あすぱむ徒然草

 日本の火祭り 青森ねぶた(8月4日)
 ねぶた祭りを見てきました。長引く不況のせいで、ねぶた制作の費用が非常に大きな負担になっており、運行者にとっては辛い年が続いてますが、今年も22台の大型ねぶたが出揃いました。都会に比べると魅力が少ないと嘆く若者達も、この時だけは「青森、最高!」と心変わりするほど、ねぶたが出すエネルギーは凄いのです。

 私も笛と太鼓、そして鐘の音を聞くと、そわそわし出して、落ち着かなくなり、いつのまにか、沿道に出ている事がありました。特に小さかった頃は、勝手に家を飛び出し、ねぶたを引く列の中に入り込み、随分と心配もさせたようです(笑)。最近はねぶたのコースから少し離れた地点に家があるため、勝手に体が動き出す現象はなくなりましたが、なぁ〜んか気になってどうしようもない時があります。

 さて、青森ねぶた祭りをちょっとだけ御説明しますと、会期は8月2日から7日までの6日間(通常は夜6時50分開始ですが、7日の最終日のみ、昼正午のスタート)。コースは青森市内の中心部を「ロ」の字に取り、グルリと一周して終わりになります。かつては3時間近い運行時間だったように思いますが、近年は道路封鎖による各方面への悪影響などを考慮して、約2時間に設定されています。ただ、これもクライマックスを迎える6日はハネトの数が膨れ上がり、厳しいのが現実のようです。また、カラスハネトという、祭りの主旨を理解していない族が迷惑を省みずに暴れるなどして、せっかくの祭りをぶち壊す事件なども起こるなど、別な面で注目をあびてもいましたが、最近はみんなの目が厳しくなり、下火傾向にあるのは喜ばしい事です。
                                  ↑ココまでは8月5日 記
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 ねぶたの各賞が6日に発表されましたので、レイアウト等を編集し直して再アップいたしました。
                                        8月6日 追記


ねぶた大賞 受賞
他に 最優秀制作者賞、運行・跳人賞、囃子賞 受賞
青森菱友会 小川原湖伝説 道忠幻生(おがわらこでんせつ みちただげんしょう) 竹浪 比呂央作

知事賞 受賞
JRねぶた実行委員会 雷震(らいしん) 竹浪 比呂央作

青森市長賞 受賞
日本通運(株)ねぶた実行委員会 臥竜 諸葛孔明(がりょう しょかつこうめい) 福井 祥司作

青森商工会議所会頭賞 受賞
青森県板金工業組合  国引(くにびき) 北村 蓮明作

青森観光コンベンション協会会長賞 受賞
青森山田学園 袴垂保輔と鬼童丸(はかまだれやすすけときどうまる) 北村 隆作

ヤマト運輸ねぶた実行委員会 『悪源太義平』雷神と化す(あくげんたよしひら らいじんとかす) 大白 我鴻作

消防第二分団・アサヒビール
阿吽
(あうん)
千葉 作龍作
社団法人青森青年会議所
直訴 藤田民次郎

(じきそ ふじたみんじろう)
内山 龍星作
東北電力ねぶた愛好会
北の守り神 毘沙門天

(きたのまもりがみ びしゃもんてん)
村元 鴻生作

青森自衛隊ねぶた協賛会
平貞盛 天誅の一矢
(たいらのさだもり てんちゅうのいちや)
有賀 義弘作
県庁ねぶた実行委員会
水滸伝「天魁星 宋江」
(すいこでん てんかいせい そうこう)
穐元 鴻生作
NTTグループねぶた
刈田麿の鬼神退治
(かりたまろのきじんたいじ)
内山 龍星作

大太鼓 こんな感じでねぶたは運行されます 化人(ばけと:驚いた赤ちゃんが泣きました)

私たちのねぶた自主製作実行委員会
東遊記(八仙出処東遊記傳)由漢 鐘離 東海を干す
(とうゆうき はっせんしゅっしょとうゆうきでん
よりかん しょうり とうかいをほす)
私たち一同作
あおもり市民ねぶた実行委員会
不動と龍
(ふどうとりゅう)
白鳥 芳生作
青森市役所ねぶた実行委員会
川中島の合戦
(かわなかじまのかっせん)
穐元 鴻生作

サンロード青森 御陣乗太鼓(ごじょんじょだいこ) 千葉 作龍作

に組・東芝 三国志 武勇豪傑関羽(さんごくし ぶゆうごうけつかんう) 村元 鴻生作

日立連合ねぶた委員会 鹿島大明神の鯰退治(かしまだいみょうじんのなまずたいじ) 北村 蓮明作

青森マルハ佞武多会  地震鯰(じしんなまず)  竹浪 比呂央作

ねぶた愛好会
隠岐の広有 化鳥を射つ
(おきのひろあり けちょうをうつ)
愛好会一同作
青森市PTA連合会
川中島
(かわなかじま)
柳谷 優碩作
青森パナソニックねぶた会
阿修羅
(あしゅら)
千葉 作龍作

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