あすぱむ徒然草

ツアー 初日(11月9日)

東京ツアー 高速バスで11時間の旅
高速バス・往路 エアー枕
 8日、仕事を終えて、19時20分青森駅発の深夜高速バス・ウィラーで、いざ東京へ  高速バス快適グッズ。エアー枕。膨らませるのに苦労し、酸欠しかけたがストローを差し込んで解決
腰当てクッション 快眠グッズ
腰当てクッション。これもストロー使いましょ アイマスク、スリッパ、耳栓
膝掛け 東京駅
膝掛けは季節問わず、有れば重宝  11時間後の翌9日6時20分、バスタ新宿に到着。通勤ラッシュを避けてすぐ東京駅に移動した

 なるべく安くて楽しい旅をしようってんで、深夜の高速バスで東京を往復し、夜はカプセルホテルに泊まる計画を立ててみた。今回は同僚のタケちゃんも一緒。

 本来の目的は久しぶりの日本開催となる日米野球の観戦。ほんで、翌日は柏レイソルのホーム「三協フロンテア柏スタジアム」で鹿島アントラーズ戦を観る予定・・・だったのだが、アジアチャンピオンズリーグで決勝に進出してしまったため(その後、決勝に進出して優勝)、日程が変更になり、味スタでFC東京対ジュビロ磐田戦に切り替えた。

 高速バスは30代前半の頃に一度乗って、かなり苦しかった経験から、以降の乗車から遠ざかっていたが、あれから30年近く経ち、だいぶ乗り心地が良くなったと聞かされたので少し楽しみにしていた。ウチの若いアドバイザリースタッフから快適グッズをいくつか準備したほうが良いと言われ、買ったのが上でご紹介の品々。
 携帯に便利なエアー枕とクッション。アイマスク、スリッパ、耳栓、膝掛け。買ってきてすぐに膨らまそうと予行演習したところ、かなり大変だとわかり、いろいろ考えた挙句、牛乳パックなどに付属してくる伸縮ストローを刺してみてビックリ。あっという間にパンパンになって、ストロー膨張方式の採用を決定した。わざわざ空気入れを買うのも馬鹿らしい。非常に便利なのでみなさんもお試し下さい。
 なお、使ってみてわかったのは、パンパンにするよりはほどほどに膨らんでいるほうが使いやすいってこと。弾けんばかりに空気を入れると頭が安定しない。八分目くらいがちょうどイイと思った。

 耳栓は最初は必要ないかなと思ったが、イビキ、エンジン音、そして段差のある道路で起きるキシミ音など、さまざまな音がするので準備して良かった。膝掛けはバスにも備わっているが、肩付近に掛けようと100均で購入。そもそも、これらのグッズはすべて100均。

 30年ぶりの高速バス。4列シートに乗ったが、正直言って、かなり大変だった。
 快適グッズがあったからまだ良かったものの、シート幅の狭さはどうにもできない。足元に落としたモノを拾うのも超大変。前席の方にリクライニングされなかったから何とか苦労の末、拾えたが、あれ、倒されてたらマジックハンドでも無ければ拾えない。

 それから青森を出発してすぐ、まるで早寝して下さいとでもいうように車内の明かりが消されたのは辛かった。まだ20時前。もうしばらく明るくしといて貰いたい。

 ただ良い点もあった。シート脇にスマホ用の電源があり、車内はフリーWi-Fiが通っていたこと(往路だけ。復路はWi-Fiナシだった)。

 いろいろと学習したので、もし次回乗るとすれば3列シートのバスを選んで乗りたいと思う。4列は辛いってことがわかったのは良かった。


はとバス観光 乗客は15人
 はとバスで東京タワーや国会議事堂などを巡るツアーに参加  この日の予約客は平日ということもあってか、たったの15名
銀座三越 豊洲
銀座三越を通過。ライオン像が一瞬見えた 築地を過ぎたあとは豊洲を遠目に見て通過

 予報では終日曇りのはずだったが、小雨模様だった。傘は持ってこなかった。コンビニで買うことも考えたが、じき雨は止むだろうと予想してやめたが結局は終日「雨」だった。青森の予報も当たらないが、東京も同じだねぇ〜。

