭り開幕に向けて急ピッチで進むねぶた制作の模様を「ねぶたラッセランド」へ行って見学してきました。青森市(東北地方北部)は昨日25日、梅雨明けしたため、非常に蒸し暑かったのですが、それにも関わらず各地からの見学者(ロシアの方もお目見え)で当地を訪れ、賑わってました。不況の影響から今年はねぶた運行を取りやめる団体も2つほど出たものの、それでも22台が出陣する予定です。
 祭りは、まず前夜祭として浅虫温泉の花火大会で始まり、2日午後6時50分に開幕し、6日までの5日間、夜間運行されます。最終日の7日は午後1時に日中運行して夜はアスパム前で行われる花火大会で幕を閉じます。期間中は県内外、世界各国から約350万人の観光客が訪れ、青森は一年で最も活気づく七日間となります。わずかこの七日間のために1年間のパワーを貯め込み、一気に爆発させる人も居ると言われるぐらい、魅力のあるお祭りです。
↑青森市のほぼ中心部に位置する県観光物産館「アスパム」。県内各市町村のイベントなどの情報、お土産などが満載です。
↑アスパムの西隣に設置された「ねぶたラッセランド」。5月頃にねぶた小屋の組立が始まり、祭り本番ギリギリまでねぶた制作が行われます。
↑青森市は米国ボルチモア市などをモデルにした「ウォーターフロント計画」の元、港湾整備が行われ、メモリアル・シップ八甲田丸、ベイブリッジなどが作られました。
 
↑青森大学の「木曽義仲 火牛の夜襲」。ねぶた絵師 北村隆さんの作品。当日は小屋の前扉が大きく開けられて、ひときわ、観光客の目を引いていました。
↑青森市の子供達は夏休みの宿題にはあまり苦労しません。なぜなら毎年、ココに来てスケッチしてれば済むからです(笑)。
 
↑青森自衛隊ねぶた協賛会制作の「北の守護神 毘沙門天」。ねぶた絵師 木村富美男さんの作品。隊員を総動員して行なう、あのパレードは圧巻です。さすが厳しい訓練を受けている方々ですから、一糸乱れぬ踊りは見事です。 ↑ネブタを引く台車の下を覗いてみました。まだ未完成ですが、今後は配線だらけになりそれはそれはグチャグチャだそうです。
 
↑日立連合ねぶた委員会の制作する「羅生門」。ねぶた絵師 渋谷一擲さんの作品です。 ↑ベテランの方、新米の方などたくさんの方々の力で祭りは成り立っています。
 
↑JRねぶた実行委員会の「陰陽師」です。ねぶた絵師 北村隆さんの作品。ほぼ完成ですか?売れっ子のねぶた絵師は一人で複数台のねぶたを手掛けている人もいるため、完成間近のモノもあれば、まだ手付かずのモノなど、仕上がりにバラ付きが出てきます。 ↑色が付いてるのはまだ良いほうです。まだ真っ白なネブタも見られました。
 
↑ねぶた愛好会が制作する「素戔鳴尊大蛇退治(すさのおのみことおろちたいじ)」。
 ねぶた絵師 石谷進さんの作品です。
↑アスパム内では三味線演奏会が行われており、奇麗な音色が館内に鳴り響いてました。

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