各地の高い山で初冠雪のニュースが伝えられるようになりました。今年の夏は近年稀に見る猛暑だっただけに、秋の訪れもゆっくりになるのではとの見方が大勢を占めていましたが、切り替えスイッチが入ったように一気に涼しくなりました。朝晩の冷え込みで、2〜3日前には我が家でついに暖房をつけ、寝具も少し厚くなりました。

　確か、報道では暑さが9月もしばらくは続くと伝えていたと思いますが、まもなく9月が終わろうとしている今、振り返ってみると、ハズレましたね。あまりの暑さに悲鳴を上げていた畑作農家やホタテ漁関係者は、この涼しさ、あるいは寒さで平年並みに戻ってくれることを強く期待しているのではないでしょうか。
　ホタテは深刻です。いつもお世話になっている横浜町・幸丸の中山船長が例年の出荷作業が出来なくて困惑しています。また、新聞では高水温のために稚貝がへい死しており、来年のホタテ漁にも大きな影響が出そうだと報じてました。

　暑くても寒くてもいけない。普通なのが一番、平和なんですね。うむ、そうだ、普通が一番！

　前日の予報では、秋雨前線が悪さして、北の風がやや強く吹くというモノでしたが、津軽海峡は全くの外れで、風も波も雨も無い実に穏やかな海況でした。そんな中・・・・。

　本日のメインは、すでにおわかりの通り、仙台から“お忍び参加”のKaSさんに出た78.5センチ、5.5キロのビッグ真鯛。氏は、この他にも63.5、60センチ台（未計測）など数多く釣り、クーラーの蓋が閉まらない釣果とともに帰仙しました。

　釣行記をアップしました。真鯛ページから入るか、ココをクリックしてご覧ください。

　ココで紹介するのは、水戸市の偕楽園とカシマスタジアム。正直なところ、メインはカシマだったので、偕楽園訪問は時間ツブシのつもりでした。ところが訪れてみて大間違いだったことに気が付きました。
　ホテルからは自転車をレンタルし、ボディーガード無しの自由きままな水戸市内散策をしたのですが、市民憩いの場・千波湖の自然環境の素晴らしさに驚かされ、続いて偕楽園・好文亭の見事に整備された美しさと歴史の重みに腰が抜けるほど感動し、とても良い思い出を作ることが出来ました。

　そして翌日。午後3時開始のゲームに合わせて、午前中から鹿島市内に入って、鹿島神宮とアントラーズのクラブハウスを訪問。神宮では満を持して引いたおみくじが、生涯初の「凶」と出て、意気消沈どころか、血気盛んとなって、カシマスタジアムへ。
　試合はマルキーニョスのハットトリックで3対0と大勝し、これ以上無い最高の展開になりました。試合後は水戸市の本格的高級レストランで特上のサーロインステーキとビールで相棒Y君（申し訳ないけど、Y君は車の運転があったためアルコールは遠慮願いました）と祝宴し、本ツアーを締めくくりました。

　帰路では光陰矢の如しを実感して青森へ。すべてのスケジュールが終わった時ってのは、泣きたくなるほど寂しいもんですね。楽しければ楽しいほど。でも、また、新たなツアーを計画して実行しようと、すでに考えています。懲りないヤツです。

　水戸ツアーの模様を徒然草に3つに分けてアップしました。そちらのページから入ってご覧下さい。