 さて、7時頃に東京駅に着いたものの、はとバス運行の9時50分まで3時間弱もあるので思案する。朝の支度や腹ごしらえも必要なので、東京VIPラウンジ(公式サイトはこちら)での時間つぶしに決定。ネットでは洗練されたイイ感じに見えたが、Googlemapに誘導されて訪れてみると、目立ちにくい雑居ビル内に店舗があって、中に入ると、ちょうど混雑する時間帯だったのか、椅子などが雑然として、テーブルは多少汚れていて、様々な客層で埋まっており、イメージが狂った。ま、それでも一通りの用足しが出来たので良かった。

 9時、はとバス(公式サイトはこちら)乗り場がある丸の内南口に再び戻る。この頃、各コースのバスが発車するため、ごった返していて、かなり賑わっていた。顔ぶれをみると、年齢層が皆、50代以上と高いのに気がつく。平日というのもあるかもしれないが、やっぱ若い人にとって、はとバスは抵抗があるのだろうか。

 まっ、そんなことはどうでもイイ。乗車が始まり二階席に案内されると自分はバス左の窓側に座った。今日の乗客は15人。ちょうど良い数。定刻の9時50分、最初のお台場に向けて出発した。


お台場
自由の女神
 まず最初のポイント「お台場」を見物。LOVEの前に一人で立つのも、こっぱずかしいが、タケちゃんが写真を撮ってくれるというんでポーズをとった。背景は自由の女神像とレインボーブリッジ
自由の女神2 大観覧車
間近に自由の女神を見ることも可能デス パレットタウン大観覧車
フジテレビ
 フジテレビ本社を東側から見る。お台場の滞在時間は50分しかないので急ぎ足の見物になった。もっとも、フジテレビは2002年3月に息子と見学したことがあるので外観を見るだけで満足
自由の女神 ガンダム
ガンダム1 ガンダム2

 噂に聞いていたユニコーン・ガンダム。11時から何かが起こるというので期待したが、顔のシャッター?が動き、体の一部が赤や黄で点滅しただけだった。ビデオを撮ったが、誤って消してしまっていた。ごめん。他のサイトにあるかも

 自分はウルトラマン世代なので感激度は50%ぐらいかな

 バスは約30分で銀座→築地→勝鬨橋(隅田川通過)→豊洲→有明コロシアム→台場駅に到着。
 「お台場」は50分のフリータイム。目の前に独特なスタイルでデェ〜ン!とそびえ立つフジテレビ本社は2002年3月に当時、中学生だった息子と見学したことがあるのでパスして、自由の女神へ挨拶に。東南アジア、欧州系の外国人が多かった。
 青森のおいらせ町にも自由の女神があって、こちらはアメリカ人が沢山訪問すると人気だが(近くに三沢基地があるので故郷を懐かしがって来るのかな)、両者を比較して少しイイ気分になってしまった。なぜか?

 お台場の女神は高さ12.25m、おいらせ町の女神は「日本一」をアピールするだけあって20.8m。ダントツの高さで勝ち。でも、存在を知ってる人はお台場がおそらく圧倒的だろう。

 ま、そんなことはどうでもイイ。

 この辺り、後方に見えるレインボーブリッジとの組み合わせでカップルが記念の写真を撮るには良さそうな場所だった。

 次にタケちゃんに促されるままウエストパークブリッジを渡ってダイバーシティー東京プラザへ。
 す・る・と・・・オオオ〜〜、なんじゃこりゃ!スーパーヒーローだぁ〜。
 ユニコーン・ガンダム(公式サイトはこちら)。「ポップコーン」ではなくて「ユニコーン」だ、などと茶化すとガンダムのファンに水をかけられそう。

  一瞬、間を置いて考えた。あれれ?ガンダムも青森のおいらせ町にあったよなぁ〜と。
 ってことで調べてみたら、やっぱあった。スズキ理容という理容室経営のスズキさんが、趣味で自宅敷地内に作ったガンダムが。公式サイトはないので各自、ネットで検索して調べてみて下さい。

