あすぱむ徒然草

オラ、東京さ、行ぐだぁ〜
新青森駅 オラ、東京さ行ぐだ
 東北新幹線に乗るのはこれで3回?だったような気がする。新青森駅周辺はまだ空き地がいっぱい

 昔、夜行で12時間掛かって上京してたのが、4時間で着くんだからイイ世の中になったもんだ


東京ドーム
東京ドーム
 この日と翌21日の二日間、MLB開幕戦(シアトル・マリナーズVSオークランド・アスレチックス)が7年ぶりに開催。日米野球やオールスターチームなどのエキシビジョン観戦の経験はあるが、ガチンコの真剣勝負は初めて
ドーム前でポーズ 東京ドームホテル

 今回の旅の友キクチ君とドーム前で記念撮影

 本日宿泊の東京ドームホテル
イチローと K.デービスと

記念撮影用パネルでポーズ

 A'sの主砲K.デービスを挟んでスリーショット
雄星と2ショット M.チャップマンのパネル
 自称「菊池雄星のアニキ」がツーショットしてニヤニヤ  昨年のゴールドグラブ受賞のM.チャップマンのパネル
MLBロゴ1 MLBロゴ2
広場にあったMLBロゴが、あっという間にMLBの文字に早変わりするんです。凄いよ!
ひょっとして世界の七不思議かも(笑)。どうしても知りたい方は動画をご覧ください

 朝8時半、新青森駅を出発し、12時過ぎに東京駅着の新幹線。一応、車内に東日本のフリーWi-Fiシールは貼ってあるが、青森ー仙台間にはトンネルが多く、まともにネットが繋がらない。これには他の乗客からも苦情が出ているそうなので、敢えてココでは言わないが「なんとかしてよ、東日本さん」と隣に座った、今回の旅の友キクチ君が怒りを込めて言っていた。

 巨人の試合は数多く観てるがMLBは初めての彼。「この日のために今日まで一生懸命仕事をしてきた」と興奮気味に話す。またそれを証明するようにA'sのキャップとパーカーまで揃える気合いの入り方だった。

 そんな彼に負けていられないと自分もA'sブランドを着用(キャップ、スタジャン、Tシャツ)。自分のは年季が入っている。A'sのカンセコやマグワイアのバッシュ・ブラザースが大暴れしてWシリーズ三連覇した頃(1988〜90年)に買ったビンテージ・ウエアだぜぇ〜。キャップに関しては、どこにしまったかわからなくなり、家のあちこちを探してようやくみつけた。なんつっても30年前に買ったヤツだからねぇ。ウエアがどうにか着られたのが不思議(笑)。

 あぁ〜、思い出すわ。監督はトニー・ラルーサ。俊足リッキー・ヘンダーソン。守備の達人ウォルト・ワイス。投手はデーブ・スチュワート、ボブ・ウェルチ、マイク・ムーアにクローザーのデニス・エカーズリーなど錚々たるメンバーが揃ってたA'sはカッコ良かったな。

 昔話をしていると尽きないので、この辺でやめとこ。

 13時、水道橋駅に到着。ドーム周辺をふらついてみると人はまばら。グッズショップもまだ準備中。とりあえず撮影用のパネルで遊んだあと、腹ごしらえのためMLB café TOKYO 東京ドーム店(公式サイトはこちら)に向かった。



