今年もねぶたの季節がやってきました。８月４日（祭り三日目）の状況をUPします。

　祭りは嫌いじゃなく、むしろ好きなほうですが、以前は毎年出掛けるほどではなかったのに、大病して以来、見逃したくない気持ちが強くなりました。なぜか、我が家の者どもは、さほど関心が無く、もっぱら一人で見物に行くのが普通になっています。

　会場までは車の乗り入れが出来ないため、リュックサックにデジカメ、ガラケー、iPod touch、タオル、缶ビール、ウチワ（会場で配布しているので貰えばイイのですが、貰えるという確実性が無いので、持参します）、虫除けスプレーなどを詰め込み、午後５時出発。

　この日は豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」がアスパム東側の新中央埠頭に接岸したので、それを観るため、少し早めに出ました。６月に来たダイヤモンドプリンセスよりは小さいですが、だとしても大きい。乗船客を迎えるセレモニーの模様が昼のローカルニュースで流れてましたが、皆さん「ねぶたが非常に楽しみです」「今からワクワクしています」とインタビューに応えてました。

　午後７時10分、スタート合図の花火が上がると、一斉にねぶた囃子が鳴り響き、お客さんから「オォ〜」の声が。私の右側にいた、大学生と思われる若者３名は「すんげぇ〜」を連発していました。

　市役所前はねぶたを紹介するやぐらが立っており、丁寧にアナウンスしていました。その付近には特設の観覧席があり、通過するねぶたがそちらへのサービスが多く、反対側の我々は背中を見せられるシーンが多々あって、若干の不公平感が残りました。が、時々、２回転して大サービスしてくれるねぶたもあったので、ま、いっか！と諦めました。

　国道の通行止め時間に制限があるため、午後９時には終わらせなければいけない規定があり、祭り主催者は時計と、にらめっこになっているはずです。時々、ねぶたの間が長く開いてしまって、なかなか次のねぶたがやってこないこともありましたが、私が見たこの日は、運行三日目でまだイイほう。終盤の５、６日はヒートアップして、頭を悩ませることになりそうです。

　かつては、カラスハネトという黒装束を身にまとって、運行の邪魔をする者が増え、社会問題にもなりましたが、今はそんな荒し屋を全く見なくなったのはとても良いことだと思います。

　ただ、ハネトが年々、減少しているのが深刻で、今年は増やそうというキャンペーンを行なってました。その結果は祭り終了後に出ることでしょう。

　５日夜、大型ねぶたの各賞が発表され、該当するねぶたの上に賞名を付けてみました。なお、知事賞と最優秀制作者賞を受賞した青森菱友会の「つがる新田　信政公と水虎様（竹浪比呂央・制作）」は８月４日に運行休止したためご紹介出来ません。悪しからず。