2011年の真鯛釣果

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
6/3
今別沖
小雨 大潮 5:51 10:20 3:50頃 11:00 4 1
 前回の激シブ釣行から約10日。この間、好調な釣果を上げた釣り友から、写メと情報が続々と入ってくる。居ても立ってもいられない。様々な刺激を受けながらの今季第三弾釣行は、三厩港からの出港だった。当然のごとく、三厩沖合での釣りになると考えていたが、新船・飛鷹IIは進路を東に取って、しばらく走るので不思議に思い、須藤船長に「今日のポイントは?」と尋ねた。
 答えは「高野崎の先」。
 うっへぇ〜、前回の激シブポイントと同じ??・・・と、少し慌てる。でもま、あれから10日も経っているんだから、状況は変わっているだろうと気を取り直して準備を始めた。

 30分ほど走ってポイントに到着。付近には20隻近い船がいる。午前4時、フィッシング・スタート。
 やがてエンジンを止めると、シーンと静まり返り、時々、どこかの船からはしゃぐ声が聞こえてきた。オッ!釣れたかな?と思い、耳を澄ますと「水際で鯛の色が変わった〜」と嘆く声。笑うと同時に我が身に起こらなければいいなと念じた。

 大潮だというのに、あまり流れがきつくない。ほぼ真下の底取りをしたあとに、10m前後上げて、神経を研ぎ澄ましてハンドルを巻き上げてみる。アタリが無い。
 ポイント移動を数回繰り返し、根気よくカブラ操作をしていた午前6時、船尾右側に陣取った松ちゃんに“何か”がヒット!

 「真鯛はグイグイ引くから凄いよ!」とアドバイスしていたため、それとはちょっと違っていたらしく「良くわからない。鯛じゃないかもしれない」と彼は言う。

 (テツandトモ風に)♪なんだろ〜? なんだろ〜? なんだ なんだ なんだろ〜?

 急がず、慎重にやり取りするよう話していた時、ゴン!と自分に大きなアタリが来た。オオッ!こいつはいける!ドラグの音も悪くない。間違いなく真鯛だ。

 (下に続く)


フォトギャラリー
松ちゃん、真鯛チャレンジ2回目にして、本命ゲット。凄いじゃん!
嬉しい一尾、おめでと〜。更なる大物に巡り合うことを期鯛(期待)します

シロ○○さんの真鯛 ワケあって顔を出せないZさんの真鯛は約70センチ前後

↑63センチ真鯛は良く引いてくれました

 (上から続く)

★本日のヒットリグ★
SHIMANO 炎月 50g
  ダブルヒットで楽しい悲鳴を上げながら約5分。松ちゃんの獲物が正体を現わした。
 「ん?・・・・やっぱり真鯛じゃん!やったね!良かった、良かった」 いやぁ〜、チャレンジ2回目で本命ゲットとは素晴らしい。タモ入れは本日初対面のZさんが船首からわざわざ駆け付けてくれて、お願いした。

 さて、今度は自分の番。近付くにつれて、おまつりしていることがわかり、一瞬、ヒット中なのは自分でなくて、背面のシロ○○さんではないか?と思ったが、からみつつ、シロ○○さんの青系のメタルジグが浮いてきて、間違いなく、獲物は自分の針を食っていると確信する。

 観念した真鯛がようやく「こんにちは〜」と挨拶のため上がってきた。
 松ちゃん53センチ、自分63センチ。早速、お互いに記念写真を撮り合って、満面の笑み。

 ほぼ同時刻にヒットしたことから、この二匹、夫婦だったのかな?と予想したが、解体後の性別確認では、どちらもオスだった。
 My真鯛の胃袋はほとんど空っぽ。食い気があったとは考えにくい。カブラを食いに来たというよりも、得体の知れないモノに興味を示し、遊んでたか、あるいは排除しようと威嚇して口を使ったか?真相や、いかに。

 早い時間帯に釣れたので、だいぶ気が楽になり、肩の力も抜けたことにより複数枚ゲットも・・・と頭の中で欲張りな計算をしてみたが甘かった。本日は一枚のみで終了。

 我々の他には、ポイントをいくつか変えた後の午前7時、船尾左舷のシロ○○さんにヒット。また、その数分後には船首右舷のZさんに本日最大サイズ・70センチ前後がヒット。合計で船中4枚の釣果で午前11時、終了。

 シロ○○さんの真鯛もさほど引かず、おとなしく上がってきたとのこと。鯛の世界にも草食系が増えているのか?それを探るべく、今後も地道な捕獲活動を続けて、調査をし。おあとがよろしいよ〜で。


★ return ★