月日 |
状 況 |
白血球 |
赤血球 |
ヘモグ
ロビン |
ヘマト
クリット |
血小板 |
1/7 |
血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。マルク(21)。肺、血液、共に異状ナシ。年末からドライアイが緩和した感じがすると話したら、ステロイドを減らそうということになった。よって本日より8mg。顔の吹き出物は依然として多いが、上半身(特に胸)の発疹がかなり減少。11日で移植1年経過。 |
10.4 |
4.49 |
15.5 |
45.9 |
165 |
1/18 |
眼科を受診。角膜に多少のキズはあるが涙点閉鎖術を行なうほどドライアイはひどくない(実際、11月から比べるとかなり改善した感じがする)。フラビタンとヒアレインの継続使用で様子を見る。 |
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1/21 |
血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。肺、血液、前回のマルク、すべて異状ナシ。ドライアイの状態が悪くないことからステロイドを7mgに。IgGが399.5なのでグロベニン投与。 |
10.9H |
4.36 |
15.2 |
44.8 |
162 |
2/4 |
血液内科を受診。ドライアイが若干復活(ゴロゴロ感と充血するようになった)。皮膚や口腔内の乾燥は異状ナシ。首回りの湿疹、多少有り。ステロイド1日6mgに。 |
11.1H |
4.33 |
15.0 |
44.1 |
171 |
2/18 |
血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。ドライアイは前回とほぼ同じ症状が継続中。肺、血液共に異状ナシ。GVHDの状態がひどくないことからステロイドの減量が決定。1日5mgに。グロベニン投与。 |
9.4 |
4.35 |
15.0 |
44.4 |
174 |
3/3 |
血液内科を受診。マルク(22)。血液異状ナシ。ドライアイが予想よりも強く出ていないことからステロイドを1日3mgに減量。それでも変化が少なければ次回はゼロにする。もしGVHDが出てきたら入院して治療することになる。 |
11.6H |
4.77 |
16.3 |
48.3 |
182 |
3/17 |
血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。肺、血液、前回のマルク、すべて異状ナシ。ドライアイの症状はあるものの「(減量は)いける」と判断しステロイドが1日2mgに。前回の予告ではゼロにする予定だったが、月末に大事な用事が控えているため配慮して貰った。ステロイドの減量によるものか、IgGが475もあり(とはいえ正常値よりは低い)半ば定期化していた4週起きのグロベニン投与が回避された。 |
11.1H |
4.78 |
16.2 |
48.5 |
195 |
4/2 |
血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。ひどくはないが気になる諸症状(軽い咳、息切れ、胸痛、舌の小さなただれ、だるさ、ふらつき、脚力の低下)があったので申告したところ、胸部レントゲン結果で左下肺に小さな影がみつかりステロイド減量によるGVHDの再出現だと判定され1日5mgに増量。グロベニン投与(IgG380)。 |
11.8H |
4.49 |
15.5 |
44.9 |
201 |
4/16 |
血液内科と眼科を受診。胸部レントゲン撮影。血液異状ナシ。
咳はあまり出ないが少し息切れ有り。充血、目のゴロゴロ感は依然として有り。
眼科所見:ドライアイが強くなっている。角膜に目立つ傷はないが点眼薬をもう一つ増やして保護する(これで点眼薬は3つ。差すのが忙しくなりそう)。
血液内科所見:胸部レントゲンでは影が少し収縮した。ステロイド増量の効き目が少しあったようだ。このまま継続して5mgで試してみたい。 |
13.3H |
4.66 |
15.7 |
47.1 |
207 |
4/30 |
血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。血液異状ナシ。
大きな変化はないが、少し気になるのが両足の軽い凝り。しゃがんだ時、立ち上がるのがやや辛い。ドライアイは相変わらず厳しい(特に右目)。左肺下の影は変化なし。ステロイド1日4mgに減量。体重が微減。1月から何をやっても落ちなかったのにこの一ヶ月でほんの少しずつ順調に減りはじめ、約2kg落ちる。ステロイド減量の効果が出てきたか? |
10.9H |
4.59 |
15.6 |
46.4 |
199 |
5/14 |
血液内科と眼科を受診。胸部CT撮影。血液異状ナシ。
