あすぱむ徒然草
ツアー 二日目(11月10日) |
柴又帝釈天 | |
午前8時、まだ店も開いていない柴又に到着。フーテンの寅とさくらがお出迎え。 土曜の朝ということもあり、人影はほとんどナシだった |
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寅さんとのツーショットが簡単に撮れた | 寅さん像に遅れること19年、さくら像は2017年3月に完成 |
ココ、面白いお土産売ってましたよ | 柴又、猫が良く似合います |
帝釈天参道入口 | 寅さんの撮影も行なわれた「門前とらや」 |
下町の雰囲気が良く出ている | |
柴又帝釈天、題経寺の二天門 | おしゃれな公衆トイレ。ポストがイイね |
題経寺帝釈堂。瑞龍の松が守っている |
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入り口の扉が一枚ずつ干支を表す彫刻になっている。他にも見事な彫刻がたくさん | 二天門の左手には大鐘楼 |
題経寺から見た二天門と福衆殿(左) | |
右手に江戸川と矢切の渡しがある | |
題経寺から歩くこと数分、矢切の渡しに到着。ココにも猫が | |
ただ、残念ながらこんな状態 | 亀屋本舗で朝食。寅さんの写真があちこちに |
カツ丼を食べる姿を寅さんに見つめられた | まさかとは思うが映画で使ったモノ? |
宿泊したカプセルホテルで大イビキや、鍵がかからないスライドカーテンというセキュリティー面に不安があって、なかなか寝付けなかったのに、翌日は朝6時に起床させられた。 どこかのコンニャロメが目覚ましをセットして忘れて風呂に行ったのか、家主不在の状態でベルだけが延々と鳴り無理やり起こされた。もぉ〜、いい加減にしてくれぇ〜って感じ。10分近く鳴らされ、かなり参った。やっぱビジネスホテルのシングルがイイ。 下に寝ているタケちゃんも起こされたか「おはよ。柴又帝釈天に行こうか?」と挨拶にきた。「えええ〜〜?マジかよ?昨日の段階で諦めたはず。ゆっくりチェックアウトして野球殿堂博物館を観るんじゃなかったのか?」「早く起きたから時間ありそう。行こ、行こ」 ってんで、一旦消えた柴又が復活。急いで支度して湯島のホテルを出た。 電車を乗り継ぐこと40分、柴又駅に到着。午前8時の駅前は土曜日ということもあり人影はまばら。店もまだシャッターが閉まったり、これから開店の準備をする雰囲気だった。 柴又駅改札を通って、駅前広場に出ると、車寅次郎像が真っ先に目に飛び込んできた。寅さんこと、渥美清が亡くなったのは1996年。へぇ〜、あれからもう22年も経ったのか。全48作のうち、どれだけ観たか?沢山観たとはいえないが、一杯笑わされたなぁ〜などと思いにふけていると、あれま、こっちには倍賞千恵子さん………、いや、さくらじゃないの。あとで調べるとつい一年前(2017年3月)にさくら像が建てられたのだとか。 あてもなくまた放浪の旅に出るお兄ちゃんをしょうがなく、さくらが見送る設定かぁ〜。なぁ〜るほど〜。 人が少なかったため、この二人をほぼ独占出来たのはサイコー。 寅さんにしばしの別れを告げ、帝釈天参道を歩いてみると、これまた下町の雰囲気が良く出ている。映画に出ていた役者さん達がどこからか出てきそう。草だんご、くずもち、食堂、そば屋、うなぎ料理屋、川魚屋などの看板や店頭幕がひしめきあっていた。 まもなくして帝釈天(公式サイトはこちら)の表門・二天門が見えてきた。非常に立派な門構え。中をくぐって境内へ入ると、正面に帝釈堂とその左脇に立派な松、大鐘桜、御神水、本堂などがパノラマ状に広がっていた。タケちゃんは御朱印を集めているとのことで帝釈堂へ一緒に入る。 なお、ネット友達から「彫刻と庭園が見事だ」とアドバイスを受けたが、小1時間でゆっくり観ることが出来ず、ほんの触りだけ観て、後にせざるを得なかった。 帝釈天の次は「矢切の渡し」。細川たかしの♪連れて逃げてよ・・ついておいでょ〜で有名な場所がまさかココにあると思わなかったので予定になかったが立ち寄ることに。 帝釈天から、数分で川の土手にぶち当たり、それを登ると、大きな江戸川が目の前に広がった。河川敷はジョギングコースがあって、ソフトボールなどが可能なほどの広さがある。 次のスケジュールが刻々と迫っているのと、朝食も食べていなかったので、再び、帝釈天参道へ戻った。うなぎはさすがに朝食としてリッチ過ぎるので、一般の食堂「亀屋本舗」へなだれ込んだ。このような風情のある場所に来たのだから、少なくとも「そば定食」とか、そんな注文をするべきだったかもしれない。が、前日からファストフード系しか食べていなくて、あまりにも腹がグーグー鳴ったので、スタミナをつけるためカツ丼を注文。 フゥ〜、胃袋が満たされたぁ〜〜。 この柴又、去りがたいが(「葛飾柴又寅さん記念館」も観たかったな)野球殿堂博物館で行なわれている企画展「日米野球110年」を観に行かなくちゃ、ってんで、再び、東京ドームへUターンした。 |
マイ動画・野球殿堂博物館企画展「日米野球110年」 (あすぱむ撮影) |
J1リーグ ジュビロ磐田 VS. FC東京 at 味の素スタジアム | |
チケットはバックスタンドの自由席を購入。 |
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ジュビロサポーター | FC東京サポーター |
大阪府出身、青森山田高校出の室屋に注目 | FC東京のポイントゲッター、ディエゴ・オリヴェイラ |