 ただ、どうしてこうもお台場とおいらせ町が同じキャラクターを張り合って作るのか?わからない。真相は不明である。

 自分はウルトラマン世代。体型が人間に近くて親近感のあるヒーローで育ったので、角ばった冷たい機械ヒーローへの興味は薄いが、ユニコーン・ガンダムの周りには沢山の外国人が集まり、ポーズを取って記念撮影していた。
 11時になると動くみたいだと情報が入り、身構えてみたが、全くチャチな動きでガッカリした。



東京タワー
東京タワー遠景 タワーの足元
2番目の訪問地、東京タワーが見えてきた ココの滞在時間も50分
タワーに入ってみましょう ご案内
バスを降りてタワーの中へ インフォメーションを通過してエレベーターへ
お土産 skywalkwindow
 ショップ。昔、この辺で記念メダルを買った記憶が蘇った スカイウォークウィンドウ
東京タワー skywalk
 スカイツリーに主役の座を奪われた感があるものの、日本を代表するシンボルタワーであることに変わりはない。自分がこの世に生を受けた二ヶ月後の12/23に竣工。偉いよ!東京タワー  Skywalk Windowに立ってみる。自分はさほど恐怖を感じないが、こわごわ覗く人、あとを絶たず。つまるところ、カップルがわざと「キャァ〜」なんて怖がってるのかも。あぁ〜騙された〜
展望所 富士山、見えない
 まばらなお客さんだが、人混みがあまり得意でない自分にとっては最高の環境だった  ちょうど正面に富士山が見えるはずなんだが、小雨が邪魔をした。画像補正テクニックを使ってもダメだった
かろうじてスカイツリー お台場
 スカイツリーが北東方向に。こちらは画像補正テクで浮き上がらせることに成功した、ワハハ  南東方向には先ほど行ってきたばかりのお台場のフジテレビ本社が
60周年 石板?
 今年で60歳。スカイツリーなんかに負けるなよ  東京タワーの足元に埋め込まれたプレート。60年という時の流れを感じる

 誰もが知ってる東京タワー(公式サイトはこちら)。1958年12月23日竣工なので、まもなく還暦60歳。自分と同学年である。赤いちゃんちゃんこでも着せたいが、もともと赤い(ってかオレンジじゃね?事実、インターナショナル・オレンジという色だらしい)から、いっか。老朽化が進んでいるせいか、メインデッキの北側が工事中で立ち入ることが出来ず、360度、グルリと回れなかった。

 今年1/25に来場者1億8000万人を達成したそうで、自分は1億8000万1人目か・・・。違うダロ〜〜。3/3から名称変更になった地上150mのメインデッキ(以前は大展望台と呼んでいた)にエレベーターで上がった。

 これまでタワー系に何度か上がったが(新潟の朱鷺メッセや札幌のJRタワーなど)、今回、初めて天候に恵まれなかった。富士山が見たかった。残念。

 恒例のソフトクリーム・チャレンジをしてみた。抹茶アイスを注文したが390円。札幌の大倉山ジャンプ台は350円だったぞ。標高が大倉山より低いのに値段が高い。こりゃ、東京値段なんだね〜。



国会議事堂
国会議事堂俯瞰イメージ
国会議事堂前で ホールに向かうエレベーター
中央玄関をバックに記念撮影  はとバスの駐車場から見学者ホールへ移動
衆参議長の写真 パンフレット
 赤松参議院議長(左)と青森選出の大島理森衆議院議長(右)  配布されたパンフレット。これはPDFで見ることも可能です。ココをクリック
案内人 御休所
 この案内人の方、ユーモアがあってとっても面白かった 天皇だけが入れる御休所(ごきゅうじょ)
本会議場
衆議院の本会議場
総理大臣の席 議長席
安倍総理はココに座ってるんだねぇ 昔、速記を習ったことがあったっけ
中央部 御座所
公衆席
 天井は意外に高く、ステンドグラスの天窓になっているとは知らなかった 上:天皇の御座所(おましどころ)。まだ一度も座られたことがないとか。下:記者席と一般席
国会左方向から
2009年に行われた外壁の洗浄でかなり綺麗になったとのこと。
あいにくの雨にも関わらず、とても有意義なツアーだった
霞が関ビル 都道府県の銘木
 かつて日本初の超高層ビル、霞ヶ関ビル(アンテナが2本立つビル)も今や見下ろされる立場になってしまった  47都道府県から送られた木が両側に広がる通路。青森県は当然のごとく「ひば」。ただ、あまり目立たなかったのが残念
警視庁パトカー 厳重な警備
警視庁パトカー  正門は厳重な警備。目の前を通って、はとバスが待つ駐車場へ

