2004年1月の「How Are You!」

掲載日
 01/30
 28日、ついに青森市の積雪量が昨年の同日を大幅に越えました。
 26日に25センチの降雪があり、その後もコツコツ降り続いたのと、昨冬の今ごろがちょうど減り始めていた事もあり、28日午後11時現在で56センチと41センチ。15センチもの差がついたのは今冬初めてです。

 ※29日午後11時現在ではどちらも52センチとなり、全く差が無くなりました。(29日追記)

 我が家の愛犬ポチ・・いや、コロの豪邸の屋根をご覧ください。まるで羽毛布団のように真っ白な雪が積もりました。犬小屋を作るとき、あったかくて広い家をコンセプトに作ったんですが、コロときたら小屋の右隣に見えている雪山にくぼみを作り、その中で丸くなって朝晩を過ごしているようです。飼い主の心犬知らずと良く申しますが、実に“飼い主不孝”な犬です(笑)。

 右写真は青森市内でも特に雪に弱い旧線路通り(長島3丁目)です。一方通行のこの小路、この状況はまだ良いほうで、両端に高い雪山ができ、人の歩行もおぼつかず、車の通行も1車線になると本物の冬だと言えます。今年の降雪は長続きしないのが特長でして、明日29日からはまたしばらく穏やかな天気が続くそうです。
 当初、心配されていたスキー場にはたっぷり雪が降って賑わっているみたいですし、平地はこの程度で済んでますから、今のところ、非常に良い子の冬だと言えるでしょう。
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 我が家でインフルエンザ感染者が出ましたぁ〜〜! 今、流行中のインフルエンザ。湿度に弱いというウイルス対策として加湿器を使用するなど、十分、注意してきたつもりですが、30日、娘が40℃オーバーの高熱を出し、病院で検査したところ「間違いナシ」と診断されました。罹患してしまった事にも驚きましたが、最新の検査方法にも驚きました。カミサンの話によると、綿棒のようなモノを鼻の奥に差し込み、粘液を採取し、それを試薬か何かに塗布した結果ですぐ判定できるのだそうです。私の知ってる中ではこのようなスピーディーな検査を聞いた事が無かっただけに目を丸くした次第です(鼻に差し込む時、若干、苦しむそうです)。皆さまも手洗い、うがい等励行して、つらい思いをする羽目にならないよう、ど〜ぞお気をつけください。
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掲載日
 01/23
 22日、市内で飲む機会があり、高級料亭に行ってきました。普段、なかなか縁遠い場所ですが、人生の勉強のため、一度は行ってみるのも必要だろうって事で、飲み友達2人を伴って、ノレンをくぐりました。
 比較的、お安くつくコースもあるものの、ココはひとつドッカァ〜ンと行こうと、単品で注文することに決定。手渡されたお品書きに目を通してみたところ・・・「うっへぇ〜、はやぁ〜、あれぇ〜」の歓声が上がりました。一番最初の行の
「大間産マグロ」四千円に目がクギ付け。地元の人間の口に入ることは、まず無いと聞かされていたので、ますます、興味が沸く。店主に「これ、3人で食べたいけど、切り身(笑)は何切れほどになるんですか?」と質問。「普通は7〜8。今日は特別にサービスしますよ」と言われて「んじゃぁ〜、お願いします」と頼んで、待つこと約10分。厳かに出てきたのがご覧の金粉付きの大トロでした。
 「グルメだ」とは口が裂けても言えない私。震える箸先で一切れをつまみ、お醤油とワサビをつけて、そっと口の中に運びました。ブァ〜ッと口全体に広がるソフトな食感の後、トロ〜っととろけ、金粉のシャキシャキ感が見事なハーモニーを醸し出している、う〜〜〜ん、トレビアン!!
 金粉がシャキシャキってのもおかしいですね。適切な表現方法が見当たらず苦しんでいる私をお許し下さい。

 東京などで、もし同じモノを食べようとすれば、おそらくケタがひとつ増えるはず、などと実に現実的な計算もついつい頭の中でしてしまいました。マグロ以外にも高級な食材をたくさん注文し、40ウン年生きてきた人生の中で最も至福のひと時を過ごしたのでした。

 これに怒ったか冬将軍(笑)。22日夜から全国的に冬型の大荒れの天気となり、各地で雪の被害も続発。気温も上がらず、発進時にタイヤを滑らせている車や、バッテリーがやられて立ち往生の車も市内あちこちで見受けられました。全国的になったニュースとしては、大韓航空機が青森空港に着陸した後、降り積もった雪で見えにくくなっていたため、誘導路を誤り、動けなくなってしまい、その間、発着ができなくなってしまうという事故もありました。とはいえ、まだ30センチそこそこの積雪量。過ごしやすい冬であることは間違いない。

 

掲載日
 01/21
 1年で一番寒い日とされる大寒の21日、男鹿で釣りをしてきました・・・、いや、釣行時間わずか3分の釣りでした。穏やかな天候の中、港を出て、沖磯に渡ったのが午前7時。釣り座の選定&エサの準備に20分、仕掛け作り等に10分。午前7時半に「さぁ〜やるかぁ〜」と期待に胸膨らませて、第一投。

