龍飛崎シーサイドパーク
青森県東津軽郡外ケ浜町 |
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子供達の成長とともにキャンプが徐々に遠ざかり(部活動等で一緒に行動しづらくなったのもそうだが、別な遊びを覚えた分だけキャンプへの興味が薄れたようだ)今回はテントではなく、ケビンハウスでの一泊を計画した。 家族総出の野営は実に3年ぶりということもあり、非常に楽しみにしていたが、南で発生した台風7号が数日前から気になる動きをとり始めていた。東北北部には前日午後の到着になりそうで、通り過ぎてしまえばいいのだが、関西で停滞するとぴったしカンカンだ。 結局、太平洋側陸地をかする感じでスケジュール通りに通過し、我々が龍飛に向かう日はすっかり温帯低気圧になってしまい、おとなしくなっていた。多少、風が残るものの、青空が顔を出し、気分よく自宅を出発。約70キロの道のりを約2時間弱かけてゆっくり走り、目的地へ到着。管理棟のおばさんに挨拶して、早速、手続きを行った。本日はケビンハウスの客が我々のみで、ちょっと寂しい。真向かいにはバンガロー4棟があるが、そちらは2つの予約があるという。 ココは前年(2004年)、釣りの仲間と泊まった事があり、気に入ったので、家族と是非、訪れたいと思っていた。4人用のケビンハウスの料金は12,000円。ベッドは2階に4つあり、1階には2人分の布団もあるので6名まで宿泊可能。我が家は5人なので、これで充分。他のケビンハウスは未体験なので比較できないが、ココの設備はとても良く整っている。冷蔵庫、TV、電子レンジ、炊飯器、保温ポット、ホットプレート、電気式システムヒーター(ガスコンロでない)、FF式ストーブ、掃除機などの電化製品は立派。続いて、水洗トイレ、ユニットバス、テーブル、ソファーなどの環境面はバッチリ。細かいところでは、ボール、ザル、食器類、お玉、まな板、包丁などの炊事用具は申し分ナシ。見晴らしも最高だし、これで12,000円はおつりがくるというもんだ。 初めてココを訪れた家族の者はみな気に入ってくれた。 例年だと、目の前の海で泳ぐことができるらしいが、今のところ、泳ぎたいと思わせるほどの暑さがやってこなくて、誰も海岸には居ない。私は長男に「さぁ〜、スズキでも釣りに行ってみるか」と声をかけて誘い出した。まじめに必死になってやる釣りではなく、単に外で遊べればいいやとの思いで、1時間半ほど遊ぶ。次第に太陽が海に近づき、次男が騒ぎだした。「夕日を撮って、待ち受けにする」 夜は定番の焼き肉とアルコール(アルコールは大人限定:長男がハタチになったのでちょっとだけ参加)で腹を満たし、北海道のTVを見て、何となく青森県を脱出した錯覚にとらわれる(龍飛は津軽海峡の先の函館市と障害物ナシで直面しているため、青森のTV番組より北海道のほうが良く映る。天気予報にしても青森よりは函館の予報が重宝している)。午後9時、外に出てみると、沖合ではイカ釣り船が出ていた。盛期にはもっと海が明るくなるはずだが、まだ灯が弱い。聞くところによると、今年はイカが不漁だという。それを反映して、出漁数が少なくて暗いのだろうか? とまぁ〜、こんな感じで我が家の短い夏が終わりました(笑)。皆さまもどうぞ泊まってみてください。お奨めです。 ちなみにバンガローの情報をお伝えします。 管理棟が夜も部屋に照明がついている事から、管理人は常駐しているみたいですが、受付等の電話は午前8時半〜午後5時まで。営業期間は4月25日から11月10日までとなっています。 |
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↑画面奥から1号棟、2号、3号の順番。1〜3号棟が4人用ケビンハウス。4号棟がなくて、5〜7号棟が6人用。 | ↑窓からは日本海が丸見え。沈む夕陽がもろにリビングから見える。 | |
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↑遊歩道はところどころ、落石や海岸から押し戻された石で途切れていた。 | ↑ケビンハウスの前の海はスズキのポイントでもある。 | ↑ちょっとした別荘気分を味わえるのがイイ。 |
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↑新婚当時のアパートを思い出すような台所風景でした。 | ↑電気ポットと、電気炊飯器。 | ↑電子レンジまで備わってるとは知らなかった。 |
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↑食器ボードの中にはガスコンロ、食器類、ホットプレートなどありました。 | ↑ココは11月10日までの営業。その頃になると冷え込むためストーブも完備。 | ↑洗面所はまだ新しい洗面台とボイラーが。 |
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↑お風呂の水圧は高く、我が家よりも勢い良くお湯が出ました。 | ↑2階のベッド4つ。寝心地は良かったです。 | ↑2階の階段からリビングを臨むと、こんな感じです。 |
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↑「津軽海峡冬景色記念広場(隣の右下の写真)」から帯島を臨む。 | ↑右の記念碑にあるボタンを押すと、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」が大音響で演奏される。驚かないように。 |