2018年2月の「How Are You!」

掲載日  2/18

 何気なく自宅二階を片付けていたら、押入れの奥にソッと潜む往年の名機と目が合いました。

 今から30年前、ビデオ撮影&編集に狂っていた時に買ったビデオデッキとビデオカメラです。とても高価でしたが車並みの長期ローンを組んで買ってしまった。許してくれたカミサンには感謝。

 結婚式ビデオには引っ張りだこ。ウチの社の新社屋完成まで長期間に渡る記録ビデオも撮りました。落成式典では当時の県知事や国会議員(その中には現衆議院議長の大島理森氏もいて威厳を保ってましたねぇ)、県内各市町村長の間をHi8プロで撮りまくったもんです。もちろん、我が子の成長や新築も撮影しましたよ。

 そんな思い出がたっぷりある機器ですが、ビデオ技術の進歩はめざましく、アナログ式ビデオテープは、デジタルのディスクやメモリーカードに叶わず姿を消しました。その後、デジタル機器はどんどん価格も下がり、簡単に高画質で小型のカメラが手に入る時代へ。

 あまりにも押入れの隅っこはかわいそうになったので、自室の真ん中にインテリアとして飾ることにしました。EDベータは重量が17.7 Kg。かなり重いです。当時の技術のすべてが詰まっている感、たっぷりです(笑)。火事が起きては元も子もないので電源が入ることはナシ。単なる飾りに徹して貰います。

 Hi8プロと現在のカメラを並べて見ると、大きさの差の凄いこと。高い技術がこんなにコンパクトになったんですね。今更、言うフレーズじゃないけど「イイ時代になったもんだわ」。でもね、当時は当時で、これまた良かった。ハハハ、過去を懐かしむってのは歳を食った証拠ですかね。

EDベータ EDベータのリモコン
 SONYの「EDベータ EDV-9000」。1987年10月、定価298,000円で発売。重量が驚きの17.7 Kg。ネットで調べたら現在でも3万円弱で取り引きされてるのには驚いた。右はリモコン。丸いジョグシャトルの動きがプロ的でたまらなかった。私にとって特別なビデオデッキでした
videoHi8PRO videoHi8PRO
 同じくSONYのvideo Hi8 PRO「CCD-V5000」。1990年3月、33万円ほどで発売。このカメラを肩にかけると、プロカメラマンの夢が叶った最高の気分になった。おだてる人がいれば戦場にもホイホイと行ったかもしれません。この他に三脚、ライト、単一指向性マイク、タイトラーも揃えるなど、当時の自宅、いや、アパートは、さながらビデオスタジオの様相でした。懐かしい〜
インテリアになったEDベータ機 カメラのサイズ比較
インテリアとして飾ります  今のデジタルビデオカメラはまるでおもちゃみたいですが、性能は比較にならないほどイイ


掲載日  2/11

 嬉しいメールが届きました。
 10年ほど前、自分とほぼ同じ時期に血液疾患を発症し、骨髄移植を受けて新しい人生を獲得した方(Sさんとします)から「休みが取れたので、この連休中、青森に行きます。突然ですが、会いませんか」というメールでした。

 Sさんは、我が合衆国ホームページの「MDS格闘記」をネットで見つけて私にコンタクトしてきた方でして、入院中の病室から状況報告をメールで送り、微力ながらアドバイスしたものでした。やりとりはメールのみで今回が初対面です。

 Sさんの面会メールに二つ返事で「オーケー」したのは言うまでもありません。戦友だもん。
 ただ問題がありました。冬真っ只中の青森。市内を案内しようにも雪が邪魔して、限られたところしか案内出来ません。猛吹雪にいつなってもおかしくない時期なのが心配。

 そんな中から選択したのが「ねぶたの家 ワ・ラッセ」 と、自分のハンドルネームの元祖「アスパム」でした。とはいえ観光が主目的じゃなかったので、スターバックス青森ラビナ店で積もる話をしました(ホントはもっと時間が欲しかった)。

 Sさん、今度は冬以外に来青してください。お待ちしております。

 ※天候に気を揉みましたが、幸いにして吹雪くこともなくご案内出来ました。ところが、翌日から一変して吹雪に加えて真冬日となり、Sさんの強運はまだ残っているなと思いました(笑)。

ねぶたの前で記念撮影
Sさんと「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ


掲載日  2/1

2月に入って初日。夜勤を終えて社外に出ると空気がヒリヒリしていました。こりゃ、結構、冷えてるなと思いながら車にたどり着くと、フロントガラスが真っ白になっています。雪ブラシで薄っすらとへばりついた氷をかき落とそうとしてみるが、削れない。
 そうなんです。氷が張っていたのは外側じゃなく、車内のほうでした。早く家に帰って、くつろぎたいので、溶かそうとファンを最大に回してみますが、温風が出るのにも時間がかかります。どうにか丸く覗き窓が出来たのでスタート。戦車の運転って、こんなもんじゃないのかな?

 スタート時の外気温はマイナス9℃。放射冷却現象なんですね。これでも十分、冷えてると思いますが、どうせなら二桁になってくれないかと期待しながら走っていると、変わりました、表示が。
 マイナス10℃。やったぁ〜!記録に撮りたいものの、運転中でどうしようもなく、自宅までマイナス10℃が変わらないことを祈りながら走りました。無事、到着して、撮ったのが右の写真。
 二桁は感慨深いモノがありますねぇ〜。さみぃ〜。

予報では青森県内の内陸部、弘前や黒石、十和田がマイナス13〜15℃になりそうだと伝えています。このまま冷え込みが続くと来週のワカサギ釣りが可能になりそう。楽しみに待ちたいと思います。

フロントガラスが真っ白 マイナス10℃
フロントガラス内側が真っ白 車の外気温計がー10℃を表示

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