あすぱむ徒然草

 楽天 VS 日本ハム at 仙台(7/18)
 朝6時半に鹿嶋を出て、仙台へ移動。前日、東北自動車道上り線を走った際、下り線の混雑を見たため、当初、7時出発の予定だったが、少し早く出ることにした。ルートは前日とは違い、鹿嶋市から太平洋岸沿いに51号を北上し、40キロ、約1時間先の東水戸道路・水戸大洗インターを目指した。この辺り、サーフィンのポイントが多いらしく、まだ7時前だというのに屋根にボードを乗せた車が多かった。

 東水戸道路ー北関東自動車道ー東北自動車道をリレーし、渋滞もなく、正午前、gajinさん手配のクリネックススタジアム宮城すぐそばの駐車場へ到着。

 今日も暑い。試合開始は午後1時。まさに炎天下での観戦。昨年もKスタで2試合観戦し、三塁側は陰が出来ないと学習したので、アウェイではあるが、なるべく一塁寄りの席を取ったのだが、この時間は特別席くらいしか陰がない。それにしても不思議なのはホームチームのシートやダグアウトが強い陽射しを浴びて、辛い思いをするのはなぜか? ライトスタンドの日ハム応援団や一塁側の日ハムダグアウトは日陰が出来、この暑さをしのげている。昼食は汗だくで食べる勇気がなかったのでスタンドではなく、コンコースの柱の下で取る。

 見るほうも暑いが、グラウンドに出る選手も大変だろう。マウンド上は40℃を越えているのではないか?
 試合開始前のゴールデンエンジェルスの華麗なダンスに本来であれば目が釘付けになるのだろうが、背中をしたたり落ちる汗が気になり、ウチワをバタバタ煽って風を送る動作に夢中。選手紹介のため、マウンド上に現れた男性(スタジアム・アナウンサー?)の姿を見て、ドッとまた汗が出た。この暑い中、スーツである。自分ならもう倒れているだろう。リアル・プロだわぁ〜。

 始球式で地元宮城のお笑いスター、サンドウィッチマンの二人が登場した。投げるのは伊達氏。日ハムトップバッターの田中賢介選手めがけて投じたボールを、打ち返した。涼しい顔してダグアウトに引き上げる田中選手に対して、マイクを貰った伊達が「いっつも打つんだよな。なんでなんだ〜」と詰め寄る。場内を大いに笑わせてくれた。

 本日の先発は永井(楽天)と金森(日ハム)。ダルビッシュ、マー君、岩隈など、なかなかお目当てには出会えない。森本もいない、新城も・・・あ、すでに引退してたか。いつかはマー君か岩隈の先発を見てみたい。
 2回裏に金森がつかまる。山崎とリンデンが相次いでスタンドに運び、序盤で楽天が2対0とリード。暑いだけにピリッと締まった展開を望んだが、フルカウントが多く、なかなかイニングが進まない。4時間ペースかと思いきや、終盤にかけて早くなる。結果的に3−2、試合時間3時間23分で楽天が逃げ切った。

 7回と試合終了後の2回、ジェット風船を飛ばす。昨年はインフルエンザ大流行のため、禁止され、見られなかったのだが、今年は復活したようだ。ただ、これに合わせて、風船を膨らませた際に、あちこちで大きな破裂音が鳴り、試合に集中出来なくなる状況になるのは、果たしていいのかな?と感じる。それと、空中に放たれた時に、水しぶきが掛かったのは衛生面で心配だ。気持ち悪い。ハッキリ言って、ジェット風船飛ばしは私にとって好ましくないモノである。

 何度も言うが、メチャクチャ暑いため、熱中症により担架で運ばれる客が多数出た模様。また、スタンドで具合が悪くなったり、涼を求めてコンコースに退避し、横になっている人も大勢いた。場内アナウンスでは「こまめに水分を取り、熱中症に注意」するよう呼びかけたが、その後も続出したようだ。この時期はナイトゲームのほうが良いのかもしれない。本日の観客数、20388人。

↑イーグルシート1塁側からの眺め

試合開始前の様子

始球式でサンドウィッチマン伊達の
投げた球を打ち返す日ハム・田中

↑サンドウィッチマンがロイヤルボックスからファンサービス ↑午後1時、最高気温31.6℃。スタンドは35℃くらいか?
↑午後3時、ようやく日陰が ↑9回表、クローザー小山が登場

勝利後のジェット風船飛ばし

 松島観光リポート
 せっかく松島まで来たのだから伊達政宗の歴史に触れたいとの息子のリクエストに応えて、みちのく伊達正宗歴史館と瑞巌寺を駆け足で回った。

 みちのく伊達正宗歴史館(デジカメ撮影可)は、1階が東北各県の偉人達のコーナーがあり、青森であれば棟方志功、太宰治、石坂洋次郎、新渡戸伝などのろう人形が展示されていた。なかなか精巧にできており、万が一、生人間が混じっていても気が付かないのではないかと思わせるほど、似ていた。2階は伊達政宗が70歳で亡くなるまでの歴史的事実を25シーンに分けて、ろう人形で構成する展示室。各ブースには人が近付くと、説明の音声が始まり、じっくり聞くと正宗の生涯がすべて頭に入るという、親切な作りになっていた。ただ、なかなか一つずつ聞くには時間が足りなくて、足早に通り過ぎたのは反省しなければならない。もっと余裕をもって今度は入りたい。

 次は瑞巌寺へ。2009年9月から始まった「平成の大修理」のため、あいにく国宝・瑞巌寺本堂の見学は不可。修理は2016年3月まで続くそうで、肩透かしをくらった。さすが国宝、歴史的遺産を保護するにはじっくり時間をかけて行なう必要があるのだなと思った。残念ではあるが、見学可能な庫裡と大書院、青龍殿(いずれもデジカメ撮影不可)を見てきた。


みちのく伊達正宗歴史館(みちのくの偉人展示室:1階)
↑こんなとこで松井選手に会うとは思わなかった ↑小泉元首相、小柴東大教授、棟方志功

みちのく伊達正宗歴史観(正宗公の生涯展示室:2階)

青龍山 瑞巌寺
↑参道 ↑特別公開の国宝・庫裡(上写真では1番にあたる)

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