2007年4月の「How Are You!」
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GWが始まるぞぉ〜〜という直前、我が病棟では続々と退院する(させられると言ったほうが正解)患者が出まして、空きベッドがあちこちの病室に出ています。ある部屋なんぞは6人部屋なのに2人しか患者がいません。ちょっと調べてみましたら、全58床中、空きが18床、三割が空いたことになります。 ご覧の下写真。私の前のベッドの模様ですが、二人が退院したのでカーテンは全開となり、部屋はものすごく明るくなりました。仕切るものが無くなったので非常に広く感じられます。私自身は元々、オープン・ザ・カーテン派ですから、開いておくほうですけど、それでも少しはコントロールしてますので(直前の患者と目が合うのはいくらなんでも気まずいですから)、今回を機に一層、オープンするようにしました。 お正月でもこんなことは無かったなぁ。あまりのガラ空きぶりにちょっと呆れてしまい「チックショー」の「チ」の字も出ません。 と言うのも、私にもゴールが見えてきたので余裕があるんです。 |
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大型連休を前に薬がどっさり届けられました。撮り方が悪かったので写真ではよくわかりませんが、とにかく袋が厚いんです。大きく膨れており、本来、いつも置いているカゴの中に収まらず、右写真のようにコンビニ袋にまとめて入れて収納しないといけなくなりました。 現在、内服している薬は15種類。まさに薬漬けの毎日です。薬の量を見ただけで胃袋が満杯になりそうです。そこで昨夜、睡眠剤「アモバン」を自らの意志でストップしてみることにしました。これについては飲む、飲まないを任せられているので試してみたのです(とはいえ、下の写真のように袋入りで預けられているのではなく、看護婦さんから1錠ずつ手渡しされて、しっかり管理されています)。 やっぱ、アモバンは必要。看護婦さんからも無駄にストレスを溜めるよりは、薬の世話になって少しでも軽減するほうが良いと言われ、従うようにしました。眠りは体に対する最も良い薬ですからね。下さい!アモバン。 |
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時々、ベッドの中で昔の出来事を思い出しては懐かしむことがあります。 当時は答えを見ると非常に簡単な答えで、そんな単純な答えがどうして出来なかったんだろうと悔しさが募って、第1集、第2集、第3集・・・・とキリがなく続けたもんでした。この本が冒頭で忠告するのは「常識を捨てろ」です。 試しに次の問題が解けますか?下に答えを書きましたが、この問題部分で目を留めて少し考えてみてください。 ココにワインがある。コルク栓がしてあるのだが、あいにく栓抜きがない。ビンを割らず、コルクにも穴を空けないで中のワインを飲むにはどうすれば良いか? わかりますか? 答えを見れば「なぁ〜んだ」と呆れてしまいますが、それが正解であってなるほどと悔しい思いをさせられる。当時の少年あすぱむには脳みそを活性化させる面では、非常に大きな影響を与えた本だと思っています。 さて、答えを発表します。「コルクの栓をビンの中に押し込んでしまう」が正解です。できましたか? |
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一日過ぎるごとにカレンダーへ斜めチェックを入れて消していますが、いつまでこれが続くのやら、だんだんわからなくなってきました。肺の機能が低下気味でこれを解決しない限りは出られません。自覚症状として、呼吸が浅く、常に吸ったりはいたりを繰り返しているという感じです。少し歩くと息が切れます。これにより酸素吸入も始まりました。ついこの前まで「一度、外泊して、退院だな」と話になってたのが、全く話題にならなくなりました(悲)。 だんだん髪の毛が勢いを増してきました。近くで見るとまだ密度が低いのでアラが目立ちますが、少し遠目だと頭に髪がちゃんとあるように見えます(笑)。近ごろは看護婦さんも気付いてくれて、生えてきたねぇ〜、と言っては撫でて行きます。そろそろシャンプーも用意しとかなくちゃ。 |
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