2007年1月の「How Are You!」
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冴えない表情ですが許してください。 さて、小さい写真の左は11日と12日に私の体内に送り込まれた造血幹細胞のパックです。非常に鮮やかな赤でした。これを前にした時、ひざまずいてひれ伏したくなるような衝動にかられました(爆笑)。ジョークがバカげていると、ココまで書いてきたことすべてがウソに思われると困りますので、まじめになりますと、やはり感慨深いモノを感じましたね。余命5年以内と宣告された病気が、このパワーにより、また復活できるチャンスを与えられるかと思うと、そりゃぁ、ひれ伏すくらい、なんてことないですよ。でも出来なかったんです。なぜなら頭が重くて吐き気がしてたので、ひれ伏した瞬間、ゲゲーとなりそうだったからです(笑)。あ〜、またやってもうた。 次に写真右。本日19日、ついに白血球がゼロに到達しました。 |
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坊主頭でシツレイします。わたくし、本日1月11日午前11時、末梢血幹細胞移植を無事、行ないました。移植する細胞は奇跡的に適合した息子のモノ(チューブの中の赤いモノがソレです)。非常に条件の良い中で、恵まれた環境下で、新しい細胞が私の中に入っていきました。約30分の儀式は、主治医1名、看護師3名のプロの手により、厳かに行なわれました。左手でサムアップ(親指を立てるポーズ)をする余裕もありましたよ。 実は体調は良くありません。頭は重いし、胸の辺りはムカムカして吐き気がありますが、どうしてもアップしたかったので頑張ってみました。上の写真は見苦しい姿で申し訳ないですけど、このように一応、元気に移植したよというメッセージを含んでおりますので、お受け取りください。 |
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個室に引っ越しました。本来であれば、準無菌室に入って前処置を一週間行い、その後に無菌室に移って、移植となるのですが、準無菌室が空かないので個室→無菌室というルートになりました。 先程、この中に頭を突っ込んで横になってみましたが、少し圧迫感があるのと、空気の流れる音が常にしており、慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。 |
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明けましておめでとうございます。 ライフ・イズ・チェンジ、11日の移植まで、あと少し。 |
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望めなかったはずの初日の出が、病棟からほんの少しだけ拝めました(1日、午前7時半過ぎ) |