MLB café TOKYO 東京ドーム店
MLBカフェ1 MLBカフェ2
MLB café TOKYO 東京ドーム店を覗いてみた
イチローだぁ〜 違う!ニッチローでした
するとイチローがステージにいるではないか しかし背中を見ると背番号5.1だった
メモラビリア1 メモラビリア2
 順番待ちのためしばらく店内のメモラビリアを見物。リプケンのユニフォームに遭えるとは…  2001年〜10年までのオールスター投票用紙。真ん中がイチローのサイン
メモラビリア3
 2015年にココがオープンした時、ボストン・Rソックスが寄贈したという公式スコアボード。選手や関係者のいろんなサインが書かれている
R.ジョンソンのサイン模様 メモラビリア4
 R.ジョンソンも「B」の辺りにサイン  Wシリーズやオールスター、あるいは選手のメモリアルな試合で使われたボール
メモラビリア5 メモラビリア6
 2013年、D.オルティーズがWシリーズMVP受賞を記念して作られたプレート  同じく2013年Wシリーズで上原浩治が胴上げ投手になった時の記念フォトプレート
メモラビリア7 メモラビリア8
 ボストン・Rソックス開幕日(2013年4月8日)の記念プレート 2018年、大谷がゲームで着用したユニフォーム
メモラビリア9
 中央は2011年、カージナルスが世界一になった時のWシリーズ第7戦のチケットと選手のサイン。フォトプレートは左がD.フリーズ、右はM.ホリデー
メモラビリア9 メモラビリア8
 A.ロッドのグラブ  R.ジョンソンのグラブ
メモラビリア9 メモラビリア10
 2002年のWシリーズ第1、2、6、7戦(エンゼルス・スタジアム)で使用されたホームベース Wシリーズで使用された三塁ベース。
左は2009年、右は2007年
メモラビリア11 メモラビリア12
誰もが知ってる松井秀喜のグラブ M.カブレラとB.ハーパーの特大写真
メモラビリア13 メモラビリア14
待ち時間はそんなに長く感じなかった ラ・ソーダおじいさんがお出迎え
MLBカフェ内
 つい先ほど「ニッチロー' ショー」を皆さん、ココの席から見ていたわけですな

 キクチ君からのリクエスト「MLBカフェでちょっと遅い昼食を食べよう」ってんで、向かったところ、中からテンポの良い音楽が聞こえ、ステージに選手が立って何かをやっている。みんなカメラを構えて写しているので目を凝らすと、なんと!なんと!イチローじゃないか。

 トークショーかな?いや、聞き手がいないな。
 あらっ、バット持ってスイングしてる。バッティングのレクチャーか?
 いやいや、時々、笑いが起きてるぞ。
 ん?ジャンパーを脱いだぞ。チューモク〜〜!
 なぁ〜にぃ〜〜〜、「NICCHIRO」、背番号が「5.1」だとぉ〜〜。モノマネかぁ〜い。
 この模様は動画に収めたのでご覧ください。

 このステージ中は場内満員で食事ができず、順番待ちの列に並ぶこととなった。

 ただ入り口に飾られたメモラビリアの数々が素晴らしく、カメラで撮影したり、説明を読んでると時間が経つのを忘れるほどだった。過去にもMLBカフェでオフ会を開催したことがあったが、あの当時のMLBカフェとは雰囲気が違う。リニューアルしたのかな?

 我々の前に並んでいたお客さんが徐々に消え、まもなくして野球のユニフォームスタイルの店員から声が掛かり、席に着いた。腹ペコのため、さっそくビールとピザを注文してパクついた。アメリカンボリュームなのか、ピザの量は結構あって、すぐに腹一杯になった。

 満たされたことでもあるし、店を出るとすぐ脇のショップに直行。ココにはマリナーズとA's以外のグッズが沢山あった。Rソックスの商品を見つけてしまったため、Tシャツやら、欲しかったデカールを購入。この瞬間だけボストン・Rソックスファンに戻った。

 今日の宿舎・東京ドームホテルにチェックイン。我々の部屋は18階。
 過去に東京ドームホテルに泊まったのは、もう何年前になるだろうか?
 当時と同じ向きの部屋で懐かしくなってきた。大きい窓から下を眺めるとドーム周辺の人の動きが良く見える。そんな雰囲気に誘われるよう、少し休んだだけで、早速、ドームに向かった。


ホテルの部屋 部屋から見る入り口周辺
ホテルの部屋。広くて快適だった 真下に見える人混みに刺激されて部屋を退室


マイ動画・MLB開幕戦 第1戦

MLB開幕戦 第1戦 
シアトル・マリナーズ VS オークランド・アスレチックス at 東京ドーム
スタンパー 入り口まで続く行列
A'sのマスコット「スタンパー」がサービス中 開場の16時半にはもう長蛇の列
二階席から
昨年の日米野球に引き続き、今回も指定席C中央(位置は少し違う)で観戦
オープニングセレモニー
オープニング・セレモニー
三塁側のマリナーズ
三塁側のマリナーズ(アウェイ)から選手紹介
一塁側のA's
続いて一塁側のA's(ホーム)が選手紹介
デービス イチロー
 自分は昨年48HR、123RBI、デービスに注目 一方、大多数のファンはイチローに大注目
デービス イチロー
期待に応えるように初球をセンターにぶち込んだ イチローの2打席は二飛と四球に終わった
イチロー交代 極端なシフト
 4回の守備時にイチローは交代した

