青森市も26日は終日、氷点下6〜8℃を記録し、まるで厳冬期の2月並みの寒さでした。車に積もった雪を落とす時などは、横殴りの冷たい風に負けて、頬や手がビリビリとシビレてきて大変でした。徐々に慣れる準備期間があれば耐えられたのでしょうが、いきなり、冷凍庫に入ったようなもので、ガチガチと歯が鳴りました。また、道路もテッカテカに輝き、道路脇に頭から突っ込む車も、ところどころで見られ、それでまた車内でブルッとする始末。

　県内では、電車やフェリーが運休、高速道路も通行止めになったりと、交通網がマヒ。この状況が通り過ぎるのをジッと待つしかありませんね。予報では、この酷寒、ちょっとだけ緩むものの、30日頃からは、再び、雪と低温がやってくるのだとか。ん〜、覚悟が必要ですね。

　11日23時現在、青森市は13cm。ところが弘前市では19時に51cmを記録しました。青森の4倍。やるなぁ〜。かつて、弘前はあまり多く降らなかったんですがねぇ〜、どうしたんでしょ？昨年もドカ雪があり、降雪環境が変わった？

　とはいえ、少ないと言って喜んでられるのも、あと少し。昨年は16日過ぎからドカドカドンと降り続き、年末には約80cmだったので、まもなく悲鳴を上げることになりそうです。
　あ、そうそう、今度の日曜日17日は衆院選挙の投票日。昨年の同日は「真冬日」＆「雪」でした。出来れば選挙は冬以外にして欲しいものです。

　思い出すなぁ〜、子供の頃、風の音が不気味で眠れなかったことを。昔は家の作りが頑丈じゃないので、トタンがバタンバタンと良く鳴って、お化けでも出るんじゃないかと怖くて耳を塞いで布団に潜り込んだものです（笑。ウブだったんだねぇ）。

　笑いごとじゃなくて、北日本は暴風雪が吹き荒れています。午後11時、仕事を終えて玄関を出た時、一瞬、立ち止まりました。出社時には無かった雪が、辺り一面に敷き詰められてます。丈の短い靴だったため、一歩踏み出すと、確実に雪は靴の中に入ってきます。どうやって自分の車にたどり着こうか？目を凝らすとタイヤ痕があったので、それから外れないように歩いてみました（体操女子・平均台をまねつつも、その美しさは全く無い。むしろ、よろめく事が多く、平衡感覚の問題が発覚）。しかぁ〜し、その道しるべも途中から、あらぬ方向に。
　仕方ない、雪やぶをこいで、ウサイン・ボルトのように車へダッシュ。オッ！速い！やるじゃないか！でも足下は雪まみれ。

　ボンネットの雪をスノーブラシで勢い良く飛ばしたら、強い風にあおられて、顔に戻ってきた。トホホ、冷たい！何をやってもうまくいかない。もう、やぶれかぶれ（余談ではあるが、昔、井上陽水は芸名「アンドレ・カンドレ」を名乗っていた）。

　気温−2℃から早く逃れたいと、急いで雪を取り除いて、車内に入りました。悪天候が影響してか、ほとんどすれ違う車がないまま、吹雪の中、無事、自宅に到着。

　6日午後11時現在、青森市の積雪10センチ。波浪警報、及び、風雪と大雪、なだれ、着雪注意報が発令中。4〜5日は雪模様なので、もしかしたら、根雪になるのかな？