2004年の真鯛釣果(7月17日)

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 納 竿 同行者 釣 果
7/17
龍飛沖
曇り 大潮 2:40 10:04 4:20頃 9:00頃 6 0
 来月から始まるアテネオリンピックにあやかり、第一回ツガリンピック(津軽とオリンピックを掛け合わせた造語)真鯛大会が、伊達藩メンバー5名を迎え、津軽海峡を舞台に開催されました。

 前日はアンラッキーなことに、私の勤務は夜勤。磯釣りであれば、あとから駆け付けることが可能だが、船釣りゆえ、午前3時の出港には到底間に合うべくもなく、参加を断念したのだが、「(勤務が)終わるまで待つ」と言うメンバーの優しい心に胸打たれ、復活。無事に過ちを犯すことなく勤務を終え、すぐ合流し、竜飛へ向かった。

 予報は「曇り時々雨、南西の風約15m」と実に厳しいモノ。更に最近の釣果情報も芳しくないため、ややトーンが低い。それでも、遠路はるばる時間とお金をかけて来てくれた伊達藩各氏に釣って欲しいと願った須藤船長が「取りあえず出てみて、どうしてもダメなら別の方法を考える」と決定し、午前4時前、出港となった。
 ポイントに着いてみると風は強いものの、意外に波は穏やか。はやる気持ちを抑えていたものが、GOサインによって、一気に爆発。初めて真鯛釣りをするメンバーもおり、大真鯛が自分の針に掛かるイメージを頭に描きながら、しばし沈黙の時が過ぎた。

 午前5時前、一人の男の竿が半月の弧を描いた。うひょ、まさひろさんだ!根掛かりか?ぬ!違う。魚がついている。ドラグがジージーと耳障りの良い音を立てて辺りに響いている。竿の曲がり方からして大型サイズが想像されたのだが、約45センチと挨拶代わりのサイズ。まさひろ氏も引きが強かったため、期待したらしい。とはいえ、釣果一番乗りは何よりも嬉しかったはず。ニコニコだった。
 後で聞いた話では、船尾にいた面々にニヤッと不敵な笑みを時折振りまいては、リールを巻く動作を繰り返していたそうで、この挑発行為(笑)に敏感に反応したのが、我が津軽藩のリュウ氏。誰にも釣れなければ、ころ合いを見計らって、船中で仮眠するつもりだったが、以後、必死こいて釣りに専念することとなった。

 ポイント変更を数回繰り返したが、次第に根魚やベラ(この魚が釣れると真鯛は釣れないと言われている)ばかりが釣れるようになり、状況は下降線。しかもウネリが出てきて、揺れが大きくなってきたため、午前9時終了。船酔いを心配する方もおり、最後まで無事に釣りが出来ればいいなぁ〜と願ったが、いたって皆さん健康だった(笑)。港に戻った全員の表情は、一人を除き、海に大事な忘れ物をしてきたといったカンジ。前払いのお月謝を払ったと思っていただきたい。状況の良い時に、もう一度、遠征してきて貰えば、きっと輝かしい1ページを付け加える事ができると約束しま・・・・す、リュウちゃんが(笑)。

フォトギャラリー
↑南西の強風の中、出港の判断に少し迷ったが、取りあえず、出てみることに決定。ただ、意外にも海は静かでウネリも波高も無かった。 ↑伊達藩の中では最もキャリアのあるまさひろさん(左)。TOMEさんとどんなお話をしてたのか? ↑船の中央で堂々と竿を曲げた。必然的に皆の注目を浴び、それに気を良くした氏はリュウちゃんに挑発的な視線を送り、取り返しの付かないことをしてしまった(笑)。
↑みよしに私と一緒に陣取ったKaSさん。底取りに苦労してましたが、あと一回、通えば間違いなくわかるようになって、釣果も出ると思う。 ↑ウネリが出てきたので午前9時、終了。みよしに寝転がった途端、終了となり、取り残されたまさひろさんは、激しい波の上下に放り出されないよう必死につかまった。 ↑第一回大会優勝者、まさひろさん。釣果がなければ不成立だったので、周囲からは「大会潰しだ!」とのヤジもあったような、ないような。
↑合成保存料は使ってませんが、合成着色料を少しは使っています。ピンク色が鮮やかですねぇ〜。 ↑一行は「たっぴや」に立ち寄り、しばし休憩のあと、温泉に。私は勤務があるので、皆さんとココでお別れしました。夜は宴会が行われたそうでして、そこへ某氏から電話が…。某所での夜釣りで真鯛が10数枚出たとのこと。これを聞いて伊達メンバー、何を思う?
メモリアルショット

龍飛埼灯台をバックに記念撮影 (於 龍飛漁港)

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