レントゲンでは良くわからなかった影がCTではクッキリと映っていて状況を納得。肺のあちこちで影が出たり引っ込んだりしているらしい。ただ、それもあまり大きなモノではないので咳が出たり呼吸が苦しくなるなどの自覚症状を出すまでには至っていない、とのこと。ステロイドは現在の1日4mgが適量と判断され減量は見送られる。角膜のキズはプラグの入っていない右目のほうが左よりも、やや多いがそれほどひどくはない。IgGが477。グロベニン投与の期間が少しずつ延びるようになった。今月中に予定している海釣りについて相談したところ、意外にもあっさりオーケーが出た。もちろん要注意することが条件である。 |
13.2H |
4.56 |
15.6 |
45.3 |
192 |
5/28 |
血液内科。胸部レントゲン撮影。血液は異状ナシ。
レントゲンの結果、左肺にある影を放置するのは危ないと判定され、入院をしてステロイド増量の治療を行なう事が決定。30日から再入院(予定では約2〜3週間の入院予定)。白血球が多いのは肺のGVHDによるものだろうとの見解。ステロイド1日30mgに増量。 |
13.1H |
4.69 |
15.9 |
46.6 |
213 |
5/30 |
入院。胸部レントゲン撮影。食前の血糖値測定開始。幸い測定値は110〜160で推移し、インスリン注射を打つことなく6/2で測定終了。酸素飽和濃度も入院中は97〜99を記録し、異状ナシ。 |
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6/2 |
胸部レントゲン撮影。肺の影の萎縮が見られたのでステロイド1日20mgに減量。白血球が高いのはステロイドによるもの。 |
19.4H |
5.01 |
17.0H |
50.1 |
248 |
6/5 |
栄養士の訪問を受け、カロリーコントロール&塩分摂取についての栄養指導を受ける。 |
16.2H |
4.99 |
16.9H |
50.0 |
224 |
6/6 |
胸部レントゲン撮影。ステロイド1日10mgに減量。 |
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6/9 |
明記するような特に変わった出来事なく平凡な一日。そろそろ退屈し始めた。 |
14.1H |
4.78 |
16.2 |
47.9 |
166 |
6/10 |
IgG349のためグロベニン投与。久しぶりに点滴スタンドと友達になる。部長回診では「移植した細胞が体になじむまでには最低でも2〜3年はかかる。今のようなGVHDはまだ当分は続くだろう。これまでの経過を診ると順調だと考えて良いのではないか」と希望が持てる言葉をいただく。 |
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6/11 |
マルク(23)。眼科を受診。角膜の傷は若干減ってきている。経過良好との診断。 |
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6/12 |
胸部レントゲン撮影。14日の退院が正式に決定。 |
13.7H |
4.82 |
16.5 |
48.2 |
162 |
6/14 |
退院。ステロイド1日9mgに減量。 |
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6/23 |
血液内科。胸部レントゲン撮影。11日に行なったマルク&肺GVHDの結果は異状ナシ。悩んだ末にステロイドを1日8mgに減量。ドライアイは環境によってひどくなったり軽くなったり。ステロイド増量により上半身の湿疹がやや目立つ。 |
13.7H |
4.47 |
15.2 |
44.5 |
174 |
6/30 |
血液内科。グロベニン投与。こむら返りが頻発しているものの、特に大きな変化はナシ。ステロイドの減量は見送り。 |
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7/7 |
血液内科と眼科。胸部レントゲン撮影。
血液内科:新たな肺の影の出現が無いため、ステロイド1日7mgに減量。今後、5mgくらいまでは落とせるのではないか?との見通しが示される。
眼科:左はほとんどキズがなく良好。右は多少あるものの、処置を考慮するほど悪くはなく、現在処方中の点眼薬を継続使用する。 |
12.6H |
4.47 |
15.1 |
44.0 |
180 |
7/22 |
血液内科。特に大きな変化はナシ。ステロイド1日6mgに減量。アレグラ錠の服用中止。こむら返りはまだ時々有り。ドライアイはエアコンの効いた場所ではきつくなる傾向有り。 |
10.1 |
4.47 |
15.2 |
44.3 |
197 |
7/27〜 |
7/27、夏風邪を引いて扁桃腺が腫れたため救急外来を受診。ムコダインを処方。
7/28、明け方から38.5℃を越える熱と咳が出る。血液内科を受診。抗生物質ロセフィンとダラシン、グロベニン投与、生理食塩水500mlを2本、点滴。
29〜31日、点滴。