 この、はとバスツアー、昼食付きのため、国会議事堂見学の前にザ・ロイヤルパークホテル東京汐留「ハーモニー」(公式サイトはこちら)で腹ごしらえをした。24階の眺めは良いはずだったが、ココもやはり雨に邪魔されて魅力半減。でも、美味しい食事が取れたので良しとする。

 国会議事堂は中学3年時の修学旅行以来46年ぶりの訪問。当時は関心ないまま見学したので、記憶がほとんどない。もっぱら後楽園球場で巨人戦を観たくて、早く終わらないかなと思ってたような気がする。

 あれから約半世紀。大人になったんだねぇ〜。案内人の言葉を聴き逃すまいとする姿がそこにあった。15歳と60歳の感覚の差、大きいね。当たり前っちゃ〜、当たり前。

 バスが議事堂の裏手に到着し、バスガイドに連れられてエレベーターを下ると、案内人が待っていた。この方、なかなか話し上手で、一気に和んだ。「これから入る国会内ではトイレの使用は出来ない」「ビデオ、デジカメ撮影は禁止」など、ひと通りの説明を受け、次に手荷物検査を受ける。国会というだけあって警備は厳重だ。空港の検査同様、バッグを預けて、身ひとつでゲートをくぐると「ブーーーー!」と鳴った。ううう、なんてこった。拳銃も爆弾も持ってないのに。不安げに「なんだろ?」と不思議がってると、ボディーチェックと同時進行で金属探知棒で体の正面を上下された。急所付近で「ブーーーー!」(笑)。
 上着をたくし上げるとベルトが現れ「あ、バックルですね」と言われ解放された。ふぅ〜〜。

 国会、凄い建築物だと言うことが良くわかった。赤い絨毯も壁の彫刻も中央広間も、みんな凄い。でも写真撮影が出来ないので、私のまぶたの奥には画像が残ってますが、ココで紹介出来ないのが残念。興味ある方は実際に足を運んで自分の目で見るのが一番です。それが出来ない方にはネットでPDFが見られるのでココをクリックして下さい。

 16時30分。東京駅丸の内南口にバスは到着し全スケジュールが終わった。はとバス、捨てたもんじゃない。有意義な6時間でした。また今度、機会があったら乗ってみたい。


マイ動画・はとバスツアー(あすぱむ撮影)
お台場はデータを消失してしまったのでナシです


日米野球第1戦 侍ジャパンVS.MLBオールスターズ at 東京ドーム
東京ドーム外観
6年ぶりに東京ドーム参上
観客席からフィールドを望む
我々が購入したチケットは指定席C中央。全体を俯瞰できて良い席だった
相棒と自撮り スターティングラインナップ
 タケちゃんとツーショット。ボストン・ユニ着て通路を歩いてたら白人に声掛けされたが、騒音で聞こえなかったので「Oh! Yeahhh!」と応えるしかなかった  本日のスタメン。サンタナが1番?ウヒョォ〜。シーズン中、たった9試合しか無かった打順なのに打たせちゃうわけぇ〜
先発ゲラ サンタナの3ランHR
 30歳でデビュー。遅咲きの右腕Junior Guerra投手(ブリュワーズ:33歳)が先発。4回2/3を74球投げ、4安打3失点  打順1番は今季、Cleから移籍して24HR、86打点、ベテランのCarlos Santana一塁手(フィリーズ:32歳)。期待に応えて3ランHRを放つ
モリーナ アクーニャJr
 2番は、モリーナ3兄弟の末弟、Yadier Morina(カージナルス)。彼ももはや36歳。間近で観られるのもコレが最後か