 三塁に偏った変則守備、初めて観た

最終スコア A's負けたぁ〜〜
 結果はA's投手陣の前半乱調が響いて敗戦  A'sファン2人、泣くの図。
やっぱ急造ファンは力になれなかったかぁ〜
深夜の東京ドーム
 23時のドーム。楽しい一日だった。明日は横須賀に行って遊ぶぞぉ〜
このゲームのサマリーはコチラ。ハイライト動画はコチラ

 試合開始までまだ2時間もあるというのにもうかなりの人出。すれ違ったり、後ろについた人の会話が耳に入ってくるのだが、英語の他にアジア系の言葉が非常に多く聞こえてきた。台湾?そしてタイ?だと思うのだが。

 試合が終わって、ドームホテルのエレベーターに乗った際、キクチ君がマリナーズファッションの日本人親子に「勝って良かったね」と声を掛けた。

 すると………英語で返事が………ウッ!ヤバっ!アッポーペン!って感じで一瞬フリーズ。
 だが、その後の話は聞き取れた。香港人で今はシアトルに住み、マリナーズの応援のため息子さんと日本に来たのだという。

 ヒアリングはできたが、スピーキングがねぇ〜。「明日も観るの?」とか「いつまで滞在ですか?」とか「今度、遊びに行ってもイイ?」と言いたかった。普段から外国人と接するチャンスがないだけに、とっさに言葉が出てこないのが悔しい。あとからだと、あぁ〜、こう言えば通じたかもと思うが、もう後の祭りである。

 数年後の渡米観戦までにはEnglishをMore StudyしないとNGだとI thinkした。

 話戻って、入り口の荷物チェック後、回転扉に吸い込まれてドーム内に入った。自分たちの席を見つけるのに多少手間取ったものの、着座して打撃練習を見守った。すでにA'sは開場前に終わったらしく、アウェイのマリナーズが行なっていて、その中に話題のイチローもいた。

 自分は今回のシリーズは間違いなくイチローの引退ゲームになると予想していた。それだけに最後のヒット(翌日もゲームはあるが)を見てみたかった。
 結果的にこの日は二飛、四球。翌日は三邪飛、二ゴロ、三振、遊ゴロと6打席ノーヒットに終わって引退となった。ボール球にも簡単に手を出すバッティングを見て(以前であればそれもヒットにしていた)、潮時だと感じた。

 ところで自分はこのシリーズ限定のA'sファンである。かつて王朝を築いた頃のA'sとはほど遠いがダイヤの原石がゴロゴロいる。

 野手では昨年のゴールドグラブ賞、マット・オルソン一塁手(24歳)とマット・チャップマン三塁手(25歳)の「マット」コンビがいる。プロファー二塁手(26歳)も凄い奴。

 そして若手ではないが(でも31歳は一般社会では若い)、ピカイチは昨年48本打ってALホームラン王になったクリス・デービスは最も注目に値する存在である。

 ピッチャーには我がボストンを昨年ノーヒットにしてくれたショーン・マナエア(27歳)という先発投手がいるが、故障のため開幕に間に合わなかったのが残念。

 とまぁ、MLBの話題になるとついつい熱くなってしまい、本来の徒然草っぽさが無くなってしまうので選手情報はこの辺にしとこか。

 試合の内容については他に任せるとして、ホームランがポンポンと5本も出て、実にスリリングなゲームだった。中でも、マリナーズのドミンゴ・サンタナのグランドスラムにはたまげた。注目のK.デービスにも出たし、面白かった。
 キクチ君が「東京ドームはHRが出やすい」と言ってたのが大当たり。ドームは高いからなるべく買わないと決めていたビールを二つも買ってしまったのはホームランのせいだろう(笑)。

 試合が終わり、歩いて5分………いや、渋滞したから15分か、ホテルに戻り、再び、部屋飲みした。翌日は早朝から横須賀ツアーが控えているので深酒を避けて早めの就寝となった。ただ実際は0時就寝。


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