2014年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
5/18
平舘沖
曇り 中潮 5:10 11:36 4:00 10:30 2 4
 今回は仙台グループ6名、地元青森から5名、合計11名による仕立て。ブルーウッズと第二岬丸の2艘仕立ての予定が、岬丸船長ご家族のご不幸により、急きょ、ウッズ船長が他船を手配してくれて行うことが出来た。真鯛ラッシュに沸く、この時期に、他の船を見つけることは至難の業。手を尽くしてくれたウッズ船長に感謝である。

 船は準備出来たが、天気が怪しくてヤキモキした。前日は小型台風並みに10mを越える西風が吹き、予報のほうも各天気サイトが混乱状態で、中止も有りか?と覚悟を決めて、前夜午後6時、恐る恐る出船確認したところ、大どんでん返しの「出船します」に思わず、オッシャー!と握りこぶしを作ってました。

 船の割り振りが3人−3人−5人と決まり、自分は3人船「Kaishin」に乗船。
 案内されて良く見てみると、カッコいい船に感激。普段、マグロを狙ったお客さんを乗せているとかで、平舘から津軽半島をぐるり回って日本海側の小泊や車力まで遠征するらしい。甲板も操舵室も実に奇麗に掃除されている。船が整理整頓されていると気分がイイ。午前4時、いざ出発!

 港を出ると、うねりがあった。波が船底を叩き、時折、体が宙に浮く。そんな中、鯛カブラをセットして最後尾のロッドスタンドに刺して、操舵室を観察していたところに、O柳君の指摘で振り向くと、ひゃぁ〜、カブラがリングから外れて海の中に落ち、トローリングのように引きずっていた。回収しようとハンドル回すも、既にかなりラインが出てて、あえなくすべてロスト。リールには空になったスプールだけが残った。ううう、今日が買ってまだ2回目。いきなりメインラインを失うアクシデントにガッカリ。

 でもま、ポイントに到着して第1投目で真鯛ヒットし、落ち着くことが出来た。水深約50m。底から10mほどでココンと前アタリの後、追いかけさせたところ、見事にハマる。ボウズは身に応えるから、それが早々とクリアされるのは以降の釣りに余裕ができて精神的にかなりイイ。まもなくして、またヒット。同様の当たり方だ。2枚とも40前後。

 今回はメタルジグを封印しカブラに賭けたが、こうして結果出たので型には満足してないが嬉しかった。

 (下に続く)


フォトギャラリー
本日はマグロ釣り船「Kaishin」に乗船 非常に奇麗に掃除されていた
O笠原君本命より価値あり?のデカ平目 O柳君、感激の一尾
気さくな助手氏。お世話になりました 「Kaishin」ステッカーもあるんだね
嬉しいネ、やっぱ釣れると 本日のヒットリグ60g

 (上から続く)

 同行者の若手2人は昨秋から真鯛釣りを始め、今回が2回目。意気込みは伝わってきたので、勉強もしてるし、ほったらかしにしていると、O柳君が竿を曲げた。バラさないよう慎重に回収して60弱クラスの鯛をゲット。今後、心は完全に鯛に向かうはずだ。

 もう一人の若手O笠原君にジワジワとプレッシャーが掛かり、さぞ、心穏やかで無かっただろうが、かなりの重量を感じる魚をヒットさせ喜色満面だった・・・が、上がってきたのは赤くは無く、黒かった。船上が「オォ〜、ヒラメ〜」とどよめく中、ネットイン。本命に負けじ劣らずの70クラス平目はお見事。

 仕掛けを中層に漂わせた状態で、バッグから替えの手袋を取ろうと、船べりのホールに刺して置き竿にした。なかなか見つからず、苦労していた時、ロッドがしなり何度も首を振っているのに気付いた。慌てて手に取って巻こうとしたら、スゥーっと軽くなった。全くカブラの重みを感じない。なんの抵抗感もないまま、ライン回収すると、結束部でなく、PEの高切れだったことが判明。新品の遊動式カブラを返せ〜!

 9時。イソメが活躍の場を与えられず、寂しそうにしており、そのまま海に流されるのも可哀想だったので、カブラに1針2匹ずつ付けてチャポン!してみた。す・る・と・・・・ぎょえぇ〜!なんじゃ、こりゃ。引くぅ〜!水深40mで、ラインは110mあるので安心してイイはずだが、この鯛、パワーあって、突っ走るため、次第に「どぎゃんかせんといかん」との思いが強くなった。ドラグをちょっち締めてみた。この時にバラシて後悔した人の姿を良く見てきたので慎重だった。しっかし、巻き上げても再びドラグが出て、本日最高の興奮タイムに突入である。おろ〜、また引くぅ〜。サイコーだね、真鯛釣り。敵もだんだん疲れてきたか強引な突っ込みをしなくなってきた。
 パッツンすることなく、やっとネットに掬われ、フッ!と深呼吸が出た。ロッドを支える右腕がパンパンだぁ。

 魚は船長に任せて、腕をさすりつつ、次を投入すると、またまた来た!キャァ〜ヤメてぇ〜!・・・ん?でも、大騒ぎするほどの手応えでは無い、ワハハ。

 10時半、終了。港に戻ると、既に他2隻が到着し、くつろいでいた。
 斉藤さんが6枚で竿頭。大物賞はレフティー豊川さんが75cmでぶっち切りのトップ。

 仙台グループは二手に分かれて、アベ号(3人乗車)が青森県野辺地町の「まかど温泉ホテル」に宿泊、TOME号(こちらも3人乗車)は日帰りと、OBと現役の差が出た。

 こんなハード釣行はモノともしない彼ら。既に7月に釣行計画をしているというのに、6月も釣りをしたいとの強いリクエストが出て来たので現在、計画中である。


中間の赤いポツポツが真鯛 75cmゲッター、いい笑顔 3隻目の「天竜」
ブルーウッズ ブルーウッズの釣果。この絵に熊さんも加わって欲しかった、残念

★ return ★