寺の次に向かったのが、美術館。ハッキリ言って、ワタクシ、全くのゲージツ音痴ですが、車で通るたびに気になってました。私が勤務している会社の某所にも一時期、ポスターが貼られた事があり、知らず知らずの内に「いつか、おまえはそこへ行く運命にあるのだぁ〜」とマインドコントロールされていたみたいです(笑)。
実を申せば、あんまり作品には期待してなかったのですが、中に入って、驚きました。県内の有名画家の作品が実に豊富にあること。こんなにもたくさんの数を展示してるとは思いませんでした。しかも会場がユニーク。平成7年に新しい三厩中学校が開校したため、役目を終えた旧校舎を解体せずに美術館として生まれ変わったということで、今もまだその面影が残り、ほのぼのとした雰囲気の中で鑑賞できました。このマッチングがなんともイイ。近ごろの学校ではほとんど見かけなくなった、木製の床が懐かしく思えて、時間の経つのを忘れてしまうほど。黒板や椅子などがそのまんま残り、今にも生徒達が入ってきそうな感じでした。
会場の雰囲気は別として、三厩を題材にした作品が多かったのもイイ。館長である牧野慶逸さんのテーマが良く伝わってきます。
入場料は一般が500円、高・大学生300円、小・中学生100円。素晴らしい絵画と昔の校舎を体験できると思えば、安いです。開館期間は4月20日から10月20日まで、開館時間は朝9時〜午後4時までとなっています。休館日は月曜日ですが、祝日と重なった場合は開館して、翌日に休館とします。電話0174-37-3737。FAX0174-37-3715。
HPは開設してません。応対の女性はとても優しくて親切でした。龍飛崎へお立ち寄りの際は、足を運んでみることをお勧めします。
今回、写真撮影について、お伺いを立てたところ、快諾をいただきました。よって、ココにアップさせていただきます。チケットにはビデオ、及び、写真撮影はお断りと書かれてただけに、ダメ元で聞いてみましたらオッケーで嬉しくなっちゃいました。
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