アルバムに貼られたまま押入れの隅っこに仕舞われている古い写真をなんとかせねばと在職中から考えていたのですが、ようやくその時が来ました。

　当初、プリンターとスキャナーの複合機があるので、それを使ってデジタルデータにするつもりでした。時間は命尽きるまでたっぷり有るし、それに今は真鯛釣りのオフシーズン。

　ある程度は写真をケースにまとめて分類していたため、あとはスキャナーをかけるだけでたいしたことないんですが・・・大量の写真を目の前にしてみるとため息しか出ない。膨大な数は意気消沈にさせる。単純な作業ほどキツいモノはないんですよね。

　ネットでフォトスキャナーをチェックするとピンキリの値段で売られており、安いものには飛びつきやすいがイマイチ品質に納得出来ない。高いものとなると品質は良いが、一度使えば後は利用することが無いので不経済。
　と、その時、レンティオ（Rentio）に出会います。エプソンのフォトスキャナーFF-680W（税込価格66,000円）が三泊四日7,980円で借してくれるという。商品をYouTube動画で確認すると、まず、スキャンスピードにビックリ。さらに色あせた写真を補正して鮮やかにする機能や、縦横の向きを自動で判別するなど、非常に優れた機械だと確信しました。

　早速、レンタル契約し、翌日には届くという早さにもビックリ。すぐパソコンと繋いで1枚の写真を試してみました。設定で解像度を最も高い1200に、色あせ原稿を補正するにチェックマークしてスタートすると・・・ピュン！　あらま、あっという間。最大で36枚まで原稿台に置けるそうで、それだけの数だとどうなるか試すと、ワハハ、約36秒で終了！えええ？！マジ？

　この仕事の速さが嬉しさのあまり寝るのも忘れて夜中まで作業したら、残り3分の1ほどまで減ってしまいました。せっせと FF-680Wを酷使した結果、わずか二日間で見事に完了。データ数を数えてまたビックリ。約4,000枚（補正なしを合わせると倍の8,000枚）もあったんですねぇ。
　2004年以降はプリント写真の数がグッと減ります。なぜか？　そうデジカメの登場によりフィルムカメラの出番が無くなってしまったのです。時代の流れを感じました。

　さて、FF-680Wの感想です。
　【満足】
品質、スピード、色あせ補正、レンタル料は申し分ナシ。FF-680Wの宅配料金往復2,800円はレンティオ持ちというのもココで紹介しないといけませんね。レンタル料から宅配料を差し引けば実質5,000円です。釣り船代よりも少し安いのは超オトク。

　【少し不満】
縦横判定は必ずしも完璧ではなかった。天地の判断をどのように判断しているのかわからないが、そのままで良いのにわざわざ逆さまに判定するモノも有り、修正する仕事が増えた。
エプソンサイトからダウンロードしたブラウザがFF-680Wの返却と同時に使えなくなってしまった。どうやらリンクされているらしい。サムネイルの整理で利用するつもりだったが仕方ない。今、使っているブラウザで我慢しよう。

　エプソン、レンティオの双方には大満足です。ありがとう！

　皆さんも撮りっぱなしで眠ったまんまのプリント写真を整理してみませんか？　なお、自分は今後、データ化した写真をデジタルフォトフレームで再生させてリビングで見るのも良いな〜と考えてます。

　今日1月11日は移植14年目の記念日。
　あったかい家ん中で佳境を迎えたNFL（アメリカンプロフットボール）のプレーオフや青森山田が出場する高校サッカー決勝戦を「つぶつぶコーンポタージュ」や大好きなアイス「パリュム」などを口に運びながら、ゆっくり観たかったのに、白い悪魔退治のため、ヘトヘトにさせられました。

　11日正午、積雪129cmを記録。エエエ〜！マジ？これはヤバいデショ。
　某SNSであすぱむ気象予報士が発表した「今年は2mになります予測」が現実味を帯びてきました。まだ1月なのにこの積雪。冬本番は2月であることを考えると、まんざらウソっぽくもない。狼少年にならずに済みそうですが、当たるのも辛い立場になってきました。

　ここ最近、雪不足でわざわざ山から運んでいた雪まつりが今年はコロナのせいで中止。会場に余るほどたっぷり雪があるのに使えないとは実に皮肉な話です。

　歩道は幅30cmほどの一本の溝になり（まるで体操女子の平均台を歩くみたい）、バランスが悪いと左右の雪に倒れそうで、かなり神経を使った歩き方が求められます。

　車道は一車線に狭まったため対向車が来るとどちらかが待機しないといけないし、昨日なんぞは片側二車線の国道を走行中に右車線にひっくり返った軽ワンボックスがいました。おそらく一面、白一色なのでホワイトアウトして雪の山に気づかずぶつかって横転した模様。

　まだまだ屋根に登ることがあると思いますが、ケガの無いよう気をつけて移植15年目を乗り切りたいと思います。

　初詣してきました。

　コロナ渦の中、どこに初詣するか迷いました。青森市では善知鳥神社が最も有名ですが、人混みに混じるのも勇気がいるし、かといって、混雑しない寺や神社はまずない。元旦や2日が最も人出が多いだろう、しかも日中のほうが危険かな？という判断で、3日の夕方、青森市郊外の青森市桑原の青龍寺に決定しました。

　広い駐車場に着いてみると予想通り、車の数が少ない。やったぁ〜！と思った反面、初詣はやってるの？と疑いをもつほどの静けさ。
　人混みは普段から避けるタイプですが、ガラガラだとお正月感が無くて変な気分ですね。
　金堂で御守りとおみくじ引いて（ルール違反の2回引いて小吉と吉でした）、五重の塔→昭和大仏→鐘楼堂で鐘を突き、帰宅しました。

　勝負に勝つ御守り「勝御守」のご利益があるといいなぁ。今年1年、無事に過ごせることを願います。

　あ、そうそう、我が合衆国ホームページを開設してから今年が20年の節目になります。ホントは年頭の初見で書くべきでしたが、コロナにばかり頭がいってて忘れてました。
　よくまぁ〜、20年も続いたもんだと驚いています。みなさんに見て貰うというよりは、自分史みたいなもので「あすぱむ」という人間がどう生きたかを形として残したかっただけ。奇しくも2006年には大病して、一歩間違えば、48歳にして散った男のHPになるとこでした。

　この先、何年続くかわかりませんが、脳みそが正常な限り、パソコンのキーボードを打てなくなるまで続けたいと思いますので今後も引き続き「あすぱむ合衆国」への入国をよろしくお願いいたします。パスポートいらないよ〜（笑）。