 3番は今季の新人王Ronald AcuNa Jr中堅手(アトランタ:21歳)。 Sotoと並んで目が離せない逸材

ハニガー ソトの3ランHR
 4番はMitch Haniger右翼手(マリナーズ:27歳)。26HR、93打点。カノー、クルーズ、シーガーの影に隠れて目立たないが立派な成績  5番は10代で史上三人目となる20本越えの22HRを記録した新星Juan Soto左翼手(ナショナルズ:20歳)
スアレス ホスキンス
 6番はEugenio Suarez三塁手(レッズ:27歳)。34HR、104打点。NLは疎いので、こんな凄い奴が居たとは知らなかった  7番は指名打者Rhys Hoskins(フィリーズ:25歳)。34HR、96打点。左のスアレス同様、NLの若手、凄いね
ロサリオ メリフィールド
 8番はNo1プロスペクトの呼び声高いAmed Rosario遊撃手(メッツ:23歳)。3回表、先制のソロHRを打ったが、トイレのため見逃した(泣)  9番は遅咲きの苦労人、Whit Merrifield二塁手(ロイヤルズ:29歳)両リーグの最多安打(192本)、盗塁王(45個)は立派。正直、知らなかった
マスコット 松井秀喜一塁コーチ
 最強の10番打者、ナショナルズのマスコット、スクリーチ(Screech)は観客と対決していた  松井一塁ベースコーチ。始球式も務め、なかなか忙しそうだった。試合後は深夜のTVにも出演
ピッチャー交代
 先発のゲラ、交代のためマウンドに駆け寄るDon Mattingry監督(左:現マーリンズ監督)。元ヤンキースの名一塁手。余談だが、彼のサインボール、持ってます、アハハ
マット・アンドリース コリン・マキュー
 平野と同僚、Matt Andriese投手(Dバックス:29歳)は2番手で1回2/3投げて自責点1  7回から3番手で登板し、2イニングスを無失点のCollin McHugh投手(アストロズ:31歳)
最終回の電光掲示板 悲劇の立役者イェーツ
 このまま2点リードで逃げ切るはずだったんだが、まさか3ランHRが出るとはなぁ〜  柳田に逆転サヨナラ3ランを食らったKirby Yates投手(パドレス:31歳)
観客 観客
44,934人が入ったこのゲーム。よくまぁ〜こんなに入ったもんだ
侍ジャパンに対する期待の高さなんでしょうね
このゲームのサマリーはコチラ。ハイライト動画はコチラ

 17時、東京ドームに到着。我々の席はバックネット裏の2階のかなり上。急な階段を上がって、最後列から3列前だった。全体が良く見渡せるので十分。

 今回のMLBメンバーにあまり知った選手がいないのが残念だったが、雰囲気を味わえればイイ。そんな中、ベテランのモリーナとサンタナには注目だ。モリーナにいたっては、今回の来日が間近で見られるのが最後かも知れない。観客の中にもその辺は情報を得ている人がいるようで歓声が上がっていた。

 また若手の有望株、ソトとアクーニャJrにも注目してみた。まだ20歳と21歳。ソトはHRを披露してくれた。ナショナルズの主砲ハーパーが来季から居なくなるが、その跡を継いでいくに違いない。ブレーブスのアクーニャJrは、今シリーズ中にNLの新人王に選出された。シーズン中、滅多に見ることのないブレーブスのユニフォームを見られたのは良かった。来季、この二人には大いに期待してゲームを観てみようと思った。

 アメリカン・リーグの選手が少ないのに気付いた。ヤンキースはいつものことだが一人も居ないし、レッドソックスもアストロズもインディアンズも主力が含まれていない。そもそも、豪華メンバーを求めるのは無理な話か。

 試合はMLBが派手な一発攻勢でリードし、侍ジャパンがしぶとく打って、すぐに追いつく面白い展開になったが、最終回に大きなドラマが待っていた。5番柳田にセンターオーバーの特大HRが出て、MLBチーム、まさかの逆転サヨナラ負け。周囲の侍ジャパンを応援する人達の大歓声に埋もれて、シートで一人ガックリする自分がいた。なんてこった(笑)。

 MLBは、この敗戦でショックを受けたのか、この後のゲームも負けが込み、結局、シリーズ1勝5敗の惨敗で終えた。1勝すれば賞金1000万円のニンジンがぶら下がっていたが、ほとんど侍が手にした。どのように分配したのかが知りたい(笑)。


マイ動画・日米野球 Game1(あすぱむ撮影)

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