あすぱむ徒然草
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08/28
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みちのく北方漁船博物館
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あんまり天気が良いので、青森市沖館の「みちのく北方漁船博物館(通称 船の博物館)」へ行ってきました。今回で2回目。釣りを通じて、少なからず、船とは関係があるため、興味を持っての見学です。とびっきりの目玉展示物があるというわけではありませんが、約200隻の木造船を収蔵する日本で最大の「漁船博物館」だそうです。見て歩くにも時間がかかり、内容の濃い博物館といえると思います。施設は大ざっぱに分けて、本館、展望台、屋外展示場の3つ。料金200円はとてもお得です。
なお「みちのく北方漁船博物館」のHPもあります。そちらもご覧になってはいかがでしょ。アドレスはこちらです。 |
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↑青森市の西、沖館地区にある「みちのく北方漁船博物館」。巨大な飛行機の格納庫のような建物と、高さ30mの展望台が目印です。
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↑入ってすぐに「北前船」の1/4ミニチュアが展示。模型としては日本最大。
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↑灯浮標(とうふひょう)。船が安全に航行するための航路標識です。特殊なレンズにより、たった100Wの電球の光が22km先まで届くそうです。
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↑進水式用オノ。進水式の時、船を繋いでいる綱を切るオノです。
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↑大型船の進水式では船の誕生を祝って記念絵葉書が出席者に送付される風習があるそうで、それらが展示されています。相当な数があり、見応えあります。
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↑うむむ、コレと言った説明があんまりないけど、とりあえず、コレは「舵」です(笑)。
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↑蒸気エンジン。この展示物は2002年にアメリカのニュージャージー州で新造したエンジンだとキャプションがついてますが、それがなぜ今、ココにあるのか不思議。
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↑階段を上がって中二階に辿り着くと、展示物を上部から観察することも可。
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↑中央ではイカ釣り船「友栄丸」が集魚灯を付けて、その雰囲気を作っています。船の手前では「ものづくり」コーナーとして、模型やアクセサリーを作る方々が集まってました。
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↑北日本で使われた木造の磯船(国の重要有形民族文化財に指定)が67隻も展示されています。
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↑アカクミ。アカとは海水の事で、船に水が入った時、船底に溜まった海水をコレですくい出したそうです。
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↑展望台に上がると、陸奥湾や青森市が一望できます。この日は青空が広がり、とても良く見えました。
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↑屋外展示場の「ジャンク船」(みちのくマカオ)。中国固有の木造帆船。9世紀頃から交易船として、日本からインドまでなどの広い海域を活動し、陶磁器や布などを運んだそうです。そんなに大きくない船なのにとても広い範囲を航行してたという事実にビックリ。右の写真に写っている操舵室の小ささからはとても信じられません。当時は危険を犯して、航行することもあったのでしょうね。
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↑ピニシ船(みちのくインドネシア)。地元の者ならすぐわかるのですが、船の名前にもあるように、みちのく銀行が「船の博物館」を開設し、これらの船も所有しています。単なる展示物ではなく、時々、陸奥湾内を航行し、体験クルーズをしてるようです。
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↑みちのくインドネシア号船尾付近のフロア。
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↑バイキング船。バイキングといえば略奪者のイメージが先行するが、実際は才能溢れた商人達だったとか。この船はノルウェーのバイキング博物館に収蔵されている「オーセバルグ号」をモデルに、2003年、同国で建造してもらったモノだそうです。
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↑なぜか、船の博物館なのに飛行機、しかも日本初の国産旅客機YS−11がある。不思議でしょ。ところが、この飛行機の設計主任、木村秀政博士が本県の五戸町出身で、とても縁があるため、展示されています。国内の空ではもうお目にかかれませんが、南アメリカではまだ現役で飛んでいる地域がかなりあるそうです。初めて機内に入りましたが、入り口が非常に小さかったのが印象的でした。
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↑最大搭乗乗客64名。今と違って、プロペラで飛びます(笑)。たった2つのプロペラで良く飛ぶもんだ。
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↑比べること自体、無理なことですが、横2列で4名は今の飛行機では考えられません。飛行機というより、青森市営バスって感じ。
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↑YS−11の隣には、熱心な航空家が自作した軽飛行機が展示されています。操縦席を見てあまりのシンプルさに戸惑いました。
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↑再び、YS−11に戻って、こちらが操縦席。熟練したパイロットと高性能な飛行機の組み合わせにより、当時は快適な空の旅を提供していたはず。現在のパイロットには操縦できないんじゃないでしょうか?憧れるなぁ〜、パイロット。昔の子供たちの将来の夢は「野球選手」か「パイロット」でしたもんね。生まれ変わったら……。
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