2013年の真鯛釣果

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
8/3
平舘
晴れ 中潮 7:10 13:45 4:00 11:00 0 7
 週末になると吹いていたヤマセがようやく収まり、ブルーウッズでの出港となった。この日の客は、なんと自分しか居ないという。乗り合いなのに、チャーター並み。どうしチャーターのだろ(笑)。一人でもいいの?
 非常に申し訳ない気持ちだったが、船長が「中止にめげず、予約してくれたお客さんへのお返し」だと言うので甘えることにした。

 午前3時半、薄暗くてライトが必要な漁港に到着。周囲を見渡して「???」が頭の上に沢山出た。あの賑わいはどこへ行ったのか、釣りの準備をしている人のシルエットがどこにも見当たらない。キツネにつままれたような気分で支度を始めた。
 船長が到着し、挨拶を交わすと「朝まずめ狙いよりも、9時頃に出て夕まずめに絞った感じの釣りが主体になりつつある」そうで、それを聞いて納得。

 朝は、明け方の短い時間帯にバタバタ釣れて、その後、沈黙&納竿というのがパターンだそうだ。その言葉を裏付けるように、ポイント到着後、一投目でゴンと竿先がお辞儀。アワセを入れるタイミングを逸し、まもなくバラす。
 バラした罪として、しばし沈黙タイム。だが、そう長くは続かなかった。

 ジグは40gをメインに、底取りした後にゆっくりハンドルを巻く釣り方。底の魚探反応が良かったため、10mほど巻いたら落とす動作を繰り返して食い付きを待った。5時頃(だったか?)約50mの底で一発目がヒット。これが呼び水になって、以後、30分置きぐらいにヒットするゴールデンタイムに突入した。
 サイズは50センチ前後と、やや小ぶりではあるが、二の腕にくるパワーはまずまずで、釣りの醍醐味は充分だった。魚探は底にポツポツ反応出すも、ソイツは食い気無く、ソッポむかれ、回収して中層に差し掛かったジグにヒットする「ひねくれ真鯛」が混じり、船長は頭をかしげた。

 午前7時半までに5枚上がり、バケツの中は満員電車並みの混雑。時折、尻尾をバタバタ振って「早く涼しいクーラーに入れてくれ」と騒ぐ(ワッハッハ)。気持ちにハングリーさが出なくなったのがいけなかったか、その後、アタリが遠のいた。

 (下に続く)


フォトギャラリー
 船首は、こんな感じ。まだ釣り座を構えたことは無いが、床がフラットで釣りやすいのではないだろか?  今回、自分は船尾を縦横無尽(無人)に使った。なお、青いクーラーボックスは午後便のお客さんの持ち物デス
 右舷にはスタンドが9本有り。反対の左舷側は船長の通路確保のためスタンド使用は出来ません  本日のヒットジグ。針付近は公開不可のためボカシ(笑。大間のマグロ漁師じゃ無いのにネ)
サイズは小さいが、7枚は自己記録更新 鯛釣り、やっぱオモロ〜

 (上から続く)

 船長から「気分変えて、北に位置する石崎へ行ってみますか」と言われ、イエェ〜ス!
 移動中、釣友に写メを送信して大いに煽ったら、携帯のバイブがひっきりなしにブルブル鳴る被害に遭う(笑)。今後、煽るのはヤメよう。

 10時、久々のヒット。アワセも入れて、しっかりフッキングもさせたので、余裕かと思われた時に、ふっと軽くなった。あちゃ〜、ラインブレイクでジグごとロスト。ラインの傷チェックをしとくんだった。本日の働き者だった赤金のムーチョルチアが海の底に沈んだ。ううう、なんまいだ、なんまいだ、まだ、ごまいだ。

 しかし神は我を見捨てなかった。6枚目がヒット。上層で食ったために、ワラサ弱クラスの青物ではないか?と期待されたが、しつこく真鯛。少なくとも、後半は沈黙のまま終了というパターンを崩すのに成功。

 もう、船長と二人で大満足。時計を見ると、残り時間は5分になっていた。ラッキーセブンで終われれば・・・と欲張りな考えをして、最後のキャストをした。
 大物が潜むボトムをジグが通過したので、船長に「終わります」と告げ「了解」・・・・と言ったその瞬間、キュゥ〜ンと竿が曲がった。やったぁ〜、7枚達成!ドラマチックなエンディングに、船長から「うまい!」と言われてしまう(笑)。

 これにて前半戦の真鯛釣りは終了。楽しい一日だった。こんな絶好調は初めて。
 ブルーウッズ&船長とは、ウマが合うみたいだ。後半戦も楽しみだ。

 終わってみると、手の平や足の土踏まず、つま先などが、夏の風物詩「蚊」にやられていた。この釣行記を書いている間も、痒くてたまらない。夏だけに真鯛の怨念が、蚊に刺すよう仕向けたのだろうか? 薬を塗ってるが、今晩はひたすら我慢するしか無いんでしょね。


★ return ★