 ふと前方に目をやると、ついさっき、下ろしたばかりの客を再び乗せているのが目に入ってきました。

 「???、随分、短気な客もいるもんだ。もう磯替えかい?」と思ってたら「撤収!!!!」の声が・・。

 えええ?そんなぁ〜、うっそぉ〜。今、7時33分だぜぇ〜。とはいえ、船頭の言葉に逆らえない。来たばっかりなのに急いで荷物をまとめて帰る支度を始めた。確かに波はものすごい。振幅の大きいうねりを伴って、我々を飲み込まんばかりにドドドォ〜ッと押し寄せる。釣り座を構えた時、本日の釣りは、この“東映映画のオープニングのような荒波”に気をつけなきゃいけないなと心構えはしたのだが、まさか戻ることになるとは全く思っていなかった。
 納得はしづらかったが、渡船歴ウン十年の大ベテラン船頭の判断に異論を唱える知識など持ち合わせていない。これがルールなのだから。
 一刻を争う撤収なだけに、船に乗り込む際の指示には船頭の荒々しい言葉が飛んだ。

 「待で!待で。慌でるな!そごだば危ね。そっちさ行げ!もっと左に寄れ、もっとや。ヨシ!!」
 約15名の客すべてを回収した時、笑みと「ワッハッハハ」の声が船頭から漏れた。まずはホッとして出た笑いだったのでしょう。
 今日は非常に貴重な経験をしました。こんな釣りもあるんですねぇ〜。ギネスに申請しよ〜かな(笑)。

 

掲載日
 01/16
 今冬、2回目の釣りをしてきました。つい前日までは、北海道に大雪を降らせた低気圧のせいで、青森県内の各地でも大荒れの天気だったのですが、今日は4日ぶりにお日さまが顔を覗かせ、良いお天気になりました。
 釣行地は津軽半島の西側、小泊村下前。約2時間弱のドライブののち、下前漁港に辿り着くと、そこには50隻以上のイカ釣り漁船が所狭しと停泊していました。イカの集魚灯(透明な縦長の電球)が1隻に約50個ほど付いているでしょうか?これらにスイッチが入った時の明るさを想像すると、つい目がくらんでしまうのでした。

 次に右の写真。なんの変哲もない道路ですが、前方を良く見てみてください。橋脚が見えますよね。そうなんです、バイパスです。それまでは山際にへばりつく道路を走ってましたが、あまりにも崖崩れなどの被害が多く、それらを避けるためのバイパスが岸からかなり離れた位置に昨年、完成しました。クネクネ曲がりくねっていたのとは対照的に直線が多く、非常に走りやすくなったのですが、少し恐怖感があります。なにせ、日本海の荒波で有名なこの地ですから、橋脚がそれに持ちこたえられるだろうか?と不安を感じつつ、走行してきました。今のところは、新しいから、まだイイとして、この先、危ない目に遭いたくないモノです。

 

掲載日
 01/12
 暖冬だと喜んではいますが、やはり“冬”ですね。荒れる時は、この世の終わりのようなすさまじい大荒れとなり、冬を実感させられます。11日はまさにそれでした。しかし、これが長続きしないのが今年の冬です。一日経った12日は青空が広がり、前日とは打って変わって、県内のスキー場では最後の冬休みを楽しもうと家族連れのスキーヤーでにぎわったようです。

 前年とは約30センチも積雪量の少ない青森市。右写真は12日深夜に行われた除排雪の模様です。19センチの積雪(12日午後11時現在)でブルが来るとは思いもしませんでした。あまりにも出番が少ないので出動せざるを得なかったのでしょうね。ブルだけじゃなく、排雪用の大型ダンプも動員しての、やや規模の大きい除排雪でした。景気がよければ、後回しにされるのかもしれませんが、この不景気ゆえ、委託業者も稼ぎにありつくためにもここら辺りで出ておかないと困るんでしょう(笑)。もっと、やりがいのある除雪作業をしたかったでしょうね。あっという間に終わってしまいました。

 そういえば、かつては、深夜の除雪作業で家がグラグラと大地震のように揺れ、寝不足になったものですが、ここ最近は非常に快適なウィンター・ライフを送っているのは、やっぱ暖冬だということなのでしょうかね?
 喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら。

 

掲載日
 01/08
 8日未明から、激しい暴風雪に見舞われた北日本では、終日、交通が混乱する寒い一日となりました。大雪注意報が出たにも関わらず、強風(午前10時21分に25.9キロを観測:台風並みですよ、コレって)がビュービュー吹き飛ばしたので、あまりたいした積雪量にはならず、まずはホッと一安心。
 この大荒れの天気もわずか1日でおとなしくなり、9日からは回復しそうです。

