2004年の黒鯛釣果(6月5日)
日
|
場 所 |
天 気
|
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同行者 | 釣 果 |
6/5
|
竜飛
|
薄曇り | 中潮 | 3:51 | 12:01 | 5:00頃 | 11:00 | 2 | 0 |
う〜〜〜ん、釣れない。マイッタ。釣行記の筆が重い!
今回の同行者は、三日前に船で一緒に真鯛を狙ったリュウちゃんと初顔合わせのヒデさん。車中、ヒデさんの釣果歴に驚嘆した。昨年、青森市内の某所で9枚の黒鯛を上げているとのこと。ほへぇ〜、こちとら、男鹿や下北くんだりまで行って、ようやく二ケタ越えたというのに、我が家からわずか20分の場所でキューマイ(9枚)とは……。「今日はお手柔らかに」と言いつつ、頬はピクついていた(笑)。 予定では裏(水嶋船長は裏竜飛の事を単に“裏”と呼ぶ)に船渡しをしてもらって、春の裏竜飛で竿を出したかったのだが、あいにく、南西の風が強かった。裏竜飛は西向きの磯であるため、西寄りの風が強く吹くと船は完全にアウト。未練がましく「行きたかったなぁ〜」としゃべるもんだから、船長は竜飛漁港を出て裏方面に船を向かわせた。すると、今まで山陰に居たため、さほど感じなかった波風が、途端にビュービューと風が吹き出し、波も白波になっていた。さすがにコレを見せられては断念せざるを得ない。第二候補として、上宇鉄のミサゴ島を目指した。 磯船「光洋丸」はサイズが小さいものの、スピードは速い。噂には聞いていたが、ビュンビュンである。足がまだ完治してないだけに立つなんて、もっての外。振り落とされないよう、船べりにしがみついて、ベタ座りをした。 他の候補地が全く思いつかないのだ。とりあえず、船をUターンさせ竜飛漁港に向けて海岸沿いに走らせて物色することにした。 水温14℃。底は6〜高ルどありそうだが、藻に邪魔されるのでウキ下3ヒロほどで流してみた。ゆっくりと沖に向かって出ていく。エサ取りらしい反応があるが、〜掛からない。たまぁ〜に藻にからみ、苦戦させられる。最近、良くウキを流しているだけに、少し怖じ気づいている。島の命名権を掛けてファイトするはずだったが、アタリが一向に来ないことから、徐々にヘコみ始めてきた。 午前7時15分、そんな時、ヒデさんに大きなアタリが出た。オオオ〜、曲がってる、竿が。「焦らず、ゆっくり」とのアドバイスに、ヒデさんは「ハリスが細いのでヤバイかも」と言って、格闘している。ジジジジ〜〜〜、と耳に心地よいドラグの音に、うらやましさと嫉妬心がメラメラと………、いや、無事にランディングして欲しいと切望(笑)。だいぶ海面に上がってきた時、リュウちゃんが「ああ、でかいアイナメだぁ〜。凄いデカイ」。タモ網を抱えたまま、最後のお仕事に入ろうと身構えた、その瞬間・・・・プツッ。 アアアアアア〜。切れた〜〜〜。残念〜〜。アイナメは命拾い。50センチ近い大物だっただけにヒデさんもガッカリ。 これが本日のハイライト。その後、私にも手応えあるアタリが来たが、ハリスに打ったガン玉付近で切れ、顔を拝めず、午前11時納竿。結局、魚の写真は一枚も撮れず、本日の釣行記は実にオマヌケなモノとなりました。リュウちゃんが釣ったホッケを撮っとけばヨカッタなぁ(笑)。名もない島は、このまま、次の機会まで持ち越しとなったのでした。 |
フォトギャラリー | ||
↑裏竜飛とミサゴ島に見放され、海岸伝いに戻ってきたところ、ミサゴ島と鎧島の中間?に小島(赤い丸印)を発見。ココに決定。 | ↑私は、島と陸の間の水道を探れる場所に陣取った。藻が所々に茂っており、ちょっと邪魔。 | ↑ヒデさんは、私の右隣に陣取り、島とテトラ間の水道を探った。 |
↑リュウちゃんは沖に向かって釣り座を構え、本流を狙った釣りを開始。ウキは沖に出ていたので悪くはなかったのだが。 | ↑ヒデさんにでかいアタリが。ハリスに不安を抱えつつ、しばらくやり取りを楽しんだ。結果的に不安が的中し、バラしてしまう。 | ↑前方のポコン島にも上がってみたい。初めて上がった島で結果を出そうとするのは調子良すぎか?しばらく通ってみたい。 |
↑このテトラに獲物は潜んでいるような気がしてならない。それをおびきだせればこっちのモノ? | ↑帰港。華々しく竜飛デビューとは行かなかったが、ここを拠点に動いてみるのも悪くない。なお、竜飛漁港には日本TV「鉄腕ダッシュ」でおなじみの「つれたか丸」が係留されていた。次回、写真を撮ってきます。 | ↑光洋丸。小回りは効くし、スピードは速いし、凄い船です。今後も水嶋船長には何回かお願いしたいと思ってますんで、ヨロピク。 |