14時、キックオフ。FC東京はこの時点で順位は5位、ジュビロ磐田は12位 | |
本日のスタメンはご覧の通り | 円陣組んで気合いを入れる |
磐田の名波監督 | 東京の長谷川監督 |
前半36分、PKを貰って先制点のチャンスだったのにオリヴェイラが……… | |
大久保、まだまだ元気 | 室屋、ゴール近くまで走ってアシストするが |
スコアレスドローに足取りは重い |
J1 磐田対東京 ハイライト |
京王線飛田給駅で降車し、駅前のセブンイレブンで飲み物と食料を調達。外から見ても客でいっぱい。中に入ると、その数、約35人というレジ待ちの列に一瞬たじろいだが、レジも手慣れたもので4人がスピーディーに客をさばいてくれたので、さほどストレスを感じなかった。 2014年3月にも鹿島アントラーズ戦で訪問しているので、味スタは今回が二度目。また二ヶ月前の9/22にはB'zのライブが行なわれた場所でもある。 FC東京の公式サイトでスタジアムツアーがあると知り、参加したかったが、試合がある日に開催されているわけで無く、断念。鹿島は試合日に必ずあるのになぁ(抽選ではあるが)。 バック上層の自由席に到着。試合開始40分前だったが、席はあちこち空いていて、選び放題。なるべく指定席に近いほうがお得感あるだろうという理由で、指定席に出来るだけ近くて見晴らしの良い席に陣取った(左写真参照)。 前日の大入り満員だった東京ドームとは大違いで、今日はゆったり座れるのが嬉しい。よってタケちゃんとは1座席開けて座り、真ん中に荷物を置いての観戦となった。なかなかこんな贅沢な試合観戦はない。 注目はなんといっても、青森山田卒で柴崎岳の後輩、FC東京のDF室屋成(24歳)。最近、ようやく日本代表にも選ばれるようになって頭角を現してきた。今回のゲームでもチャンスとあらば積極的に攻撃に参加していたのが印象的だった。2020年東京オリンピック、2022年カタールW杯では主力になっているのは間違いない。 そして次は磐田の大ベテラン、FW大久保嘉人とMF中村俊輔。 俊輔はベンチ入りすらしてなくて残念。彼も40歳。今シーズンで引退か。 試合はスコアレスドローに終わり、物足りなさが残った。 |
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MLB Café TOKYO 恵比寿 | |
22時発のバスまで時間があるので恵比寿まで足を伸ばし、タケちゃんと打ち上げ | プロジェクターで日米野球第二戦を観戦しながら飲んだ。試合内容は最悪。結果はこちら |
貸し切りぃ〜〜。てっきり東京ドームにあるMLBカフェが先にオープンしたのだと思ってたら、こちらが1号店だった。おそらく、ドーム店は沢山の客で大賑わいだったでしょう |
D.ライトのユニフォーム | ヤンキース田中のユニ | ダルビッシュ等、たくさん |
キングこと、フェリクス・ヘルナンデスのユニフォーム | 大谷のメモラビリアもレジのすぐ脇に | 雰囲気良かったので、いつかまたココに寄りたいデス |
Jリーグ観戦後、帰りのバスまで5時間ほどあったので、恵比寿の「MLB café TOKYO(公式サイトはこちら)」で夕食とビールをいただくことになった。 渋滞を避けて味スタ出発を少し遅らせたが甘かった。京王線ホームには新宿方面を目指す人でごった返していて、これらの人達と同じ電車に乗ることに恐怖が(笑)。今日はJリーグゲームがあったことで臨時停車もあるとはいえ、まさかこんなに混雑するとは思わなかった。 山手線の新宿ー渋谷間も混んでいたが、渋谷で一気に減って、やっと一息。 恵比寿に着いた頃には小雨がポツポツ落ち始めていた。全く予報が宛てにならないなと文句垂れながら歩くと「MLB café TOKYO」が見えてきた。外観の雰囲気が非常にイイ。 店内に入ると意外なことに一番乗り。貸し切り。入ってすぐ、プロジェクターがあったので、これからちょうど始まる日米野球第二戦は観られるのか尋ねると「もちろんです」。良く観えるテーブルに案内されて腰を下ろした。自分にとってテンションが上がるこの雰囲気の中、たらふく飲みたい気分になったが、いかんせん、日米野球が5回の時点で1-9。あと、このあと、新宿までの移動もあって千鳥足になるわけにもいかず、本来、球速120マイル出るところ、85マイルほどに抑えてビールとワインを楽しんだ。 意外にリーズナブルなお値段にちょっとビックリ。東京最後の夜は素敵なディナーで終了。名残惜しみつつ、店を後にした。あ、当初、貸し切りだったのが、いくつかのグループが後から来店し、賑やかになった。店の特徴からか、外国人の姿も多い。東京ドーム店も含めて、機会があったら、またいつか来たい。 |
東京ツアー 楽しい時間はあっという間に終わり、寂しい復路、11時間 | |
22時、小雨降るバスタ新宿 | |
車内はほぼ満席 | 朝9時、青森へ帰着 |
21時半、バスタ新宿に到着し、搭乗の手続き。ロビーは全国各地に向けて出発する乗客で混雑していた。旅の終わりは意気消沈状態。往路では体力温存とばかり快適な高速バス環境を追求したが、復路はもうどうでも良くなっていた。ただ寝られればイイ(笑)。 楽しいひとときを過ごしたあとの喪失感。家に戻ったら、またいつもの生活が始まる。そっか、次の旅のために頑張って仕事して、また遊びに来ればいっかと慰めているうちに、ウトウトと夢の世界に入り、目が覚めるとほぼ青森に近い場所にいた。 さぁ〜、次はどこに行こうか。 |