8/1、血液内科を受診。グロベニン投与。胸部レントゲン撮影。肺に少し影。熱が上がったり下がったりと不安定、咳は相変わらず、鼻水が新たに加わり、食欲不振、だるさ増進により入院の危機。抗生剤をケイテンに変えて、また新たに抗生物質ザイボックス(内服薬)を処方、プレドニンを1日15ミリに増量し、その結果を診て、4日に入院かどうかの判断をすることになる。
8/2〜3、土日のため救急外来で点滴。
8/4、血液内科を受診。胸部レントゲン撮影。咳は残るものの他の症状がかなり改善したので入院は回避される。プレドニンを1日10ミリに減量。ケイテン&ザイボックスは8日まで継続。
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8/4
11.9H |
4.32 |
14.6 |
42.8 |
232 |
8/8 |
血液内科。夏風邪はひとまず終息。ステロイド1日8ミリに減量。 |
9.5 |
4.27 |
14.6 |
42.8 |
238 |
8/15 |
血液内科。胸部レントゲン撮影。肺がかなり奇麗になり、主治医はステロイド減量を考えたようだが、ドライアイが少し強くなり、上半身への発疹が出始めたため見送る。左足ふくらはぎのこむら返りが頻発。たびたび、苦しむ。風邪の初期対策として飲む内服薬をお願いし、今後の常備薬として2種を処方して貰う。 |
15.0H |
4.02 |
13.5 |
39.7 |
155L |
8/27 |
血液内科と眼科。
血液内科:状態に変化がないのでステロイド1日7mgに減量。こむら返りが起こらなくなる。発疹も減少。
眼科:先週までドライアイがきつかったが、角膜のキズは心配するほどひどくない。時々、起こる内出血(白目が赤くなり見栄えが非常に悪い)は、治療法がなく放置するしかない。 |
10.2 |
4.30 |
14.7 |
43.5 |
208 |
9/10 |
血液内科。グロベニン投与。胸部レントゲン撮影。肺の影を見つけられないほど奇麗になったが、ドライアイがきつくなってきた事からステロイド減量を見送る。今後、減量を進めるためには、かつて検討された涙点閉鎖術が必要ではないかとなり、次回、眼科を受診して判断することに。白目の内出血が再び起こり、質問すると移植患者がドライアイになると良くみられる症状らしい。左足首のこむら返りが明け方に時々有り、悶絶する。 |
11.1H |
4.23 |
14.8 |
42.5 |
192 |
9/26 |
血液内科と眼科。マルク(24)。
血液内科:ドライアイと皮膚の乾燥が強いためステロイド1日10mgに増量。
眼科:角膜のキズは少ない。プラグが入っているので調子が良いのだと喜んでいた左目だが、無くなっている事を指摘されて驚く。左目は内側下部、右目は内側上部へプラグ挿入。 |
9.3 |
4.33 |
15.2 |
43.6 |
206 |
10/08 |
血液内科。ドライアイがかなり改善。目薬(ヒアレイン)をつい忘れてしまうほど良好。マルクの結果は異状ナシ。よってステロイド1日9mgに減量。IgGが453。 |
9.4 |
4.32 |
14.9 |
43.8 |
180 |
10/22 |
血液内科。ドライアイもあまりきつくなく、血液の結果や体調も良いことからステロイド1日8mgに減量。ただ、鳴りを潜めていたこむら返りが時々復活。IgGがまだ454有り、グロベニン投与は見送り。 |
10.3 |
4.56 |
16.3 |
46.0 |
191 |
11/05 |
血液内科。充血が少し目立つようになってきたため、ステロイド減量は見送り。こむら返りは時々有り。IgG433。グロベニン投与がまた見送られたが(2ヶ月間、投与ナシは2007年の退院以来、最長)今後は風邪が流行りそうなため、次回診察日は血液の結果に関わらず、投与することが決定。 |
10.8H |
4.68 |
16.3 |
47.0 |
173 |
11/19 |
血液内科。胸部レントゲン撮影。肺は目立つ影はナシ。依然として充血があり、ステロイド7mgがGVHD出現のボーダーラインと捉える主治医が悩んだ揚げ句、8mgからの減量を見送る。IgGが394、当初の予定通りグロベニン投与。こむら返り、明け方に時々有り。 |
8.3 |
4.36 |
15.1 |
43.0 |
189 |
12/03 |
血液内科と眼科。9月に挿入した左目のプラグが脱落していたが(右目は有り)、角膜は両目とも傷ナシで状態良好。現状のまま、ヒアレイン点眼薬の投与を継続し、ドライアイの観察を続ける。眼科所見を受けて、約1ヶ月半ぶりにステロイド1日7mgへの減量が決定。この2週間、こむら返りが全く起こらなくなる。 |
11.1H |
4.53 |
15.7 |
45.8 |
184 |
12/17 |
血液内科。主治医に「(目の)調子はいかが?」と聞かれ「イイです」と返事したところ、即決でステロイド1日6mgへの減量が決定。今後も調子が良ければどんどん減らしたい模様。移植後2回目の冬ともなると、気が張った1回目と違い、風邪を引いて入院病棟に戻ってくる人が多いということから、風邪予防対策としてグロベニン投与。IgGは418。 |
8.7 |
4.29 |
14.9 |
42.9 |
179 |