2010年の真鯛釣果

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 納 竿 同乗者 釣 果
6/2
平舘沖
晴れ 中潮 5:55 12:22 3:30頃 12:00 8 0
 釣りを終えて港に戻ると、総理大臣が鯛陣表明・・・いや、退陣表明し、世の中は鯛変な・・・いや、大変な騒ぎになっていた。
 本日の釣果、またまたボウズに終わり、鯛釣りから退陣せよとの声も上がりそうだが、ワタシはヤメない、絶対(きっぱり)。

 さて、いつもより早い午前3時集合ということで、早めに平舘漁港へ到着。駐車場には車が2台しかいなくて、わずか3名での出港かと思っていると、はるか向こうから車がヘッドライトをピカピカ光らせて、数台連なってやってきた。
 つい数分前に到着の須藤船長曰く「今日は9人乗るから、一番大きい海幸丸を使う」
 この言葉のあと、一気に賑やかになった。準備を整えて、船に荷物を積み込んでいると、つい最近、どこかで見たことのある人を発見。
 良ぉ〜く顔を覗き込むと先月18日にお世話になったボブさんだった。「あらま、ど〜したの?」と挨拶し、がっちり再会の握手。
 更に周りを見回すと、メキラさんの姿も。
 そして更に、我が合衆国ホームページの訪問者だという“しらちゃん(ご本人の希望)”から「初めまして」の挨拶を受けた。

 情報では朝一が勝負だらしい。ポイントに向う途中、底から上10m付近に魚影反応が出たため、早速、スタートしてみたが、ヒットしない。ほんの10分ほど遊んだのち移動。魚探を見ながら、盛んにポイント移動を繰り返す。結局、本日は平舘→石崎→袰月と走り、後半は平舘方面に戻って宇田トンネル付近を重点的に探った。片道約10キロ強の移動は、須藤さんならではの「釣らせたいがための配慮」か。この配慮に応えたいのは山々だが、なかなかアタリを捉えられず、辛い。

 午前5時20分、船尾右舷の、しらちゃんに本命がヒット。朝の早い段階だったため、動画撮影のチャンスは、この先、まだあると判断し、写真のみの撮影にしたのだったが、終わってから後悔。本日唯一の釣果・・・つまり本日のMVPだったので実に惜しいことをした。動画で撮っておけば良かったと悔やまれる。

 しらちゃん、久しぶりの真鯛は62センチ。おめでと〜。
 ヒットリグは「ちょうえい(長栄?、ネットでこのリグを検索してみたがヒットせず)」、エサはほんの少し、一匹掛け?みたい。
 「みんながカブラやジグなどを使っているのを見て、自分は違うので狙ってみようと思って、このリグを選んだ」(しらちゃん談)
 ん〜、策士だなぁ〜。自分もその性質なんだけど、最近、それで良い思いをしてないのが悲しい。

 一方、船首右舷のボブさんは快調に底からアタリをとらえている。カレイを快調に釣ってるので、何かのポーズをお願いしたところ、ダブルヒットした隣りの同僚の方と一緒にカレイに食い付いてくれた。なんとまぁ〜、ノリのイイ人達だぁ〜。
 このあと、ホヤもどきの未確認生物を釣り上げて話題提供をしてくれたのだが、お互い、釣りたいのは、やっぱ本命。そんな気持ちを抑えつつ、サービス精神旺盛で快く被写体になってくれるボブさんには感謝してまぁ〜す。

 船尾左舷でアキラさんの竿が曲がった。かたずを呑んで動向を見守ったが、まもなくして歓声が溜め息に変わった。船上に上がったのはサメ。しかも針が掛かったのはシッポである。以前もこんな光景を目にしたことがある。サメはリグをシッポで遊ぶか、払おうとする習性でもあるのか?

 終了の時刻が迫るにつれて、徐々に本日のボウズも覚悟し始める。今シーズンはこれまでの中で一番、気持ちが充実しており、たくさんの手応えを味わうつもりだったのだが、もう一ヶ月半以上、本命のアタリから遠ざかっている。大スランプじゃぁ〜。

 参考までに、県産業技術センター水産総合研究所(青森県)が定期的に発表する水温の状況によると、平舘沖の底層で昨年の同日比2.1℃低く、水深15mで1℃低い。
 特に6月3日発表のモノでは、平舘ブイの1〜15m層は「はなはだ低く」、30m層は「かなり低く」、底層は「やや低め」と、釣れない理由を裏付けるような情報で、ちょっとだけホッとした。

フォトギャラリー
↑午前3時50分、下北半島のシルエットを見ながら、ポイントまで移動。この時が、
これから起こる“はず”の大物との出会いに乗船者の誰もが最も胸膨らませる時間でもある

しらちゃんのコーナー
↑しらちゃん、久々の62センチ。釣った人って、みんなイイ顔してるねぇ〜。うらまやC〜

ボブさんのコーナー


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