あすぱむ徒然草

日 時
11/13
 ホンマグロ(クロマグロ)解体ショー
 12日〜17日までの六日間、県観光物産館アスパムで「青森ふるさと山の幸・海の幸大市」が行なわれ、「たっぴや」も出店するというので、行って来ました。人出が予想される12日(土)と13日(日)の2日間には、それぞれ1回ずつ、マグロの解体ショー&即売会が行なわれるとのことで、それも楽しみのひとつでした。

 会場は非常に賑わっており、たっぴやのカッチャもおしゃべりする余裕がないほど、忙しく接客してました。
 一段高くなった特設ステージには、イルカか、サメのような中型の魚がゴロリン。何だろうと思いましたが、これがホンマグロなのだとわかるまで時間がかかりませんでした(笑:アッタリ前です。それが目当てでもあったわけですから)。
 良く見ると、マグロのアゴ付近に「51」の木札が付いている。もしかして、マグロ界の「イチロー」(彼の背番号は51)かな?とカッチャに言ってみたが、なんの反応も見られなかった(爆笑)。実はコレ、51キロを表しているのだそうで、300キロ近い、あるいはそれ以上のホンマグロが獲れる大間ゆえ、若干、型は小さい?と思ったのですが、贅沢は言ってられません。いや、十分、立派なサイズです。なにせ、ほとんどのマグロが地元に卸される事なく、東京へ行ってしまう状況を考えれば、目の前に大間マグロがあること自体、非常に幸運だと思わなければいけません。また、アスパムでこのようなショーが行なわれるのは初めてだそうで、それも関係者が大間漁協と粘り強い交渉の末にようやく実現したのだそうです。
 ワタクシ、解体だけ見て、あとはヨダレを垂らして、帰り道のスーパーで安めのマグロを買って帰るつもりでした。手持ちもあんまり持っていなかったもので。……が、我慢しきれず、レジに駆け寄り、買ってしまいましたホンマグロ。

 翌日の夜の食卓に上がったソレをみんなで大事に食べました(うっわぁ〜、ビンボー臭い〜〜と言わないでください)。脂がのって、トロリとろける味にのけ反ってしまいました。あっという間に食べてしまい、その時、感じた事があります。もっと買ってくるんだった、デス。こんな時こそ、思い切ってドォ〜ンと贅沢するべきだったなぁ〜と反省しています。
 ところで、この「イチロー君」。果たして、いくらの利益をもたらしたのでしょうか? ちょっと気になるところ…。

 今回、初めてマグロを見たことにより少し興奮してしまい、ついついトッチャにリクエストしてしまいました。次の(私の)休みにマグロ漁をしましょー、今度こそ、活きのいい生きたマグロをみたいなぁ〜と。トッチャは言いました。「よし、やるが。今はまだシケが続いてるが、来週あたりは海も落ち着くみたいだから、ちょうどイイんでないか?」 オホホホ、やったぁ〜、楽しみです。

↑ナンバー「51」なので「イチロー」と命名しました。解体ショーの始まる午後3時が近付くと、滅多に見られないこのショーを一目見ようと見学者が続々と集まってきました。
↑たっぴやブースでは自慢の海の幸が人気でした。本店(龍飛の店)は今季の営業をもう終了したので、張りきって接客してました。
さすが、大ベテラン(赤い半天を着たメガネの方)! 脇差しのような小刀を巧みに操り、見事な手さばきで解体されていきました。一方、その右隣では小売りするために細かく切り刻む役割の方(同じく赤い半天を着た方)がおり、100グラム単位を目安に包丁を入れ、テキパキと小分けにする作業をしていました。最後には残った頭の部分がセリにかけられて売られたそうです。

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