あすぱむ徒然草
いざ鹿島へ!
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7月から高速道のETC割引が休日50%オフから30%になり、またレギュラーガソリンもリッター約157円前後と悲しい高さなもので、いつもより更にパワーアップした経費節約旅行になった。全行程1500キロ中、高速道は550キロ利用。もう一度、高速道1000円の時代が来ないものかと嘆く一人である。
自宅を8月30日午後9時に出発。国道4号をひたすら南下した。一週間ほど前に肩凝りと頭痛が長引き、診察を受けた結果、変形性頚椎症だと言われ、長時間の運転は避けるように指示されたため、2時間ごとに休憩を取りつつ走った。下道250キロを走り、水沢ICから高速に乗った。 午前2時、予定した前沢SAに到着して、後部座席にセットした寝床へ滑り込むように入り、7時まで車中泊。車中泊は2010年10月に初体験して以来、興味を持つようになった。前回(京都までの2300キロ一人旅)は助手席シートを倒し、その上に単に座布団を敷く「仮眠スタイル」だったが、凸凹がひどくて寝心地が悪かったので、今回は工夫してみた。 長い一人旅の場合、運転を飽きないためにいつも考えてるのが、車内で聞く音楽を準備すること。釣りなどで普段から1〜2時間のドライブは経験しており、好きな音楽を耳にしながらの運転は精神的にもイイ。ラジオ(特にFM)も悪くはないが、移動しているうちに周波数がズレて雑音が多くなったりすると、ストレスを感じてしまい、運転に逆効果である。 8月31日、6時半に目が覚めてしまい、つつましくオニギリ2個にパクつき、たしなみを整えたあと、前沢SAを出発。 この雨も福島に入った頃から陽が射すようになり、ひと安心。郡山JCTから常磐道に入る。安達太良SA、中郷SAで休憩取って、日立南太田インターで下道に降りた。 |
仙台手前からワイパーを2倍速にしなければならないほど、激しく雨が降り出した、が、このあと、回復 | 国道51号、茨城の大洗町付近から曇り空になってきて再び心配になってきた |
今回は折り畳み自転車を携行。スタジアム周辺の駐車場は混雑するし、試合終了後の大渋滞を避けるため自転車を活用しようと計画 | 赤線部分にジュニア布団を敷いた。実際は運転席後部を倒して、助手席後ろには自転車を収納した。 |
鹿島アントラーズ・クラブハウス | |
正午過ぎ、アントラーズクラブハウスに到着。今回のお目当ては選手ではなくて(そもそも、この時刻に選手は居ない)、ネットで目をつけていたTシャツとポロシャツを購入。 小一時間ほど滞在して「道の駅いたこ」を目指した。本日の車中泊はココに決めており、下見を兼ねて行ってみると「長時間駐車は取り締まる。禁止」の大きな看板が目に付き、かなり戸惑う。長時間というのは、どんな時間を言うのか?ココからサッカースタジアムまでは自転車で約8キロ。ベストポジションである。「禁止」の文字が強烈だったのと、天気が怪しかったので、「いたこ」を諦めて、スタジアムまで車で行くことに予定変更。思い掛けない変更に、納得のいかなさがずっと頭の中を駆け巡った。せっかく自転車も持って来ているし。 |
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クラブハウス正面 | 広報車かな? |
しかおがお出迎え | 柴崎と遠藤(25番) |
アントラーズの練習の環境は非常に良いと思われる。スタジアム近くの卜伝の郷運動公園には多数のサッカー場がある |
FC東京 VS. 鹿島アントラーズ at 県立カシマサッカースタジアム
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今年は3月に味の素スタジアムでFC東京対アントラーズのゲームを観たのだが、ナビスコ杯だったため、リーグ戦のような緊迫感がちょっとモノ足りず、しかも負けたので、J1開幕後、いつがいいかずっと狙っていた。
