2003年の黒鯛釣果(5月30日)
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同行者 | 釣 果 |
5/30
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男鹿
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晴れ | 大潮 | 8:30 | 13:30 | 4:30頃 | 14:00 | 1人 | 0 |
釣果が有った時は即日中に釣行記をアップしようと張り切るクセにボウズに終わるとなかなかそういかない。苦痛である。
今回は趣向を変え、戸賀港を出て南側に位置する夷島(エビスじま)へ渡る計画。そのため、前日、初めて乗る事となる第二とみ丸の船長さんに事前調査の電話を掛けてみた。話しぶりは穏やかで親切である。 午前3時、駐車場に着いて、とみ丸に近づくと、もう既に船尾に客がいた。参考資料で「夷島は戸賀沖磯群の中でも一級磯」となっているが、それを裏付けるには十分な光景だった。試しにどこに上がるのか?と、ある客に尋ねたら「エビス」だという。ぶっきらぼうであまり愛想が良くない。もはやギブアップ。諦めたほうがイイ。 漁運丸に荷物を運び、隣の人と会話をしてみた。こちらはさっきと違って愛想がイイ。岩手県釜石市から3人で来たそうで、午後6時に向こうを発ち、12時頃到着し、テントを張って仮眠していたら、他の車があっという間にやってきて、夷島に上がるつもりが不可能になってしまったという。我々よりも早く来て、この有り様。夷島に上がるには努力の他に運もあるのか。気を取り直して、前々回、同行者が爆釣した『ながとこ』へ渡るのだとか。午後6時に陸上がりとは実にタフなグループである。なお、先日起こったばかりの大地震の事を聞くと、ものすごい揺れで結構な被害を受けたらしい。「そんな時に釣りなんぞしててイイの?」には「家族の視線が突き刺さった」(笑)。今日と明日の二日間、堪能して帰りたいと話していたのが印象的だった。はたして釣果がどうだったのか、気になるところであるが確かめようがない。(下へ続く) |
フォトギャラリー | ||
↑こちらは島の北西側。見たところ潮は左から右へ少し当て潮気味に流れていたようだ。手前は今季男鹿初釣行のS.K氏。 | ↑私の釣り座(真西向き)。左の写真とは背中合わせみたいな感じになる。水深18mの情報とは裏腹に手前は、はえ根が出ている所もあった。 | ↑赤丸印で釣りました。釣り座は海面から高さ約4m。足場が斜めになっていて、少し立ち辛かった。名人にあやかって爆釣したかったが、そうはいかなかった。残念。 |
↑目の前は根太島。この間の水道を攻めてみるも釣果ゼロ。向こう側も玉網が登場するシーンが見られなかった。 | ↑赤矢印のウキがスーッ!と気持ち良く海中に消えるのは面白い・・が、釣れるのは・・(右写真参照) | ↑バッカンの中でコマセ混じりになっているアジ。針から外すときキューキュー鳴くと、痛いのかと思ってつい手を弛めてしまう。 |
↑無名島2(地元ではヤマキB)。立て続けに4枚を上げたらしい。それにしても低くて面積の小さい、こんな磯によくも怖がらず上がれるもんだと感心。 | ↑無名島1(ヤマキA)。35センチ1枚、バラシ2枚。アジに苦戦するも昼過ぎから本命のアタリ多発。午前中は川のような凄い速さの潮流だったそうだ。 | ↑ホントはこのような写真をココに掲載するはずだった。ま、次回へのお預けということで。 |
小根太島には我々2人の他に2人、合計4人が上陸。資料によると水深は磯際からいきなり深くて約18mほど、竿にして3本半、ヒロにすると12ヒロあるという。とてつもない、底の深さである。ただ4〜7ヒロを攻めれば良いとのことで浮き下をそのようにセット。私は目前に迫る根太島との間に流れる水道を探れる真西向きのポイントに釣り座を構えた。準備をしながら周りを観察すると、大きくてひからびたフグが岩の間に挟まっており、少したじろぐ。 実釣開始。潮は右から左(南から北)へ適度なスピードで流れている。過去二回の男鹿釣行にはなかった、私の好きな速度である。沖縄付近まで来ている台風4号の影響なのか、多少の風はあるのだが、ちょうど小さな岩が壁になってくれて釣りには問題ない。まずは4Bからスタートしてみる。早速、海中へシュ〜ン!!とウキが引きずり込まれた。思わず「ウッ」とうめく。こんなアタリは黒鯛にはないアタリ。しかも軽い引きである。正体はアジ。アジャ〜!なんてシャレを言ってるようでは、おしまいダ。ジジツ、おしまいだった(笑)。 今回で男鹿連続釣果記録にピリオドを打つことになってしまった。連続ボウズ記録の始まりではない事を祈って、帰宅後、玄関で塩を巻いて清めた(ウソウソ)。 |