ゆっくり過ごす時間ができたので、今後は各地の祭りを見て歩こうと思ってますが、その第一弾として2月19日に八戸市に走り、かがり火えんぶりを見てきました。2016年に一度、見てますが、今回は少し気合い入れてみました。

　午後6時、八戸支庁本館前の市民広場に作られた特設会場に着くと、ステージ前にはもうたくさんの人だかり。外国人の姿もチラホラ見え、日本の文化に興味津々していたようです。

　新型コロナウイルスで世界中が騒がしい状況なので、マスクをしっかり着けて、消毒液もポケットにしまいこんでの完全防備体制。また防寒対策として、ヒートテックや手袋、靴下、厳冬用ジャケットを身につけて臨みました。

　ステージに上がった仲町えんぶりによる約1時間の「摺り」は非常に良かったです。なかでも、真鯛釣りをユーモアたっぷりに演じる「えびす舞」には興味を引かれました。県南地方では、ほとんど釣れないはずの真鯛が、えんぶりのテーマになっているのは少し不思議です。自分の周りには八戸方面に住む熱心な太公望が数名いますが、彼らはえんぶりから大きな影響を受けたのかなと考えました。

　防寒がバッチグーとはいえ、1時間、動かずにいたところ、ほんの少しだけ露出していたおでこや目の下がジリジリし出し、終了と同時に居酒屋に飛び込み、海の幸と酒をたらふく胃袋に流し込みました。ほろ酔い気分になったところで、予約していたビジネスホテルにイン。

　第二の人生、良いスタートを切ったもんじゃわいと満足しています。