 さて、左の写真。車と車のすき間に小さな雪の山ができました。車後方から吹き込む風雪が車前方でウズを巻く状態になった結果、吹きだまりとなって御覧のような山ができたのです。今日はこんなのが、駐車場のあちらこちらへできており、丈の短いブーツを履いてきた人達は運転席まで歩いていくことができず悲鳴を上げておりました。
 今日は気温も上がらず、0℃を行ったり来たりの寒い一日でした。そんな中、冬期講習のため、早朝に出校した息子は、なぁ〜んと学生服のみで家を出たんです。あまりにも、この吹雪模様に不釣り合いなので、夕方、帰宅した彼に尋ねると「学生服の中にはジャージを着ているから寒くない」と言う。まぁ、確かに、見えないところで厚着?をしてるんだと感心はしたものの、若いふりして(笑)、かなり無理もしてるなと思った次第です。

 

掲載日
 01/06
 4日、秋田県の男鹿へ今年初の黒鯛釣りに行ってきました。気温約0℃、西風約13m、時折、岩場を這い上がって来た波に頭からザンブと海水を浴びせられつつも、良い思い出を作りたいと精一杯、頑張ったのですが、どうやら黒鯛達は長期のお正月休みを利用して実家へ帰っていたようで、誰にも釣れませんでした(これがせめてもの救いです。釣り師ってのは勝手なもので、自分に釣れないと他人の釣果が気になります:笑)。

 気象状況は過酷ですが、積雪は一切無く、見てお分かりの通り、釣り場には雪の「ゆ」の字も見当たりません。でも、青森市から約100キロほど(能代市の手前付近)は道路がテッカテカの完全凍結路でして、随分、神経を使ったドライブでした。何しろ、190キロ離れた男鹿へ午前6時には到着しなければなりませんから、青森の出発時刻を逆算すると、必然的に深夜、しかも最も気温の下がる明け方にハンドルを握っている事になります。角度のあるカーブに差し掛かると、初心者ドライバーのようにノロノロ走る結果となりました。幸いにも、この時期のこの時間帯はほとんど単独走行状態でして(夏場は貨物トラックや暴走好きな若者が運転してるらしいスポーツカーがビュンビュン走っている)、前後には誰もいません。

 今年早々と“鼻垂らし(釣れなかった事)”に終わり、悔しい思いをしたので釣行記に迫力が全くありませんが、お暇でしたら、読んでみてくださいませ。このトップページに「釣れました!」と景気良く、アップしたかったんですがねぇ〜、世の中ならぬ「海の中」は甘く無かったです(笑)。

 

掲載日
 01/01
 新年早々の元日の夜、「2004年の釣り」をテーマに、我が津軽藩釣り倶楽部の新年会が行われました。
 これには、昨年、いろいろとお世話になった三厩村の水嶋船長さんや青森市内の須藤船長さんが加わり、大いに盛り上がりました。そこでは、もしかすれば、北国の釣りを変えてしまうんではないかと思われる重要な情報が飛び交い、今回、非常にタメになったなぁ〜との満足感に浸りつつ、つい先程(既に日が変わった2日の午前3時)、ワタクシ個人のお開きを宣言して家に戻ったところです。多分、その後もまだ、みんなは宴会を続けているのではないでしょうか?

 そしてまた今回は、単なる新年会というテーマだけでなく、メンバーの重要な位置を占める一人、永野さん(右写真の左の人物:奈良県出身)が、お屠蘇気分も抜けきらない今月中旬に、青森は六ケ所村を離れて、遠く広島へ転勤することになった送別の意味合いが加わり、いささか“涙そうそう”の会合にもなりました。
 氏は、ヨダレたらたらの情報が目の前で交換される中、思わず「クソ〜、そんなにおいしい情報があったんかいな?不祥事を起こして、ココに舞い戻ったるわぁ〜」と言った・・か、どうか・・はフメイです(笑)。
 この模様は、
徒然草で紹介してますので、どお〜ぞ見てやってください。

 

掲載日
 01/01
 明けましておめでとうございます。今年もど〜ぞよろしくお願い致しします。

 浜崎あゆみがレコード大賞3連覇して、ボブ・サップと横綱・曙との対決がとんだ茶番に終わり、紅白歌合戦では白組が大差で勝利(一部、集計の機械にミスが出たみたいだが…)した2003年・平成15年が、アッと言う間に過ぎました。
 雪の無い穏やかな正月になりました。わずか3センチ(元日午前0時)しかありません。さぞ、楽な初詣だことでしょう。20代の時は新年の初詣でを青森と弘前の各神社をハシゴして、朝までかかって行なったものですが、今はもうダメです。晩酌をしてしまうため、まず動きが取れないというのもありますが、それよりもこのツアーをやりたいと思っても付き合ってくれる仲間がいないんです。そりゃ、そうですよね。意味ないですからね。
 でも、意味なくとも行動してた若い頃が妙になつかしく思います。あぁ〜、トシをくった証拠だね。

 今年は健康で、良くお魚が釣れて・・・・そぉ〜だ、暑い夏の年であって欲しいです。まともな四季が訪れる2004年になるよう切望します。そのためにも、この冬が暖冬だと困るんですよね〜。


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