あすぱむ徒然草

 Kさんの富士登山リポート
 8月28日、釣友Kさんが、大学の研究室の仲間、約10名と共に富士登山にチャレンジしました。

 当日の富士山の気象状況は最高気温14.2℃、快晴(日本気象協会のデータ)と、これ以上無い登山日和。巷では32℃を越える猛暑に、皆、汗を噴き出す中、彼らは健康的な汗を流したのでした。

 ルートは富士宮口五合目(約2400m)からの富士宮ルート。五合目から約5時間ほどかけて頂上富士館(約3600m)。ココは山頂郵便局、富士山本宮などがあり、ココでパワーを付けた後、最終ゴールの「富士山最高地点3776m」、あの(現在はもう無い)レーダードームで有名な富士山測候所のある剣ケ峰を目指したようです。

 ちょうど、TVの特集で富士登山の模様を見る機会があり、まもなくしてKさんから「登る」との一報を受け、ちょっと心配しました。なにせ、TVでは高山病になった人を取り上げ、(顔はモザイクをかけてましたが)非常に苦しそうな表情に見えたので、大丈夫かなと・・・。でも、無事、征服したとのことでホッとしました。
 なお、富士山頂上ではどうやら携帯電話のアンテナが3社ともしっかり立つようです。さすが、♪富士はニッポン1の山

 画像提供の依頼に快諾いただきましたので、ご紹介します。
 キャプションはKさんが付けたものをベースにして、一部、私が追加(赤字部分)しました。

↑富士宮口(五合目)をスタートし、20分ほどで新六合目の雲海荘(標高2490m)。各山小屋で押してくれる記念の焼印目当ての金剛杖購入者もいます ↑新七合目(標高2780m)。ついに稜線から太陽が顔を出します。頂上のご来光ではないものの感動的。この日の日の出時刻は午前5時15分
↑眼下に広がる雲海を背景にへばっている人も。う〜ん、辛いだろな。高山病は船酔いみたいに掛かる人と掛からない人があるみたいですね ↑八合目の池田館(標高3250m)。ようやっと来ました。屋根の上には頂上が彼方に伺えます。相変わらず、快晴の真っ青の空。超ラッキーです
↑ほとんど全てがこの傾斜です。CGではありません。勾配角度の補正であれば、私メに御依頼を。70度くらいにしてみましょか? ↑九合目まで、たったの200m。されど、この200mが鬼のよう。皆の顔、鬼の形相になってるんでしょうか。怖い!
↑九合目の萬年雪山荘(標高3460m) ↑缶コーヒー400円です。ひゃぁ〜、高いな。でも、運搬は人力しか方法が無いから、妥当なとこかも
↑ここまで来ると、頂上付近の建物や人がはっきり確認できます。
なるほど、あのテッペンに見えてるのが頂上富士館ですね
↑たまに雲がスピードを出して上がってきます。いいね、雲は。あっという間に駆け上がることが出来る
↑最後の小屋:九合五勺・胸突山荘(標高3590m) ↑ご来光を頂上付近で見た登山者とのすれ違いもあり、登山道は大混雑。2009年度8月の一日平均登山者(八合目以上の登山者)は約6,200人。ちょっとした村の人口に匹敵しますね
↑富士宮ルートのゴールのシンボル、頂上付近の鳥居
↑富士山最高地点の剣ケ峰へ

↑新五合目(2400m)で膨れ、九合目(3400m)では亀裂が入ったポテチだったが、meijiのハイレモンは頂上でも耐えた ↑馬の背と呼ばれる急斜面を登り、富士山
特別地域気象観測所(旧・富士山測候所)へ

↑剣ケ峰頂上から見た火口
↑最後まで穏やかな天気が続いてくれました。これも普段から行ないの良い皆さんだからこそでしょうね ↑いよいよ下山。子供をおんぶした登山者(他にもいました)。子供の高山病は大丈夫?ひぇ〜、一人でも大変なのに二人分の登山?

↑ついに頂上、もう登らなくていい開放感。喜びがこみ上げます。日差しは強烈ですが、時折薄い雲も流れます。 ↑800円のカップヌードル。味への好奇心と話題づくりのため、思わず注文。結構うまいのが癪にさわります。暖かいのはありがたい
↑山頂の浅間神社奥宮
↑突然ですが、これは今回、Kさんが撮影した写真ではありません(笑)。もう一ヶ月もすると初冠雪を
記録し(平年値10月1日)、やがてこのようになるということです。(フリー素材集からのアップ)

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