魚釣りとの兼ね合いもあり、ようやく日程が決まったのだが、相手がなんとまたFC東京。ダハハ、と笑うしかなかった。他のチームとの対戦を観たかった〜。 クラブハウスから国道51号を北上し、民間の駐車場に入った。500円。周辺には沢山の民間駐車場があるが、スタジアムへの距離が近くなるにしたがって1000円になる。ココは約500mの距離。それぐらい歩いて500円なら安いもんだ。実際には「道の駅いたこ」に車を停めて、8キロを自転車で来るつもりだったので、ホントは500円もかからないはずだった。 毎試合、似たような席からだと新鮮味が無い。また、あまり値段の高い席は、今回の旅の趣旨からすれば厳しいので、メインスタンド・ホーム側2階席3000円に決めた。当日券売り場窓口で「出来れば、少しでも前に近い席を」と話すと「お客様、2階席はすべて自由席となっております」。 たっぷり物色タイムがあったため、決めたのが上図・スタジアムの赤丸。 (下に続く) |
県立カシマサッカースタジアム | |
この日はフレンドリータウンデイズと称して、成田市、かすみがうら市在住の方が無料、あるいは優待のサービスが行われてました。そして、入場時に配付された応援シートに書かれていた抽選番号下二桁「34」が抽選で当たり、ペプシNEXを1缶ゲットしました | |
入り口では荷物検査が行われます | 赤丸で観戦しました |
ネットの先には30センチほどのテーブルが(笑) | この席、気に入りました。お薦めです |
アギーレに選ばれた柴崎、頑張れ | スタジアム東側の「卜伝の郷運動公園」 |
2階席最上階まで上がってみました。もうこれ以上、上はナシです。ビル4階分の高さ | |
鹿島の守護神、曽ヶ端の練習風景 | |
試合開始30分ほど前から練習が始まると、サポーターのボルテージも上がる | |
前週に小笠原が累積警告で出場出来ず、柴崎が本日のキャプテンマークを付けて先発した | |
恒例の試合前記念撮影 | コイントスには柴崎が立ち合う |
さぁ〜、やるぞぉ〜! | 鹿島サポーターも念力注入 |
ハイライト |
この日、2点目のゴールを決めたダヴィ(11)と駆け寄るトニーニョ監督 | 前半で2点リード。もう勝ったも同然だと喜んだんですがねぇ〜。まさか追いつかれるとは思わなんだ |
後半、追加点のチャンスがあったんだが、決められなかった |
(上から続く)
試合のほうは動画を観て貰えばわかるので省略。 前半で2点リードして、このまま推移して逃げ切るか、追加点でもすれば、鹿島の勝利は間違いないと楽観ムードの中、後半を迎えたが一転して押し込まれる展開になって、最後はドロー。なんともスッキリしない気分で帰りの階段を降りた。ココで勝ち点3を取っていれば、一気に2位に浮上だったので尚更、残念だった。 国道51号は北も南も西も皆、大渋滞。「道の駅いたこ」に駐車出来て、もし自転車で来てたなら、イライライしている運転手を横目にスイスイ戻れたはずなのにと思いながら、駐車場にゆっくり到着。ホントはココで車中泊したかったが「ゲーム終了後、約1時間ちょっとで閉鎖します」と言われていたし、自分の車以外、居なくなったため出ざるを得なかった。それにしても車が動かない。よって、近くのコンビニ(青森には無いセブンイレブン)に入ってパスタを買って時間潰しをしてみた。午後10時過ぎに少し緩和したので、行列に加わったが、まだスムーズさは無い。 明日は仙台で楽天対ソフトバンク戦の観戦予定。少しでも近付くため、千代田石岡ICから常磐道に入り、友部SAに着いたのが日付変わった8月31日の午前1時だった。かなり疲労しており、すぐ後部のスペシャルベッドへ潜り込み、睡眠。だいぶ、車中泊も慣れてきた。 6時半、起床。友部SAを7時には出て、福島の本宮ICまで高速を利用後(9時前下車)、国道4号経由で仙台を目指した。 昨年までクリネックススタジアム宮城を名乗っていた球場が、今年から楽天Koboスタジアム宮城に変更。 これまで当日売りで入場出来なかったことが一度も無いのに、なんで?の疑問が沸く。だって、オープン戦ではあるが東京ドームでの巨人対ヤクルト戦でも立ち見で入ることができたのに、完全にシャットアウトとはアンビリーバボォ〜である。 長い列を確かめるべく自転車で走ってみるが、長いわ、長い。500mほどの行列だったろか? いたこに続き、また予定変更が発生し、最後は浮いたプロ野球チケット代をビジネスホテルのベッド代に使うことに決定。 安めのビジホを予約して4時にチェックイン。計画が崩れたことによる疲労から、10時には広いダブルベッドにスッポリ収まった。 |
スマイルホテル仙台泉インター。ダブルベッドの他にロフトベッドがついており、実に変わった部屋である。浮気して二人(以上)で泊まったわけじゃないので誤解しないよ〜に。付近にはピザ店、焼き肉屋、コンビニなどあって素泊まりで充分だった |