あすぱむ徒然草

日 時
07/21
 ねぶたラッセランド
 昨年のほぼ同時期にも、こちらを訪問しましたが、その時はムッとする暑さだったのに、今回は肌寒さを感じるほどの低温。しかし、ねぶた小屋の中はいつも通りに熱気でムンムンしており、8月2日から始まる「青森ねぶた祭り」に向けて、どの小屋もたくさんの人が忙しそうに動き回っていました。
 小屋の見学は、結構、自由に可能でして、当然の事ですが、製作の邪魔にならないように配慮すれば長い時間、見ていられます。ただし、作業の内容によってはカーテンを締め切らなければならない時もあります。たとえば、ねぶたに取って非常に大事な顔を描く時。周りの雑音をシャットアウトして精神集中しないと、満足のいく表情が書けないらしく、立ち入り禁止にするそうです。その時には「○○作業につき見学できません」といった案内が入り口に貼られる事もあり、遠慮しなければなりません。
 学校が23日頃から休みに入ると、近辺はいっそう、たくさんの人でごった返します。そうなんです、子供たちの夏休みの宿題として、ねぶたのスケッチが大流行します。格好の素材と言えるでしょう。この中から将来のねぶた絵師が育つのかもしれませんね。
↑アスパムの西側に位置する空き地がねぶた小屋スペースとなっています。
↑紙貼りが終わり、墨入れが始まったばかりの「青森市民ねぶた実行委員会」製作のねぶた。
↑ロウの匂いがテント内に充満していました。
 
↑「JRねぶた実行委員会」製作の「北前船」。ほぼ完成。なかなか迫力があって、いいですね。北村隆氏の作品です。
 
↑この不況下、スポンサーを募るのも大変な作業。このようにグッズ販売で少しでも負担を軽くしようと、どこも一生懸命です。
↑「ねぶた愛好会」製作のねぶた。愛好家を自負するだけあって、ねぶた絵師に負けない出来栄え。祭りを傍若無人に暴れ回るカラスハネトの行為がいつも問題になりますが、もし捕まったら来年の製作を最初から最後まで手伝わせる罰則を課して、どれほど皆が汗水垂らして製作しているのかを理解させればいいのにと思いました。
 
↑まだ真っ白なネブタは「青森自衛隊」製作のねぶた。素人には間に合うのか心配に思えたが、大丈夫だそうです。
↑まるで工事現場のような風景。実に窮屈な姿勢で着色していきます。ホント、大変な作業だと思います。
↑塗料のほんの一部。詳しい事はわかりませんが、調合のしかたで大きく変わり、奥深い色ができるのではないでしょうか?
 
↑「青森青年会議所」製作のねぶた(サントリーも共同製作?)。ほぼ完成ですが、これに灯が入ると更に見栄えがします。う〜ん、これもイイですねぇ〜。
 
↑こちらで申し込みをすると、ボランティアさんが案内してくれます。実に好評です。祭り期間中は大忙しになるのでしょう。
↑「青森山田学園」製作のねぶた。何となく、まだ余裕を感じました。

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